2026.01.03 2026.01.03
この記事では、ハクビシンの危険性について徹底解説していきます。
愛らしい見た目のハクビシンですが、実は危険性が高い害獣の一つです。特に、家に住み着かれると騒音や悪臭のほか、健康被害を及ぼす危険性があるので十分に注意する必要があります。
記事後半では、リスクの高いハクビシンを家に寄せ付けないための対策もご紹介。ハクビシンを近くで見かけたり、被害情報がある場合も、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ハクビシンの危険性とは?性格・特徴・生活リスク

顔の中央部分が白く、「白鼻(はくび)」が名前の由来とされている、ハクビシン。ネコ目ジャコウネコ科の動物で、細長い胴体が特徴的です。
体長は尾も合わせると1mほど、体重は3~6kgほどで、毛は黒っぽい褐色や灰褐色に白です。東南アジアや中国に生息していたとされている外来種で、夜行性なのが特徴。ただし、夕方や早朝にも活動する場合があります。
ハクビシンは臆病で大人しい性格をしていますが、刺激を受けると襲ってくることも。基本的には自然が多い森林などで生息していますが、人間の生活圏に出没するケースが増えています。
ハクビシンの危険性を徹底分析!住み着いた際の6大被害

ハクビシンの危険性を知るためには、住み着かれた場合の被害を知るのが大切です。
- 建物が破損する
- 庭や畑が荒らされる
- 騒音被害が出る
- 悪臭被害が出る
- 疥癬 (かいせん)にかかる
- 感染症にかかる
上記が、住み着かれた場合の主な被害。深刻なリスクを負うケースもあるため、詳細を知っておきましょう。
建物が破損する
ハクビシンが住み着くと、フンや尿によって天井や壁にシミができたりカビが発生したりします。同じ場所で排泄する習性があるため、時間が経てば腐食が進んでしまうのも大きなリスクです。
また、ハクビシンは巣を作るために断熱材を損壊させてしまいます。天井裏や屋根裏に住み着きやすいハクビシンの被害は、普段あまり目にしない場所でダメージが進んでしまうのが特徴です。
長時間住み着かれれば、それだけダメージは大きくなり、修繕費用も高くなります。
庭や畑が荒らされる
エサを得るため、ハクビシンは庭や畑を荒らします。特に農家では、ハクビシンによる食い荒らし被害は深刻になりがちです。
また、ハクビシンは一度エサを得られた場所に繰り返し現れるため、何度追い払っても戻ってきてしまうのも大きなリスクです。
騒音被害が出る
ハクビシンは中型の動物なので、天井裏や屋根裏に住み着かれると足音がかなり響いてしまいます。夜行性なので、人間が寝静まった深夜になるとドタドタと走り回る音がして、睡眠不足になるケースも多いです。
また、「ギャーギャー」「キャッキャッ」「ガーガー」という鳴き声も騒音リスクの一つ。夜中に響く鳴き声は睡眠を大幅に妨げてしまうため、精神的ストレスや健康被害にもつながります。
悪臭被害が出る
ハクビシンの尿は強烈なアンモニア臭がするため、住み着かれてしまうと悪臭被害が発生します。また、悪臭の元となるフンも、時間が経つとどんどんニオイがこもってしまうのが特徴です。
フンや尿だけでなく死骸が放置されていた場合、腐敗臭も発生し、快適な暮らしを大幅に妨げてしまいます。
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疥癬 (かいせん)にかかる
疥癬 (かいせん)は、皮膚に寄生するヒゼンダニが原因で発生する皮膚病です。ヒゼンダニはハクビシンの体毛に付着しているケースが少なくないため、住み着かれた家では人間も疥癬にかかる危険があります。
疥癬にかかると、水膨れや発疹、強い痒みの症状が現れます。感染力が強いため、家族全員が感染してしまうケースも。人間だけでなく、ペットにも感染するのが特徴です。
疥癬は自然治癒しないため、医療機関で適切な治療を受ける必要があります。
感染症にかかる
野生のハクビシンは、さまざまな病原菌を保有しています。
- トキソプラズマ症
- サルモネラ症
- レプトスピラ症
ハクビシンの体や排泄物に触れると、上記をはじめとする病気に感染する危険があります。直接接触しなくても、疥癬のようにハクビシンに付着していたダニやノミによって病気が媒介されるリスクもあるので要注意です。
稀に、ハクビシンは驚いて人間を噛みついたり引っかいたりします。噛みつかれたり引っかかれたりした場合も、感染症にかかる危険が。狂犬病菌を保有している可能性もあるため、襲われないよう十分注意しなければなりません。
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危険性が高いハクビシンは自力駆除NG?適切な駆除方法とは
危険性が高いハクビシンは、少しでも早く駆除したいもの。しかし、自分での駆除は基本的に難しいです。自分で駆除ができない理由と専門業者への依頼が推奨される理由を、ここでご紹介します。
自分での駆除は難しい
ハクビシンは、鳥獣保護法によって守られている動物。そのため、許可なしに勝手な捕獲や駆除をすると法律違反となり罰せられてしまいます。
また、ハクビシンが驚くと噛みつかれたり引っかかれたりするリスクがあるため、安全性の面でも自分での駆除は難しいです。
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専門業者への依頼がベスト
専門業者なら、ハクビシンの性格をふまえ、できるだけ驚かせないように慎重に駆除作業を進めてくれます。安全策もしっかり講じてもらえるため、噛まれたり引っかいたりするリスクも極めて低いです。
また、ハクビシンはすばしっこく、素人ではなかなか捕獲が難しいのが特徴。追い出そうとしてもさらに奥へ追いやってしまうケースも少なくありません。専門業者なら、ハクビシンの性質を活用して効率的に追い出しや駆除を進めてくれます。
さらに、再びハクビシンに住み着かれないよう予防策を講じてもらえるのも大きなメリット。駆除作業後も、ハクビシンに悩まされずに生活できます。
業者依頼した場合、費用は10万円~30万円ほどかかるのが一般的です。追い出すのか捕獲するのかなど、作業方法や被害状況によって費用は大幅に変動するため、まずは見積もりを取ってみましょう。
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危険性が高いハクビシンを寄せ付けないための対策5つ

