2025.05.27 2025.05.27
本記事では、家の中にブヨが出た場合の駆除方法や家に寄せ付けないための予防策などについて詳しく解説します。
「家の中に出たブヨは自力で駆除するべき?」
「業者に頼むべきなのはどんな時?」
こんな疑問・悩みを解決!記事後半では、ブヨ駆除を依頼する業者の選び方もわかりやすく解説します。家や部屋の中にブヨが発生して困っている人はぜひ参考にしてください。
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目次
ブヨとは?家の中に出る原因と生態
ブヨ(ブユ)は野外で見かけることが多い虫ですが、条件がそろえば家の中にも侵入してくることがあり、咬まれると強烈なかゆみや腫れを引き起こす厄介な害虫です。 その被害は蚊よりも深刻で、適切な対処が求められます。
まず、ブヨの基本的な特徴から、蚊やダニとの違い、家への侵入原因、そして屋内での繁殖の可能性について解説します。
ブヨの特徴
ブヨ(ブユ)は、体長1.5〜5mm程度の黒っぽい小型の吸血昆虫で、渓流や湿地などの水辺に多く生息します。 見た目は小さく蚊と間違われやすいですが、蚊よりずんぐりとした体型で、羽音を立てずに近づいてくるため気づきにくいのが特徴です。
ブヨは人間や動物の皮膚を「噛んで」吸血し、強いかゆみ・赤み・腫れが長時間残ります。特に噛まれた翌日以降に腫れが悪化しやすく、アレルギー体質の人や子どもは注意が必要です。
ブヨと蚊・ダニとの違い
ブヨは蚊やダニと同じように吸血被害をもたらしますが、その生態や被害の性質には明確な違いがあります。
まず蚊は針を刺して血を吸いますが、ブヨは皮膚をかみ切って出血させた血をなめ取るため、傷口が大きく腫れやすく、痛みやかゆみも強く残るのが特徴です。一方、ダニは屋内の布団やカーペットなどに潜み、長時間接触した肌を吸血します。
ブヨはダニと違って日中の屋外活動中に被害が出やすいですが、屋内に持ち込まれるケースもあるため、蚊との区別と合わせて認識しておく必要があります。
家の中にブヨが入ってくる原因
ブヨは本来、森や川沿いなどの野外に生息していますが、条件がそろうと家の中にも侵入してくることも。
特に網戸や玄関ドアにわずかな隙間がある場合、灯りを求めて飛んできたブヨが屋内に入り込む可能性が高まります。また、ペットの出入りや洗濯物の取り込み時に服やタオルに付着して持ち込まれるケースも少なくありません。 さらに、家の周囲に水たまりや湿った草地があると、発生源が近くなるため侵入リスクが高まります。
ブヨが家の中で繁殖する?
基本的にブヨは屋外で産卵・繁殖する習性を持つ虫であり、家の中での繁殖は、ほとんどありません。 ブヨのメスは水の流れがある場所に卵を産むため、屋内で世代を重ねることは考えにくいです。
ただし、家の敷地内や庭などに綺麗な水たまりがある場合などは繁殖するケースもあります。ブヨが家の中で増えることはまれですが、侵入経路を断たなければ被害が続く恐れはあるため、根本的な対策が重要です。
家の中にブヨが出たときの対処法
ブヨに噛まれると蚊以上に強いかゆみや腫れを引き起こすため、見つけたら早めの対処が大切です。 ここでは、ブヨが部屋に現れたときにまずやるべき初期対応、刺されてしまったときのケア、さらに有効な市販アイテムについて詳しく解説します。
まずやるべき初期対応
家の中でブヨを見つけたら、まずは落ち着いた行動が重要です。 ブヨは羽音がしないため見つけづらく、取り逃しやすいので、気づいた段階で駆除しましょう。
まずは部屋の照明を明るくして動きやすい服装に着替え、掃除機や粘着テープ、虫取り網などで捕獲を試みましょう。換気扇や窓の隙間など、出入りできそうなポイントをすぐに閉じるのも大切です。1匹見つけた場合、他にもいる可能性があるため、念のため周囲を確認しながら動きましょう。
すでに噛まれている場合は、先に応急処置し駆除作業に移るのが望ましいです。
ブヨに噛まれたときの対処法
ブヨに刺されたら、まず流水で患部をしっかり洗い流すことが基本です。 ブヨの唾液にはアレルギー反応を引き起こす成分が含まれており、放置すると腫れやかゆみが長引きやすくなります。洗浄後は氷や冷たいタオルで患部を冷やすことで、炎症を抑える効果が期待できます。そのうえで、市販の抗ヒスタミン軟膏やステロイド入り外用薬を塗布しましょう。
強いかゆみや腫れが出た場合、早めに皮膚科への受診を検討してください。かきむしると化膿するリスクがあるため、なるべく触らず、冷却と薬の併用で対応するのがベストです。
ブヨを駆除する市販アイテム
