効果ない可能性があるダニスプレー

ダニスプレーは効果ないって本当!?手軽な対策やコスパの良い予防法を紹介

2023.12.04 2024.08.08

手軽に使えるダニスプレーですが、確実に退治しアレルギーなどを予防する効果はありません。
ダニをしっかり退治したいなら、より効果的な方法を実践する必要があります。

この記事では、ダニスプレーが効果ないとされる理由から、自分で退治する効果的な方法をご紹介します。
業者へ依頼する場合の費用相場についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

効果ない?!ダニスプレーの実態

効果ない可能性があるダニスプレーを持つ人の手

手軽に使えるダニスプレーですが、実際にダニ退治に効果はあるのか疑問に思う人も少なくありません。
まずは、ダニスプレーがどういうものなのか、その実態を解説します

  • ダニスプレーの種類と効果
  • ダニスプレーを使うメリット

ダニスプレーの種類と効果

ダニスプレーには、大きく分けて下記2つの種類があります。

  • 薬剤を使用しているもの
  • 薬剤を使用していないもの

薬剤を使用しているものは効果は高く、殺虫剤の成分が含まれるものもあります。
殺虫剤成分が含まれるものはダニ退治に効果が高い反面、使い方を間違えると人体にも影響が出てしまう恐れがあるので注意が必要です。
スプレータイプのほか、燻煙タイプの商品もあります。

薬剤を使用していないものには、天然由来の成分を使用していることが多いです。
ハーブなどダニが嫌う成分を使用していて人体への影響も少ないですが、ダニ退治効果も高くはありません。

また、上記のようにダニを死滅させることが目的のスプレーのほか、「ダニを寄せ付けないもの」もあります。
ダニが来て欲しくない場所にスプレーすると忌避剤の役割を果たしますが、退治する効果はありません

ダニスプレーを使うメリット

ダニスプレーを使うメリットは、下記のとおりです。

  • 値段が手頃
  • 簡単に使える
  • 洗濯ができない場所にも使える

ドラッグストアやオンラインショップでも手頃な価格で手に入るダニスプレーは、その手軽さが魅力です。
また、スプレーするだけと簡単に使える上、大きなぬいぐるみやソファなど、普段なかなか洗濯できない場所にも使えます。

ダニスプレーが効果ないとされる理由

ダニスプレーには、ダニを死滅させたり寄せ付けなかったりする効果がありますが、「効果ない」と言われる理由には、下記の理由があります。

殺虫剤成分入りのダニスプレー:ダニは死骸でもアレルギー症状を引き起こすから
ダニを寄せ付けないスプレー:追い払うだけで退治はできず、また戻ってくるから

殺虫剤成分入りのダニスプレーを使うだけでは、死滅したダニの死骸が残ったままになります。
ダニは、フンや死骸もアレルギーの元となるため、いくらスプレーをしてもアレルギー症状が治まりません。

また、ダニを寄せ付けないスプレーはあくまでも忌避剤であるため、ダニを死滅させることはできず、時間が経てばまたダニが戻ってくるため「効果ない」と感じる結果になります。
さらに、スプレーはそれぞれで効果の持続時間が決まっていて、これを超えると効果がなくなってしまうので注意が必要です。

ダニスプレーだけでは効果ない?!自分でできる退治の方法4選

効果ないダニスプレーの代わりに使う布団クリーナー

ダニ退治をするなら、ダニスプレーだけでは力不足です。
スプレーを使う以外にも、下記の方法を試してみましょう。

  • ダニシートを使う
  • 布団クリーナーを使う
  • 布団乾燥機を使う
  • コインランドリーで乾燥機を使う
  • 布団クリーニングを利用する

ダニシートを使う

ダニをおびき寄せて捕獲するダニシートは、スプレー同様に手軽に使える点が魅力です。
また、ダニの死骸が放置されずシートと共に手軽に捨てられるため、アレルギー症状を抑えることができます

ダニシートは置くだけととても簡単に使えますが、効果が出るまでに時間がかかる上に、すべてのダニを退治できるわけではない点がデメリットです。
ダニを寄せ付けたくない場所にはスプレーしつつ、ダニシートでしっかり捕獲して退治する方法もありますが、ダニシートだけでの対策は、場合によっては力不足な場合もあります。

