2025.12.05 2025.12.05
この記事では、家の中に蜂がいて怖い場合について徹底解説していきます。
家の中なのに、どこからともなく蜂が入ってくるケースがあります。蜂に刺されると腫れたりアナフィラキシーショックを起こしたりする場合があるため、家の中でも見つけても刺激せず正しく対処しなければなりません。
当記事では、家の中で蜂に遭遇した場合の対処法について丁寧にご紹介していきます。記事後半では、家の中に蜂を入れない予防策についても徹底解説。ぜひ最後までご覧ください。
目次
家の中に蜂がいて怖い！どこから入ってきた？考えられる主な侵入路
蜂が家の中に入り込むのは、巣を作る場所を探していたか、エサを探していたかどちらかのケースが考えられます。
主な侵入経路は、以下です。
- 壁のヒビや隙間
- 換気扇
- 通気口
- 配管まわり
- エアコンまわり
普段ならあまり目につかないような、小さなヒビ割れや隙間、穴などから、蜂は軽々と侵入します。特に、まわしていない換気扇や使っていないエアコンは蜂の進入路になりやすいので注意しましょう。
部屋の中の蜂についての詳細は、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
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窓開けてないのに蜂がいる！閉め切った部屋への侵入路は？正しい対処法も徹底解説！
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怖い！家の中に蜂が侵入！追い出すための4つの手順
家の中に入ってきた蜂を追い出すなら、以下の方法がオススメです。
- まずは窓を開ける
- 部屋を暗くする
- 光のほうへ蜂をおびき寄せる
- 扇風機を使うのも効果的
駆除するよりも追い出すほうが安全なので、ぜひ実践してみましょう。
1.まずは窓を開ける
最初に、蜂が出ていけるよう1ヶ所だけ全開に窓を開けます。窓を開ける際は、蜂を刺激しないよう、ゆっくり姿勢を低くして静かに動くのがポイントです。
蜂の出口を確保したら、ほかの窓やドアは閉めて閉じ込めておくのも大切です。
2.部屋を暗くする
蜂は明るい場所に引き寄せられる習性があるので、窓の外を明るくして部屋の中を暗くします。昼間であれば、部屋を暗くしてカーテンを閉め、開けた窓部分だけカーテンを開けておくと効果的です。
効率的に蜂を追い出すには、部屋の中をできるだけ暗くし、外の明るさとの差を出すのがポイント。
3.光のほうへ蜂をおびき寄せる
昼間であれば、あとは部屋から出て蜂が外へ出るのを待つだけです。ただし、屋外の光が少ない場合には手動で蜂をおびき寄せなければなりません。
太陽の光が十分でない場合や夜間などは、窓の外にライトや懐中電灯などを設置しましょう。
4.扇風機を使うのも効果的
明暗をハッキリ作っても蜂が外へ出ていかないなら、扇風機の風で誘導してみましょう。蜂がいる方向に向けて弱い風を当てると蜂は自由に飛べなくなるため、風が届かない場所へ移動します。風が当たらない場所に出口があるようにしておけば、蜂は外を目指しやすくなる仕組みです。
ただし、風が強すぎると蜂が吹き飛んでしまうため、必ず弱風からスタートしましょう。
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家の中に蜂がいると怖い！安全に追い出すためのポイント6つ
外へ誘導するだけの単純な作業ではあるものの、蜂を刺激すると刺される危険が高くなります。そこで、安全に追い出すために覚えておくべきポイントを6つご紹介します。
- 常に冷静でいる
- 蜂からは距離を取る
- 肌を露出を最小限にする
- エアコンは一度止める
- 甘いニオイがするモノは隠す
- 見失ってもあわてない
どれも大切なポイントなので、それぞれ詳しく見てみましょう。
常に冷静でいる
冷静に行動するのは、何よりも大切なポイントです。蜂が家の中に入ってくればパニックになってしまうのも無理はありませんが、安全のために、深呼吸して平静を取り戻しましょう。
