2024.12.24 2025.04.07
この記事では、ゴキブリ駆除をアルコールを使ってする方法や注意点、アルコールで駆除するメリットまで徹底解説します。
「殺虫剤がない！ゴキブリはアルコールで退治できるの？エタノールは効果ある？」
「アルコールで退治した後の処理の仕方がわからない！」
といった疑問をお持ちの方も必見です。
記事後半では、アルコールを使ってゴキブリを退治する際に知っておきたい注意点を解説します。ゴキブリ被害で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
目次
ゴキブリはアルコールで倒せる！エタノールの効果とは？
アルコールの一種である「エタノール」は、ゴキブリを駆除する際に使用できます。アルコールがゴキブリに効果的な理由は、ゴキブリが呼吸する「気門」という器官を防ぐためです。気門を塞がれると、人間の鼻や口を閉ざされたようなもので、呼吸ができず死んでしまいます。
ゴキブリは表面に油をまとっており、テカテカとしています。エタノールは水にも油にも溶ける性質があり、ゴキブリの表面の油を溶かし気門を詰まらせることが可能です。同様のメカニズムで、サラダ油や油を溶かす石鹸水などでも退治できます。
その他、身近にある洗剤でゴキブリ駆除ができるのか気になる方は、以下もご覧ください。
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アルコールは殺虫剤のように即効性がない点に注意が必要です。アルコールがゴキブリの全身にかかっていなければ、アルコールがかかっていないところで呼吸ができるため、動きが遅くなっても死ぬことはありません。
また、ゴキブリに水をかけても油に弾かれてしまい、窒息死させることはできない点も注意しておきましょう！
最強のゴキブリ対策については、以下の記事がおすすめです。
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アルコール・エタノールでゴキブリを退治する際の知っておきたい注意点
エタノールなどのアルコールを使ってゴキブリを退治する際、次のような点に注意しておきましょう。
- ゴキブリの近くでの噴霧が必要になる
- 床が変色する可能性がある
- 引火性があるため、火事になる恐れがある
- 日本酒やビールはゴキブリを引き寄せる可能性がある
- ゴキブリ全体にアルコールを吹きかける
以下では、それぞれの注意点について詳しくご紹介します！
ゴキブリの近くでの噴霧が必要になる
アルコールスプレーを使ったゴキブリ退治は、ゴキブリ近くでの噴霧が必要。
殺虫剤は少しでもゴキブリの体に当たることで倒せますが、アルコールはかなりの量をゴキブリにかけなければなりません。ゴキブリの近くに寄らなければいけないので、どうしても苦手な人は殺虫剤の使用をおすすめします。
床が変色する可能性がある
フローリングにアルコールをかけると、コーティング剤が溶けてしまい、白っぽく変色する可能性があります。アルコールを使ってゴキブリを倒したら、すぐにアルコールを拭き取りゴキブリ対策するのが重要です。
なるべくフローリングを避けてアルコールを使用するほうがベターですが、ゴキブリ退治中にそのような気遣いは難しいはず。床が白くなってしまったら、水で濡らしたメラミンスポンジで軽く擦って、雑巾などで拭き取ると元通りになります！
引火性があるため、火事になる恐れがある
エタノールを始めとするアルコールは燃えやすい特徴があるため、火事になる恐れがあります。
エタノールの引火点は13℃とされており、火から離れていても部屋の温度が高ければ自然発火してしまうことも考えられます。火を使っている近くでは使用しないこと、使った後は換気するなど使用時は注意しておきましょう！
日本酒やビールはゴキブリを引き寄せる可能性がある
日本酒やビールなどではゴキブリを倒すことはできません！むしろ、アルコール度数が低い日本酒やビールは、ゴキブリの餌になってしまいます。
「アルコールならなんでもいい」と勘違いして、日本酒やビールなどをゴキブリにかけないようにしましょう。
ゴキブリ全体にアルコールを吹きかける
アルコールを使ってゴキブリを倒す際は、ゴキブリ全体にかけることを意識しましょう。
ゴキブリの上から少量のアルコールを噴射しても、ゴキブリの体の横側についてある気門を塞げません。ゴキブリ全体にアルコールを吹きかけなければ、ゴキブリが逃げてしまう可能性があります！
ゴキブリの側面側にもかかるように、上・横からアルコールをかけてください！
アルコールやエタノールスプレーの作り方【容器選びのポイント】
