2025.06.09 2025.06.09
この記事では、冷蔵庫の中でゴキブリを発見したときの手軽な駆除方法を紹介します。
「冷蔵庫の中にゴキブリがいたらどうすればいい?」
「今後ゴキブリが冷蔵庫の中で出ないためにできることは?」
こんな疑問を解決!ゴキブリを処理するときの注意点や、侵入させないための対策についても詳しく紹介しています。「二度とゴキブリを見たくない」といった方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
冷蔵庫の中にゴキブリがいた!どうしたらいい?【駆除方法を解説】
まず、冷蔵庫の中にゴキブリを発見した場合は落ち着いて以下の行動をとって駆除しましょう。
- アルコールスプレーで即時駆除する
- 冷蔵庫の背面・下部を掃除し、潜伏場所を断つ
- 冷蔵庫内を徹底的に拭き掃除する
- 冷蔵庫周辺にゴキブリ用トラップやベイト剤を設置する
- 不安であれば駆除業者に依頼する
アルコールスプレーで即時駆除する
冷蔵庫内でゴキブリを見つけたら、まずはアルコールスプレーで直接駆除するのが有効です。冷蔵庫内には食品があるため殺虫剤の使用は避け、即効性と安全性の高い無水エタノールやアルコールを使用しましょう。ゴキブリに直接噴霧することで呼吸器が塞がれ、短時間で駆除できます。
また、冷蔵庫の中に潜んでいる可能性があるため、念のため周辺のパッキン部分や仕切りの裏側も重点的にスプレーし、拭き取って清掃します。
冷蔵庫の背面・下部を掃除し、潜伏場所を断つ
冷蔵庫の中にゴキブリがいたということは、背面や下部に巣がある可能性が高いです。モーター部分は熱を持ちやすく、ゴキブリにとっては快適な隠れ家です。
冷蔵庫の電源を切り、慎重に動かして背面を確認し、ホコリやゴミ、水分を徹底的に取り除きましょう。
排水トレイやコード周りに食べかすが落ちていないかも確認してください。
冷蔵庫内を徹底的に拭き掃除する
ゴキブリが触れた冷蔵庫内は、衛生的に良くありません。すべての棚や引き出しを取り外し、中性洗剤またはアルコールを使ってしっかりと拭き掃除をしましょう。食品が直接触れる場所なので、消毒液や安全性の高い洗浄剤を選び、成分が残らないように乾拭きも忘れずに行うことが大切です。
また、冷気が循環する通気孔やゴムパッキンのすき間など、見落としがちな箇所にもゴキブリのフンや卵が残っていないかチェックし、必要に応じて綿棒などを使ってしっかり清掃しておきましょう。
冷蔵庫周辺にゴキブリ用トラップやベイト剤を設置する
再侵入や巣の壊滅を目指すために、冷蔵庫周辺にゴキブリ用のベイト剤(毒餌)やトラップを設置しておくのも効果的です。ゴキブリは夜間に活動するため、日中見かけなくても油断は禁物です。
ベイト剤はゴキブリが餌として持ち帰り、巣ごと壊滅させる効果が期待でき、トラップは個体の動きや発生数の把握に役立ちます。設置場所は冷蔵庫の裏側、床との隙間などゴキブリの通り道になりやすい箇所を中心にすると効果が高まります。
不安であれば駆除業者に相談する
冷蔵庫内に潜んでいたゴキブリは駆除できても、他の個体が家の中に潜んでいる可能性も十分にあります。発見した箇所から逃げられ、どこかに隠れてしまうこともあるでしょう。そんな場合は、ゴキブリ駆除の専門業者に相談するのがおすすめです。
専門の駆除業者は、現場の状況などからゴキブリの侵入経路や棲み家を特定し、適切に駆除してくれます。特に、すでにゴキブリが室内に巣を作っている場合は自力での駆除は困難です。無料見積もりを活用して、自分の希望の条件に合う業者を探してみましょう。近くのゴキブリ駆除業者を探す>>
冷蔵庫の中のゴキブリを退治・処理するときの注意点5つ
冷蔵庫の中にゴキブリがいた時は、適切な方法で駆除する必要があります。特に、以下の5点に注意して駆除しましょう。
- 食品は必ずすべて取り出してから作業する
- 殺虫剤は庫内に直接使わず、代わりにアルコールを使用する
- ゴムパッキンや排水口の裏まで丁寧に清掃する
- 清掃後は消毒と乾燥を徹底する
- 清掃後すぐに再発防止策を講じる
食品は必ずすべて取り出してから作業する
冷蔵庫内でゴキブリを見つけたら、まず第一に行うべきことは、庫内の食品をすべて取り出すことです。食品が入ったままだとゴキブリが隠れる隙間がたくさんあるうえ、清掃時の洗剤などが食品に付着するリスクがあるため、必ず行いましょう。
