2025.11.22 2025.11.22
この記事では、見える白いダニについて徹底解説していきます。
「目に見える白い虫はダニで合ってる?」
「白い虫は放置しても危険はない?」
「どうやったら駆除できる?」
などの疑問がある方、必見です。
記事後半では、目に見える白い虫の予防方法についても徹底解説。白い小さな虫が気になっているなら、ぜひ最後までご覧ください。
目次
見える白いダニの正体は?考えられる主な2種類の虫の見分け方

白い小さな虫がいると、「ダニ?!」と考えるケースが多いです。目に見える小ささの白い虫は、もちろんダニの可能性もありますが、チャタテムシである場合もあります。
ダニであれば、コナダニであると考えられます。そこで、コナダニとチャタテムシの特徴を比較してみましょう。
| 特徴 | コナダニ | チャタテムシ |
|---|---|---|
| 大きさ | 0.2~0.4mm | 1~2mm |
| 見た目 | 白や透明 | 白や薄茶色 |
| 主な発生場所 | キッチン、食品 | 畳、古い本、クローゼット、段ボール |
| 人への影響 | ・食害:あり ・アレルギー症状:アナフィラキシーショックの危険もある ・刺すなどのの被害はなし |
食害:あり ・アレルギー症状:あり ・刺すなどのの被害はなし |
以下では、コナダニとチャタテムシそれぞれについて詳しくご紹介します。
コナダニ
家の中で見かける主なダニである、コナダニ。0.2~0.4mmと非常に小さく、普段は目視で確認できません。ただし、大量発生すると白い小さな虫が動いているように見えます。
コナダニは、高温多湿環境を好み、小麦粉をはじめとする粉類や砂糖、フルーツ、鰹節などをエサとします。体が小さいため、食品にあるわずかな隙間から侵入して、食害を引き起こすのが特徴です。
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チャタテムシ
コナダニに比べると目で確認しやすいチャタテムシですが、それでも体長は1~2mmほどと小さいです。跳ねるように動くのが特徴で、湿気がこもる場所で多く発生します。
チャタテムシの栄養素は、カビやホコリ。人間の食材をエサとする場合もあります。コナダニとの大きな違いは、本や段ボールなどを好む点。高温多湿環境を好むのは同じですが、主な発生場所に違いがあります。
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見える白い虫!発生原因や増殖しやすい場所【ダニも要注意】
見える白い虫は、コナダニやチャタテムシの可能性が高いです。では、コナダニやチャタテムシはどうして発生するのでしょうか。発生する原因と共に、増殖しやすい場所も見てみましょう。
発生する原因
コナダニもチャタテムシも、どちらも高温多湿になると発生しやすくなります。特に気温20~30度、湿度60~80%ほどになると、活動が活発になります。
時期的には6~9月の梅雨から夏にかけてが、高温多湿環境になりがち。コナダニやチャタテムシにとっては活動しやすい時期です。
ただし、冬場でもエアコンや加湿器を使っている室内では、高温多湿環境が整います。気温20~30度、湿度60~80%は、人間にとっても過ごしやすい環境ですが、同様にコナダニやチャタテムシも発生しやすい環境である点を覚えておきましょう。
増殖しやすい場所
コナダニやチャタテムシが増殖しやすいのは、高温多湿でエサがある場所。それぞれでエサの種類が異なるため、増殖しやすい場所も異なります。
| 好むエサ | 増殖しやすい場所 | |
| コナダニ | 粉類、食品、乾物など | キッチン、食品 |
| チャタテムシ | 紙類、布類、カビ、ホコリ | 畳、古い本、クローゼット、段ボール |
どちらも雑食でさまざまなモノを食べますが、コナダニは主にキッチンまわりで、チャタテムシは主に本棚やクローゼット、畳などで増殖しやすいです。
特に、高温多湿になりやすい場所は、白い虫の増殖に注意する必要があります。
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見える白い虫を放置するとデメリット3つ!【ダニもチャタテムシも】