エタノールスプレーは市販されていますが、ゴキブリ用ではなく消毒用のものがほとんどです。ゴキブリ退治に特化したエタノールスプレーを自力で作る際は、次のような点に注意しましょう！
- アルコール・エタノールはアルコール度数を確認する
- 効果的に噴射できる容器を選ぶ
以下では、それぞれのポイントを詳しくご紹介します。
アルコール・エタノールはアルコール度数を確認する
ゴキブリ退治に使用するアルコールは、度数が60〜80%のものを使用しなければなりません。アルコール度数が低ければゴキブリは退治できず、日本酒やビールのように餌だと思われることも。
家にあるお酒で殺虫スプレーを作る際や、エタノールを購入する際は、度数を必ず確認しましょう！
効果的に噴射できる容器を選ぶ
ゴキブリ全体にエタノールをかけられるように、効果的に噴射できる容器を選ぶことが重要です。
スプレータイプの容器を選ぶことで、ある程度離れた距離から攻撃できるようになります。また、一度に吹き出す量が多ければ、短時間でゴキブリを倒せるでしょう。
ただ、ボトルによってはアルコールを保存できないものもあります。そのため、アルコールに対応していると明記されている容器を選びましょう。
アルコール・エタノールでゴキブリを退治する4つのメリット
エタノールなどのアルコールを使ってゴキブリを退治するメリットには、次のようなものがあります。
- 殺虫剤よりも安全性が高い
- 殺虫剤と比べて費用がかからない
- 服や食器についても安心できる
- 残ったアルコールを有効活用できる
以下では、それぞれのメリットについて詳しくご紹介します。
殺虫剤よりも安全性が高い
エタノールが100%安全というわけではありませんが、ゴキブリ殺虫剤よりも安心して使える点がメリットです。
アルコールはゴキブリ殺虫剤よりも安全性が高いとされています。特に、赤ちゃんがいたり、犬・猫などのペットを飼っていたりした場合、殺虫剤だとアレルギー症状が出ることもあります。また、ペットの昆虫や魚が死んでしまう深刻なケースも。
ただし、エタノールは揮発しやすく空気中に漂ってしまい、赤ちゃんやペットが吸い込んでしまう可能性があります。エタノールを使ったら必ず換気をするようにしましょう。
殺虫剤と比べて費用がかからない
アルコールスプレーは殺虫剤よりも値段が安く、節約できる点がポイントです！
殺虫剤は700円程度で購入できますが、状況次第ではなくなるのも早くなる時も。一方で、アルコールスプレーは自作すると、格安の値段で複数のスプレーを準備できます。
服や食器についても安心できる
アルコールスプレーは、服や食器の近くでも安心して使えるメリットがあります。
殺虫剤が服についてしまうと、独特の匂いが服に残ったり、殺虫剤が体についたりしてしまいます。また、食器についた殺虫剤が口に入る可能性もあり、なんとなく不安に感じる人も多いでしょう。
アルコールスプレーで退治すると、服や食器にアルコールスプレーがついてもすぐに揮発します！クローゼットや食洗機の近くでも安心して使用可能です。
残ったアルコールを有効活用できる
ゴキブリ退治用に購入したアルコールは、様々な場所の消毒液として有効活用できます！
例えば、床や冷蔵庫、電子レンジの中、調理器具などにかけて、消毒に使えます。また、手指の消毒にも使用可能です。
アルコールでゴキブリ退治しても繰り返す場合は、業者に依頼しよう
アルコールでゴキブリ退治しても何度もゴキブリが出てきてしまう場合は、家の中にゴキブリの巣がある可能性が高いと考えられます。根本的に巣を駆除しなければ、ゴキブリの被害が続く恐れも。家の中に潜んでいるゴキブリや巣を退治したいなら、ゴキブリ駆除業者がおすすめです。
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アルコールでのゴキブリ駆除のよくある質問
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Q. ゴキブリはアルコールで倒せますか？
A.アルコールを全身にかけることでゴキブリを退治できます。
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Q. ゴキブリを倒した後、アルコールで周りを拭いたほうがいい？
A.アルコールで周りを拭くことで、ゴキブリの持ち運んでいた菌やウイルスを消毒できます。
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Q. アルコールで退治しようと思ったゴキブリを見失った！どうすればいい？
A.置き餌を使ったり、ゴキブリ駆除業者に依頼したりしましょう！