取り出した食品は、別室や保冷バッグに移動し、しっかり密閉しておきます。
殺虫剤は庫内に直接使わず、代わりにアルコールを使用する
冷蔵庫は密閉された食品保管場所のため、殺虫スプレーを庫内に噴射するのはNGです。
殺虫成分が食品に付着する恐れがあり、健康被害にもつながりかねません。
そこでおすすめなのが、無水エタノールや食品用アルコールです。これらは揮発性が高く、ゴキブリに対する効果もありながら、食品まわりでの使用にも比較的安全です。使用後はしっかりと拭き取り、庫内にアルコール臭が残らないように注意しましょう。
ゴムパッキンや排水口の裏まで丁寧に清掃する
ゴキブリは狭く湿った場所を好みます。冷蔵庫内で特に注意すべきなのは、ドアのゴムパッキンや冷蔵室の排水口まわりです。これらの場所に卵やフンが残っていると、再発の原因になります。柔らかいブラシや綿棒などを使って丁寧に清掃し、見逃しのないようにしましょう。
細かい部分にまで徹底した清掃を行うことで、ゴキブリの痕跡を完全に除去し、衛生的な状態を取り戻せます。清掃後はしっかりと乾拭きして湿気を残さないようにします。
清掃後は消毒と乾燥を徹底する
ゴキブリの通った後には病原菌が付着している可能性があるため、冷蔵庫内の清掃が終わったら、消毒と乾燥を徹底的に行いましょう。
食品に使用可能な消毒スプレーやアルコールで拭き取った後、庫内に水分が残らないよう乾いた布でしっかり乾拭きすることが大切です。湿気が残っているとゴキブリの再侵入を招く恐れがあるため、ドアを開けたまま10分以上しっかり換気してから食品を戻すのが理想です。
清掃後すぐに再発防止策を講じる
冷蔵庫内にゴキブリが出たということは、すでに周辺にもゴキブリが潜んでいる可能性があります。清掃が終わった後は、再発を防ぐための対策を早急に講じましょう。
冷蔵庫の背面にベイト剤(毒餌)を設置したり、床下や壁際にトラップを設置すえbわ、ゴキブリの侵入を抑えられます。また、日常的に生ゴミを放置しない、排水周りを乾燥させるなどの習慣も、ゴキブリ対策には有効です。
冷蔵庫の中にゴキブリが出没する理由【考えられる4つの侵入経路】
「どうして冷蔵庫の中にゴキブリが?」と驚く人も多いはずです。冷蔵庫の中にゴキブリが出没する理由としては、以下の4つが考えられます。
- 冷蔵庫裏のすき間から入り込んだ
- 冷蔵庫の排水溝・ドレンホースから侵入した
- 開閉時にドアのすき間から侵入した
- 持ち込んだ段ボールなどに付着していた
それぞれについて、具体的に解説します。
冷蔵庫裏のすき間から入り込む
ゴキブリは体が平たく柔らかいため、わずかなすき間でも侵入できます。冷蔵庫裏は家電コードの配線や換気のために空間があり、完全に密閉されていないことが多く、ゴキブリが侵入しやすいです。また、冷蔵庫の裏部分は湿気や熱がこもりやすく、ゴキブリにとって非常に居心地のよい場所でもあります。
以上のような事情から、冷蔵庫の背面から内部の配線スペースを経由して、庫内へと侵入するケースがよく見られます。清掃しづらく死角にもなりやすいので、定期的な点検が重要です。
冷蔵庫の排水口・ドレンホースから侵入する
冷蔵庫には霜取りや結露によって発生した水を排出するための排水口(ドレン)があります。この排水口に接続されたドレンホースが床下やシンク下に通じている場合、そこからゴキブリが這い上がってくることがあります。
ホース内は暗く湿っていて、ゴキブリが好む環境です。また、汚れが溜まっていると匂いに引き寄せられる原因にもなります。排水口まわりの定期的な掃除や、ホースの目張りが効果的な対策です。
開閉時にドアの隙間から侵入する
冷蔵庫のドアは密閉性が高く設計されていますが、開閉時にゴキブリがすばやく入り込むことがあります。特に夜間、キッチンの照明に誘われて活動しているゴキブリが、ドアを開けた一瞬のすきに庫内へ入り込むケースもあるでしょう。
また、冷蔵庫のドアパッキン部分に劣化やカビがあると、その周辺にゴキブリが卵を産み付けることもあるため、こまめな清掃とチェックが重要です。
持ち込んだ段ボールなどに付着していた
意外と見落とされがちなのが、外部からの持ち込みです。スーパーや通販で購入した食材や商品の段ボールやビニール袋にゴキブリが付着しており、そのまま冷蔵庫に入れた際に一緒に侵入するケースがあります。
特に段ボールはゴキブリが潜みやすい素材で、卵が産みつけられていることもよくあります。冷蔵庫に入れるものは外装をよく確認し、段ボールを室内に長く置かないことが大切です。
