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コウモリ駆除に火災保険は使える?適用条件や少しでも費用を抑える方法を解説

2025.03.01 2025.04.07

 

この記事では、コウモリ駆除に火災保険が適用される条件や具体的なケースを紹介します。

「コウモリが自宅にすみついて困っている」
「費用を抑えて駆除がしたい」

こんな悩みをお持ちの方も必見です。住宅の火災保険は適用外になるケースが多いですが、例外的に適用されるケースもあり、詳細の確認が必要です。

記事後半では、火災保険の適用が難しいケースで、駆除費用を抑えられる方法もご紹介。コウモリ被害に悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。

コウモリ駆除は火災保険の適用外?その理由とは

コウモリ駆除

コウモリが自宅に棲みつくと、糞尿などにより家屋が大きな被害を受けますが、住宅の火災保険は適用外になるケースが多いです。

火災保険が補償するのは火災や風災、水災などの突発的な事故や自然災害による被害に限られるためです。コウモリの侵入や巣作りによる被害は、時間をかけて発生するケースが多く、経年劣化や害獣被害として扱われ、補償の対象外となる可能性が高いでしょう。

コウモリの糞害や悪臭、屋根裏への侵入による断熱材の損傷なども、害獣による損害として特約がない限りは基本的に補償されません。したがって、コウモリ被害を防ぐには早めの対策が重要です。

侵入経路を塞ぐ、防虫ネットを設置するなどの予防策を講じることで、被害を未然に防ぐことができます。また、すでにコウモリ被害が起きてしまっている場合は、保険適用とならないことを念頭において、早めに専門業者への駆除を依頼するべきです。対応エリアのコウモリ駆除業者を探して、見積もりを取ってみる>>

コウモリ駆除に火災保険が適用される例外的なケース

通常、コウモリ駆除は火災保険の補償対象外ですが、以下のようなケースでは例外的に保険が適用される可能性があります。

  • 台風や強風による屋根の損傷が原因でコウモリが侵入した場合
  • 火災による建物の損傷が原因でコウモリが住みついた場合
  • 事故による建物の損壊が原因でコウモリ被害が発生した場合

風災によって火災、その他隣家の倒壊や車の衝突事故などで建物の一部が損傷し、その影響でコウモリが侵入した場合は、保険の補償が適用される可能性があります。

これらのケースでは、保険会社の判断によって補償されるかどうかが決まるため、まずは契約内容を確認し、必要に応じて保険会社に相談するとよいでしょう。

コウモリ駆除を自分でやる4大リスク【火災保険が使えないからといって…】

コウモリ駆除

自宅へのコウモリ被害に悩んでおり、「火災保険が適用されないなら自分で駆除しようかな…」と悩んでいる方もいるかもしれません。

しかし、自分でコウモリを駆除することは以下のようなリスクがあるためおすすめできません。

  • 自分での捕獲・駆除は法律違反になる
  • 侵入経路の封鎖や糞尿の掃除は相当難しい
  • 防護服や罠の購入などで結局費用がかさむ
  • 怪我や感染症などのリスクがある

それぞれについて、具体的なリスクを挙げながら簡単に紹介します。

自分での捕獲・駆除は法律違反になる

コウモリの捕獲や駆除を自分で行うと、法律に違反する可能性があります。

日本では、アブラコウモリ(イエコウモリ)を含む多くのコウモリが鳥獣保護管理法の対象になっており、許可なく捕獲や殺処分を行うことは禁止されています

違反すると罰則が科される場合もあるため、安易な駆除は危険です。

コウモリに直接触れずに追い出すだけなら違法ではありませんが、適切な方法を知らずに対応すると、逆に家の中に閉じ込めてしまう恐れもあります。

専門業者に依頼する方が、法的リスクを回避しつつ確実に駆除できるでしょう。

注意喚起アイコン

自力でのコウモリ駆除は、鳥獣保護法違反!「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科せられます

さらに詳しく知りたい方はこちら

侵入経路の封鎖や糞尿の掃除は相当難しい

コウモリの侵入経路を完全に塞ぐのは、想像以上に難しい作業です。

コウモリはわずか2cmほどの隙間があれば住居に入り込めるため、屋根や外壁の小さな穴、換気口などから簡単に侵入してしまいます。素人が目視で侵入経路を特定するのは困難で、適当に塞いでも別の隙間から入り込まれることが多いでしょう。

また、コウモリの糞尿は人体にとっても建物にとっても有害で、アレルギーやカビの原因にもなるため、掃除には慎重な対応が必要です。乾燥した糞を吸い込むと健康被害を引き起こすこともあり、防塵マスクや専用の掃除道具が必須となります。

誤った方法で作業すると、糞尿を拡散させてしまい、家の中の衛生環境をさらに悪化させる可能性があるため、適切な知識と装備が求められます。

防護服や罠の購入などで結局費用がかさむ

自力でコウモリ駆除を試みる場合、安全のために防護服や専用の手袋、防塵マスクなどを揃える必要があります。

コウモリを追い出すための忌避スプレーや超音波装置、侵入防止のネットやパテなどの資材も必要となり、完璧に対策をしようとすると結果的に費用がかさみます。加えて、効果のない道具を選んでしまうと、時間とお金を無駄にすることにもなりかねません。

駆除に失敗すれば、再びコウモリが住み着き、被害が拡大する可能性もあります。最終的には業者に依頼することになり、二重の出費になってしまうケースもあるでしょう。

最初から専門業者に依頼すれば、無駄な支出を抑えつつ、確実な駆除と再発防止策を講じることができます

怪我や感染症などのリスクがある

コウモリはおとなしい生き物に見えますが、追い詰められると噛みつくことがあります。

その際、サルモネラ症やヒストプラズマ症などの感染症を媒介する可能性があるため、素手で触るのは非常に危険です。さらに、コウモリの糞には細菌やカビが含まれており、乾燥した糞が空気中に舞い上がると、呼吸器系の疾患を引き起こす恐れがあります。

また、高所での作業が必要になるケースも多く、屋根裏や軒下での駆除中に転倒・落下するリスクも無視できません。

注意喚起アイコン

治療費などが余計にかかる恐れがあるため、コウモリ駆除はプロに任せるのが賢明!