ハクビシンによる被害を受けないためには、日頃から対策を講じておくのが重要です。
- 侵入経路をすべてふさぐ
- ハクビシンのエサになるものを放置しない
- 忌避剤を使う
- 庭木は定期的に剪定する
- 定期的に住み着いていないかチェックする
上記を実践していけば、ハクビシンを寄せ付けにくい環境を維持できます。対策それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
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侵入経路をすべてふさぐ
ハクビシンの侵入を防ぐためには、侵入できる経路をすべてふさがなければなりません。8cm×8cmほどの大きさの隙間があればハクビシンは侵入してくるため、穴や隙間がないか家中をチェックしてみましょう。
特に、ハクビシンの進入経路になりやすいのは以下の場所です。
- 屋根瓦の隙間
- 屋根と壁の隙間
- 外壁のヒビ割れ
- 換気口・通気口
- 基礎部分の隙間
上記のほか、庭木や電線から屋根やベランダへ飛び移って侵入してくるケースもあります。飛び移られても侵入できる隙間がなければ家の中までは入って来られないため、穴や隙間はパテで埋め、換気口などは網目の細かいネットを設置しましょう。
ハクビシンのエサになるものを放置しない
ハクビシンにとってエサになるものを放置しなければ、住み着かれるリスクは低くなります。
- 果実
- 野菜
- 生ゴミ
- ペットフード
雑食性のハクビシンは、上記をはじめとするさまざまなものを食い荒らします。特に甘い食べ物が好物なので、果実などをそのまま部屋に放置しておくのは避けましょう。
生ゴミも早めに捨てるなどして、エサにならないよう配慮しましょう。
忌避剤を使う
ハクビシンが嫌がるニオイを活用した市販の忌避剤を散布しておくと、ハクビシンが近寄りにくくなります。ニオイは一定期間で消えてしまうため、定期的に散布しておくのがポイントです。
ただし、ハクビシンが徐々にニオイに慣れて戻ってきてしまう可能性もあります。また、場合によっては最初から効果がないケースもあるので注意しましょう。
庭木は定期的に剪定する
木登りが得意なハクビシンは、高い庭木から屋根やベランダへ飛び移るケースもあります。そこで、庭木は定期的に剪定して飛び移れないようにしておくのが大切です。
特に庭木と家が隣接している場合は、こまめに剪定して庭木との距離を保っておくきましょう。
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定期的に住み着いていないかチェックする
しっかり対策をしていても、どこかに抜け道がありハクビシンが住み着いてしまう可能性もあります。そこで、定期的に住み着いていないかをチェックしましょう。屋根裏や床下など、普段人間の目が届かない場所は要チェックです。
定期的にチェックしていれば、ハクビシンが増える前に駆除できるのもメリット。ハクビシンの個体数が多くなればなるほど駆除も大変になるため、早めに発見して対処するのがポイントです。
ハクビシンは危険性が高い!駆除はプロにまかせよう!
ハクビシンが住み着いてしまうと、悪臭や騒音だけでなく、感染症によって健康を害してしまう危険性もあります。とは言え、ハクビシンは自分での駆除ができない動物。まずはプロに相談して対策を決めていくのがベストです。
ハクビシンの駆除業者を見つけるなら、3社以上から見積もりを取って比較するのがオススメです。相見積もりで納得できる依頼先を見つけ、ハクビシンに悩まされない環境を整えましょう。
- ハクビシンの危険性が知りたい
- 住み着かれて困っている…
- 安全に駆除したい!

ハクビシンを安全に駆除したい!
ハクビシンの危険性に関するよくある質問
-
Q. ハクビシンは危険性が高い動物?
A.ハクビシンは大人しく臆病な動物ですが、病原菌を保有している可能性があるため危険性は高いです。
-
Q. ハクビシンが住み着くリスクは?
A.ハクビシンが住み着いた場合のリスクとしては、以下が挙げられます。
- 建物が破損する
- 庭や畑が荒らされる
- 騒音被害が出る
- 悪臭被害が出る
- 疥癬 (かいせん)にかかる
- 感染症にかかる
-
Q. ハクビシンの安全な駆除方法は?
A.ハクビシンは鳥獣保護法で保護されているため、許可なしに自分で捕獲したり駆除したりはできません。安全に駆除するなら、専門業者に依頼しましょう。
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