深呼吸をしたら、どの部屋に蜂が何匹いるのか、蜂は落ち着いているのか攻撃的なのか、部屋はどのような状態なのかを確認します。
蜂からは距離を取る
実際に対処する際には、蜂から2m以上離れた距離を保ちます。
蜂は刺激を受けると攻撃的になりますが、ただ近付いただけでも刺激となる可能性があるためです。
肌を露出を最小限にする
蜂からどんなに離れていても、音を立ててしまうなどで注意を引いてしまうリスクはあります。そこで万が一襲われた場合に備え、肌の露出を最小限に抑える服装にしておきましょう。
長袖長ズボン、厚手の手袋、帽子があるとベストです。黒っぽい色は蜂に襲われやすいので、明るい色を選びましょう。
エアコンは一度止める
蜂は風に飛ばされやすいため、追い出し作業の際はエアコンを一度止めておきましょう。特に窓際に設置されたエアコンの風は、蜂が出ていくのを阻んでしまうので要注意です。
扇風機を使って蜂を誘導する際は、エアコンの風が逆効果になってしまうので必ずエアコンが消えているかを確認しましょう。
甘いニオイがするモノは隠す
甘いニオイは、蜂を引き寄せてしまいます。
- お香
- 果物
- 化粧品
- 芳香剤
- ハンドクリーム
上記をはじめ、少しでも甘いニオイがするアイテムが部屋の中にあるなら、そっと部屋の外に持ち出しましょう。
見失ってもあわてない
見失ってしまっても、あわててはいけません。蜂はどこかに潜んでいるので、時間をかければ必ず追い出せます。
見失った場合も、同じく光に向かう習性を利用しておびき出すのが基本。時間をかけて、蜂が外に出るのを待ちましょう。
外が十分に明るくない可能性もあるので、窓の外にライトなどをプラスするのもオススメです。
家の中で蜂を見失った場合の対処法についての詳細は、以下の記事をお役立てください。
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蜂を家の中で見失ったらどうすればいい？適切な駆除方法や放置するリスクを徹底解説！
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家の中に蜂がいる時のNG行為！怖い時でも冷静に！
家の中に蜂がいる時、刺されないためには刺激を与えないのが鉄則です。そこで、蜂にとって刺激となるNG行動も知っておきましょう。
- 大きな動きや大きな声
- 捕獲しようとする
- そのまま放置する
- 殺虫剤の使用
意外な行動が状況を悪化させてしまう場合もあるので、それぞれしっかりチェックしておきましょう。
大きな動きや大きな声
大きな動きや大きな声は、蜂にとって「攻撃」になりかねません。そのため、驚いて叫んだり振り払おうとして手を大きく動かしたりするのは、絶対に避けましょう。
また、素早く動くのも良くありません。作業する際には、身を低くしてゆっくり慎重に動きましょう。
捕獲しようとする
早く蜂の脅威を取り除きたいからと言っても、捕獲しようとするのは大変危険です。蜂の毒針は強く、捕獲しようとして刺されてしまうリスクがあるためです。
また、捕獲に失敗すると襲われる危険が高くなります。安全のためには、捕獲ではなく自然に出ていくのを待つのが賢明です。
そのまま放置する
怖いからとそのまま放置すると、蜂は屋外とは違う状況に少しずつストレスを感じて攻撃的になる危険があります。特に、出口がない部屋に閉じ込められた状態になると危険なので、追い出し対策の実践が必須です。
殺虫剤の使用
殺虫剤は即効性がありますが、万が一蜂に当たらなかった場合に攻撃されるリスクが高くなるのが懸念点です。
また室内で噴射すると、殺虫剤成分が充満してしまいます。幼い子どもやペットなどがいる家庭ではトラブルになりやすいため、使用は避けたほうが安心です。
部屋の中の蜂についての以下記事も、参考にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
蜂が部屋に入ってきた！正しい対処法を詳しく解説！NG行動もチェック！
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家の中に蜂がいて怖い！家のまわりに巣があるかもチェック！