市販されている虫対策グッズの中には、ブヨにも効果のある商品がいくつかあります。
たとえば、ブヨに対応した「蚊・ブユ専用殺虫スプレー」は、直接噴射で即効性のあるタイプが多く、目視できる個体の駆除に有効です。「虫コナーズ」「虫よけバリア」などの吊り下げ型忌避剤やスプレー式忌避剤は、家への侵入を予防するのに適しています。ハッカ油スプレーなど天然成分の忌避剤も人気があり、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心して使用できます。
ブヨを家の中に寄せつけないための予防策
ブヨは蚊などとは異なり羽音がしないため気づきづらく、駆除よりも侵入させないことが重要です。ブヨを家の中に寄せ付けないためには、以下の3つの予防策を取っておきましょう。
- 網戸や窓の隙間を開けない
- 室内の湿気を適度に保つ
- 忌避剤や虫除けグッズを活用する
網戸や窓の隙間を開けない
ブヨは蚊よりも小さく、網戸のわずかな隙間からでも侵入できるため、まずは物理的な遮断を試むのがおすすめです。破れた網戸や古くなってたわんだ網戸は早めに補修・交換しましょう。
サッシと網戸の間にすき間ができている場合は、すき間テープでしっかり密閉すると効果的です。さらに、夜間は照明に引き寄せられてくるため、玄関や窓の照明はLEDにし、なるべく室内の光を外に漏らさない工夫もポイントです。
室内の湿気を適度に保つ
ブヨは湿度の高い環境を好むため、家の中の湿気管理も予防に効果的です。特に梅雨時期や夏場は、脱衣所・浴室・キッチンなどの水まわりの換気を徹底しましょう。除湿器やサーキュレーターを使って風通しを良くするだけでも、ブヨが好む環境を減らせます。
観葉植物の受け皿の水や、ペットの水飲み場などの細かな湿気ポイントにも注意が必要です。加えて、壁際や押し入れの中の空気もこもりがちなので、定期的に窓を開けて空気の入れ替えし、湿気を溜め込まないことが大切です。
忌避剤や虫除けグッズの活用法(ハッカ油・防虫ネットなど)
ブヨは、ハッカやレモングラスなど天然の香り成分を嫌う性質があります。そこで、ハッカ油スプレーやアロマディフューザーを玄関や網戸の近くに設置すると、侵入を防ぐ効果が期待できます。ハッカ油スプレーは水で希釈してスプレーボトルに入れ、窓枠や玄関まわりに吹きかけるだけなので、使い方も簡単。
こうした忌避剤を室内に入る前のバリアとして配置すれば、ブヨが寄りつきにくい空間を作れます。
ただし、一般的な蚊取り線香やノーマットなどは、ブヨに有効な成分が配合されておらず効果が期待できません。ブヨの被害を防止するには、「アース虫除け線香モンスーン」のように、ブヨに効果のあるメトフルトリンが含まれているものを選びましょう。
ブヨ駆除を業者に依頼するべきケース
ブヨに噛まれると強いアレルギー反応やかゆみを引き起こす場合があるため、状況によっては専門業者への駆除依頼すべきケースもあるでしょう。
以下のようなケースに該当する場合は、迷わず専門の害虫駆除業者への相談をおすすめします。
- 自力で駆除しきれない
- 体質的に噛まれやすい人がいる
- 小さな子ども・ペットがいる
自力で駆除しきれない
ブヨは小型で素早く、屋内の見えにくい場所に潜んでいることがあり、自力では完全に駆除しきれないことがあります。 また、市販の殺虫スプレーは効果が一時的で、根本的な原因や侵入経路の遮断までは対応できません。何度も再発していたり、毎年決まった時期に発生したりする場合は、すでに家の構造や周辺環境に問題がある可能性が高く、専門的な調査と処置が必要です。
業者であれば発生源の特定や再発防止策を含めて対応してくれるため、長期的に見ても安心です。
体質的に噛まれやすい人がいる
以下のような人は、体質的にブヨに噛まれやすいので注意が必要です。
- 体温が高い
- O型
- 色黒
- 汗をかきやすい
- 肥満体質 など
特にアレルギー体質の人や肌が敏感な人が噛まれると、通常よりも腫れやかゆみがひどくなり、日常生活に支障をきたす場合もあります。 かゆみで夜眠れない、肌トラブルになったなどの経験がある人が家族にいる場合、再発防止まで含めて専門的な駆除を検討すべきです。
医療費や精神的ストレスを考えれば、早めに業者に依頼して根本から解決する方が結果的に負担が少なくなります。
小さな子ども・ペットがいる
小さな子どもやペットはブヨに噛まれやすい上に、被害を訴えづらい・掻きむしって悪化しやすいなどのリスクがあります。特に子どもは皮膚が薄く、アレルギー反応を起こす可能性もあり、1回の被害が大きな問題になることも。 ペットは床に近い位置で生活しており、ブヨの格好の標的になりがちです。
