2024.08.03 2024.09.03
今回は、プーンという独特な音が睡眠や集中をさまたげてくる蚊の殺し方・効率的な倒し方を徹底解説します。
「耳元で蚊が飛び回っていて、眠れない…」
「叩いても叩いても湧いてくるし、すぐ刺される」
「音を聞くだけでかゆい。効率の良い倒し方はないの?」
蚊の退治方法のコツを知って、不快でたまらない夏の夜とはもうおさらばしましょう。
記事後半では、成虫にさせず幼虫段階で駆除してしまう方法もご紹介。しつこい蚊に悩まされている方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
効率的な蚊の殺し方2選!【身近な道具で眠れない夏の夜とはおさらば】
すばしっこくてなかなか倒せない蚊を、効率的に倒す2つの方法があります。
それぞれ、スマートホン(もしくはタブレット)、懐中電灯さえあれば出来るやり方ですので、ぜひ試してみてください。
①スマホorタブレットを使う倒し方
一つ目の方法は、スマートフォンやタブレットを活用した方法です。ベッドで寝転がりながら実行できるため、夜寝る前に試してみましょう。
まず、スマホやタブレットを胸の上に置き、画面を最大の明るさに設定します。膝を立てて、その前に明るい色の紙を立てかけると、蚊が視界に入りやすくなります。
さらに、息を吐いて二酸化炭素を発散させ、蚊をおびき寄せましょう。近づいてきた蚊を視認したら、すかさず狙いを定めて退治するのがコツです。
②懐中電灯を使う倒し方
二つ目の方法は、懐中電灯を使ったシンプルな方法。
暗い部屋で懐中電灯を用意し、他の光源を全て消します。部屋の隅に小さな光を灯しておくと、蚊はその光に引き寄せられます。
懐中電灯をつけて、壁に沿って光を動かしながら蚊を探しましょう。光に照らされることで浮かび上がる蚊の影を見逃さず、タイミングよく叩き潰すのがポイントです。
専用グッズを使った蚊の倒し方【おすすめアイテム3選】
夏の夜、蚊に悩まされることなく快適に過ごすには、専用のグッズが頼りになります。ここでは、蚊の駆除に効果的なアイテムを3つ紹介します。
それぞれの特徴とおすすめポイントを詳しく解説しますので、生活スタイルに合ったものを選んでみてください。
アースノーマット
アースノーマットは、蚊の退治に使用する定番アイテム。部屋の隅々まで薬剤が行き渡るよう設計されており、効果的に蚊を駆除します。
プラグ式と電池式のモデルがあり、どちらもスイッチ一つで手軽に使用可能です。また、窓が開いている状態でも効果が持続し、外からの蚊の侵入を防げる点も魅力。
さらに、安全性にも配慮されており、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心して使える仕様です。
マモルーム 蚊用
マモルームは、蚊の侵入を防ぐとともに、部屋に潜む蚊を即効で退治する優れた製品です。このアイテムは、ダニやゴキブリなど他の害虫にも効果があり、一度使用すれば部屋全体に有効成分が行き渡ります。
蚊の幼虫であるボウフラの発生を防ぐ点も大きな特徴で、持続的な防除(駆除+予防)が可能です。デザインもシンプルで部屋に置いても違和感なく、いたずら防止機能も付いています。
フマキラー蚊とり線香本練り 30巻缶入
フマキラーの蚊とり線香は、天然香料を使用した涼やかな香りが特徴。ピレスロイド系の殺虫成分を含んでおり、煙が少ないため、閉め切った部屋でも気になることはないでしょう。
線香の材料や製法にもこだわりがあり、懐かしい香りとともに夏の風情を感じさせてくれます。長時間の使用が可能な本練り仕様で、安定した効果を発揮するでしょう。夏の夜をしっとりと過ごしたい方に、ぴったりのアイテムです。
蚊の幼虫(ボウフラ)から倒す!殺す必要がなくなる発生予防
蚊の侵入に悩まされる夏の季節。倒しても倒しても追いつかず、湧いてくる蚊に振り回されてしまうでしょう。
そこで、蚊の発生を防ぐには卵から成虫になるまでの段階「ボウフラ」の処理が重要です。ここでは、効果的なボウフラ駆除の方法と、予防策についてご紹介します。
ボウフラ駆除の殺虫剤を使用する
ボウフラの発生源となる水たまりには、錠剤や粒剤タイプの殺虫剤を投入するのが効果的。水中に溶け込むことで持続的な効果を発揮し、ボウフラを効果的に駆除します。
特に、排水溝や雨水ますといった流れのある場所には、業務用としても使われている高性能な殺虫剤がおすすめ。約1ヶ月間効果が続くタイプもあり、安全性にも配慮されているため、人やペットがいる環境でも安心でしょう。
水中に10円玉を入れて置く
もう一つ簡単な方法として、水たまりに10円玉を入れます。銅が水中に溶け出し、銅イオンがボウフラの生育を阻害するため、成虫になる前に死滅させられるのです。
家庭で手軽に試せる方法であり、雨水が溜まりやすい植木鉢の受け皿や水槽などに効果的です。
部屋や家の周囲に水を溜めない
蚊の発生を防ぐには、蚊の幼虫であるボウフラを予防することです。家の周囲に水が溜まらないようにするのが最も基本的かつ効果的な方法でしょう。