家の中に蜂が入ってきたら、近くに巣がある可能性も考えなければなりません。巣が作られているなら、今後も家の中に入ってくる危険があるためです。
蜂が巣を作るのは、雨風をしのげる場所です。
- 軒下
- 戸袋
- 屋根裏
- 床下
- エアコンの室外機
- 庭木
上記を中心に、家のまわりを隈なくチェックしましょう。巣があったら、早めに駆除するのがオススメです。
蜂の巣の駆除料金については、以下記事でご確認ください。
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蜂の巣駆除にかかる費用はどのくらい？相場や料金内訳を徹底解説【安く依頼するコツも】
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怖い蜂を家の中に入れないための予防策4選！
蜂が家に入ってきて怖い思いをしないために、侵入予防策を講じておきましょう。
- 侵入できる場所はすべて対策する
- 忌避剤を散布する
- 甘いニオイがするアイテムは避ける
- 巣の有無を定期的にチェックする
予防策は、継続していくのが大切です。手間はかかりますが、安全な家環境を整えるために進めていきましょう。
侵入できる場所はすべて対策する
侵入経路になり得る場所は、すべて埋めるか予防策を講じます。ひび割れや穴はパテなどでふさぎ、エアコンのドレンホースには防虫キャップを付けるのが効果的です。
また、換気扇や通気口などのふさげない場所には防虫ネットや金網を設置すると蜂が入って来られなくなります。
忌避剤を散布する
蜂が家に近寄りにくくするには、日頃から忌避剤を散布しておくのがオススメ。窓まわりや玄関まわりなどを中心に、定期的に散布しておきましょう。
甘いニオイがするアイテムは避ける
蜂を寄せ付けてしまう甘いニオイを発するアイテムは、極力家のまわりに置かないようにしましょう。芳香剤や甘いニオイの植物なども、オススメできません。
また、家の中でも、換気扇近くには甘いニオイがするアイテムを置かないなど対策するとより効果的です。
巣の有無を定期的にチェックする
どんなに警戒していても、気付くと巣を作られているケースも少なくありません。そこで、定期的に巣がないかを見回ってチェックしましょう。
定期的にチェックしていれば、早い段階で巣の存在に気付けます。早く気付いてすぐに駆除すれば、蜂の被害に遭いにくくなります。
ほかにも蜂予防に効果的な対策があるので、詳しく知りたい方は、以下の記事をお役立てください。
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ハチの巣予防法！蜂の巣を作らせない対策7選｜最適な時期や効果維持のコツも解説
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家の中に蜂がいるのは怖い！冷静に安全第一で対処しよう！
家の中に蜂が入ってきたら、距離を取りながら窓の外へ誘導して追い出すのが基本の対処法です。しかし、冷静に対処するのはなかなか難しいもの。対応に困ったら、専門の業者に相談して駆除してもらうのがオススメです。
セーフリーなら、すぐに対処してくれる蜂駆除業者を見つけやすい環境が整っています。まずは、自宅近くで「24時間駆けつけ」ができる業者を検索して、相談してみましょう。
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家の中に蜂がいて怖いに関するよくある質問
-
Q. 家の中に蜂がいたらどう駆除すれば良い？
A.家の中に蜂がいたら、窓を開けて部屋を暗くし、外へ出るように誘導するのがベストです。
-
Q. 家の中に蜂がいる時のNG行為は？
A.家の中に蜂がいる時には、以下の行為を避けましょう。
- 大きな動きや大きな声
- 捕獲しようとする
- そのまま放置する
- 殺虫剤の使用
-
Q. 家の中に蜂を入れない方法は？
A.家の中に蜂を入れない方法では、以下が有効です。
- 侵入できる場所はすべて対策する
- 忌避剤を散布する
- 甘いニオイがするアイテムは避ける
- 巣の有無を定期的にチェックする