コウモリ駆除費用を抑えられる4つのコツ【火災保険が使えなくても大丈夫】

コウモリ駆除

住宅がコウモリ被害を受けている場合は、火災保険の適用外になるケースがほとんどです。しかし心配することはありません。保険の適用外であっても、以下の4つのコツを意識すれば、費用を抑えてコウモリの駆除が可能です。

  • 賃貸物件であればまずは管理会社に相談する
  • 早めに専門業者に駆除を依頼する
  • 複数の業者に見積もり依頼する
  • 自社施工の業者を見つけて依頼する

それぞれ、具体的に解説します。

賃貸物件であればまずは管理会社に相談する

賃貸物件に住んでいる場合、まず管理会社や大家に相談することが重要です。

賃貸物件の害獣被害に関する対応は、貸主側の負担となるケースがほとんどで、自己負担なしで対応してもらえる可能性があります。建物の外壁や屋根の修理が必要になる場合も同様です。

特に、マンションやアパートの場合、他の住人にも被害が及んでいる可能性があり、自主的に駆除などの対策をするのはかえって避けるべきといえます。

まずは契約内容を確認し、管理会社に問い合わせることが得策です。

さらに詳しく知りたい方はこちら

早めに専門業者に駆除を依頼する

コウモリ駆除の費用を抑えるためには、被害が少ない段階で早めに専門業者に依頼することが重要です。

コウモリ被害を放置すると、糞尿などによる建物への被害が深刻化し、駆除や清掃にかかる費用が増大します

また、巣を作られると繁殖して被害が拡大し、追い出し作業がより困難になるため、早めの対処がコストを抑える鍵となります。

特に、冬場はコウモリの活動が鈍く、繁殖期である春や夏に比べて駆除の手間が少ないため、オフシーズンに依頼すると安く済むこともあるでしょう。

被害が軽いうちに対応すれば、駆除の工程が短縮され、最小限の費用で済むため、早めの決断が重要です

複数の業者に見積もり依頼する

コウモリ駆除の費用は業者によって大きく異なるため、複数の業者に見積もりを依頼することで、適正価格で施工してくれる業者を見つけられます。

相場を知るためにも最低でも2~3社には問い合わせるのが理想です。また、見積もりの際には、駆除費用だけでなく、再侵入を防ぐための封鎖工事や清掃費用の有無、アフターサービスの内容なども比較しましょう

適正な価格で確実な対策を施してくれる業者を選ぶことで、余計なコストを削減しつつ、長期的に安心できる駆除が可能になります。

自社施工の業者を見つけて依頼する

できるだけ安く済ませるためには、自社施工を行っている業者を選ぶことがポイントになります。

コウモリ駆除業者の中には、下請け業者に施工を委託するところもあり、その場合は中間マージンが発生して費用が高くなるためです。

自社施工の業者は仲介手数料がかからない分、価格が抑えられるだけでなく、直接のやり取りが可能なため、細かい要望にも対応してもらいやすいというメリットもあります。

また、作業のクオリティにも責任を持って対応してくれるため、アフターフォローが充実している場合が多いでしょう。業者を探す際には、公式サイトなどに自社施工と明記されているかを確認し、事前に問い合わせて確かめると良いでしょう。条件にあったコウモリ駆除業者を探してみる>>

コウモリ駆除は火災保険の適用外!安く頼むならまずは対応業者への相談を

本記事では、コウモリ駆除が火災保険の適用外となる理由や、費用を抑えるコツについて解説しました。

コウモリが家に棲みつくと、糞尿などにより家屋に深刻な被害を与える恐れがあります。「住宅へのダメージなら火災保険が使えるのでは?」と考える方も多いかもしれませんが、コウモリなどの害獣被害は規定により保険対象外になるケースがほとんどです。駆除費用を少しでも抑えるためには、早めの業者依頼が重要です。コウモリが棲みついているかも?と気づいた段階で問い合わせをして、見積もりをとっておくことをおすすめします。

セーフリーでは、コウモリの捕獲実績が豊富な業者を多数掲載しています。コウモリの被害に悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。近くのコウモリ駆除対応業者を探す>>

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コウモリ駆除に関するよくある質問

  • Q. コウモリ駆除に適用できる保険はある?

    A.

    火災保険などの建物用の保険は、基本的にコウモリ駆除は適用外となります。ただし、自然災害などにより受けた建物のダメージが原因でコウモリが棲みついた場合などは、例外的に適用される可能性もあります。

  • Q. コウモリ駆除に助成金は使える?

    A.

    コウモリ駆除に使える助成金は残念ながら少ないです。自治体の各種助成金は、農作物に対して被害を及ぼす害獣の駆除が対象となっているケースが多いです。

  • Q. 役所にコウモリ被害を相談したらどこまでやってくれる?

    A.

    コウモリ駆除のアドバイスや、専門業者の紹介などを行なってくれます。実際の駆除は行なってくれないケースがほとんどです。

    近くのコウモリ駆除業者を探してみる>>

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