ギリギリ目で確認できる小さな白い虫でも、駆除せずに放置するのには以下3つのデメリットがあります。
- アレルギー症状が出る
- ツメダニが発生する
- 食害が出る
駆除すべきかどうかで迷っているなら、放置するデメリットも知っておきましょう。
アレルギー症状が出る
コナダニもチャタテムシも、フンや死骸が体内に入るとかゆみや発疹などのアレルギー症状が出る場合があります。どちらの虫も非常に小さく空気中に舞い上がりやすいため、気付かないうちに吸い込んでしまっているケースが大半です。
特にコナダニは、フン・死骸を吸い込んで発生するアレルギー症状より、コナダニが混入した食品を食べた場合のリスクが高くなっています。場合によっては、アナフィラキシーショックを引き起こすケースもあります。
ツメダニが発生する
コナダニもチャタテムシも、人を刺すなどの被害を与える虫ではありません。しかし、コナダニやチャタテムシが大量発生すると、これらをエサとして捕食するツメダニが発生してしまいます。
ツメダニは、状況によって人を刺す場合があるのが特徴。刺されると腫れたりかゆみが出たりなどの症状が現れます。
食害が出る
好むエサの種類は違えど、コナダニもチャタテムシも食害は発生します。コナダニの場合は主に食品、チャタテムシなら本や衣類、畳などが主です。
どちらの場合も、食害によって使用できなくなるアイテムが出てきます。食べられなくなってしまったり穴が開いて使えなくなってしまったりするため、特に大量発生した場合は被害も大きくなりがちです。
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見える白いダニやチャタテムシを駆除する方法
放置するとさまざまなリスクを負ってしまうため、白い虫を見つけたら駆除するのがオススメです。ここからは、コナダニ・チャタテムシそれぞれの駆除方法を解説します。
コナダニの駆除方法
コナダニを駆除するなら、熱と乾燥で死滅させるのが効果的です。60度以上の熱湯につけたり、布団乾燥機やスチームアイロンを使ったりすると良いでしょう。高温を与えた後は、掃除機でフンや死骸を除去するのも重要です。
また、コナダニの食害に遭った可能性がある食品は、破棄するのがベストです。加熱処理をすればダニは死滅しますが、フンや死骸などのアレルゲンが体内に入ってしまう危険があるため避けましょう。
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チャタテムシの駆除方法
本棚やクローゼットなどに多いチャタテムシを見つけたら、殺虫剤で駆除しましょう。エアゾールタイプなら、細い隙間でもしっかり薬剤を届けられます。
殺虫剤を使った後は、アルコールを含ませた雑巾で拭き掃除するとフンや死骸、卵などを除去できます。
見える白い虫!ダニやチャタテムシを予防するコツ4選

コナダニやチャタテムシなどの白い虫の発生を予防するなら、以下のコツを実践するのがオススメです。
- 高温多湿を避ける
- 食品は密閉保管する
- こまめに換気・掃除をする
- 定期的に駆除作業をする
食害などの被害を予防するために、ぜひ早めに予防策を講じていきましょう。
高温多湿を避ける
増殖を防ぐためには、コナダニやチャタテムシが好む高温多湿を避けるのが重要。必要以上に空調や加湿器を使わないように、心掛けましょう。
とは言え、20~30度、湿度60~80%は人間にとっても快適な環境。室内で快適な室温・湿度で生活していくなら、ほかの予防策も並行して実践していくのがベストです。
食品は密閉保管する
コナダニが発生しやすい食品は、密閉保管して食害を防ぎましょう。購入してきた袋のままではコナダニが混入しやすいため、密閉できる容器に移し替えて冷蔵庫などで保管するのがオススメです。
特に砂糖やフルーツなどの甘いもの、鰹節や煮干しなどの乾物はしっかり密閉するのがポイントです。
こまめに換気・掃除をする
こまめに換気をすれば、室内に溜まった湿気を排出できます。朝晩1回ずつ、2ヶ所以上の窓を開けて換気しましょう。
あわせて、こまめに掃除をしてホコリや食べかす、不要な紙などを除去しましょう。エサをできるだけ減らしておけば、白い虫も発生しにくくなります。
定期的に駆除作業をする
コナダニやチャタテムシは、一度駆除してもまたどこからか発生するケースがほとんど。そこで、定期的に駆除作業をして数を増やさないようにするのが大切です。
見える白い虫を一掃するなら業者利用がオススメ!【ダニもチャタテムシも対応】
白い虫を徹底的に駆除するなら、専門の業者への依頼がオススメです。専門知識と専用のアイテムを駆使して、白い虫を一掃してもらえます。
コナダニやチャタテムシをはじめ、白い小さな虫は部屋のさまざまな場所で生息しているため、それぞれの特徴をふまえて徹底的な駆除をしなければなりません。専門業者であれば、それぞれの虫に最適な方法で安全に駆除してもらえるのがメリットです。
白い虫がコナダニかチャタテムシか別の虫なのか分からない場合も、専門業者に任せてしまうのが安心です。
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見える白いダニやチャタテムシは、種類を見極めて駆除しよう!
見える大きさの小さな白い虫は、コナダニかチャタテムシの可能性が高いです。白い小さな虫を見つけたら、どちらなのかを見極めて適切な方法で駆除しましょう。
ダニやチャタテムシは、目に付かない場所で大量発生しているケースもあります。徹底的に駆除するなら、プロの業者に依頼するのがオススメです。
害虫駆除業者を探すなら、セーフリーをご利用ください。最低料金がパッと確認できるだけでなく、豊富な口コミを参考にして納得できる依頼先を見つけやすくなっています。
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- 虫が発生しない家にしたい!

見える白い虫は放置NG!
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徹底的に駆除しよう!
見える白いダニに関するよくある質問
-
Q. 見える白いダニの正体は?
A.見える白い虫は、コナダニやチャタテムシの可能性が高いです。
-
Q. 見える白いダニは放置すると危険?
A.見える白いダニを放置するリスクでは、以下が挙げられます。
- アレルギー症状が出る
- ツメダニが発生する
- 食害が出る
-
Q. ダニを予防するコツは?
A.ダニを予防するなら、以下を実践してみましょう。
- 高温多湿を避ける
- 食品は密閉保管する
- こまめに換気・掃除をする
- 定期的に駆除作業をする


