庭やベランダに放置されている古タイヤ、雨水タンク、植木鉢の水受け皿などは、蚊の産卵場所となりがち。特に注意が必要なのは、屋外のキッチンや空き缶に残った水です。
家の中や周辺に水が溜まらないよう、定期的にチェックして水を捨てるか、カバーをかけて雨水が入らないようにしましょう。
蚊の対策4選【倒し方よりも実は大事!寄せ付けないコツ】
夏の夜、蚊に悩まされないためには、蚊を部屋に寄せ付けない対策が重要です。蚊の侵入を防いで夜間の安眠を確保し、日中も快適に過ごしましょう。
ここでは、蚊が嫌う環境を作り出す4つの対策を紹介します。
- 家の扉・窓を全て閉める
- 殺虫剤・虫除けスプレーなどで寄せ付けない
- 部屋にハーブを置く
- 白っぽい服で寝る
今夜からできる対策もありますので、ぜひ試してみてください。
家の扉・窓を全て閉める
蚊が家に侵入するルートは、開いた扉や窓です。
特に夕方から夜にかけての時間帯は、蚊が活発に活動する時間帯ですので、この時間帯は注意して窓や扉を閉めましょう。
もし換気が必要で窓を開ける場合は、網戸をしっかりと閉めてください。隙間もしっかり塞ぐことで、蚊の侵入を防げます。
殺虫剤・虫除けスプレーなどで寄せ付けない
室内や屋外での活動時は、殺虫剤や虫除けスプレーを活用し蚊を寄せ付けないようにするのもおすすめ。蚊取り線香や電気式の殺虫剤は、部屋全体に薬剤を広げて蚊を駆除し、その香りで蚊を遠ざけます。
肌に直接使える虫除けスプレーも、外出時に便利なアイテムでしょう。
部屋にハーブを置く
自然な方法で蚊を避けたい場合は、ハーブを利用するのも一つの手です。ミントやレモングラス、ラベンダーなどのハーブは、蚊が嫌う香りです。
ハーブを部屋に飾ったり、鉢植えとして育てたりすることで、自然な虫除け効果を得られます。さらに、ハーブの香りはリラクゼーション効果もあり、部屋の空気を爽やかにしてくれるので一石二鳥です。
白っぽい服で寝る
蚊は暗い色のものに引き寄せられる性質があります。そのため、就寝時に白や明るい色の服を着ることで、少なからず蚊が寄り付かなくなるでしょう。
日中も出来るだけ白っぽい服を着ると、一日通して蚊の対策ができます。
蚊の発生による健康リスク2選【倒し方が重要な理由】
蚊はかゆみを引き起こすだけでなく、さまざまな健康リスクをもたらす害虫です。ここでは、蚊がもたらす主な健康リスクと、対策の重要性について説明します。
不眠が身体に与える悪影響:寝付けない夜が続くと?
蚊の羽音や刺されることによるかゆみは、夜間の睡眠を妨げる要因となります。頻繁に目が覚めることで十分な睡眠が取れず、結果として不眠症になるケースも少なくありません。
睡眠不足は、免疫力の低下や集中力の欠如、さらにストレス増加を引き起こす原因となります。慢性的な不眠が続くと、心身の健康に悪影響を及ぼし、日常生活に支障をきたすのです。
そのため、蚊を室内に入れないようにする対策が、健全な睡眠環境を保つ上で非常に重要と言えます。
蚊が媒介する感染症:日本では稀なものの…
蚊は単なる不快感の原因に留まらず、感染症を媒介する存在でもあります。日本では、日本脳炎が代表的な感染症として知られていますが、海外ではマラリアやデング熱、ウエストナイル熱などが大きな問題となっています。
これらの感染症は、蚊に刺されると人から人へ広がる危険性があり、時には生命に関わる重篤な症状を引き起こすケースも。
特にデング熱は、2014年に日本国内で数十年ぶりに確認され、大きな社会問題となりました。
これらの病気から身を守るには、蚊に刺されない対策が必要。徹底した蚊の駆除と予防対策で、感染症のリスクを減らすよう努めましょう。
しつこい蚊の対策は殺し方を熟知した業者に依頼しよう!
今回は、就寝時にしつこい蚊の殺し方について、徹底解説しました。予防やボウフラの駆除方法についてもお分かりいただけたかと思います。
蚊の殺し方は難しくありません。懐中電灯やスマホ、殺虫剤などで倒せます。また、予防方法も簡単なものばかりでしょう。
しかし、発生源を特定するのは、素人には至難の業。蚊が湧いて出てくるのはガレージの水たまりなのか、近くの田んぼなのか。さらに、蚊と同じく湿気を好む害虫に、ダニやノミ、ゴキブリなどがいます。
蚊の発生源の特定から、他の害虫駆除まで、まるごと相談するなら専門業者一択でしょう。セーフリーでは、蚊の駆除にも対応可能な業者をスムーズに検索できます。いくつか業者をピックアップして、まずは無料見積もりをお願いしてみましょう!
蚊の殺し方は?効率的な倒し方で眠れない夏の夜とおさらば!【試したい根本対策やアイテムも】のよくある質問
-
Q. 蚊は放置したら繁殖し続ける?
A.蚊は繁殖力の高い害虫です。放置すればするほど湧いて出てきます。
-
Q. 蚊の殺し方は簡単?誰でもできる?
A.蚊の殺し方は簡単で、誰でもできます。ただし、発生源の特定が難しいため、プロの業者に一度見てもらうのが最善策でしょう。
-
Q. 冬でも蚊の対策は必要?
A.蚊は気温10℃以下だと生きることができませんが、冬でも蚊に刺される例は多いです。