さらに詳しく知りたい方はこちら
ゴキブリは段ボールが好き!駆除方法4つと大量発生を防ぐ6つの工夫
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冷蔵庫の中にゴキブリを侵入させない対策5選
冷蔵庫の中にゴキブリを侵入させないためには、以下の5つの対策をとりましょう。
- 排水口や配管まわりの隙間を塞ぐ
- 冷蔵庫周辺の床や壁を清潔に保つ
- 生ごみや食品の保存状態を見直す
- 忌避剤やホウ酸団子を設置する
- 冷蔵庫のパッキンを定期的に点検・清掃する
排水口や配管まわりの隙間を塞ぐ
ゴキブリはわずかな隙間からでも侵入してくるため、冷蔵庫の背面にある排水口や配管の周辺は要注意です。特にキッチンではシンク下の配管部分が冷蔵庫と近いため、隙間があるとそこから侵入されやすくなります。防虫パテやパッキンテープを使って、配管のすき間をしっかりと塞ぐことが効果的です。
ゴキブリの通り道を物理的に遮断することで、侵入リスクを大きく減らすことができます。
冷蔵庫周辺の床や壁を清潔に保つ
ゴキブリは食べかすや油汚れに引き寄せられるため、冷蔵庫の周辺を清潔に保つことが大切です。冷蔵庫の下にホコリや食材のかけらがたまっていると、ゴキブリのすみかになりやすくなります。
月に1回程度は冷蔵庫を動かして裏や下を掃除するのがおすすめです。掃除の後にはアルコールスプレーなどで除菌すれば、清潔な状態を維持できます。
生ごみや食品の保存状態を見直す
ニオイに敏感なゴキブリは、生ごみや食品のニオイに引き寄せられて侵入してきます。生ごみは必ず蓋付きの密閉容器に入れて、毎日ゴミとして処理する習慣をつけましょう。冷蔵庫内の食品も開封後は必ず密閉袋や保存容器に入れ、ニオイ漏れを防ぐことが重要です。
忌避剤やホウ酸団子を設置する
物理的な侵入防止とあわせて、ゴキブリが嫌がる環境を作ることも有効です。冷蔵庫の下や裏にゴキブリ用の忌避剤やホウ酸団子を設置すれば、ゴキブリが寄り付きにくくなります。
ホウ酸団子は繁殖防止にも効果が高く、長期的な駆除対策にもなります。
小さなお子様やペットがいる場合は、誤って口にしないよう設置場所には十分に注意しましょう。
冷蔵庫のパッキンを定期的に点検・清掃する
冷蔵庫の扉のゴム製パッキン部分は、ゴキブリの侵入経路になりやすい場所です。パッキン部分にカビや食べかすが付着していると、ゴキブリがニオイを察知して入り込もうとする恐れがあります。定期的に点検し、汚れがある場合はこまめに掃除しましょう。
パッキンが劣化している場合は、修理や交換を検討することで、冷蔵庫の密閉性と衛生状態を保つことができます。
冷蔵庫のゴキブリ駆除と対策は害虫駆除業者に依頼しよう!
今回は、冷蔵庫の中にゴキブリが出没した際の駆除方法や、予防策などについて詳しく解説しました。
冷蔵庫の中にゴキブリが出ると慌ててしまいますが、まずは落ち着いて食品を取り出して駆除しましょう。一度冷蔵庫の中でゴキブリを見かけた場合は、しっかりと卵や巣から駆除しないと再発する恐れもあるため、専門の駆除業者への依頼が得策です。
ゴキブリの駆除業者を探す際は、
セーフリー
を利用しましょう。ゴキブリ駆除の実績豊富な業者を多数掲載しているので、希望の条件に合う業者がきっと見つかるはずです。気になる業者が見つかったら、さっそく見積もりを依頼してみましょう!
- 冷蔵庫の中にゴキブリが!
- どうやって駆除したらいい?
- 誰かに相談すべき?
冷蔵庫の中の
ゴキブリは
業者に相談を!
ゴキブリ駆除に関するよくある質問
-
Q. 冷蔵庫の中にゴキブリが入り込む原因は何?
A.わずかな隙間や電源コードの穴などから侵入するほか、ゴミや食品カスを目当てに寄ってきます。冷蔵庫のモーター部分は温かく、ゴキブリの隠れ家にもなりやすいです。
-
Q. 冷蔵庫内で見つけたゴキブリはどうやって駆除すればいい?
A.冷蔵庫を一度空にして、冷却機能に影響しないよう注意しながら殺虫スプレーや粘着シートを使用します。駆除後は内部を徹底的に清掃・消毒しましょう。
-
Q. 今後、冷蔵庫にゴキブリを入れないためにはどうすればいい?
A.食べこぼしをこまめに掃除し、隙間に防虫パテを詰める、ゴキブリ忌避剤を周辺に設置するなどの対策が効果的です。不安な場合は専門業者への依頼が確実です。