業者に依頼すれば、ペットや子どもへの安全性に配慮した薬剤の使用や施工方法を提案してくれるため、安心して駆除を任せられます。家族の健康を守るという観点からも、専門家の力を借りる価値は高いでしょう。
ブヨを始め害虫駆除の業者選びで見るべきポイント
ブヨやダニ、ゴキブリなどの害虫駆除を業者に依頼する際、安さだけで選んでしまうと「すぐに再発した」「追加料金を請求された」といったトラブルになることもあります。確実に安全・快適な環境を取り戻すためには、業者選びが非常に重要です。
業者選びに失敗しないためには以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
- 駆除実績が豊富かどうか
- アフターフォロー・補償内容
- 費用体系が明確かどうか
それぞれ、具体的に解説します。
駆除実績が豊富かどうか
まず注目すべきは、対象の害虫に関する具体的な駆除実績があるかどうかです。たとえば「ブヨ専門」や「吸血害虫対応」を明示している業者は、その分だけ経験が豊富で、対応も的確である可能性が高いといえます。
公式サイトやパンフレットで過去の施工例・対応エリア・写真付きの事例紹介がある業者は信頼度が高く、安心して任せられるでしょう。また、現場経験が豊富なスタッフが在籍しているか、質問に対してはっきりと説明できるかといった点も、業者を見極めるうえでの大きな判断材料になります。
アフターフォロー・補償内容
一度駆除しても、完全に再発を防ぐのは難しい場合があります。そのため、万が一の再発時に対応してくれるアフターフォローや補償内容があるかどうかは重要な要素です。
よくあるのは「1ヶ月〜3ヶ月以内の再発は無料対応」や「保証期間内であれば何度でも施工」という制度です。口約束ではなく、書面で明記されているか、契約時に具体的な対応範囲が説明されるかもチェックしましょう。
特にブヨのように、目に見えにくい場所に潜む害虫の駆除では、継続的なケアの姿勢があるかどうかは確認すべきです。
費用体系が明確かどうか
一般的に、ブヨなどの害虫駆除の費用相場は1万〜3万円程度ですが、作業範囲・建物の構造によって大きく変動します。だからこそ、事前見積もりの内容が明確で、施工内容と費用の内訳をはっきり提示してくれる業者を選ぶことが不可欠です。
「基本料金は安いが、現地調査後に高額請求される」といったケースもあるため、見積もり段階で追加費用の条件や適用範囲について質問しておくと安心です。 また、「駆除のみ」「駆除+予防処理」「定期管理契約」など複数のプランを比較検討できる業者であれば、自分のニーズに合ったプランを選びやすく、結果的にコスパもよくなるでしょう。
ブヨ被害に困っている場合は業者に相談!まずはお見積もりを
今回は、ブヨが家の中に発生した場合の対処法や、駆除を依頼する業者の選び方などについて解説しました。
ブヨは、山間部を流れる渓流や沢など水のきれいなところで繁殖し、一般的に住宅内で産卵したり繁殖したりしません。その一方で、自宅内にきれいな水たまりなどがある場合は、例外的に家の中でもブヨが繁殖するケースもあります。ブヨが自宅に侵入した場合は、痒みや腫れなど健康被害が大きくなる前に専門業者に相談するのがおすすめです。
ブヨの駆除業者を探す際は、納得のプロが見つかる
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- 家の中にブヨが出た!
- ブヨに刺されたらどうするべき?
- 誰に相談したらいい?
ブヨ被害に
お困りの人は
専門業者に相談!
家の中のブヨ駆除に関するよくある質問
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Q. ブヨと蚊やダニはどう見分ければいい?
A.ブヨは蚊より小さく静かに近づき、咬まれると強く腫れてかゆみや痛みが長引きます。ダニは目に見えにくく、布団やカーペットに潜むのが特徴です。
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Q. ブヨは冬でも家の中に出ることがある?
A.暖房や湿気のある室内では、冬でもブヨが活動することがあります。特に風呂場や脱衣所などは注意が必要です。
-
Q. ブヨ駆除を業者に頼むとどのくらい費用がかかる?
A.ブヨ駆除の費用相場は1回あたり1万〜3万円程度です。被害範囲や再発防止施工の有無によっては、5万円以上になる場合もあります。