布団クリーナーを使う

殺虫剤成分入りのダニスプレーをした後は、布団クリーナーを使って死骸やフンをしっかり除去することが大切です。

布団クリーナーをかけることで、アレルギー症状を起こさないように対策することができます。

ただし、生きているダニは布団などの奥に入り込んでいたり、繊維に足をひっかけて布団クリーナーの吸引力では吸い取れないことも多いです。
そのため、布団クリーナーはダニの死骸やフンを除去するためのアイテムと考えておくと良いでしょう。

布団乾燥機を使う

ダニは、50度以上の熱を20~30分与えると死滅するとされています。
そこで、布団乾燥機を使って50度以上の熱を与えて退治する方法も有効です。布団乾燥機なら、熱を加えるだけでなく乾燥させる効果もあるため、ダニが住み着きにくい環境にできます。

また、布団乾燥機は布団だけでなくソファやぬいぐるみなどにも使える点もメリットです。布団乾燥機を使った後は、布団クリーナーで死滅したダニの死骸やフンを除去するところまで欠かさずやっておきましょう。

コインランドリーで乾燥機を使う

コインランドリーの乾燥機でも、50度以上の熱を布団全体に効率的に与えてダニを死滅させることができます。

厚手の布団でも使えるので、自宅では洗うことが難しい場合にも最適です。
羽毛布団も乾燥機だけの使用は可能なので、少ない手間でダニを退治できます。

また、コインランドリーの乾燥機は、回転によって布団から死骸やフンがたたき出され、フィルターに吸着される仕組みです。
そのため、布団乾燥機のように布団クリーナーをかける必要がありません

布団クリーニングを利用する

布団クリーニングを利用すれば、プロの技で徹底的にキレイになるだけでなくダニもしっかり除去できます
汚れを落とした後、高温で乾燥するためダニも徹底的に退治できる仕組みです。
布団クリーニングならダニの栄養源となる垢やフケなどの汚れもしっかり落とせるため、ダニを寄せ付けにくくなります。

効果ない?ダニスプレーよりコスパ抜群!業者利用も検討を

手軽な値段で簡単に使えるダニスプレーですが、これだけでダニを退治できるわけではありません。

徹底的に退治したいなら、業者の利用がオススメです。

業者へ依頼すると費用はかかりますが、長い目で見るとダニスプレーなどを使うよりもコスパが良い場合も多くなっています。

業者へ依頼するメリット

業者へ依頼すると、プロが専門的な知識と経験、アイテムを駆使して徹底した対処をしてくれます。
発生しているダニがどの種類なのかを見分け、種類に適した方法で退治するため、とても効果が高いです。また、ダニが発生している根本的な原因を突き止めることで、ダニの発生を極力減らす効果も期待できます。
費用はかかるものの、手間をかけず徹底的なダニ退治をしたいなら、業者への依頼が良いでしょう。

業者へ依頼する場合の費用相場

業者へ依頼する場合の費用相場は、2~4万円ほどです。
対処する家や部屋の広さやダニの発生数によって費用は変わるため、まずは見積もりを取ってみるのが良いでしょう。
ダニスプレーを購入するのに比べると高額な費用ですが、業者を利用することで徹底的な退治が可能なことを考えるとコスパは良いと言えます。

効果ない?!ダニスプレーよりも確実な予防策2つ

効果ないダニスプレーの代わりに天日干ししている布団

ダニスプレーにも効果はありますが、ダニを予防するなら下記2つの対策を講じておくと安心です。

  • こまめに部屋を換気・掃除する
  • 定期的に洗濯・天日干しをする

こまめに部屋を換気・掃除する

ダニは多湿の環境を好むため、こまめに部屋を換気して湿度を下げることが大切です。
また、こまめに掃除をして垢やフケなどの汚れを除去すると、ダニの栄養源を大幅に減らすことができます。
生息しにくい環境で栄養源が少なくなればダニを繁殖が難しくなるため、予防策として有効です。

定期的に洗濯・天日干しをする

布団やクッション、ぬいぐるみなど洗濯できるものは、定期的に洗濯をして天日干しをしましょう。
洗濯によってダニを栄養源である汚れを落とせる上、太陽の熱でしっかり乾燥させ、ダニ予防ができます。
黒い布で全体を覆ってから天日干しをすると、より効率的に全体へ熱を送ることが可能です。

ダニスプレーだけでは効果ない!より確実な退治方法を実践しよう

ダニスプレーだけでは、ダニによるアレルギーなどのリスクを完全に回避することはできません。コインランドリーを使うなどして、しっかりと駆除できる方法を実践することが大切です。

ダニを放置するとアレルギー症状を引き起こすことがあるため、業者へ依頼してより確実に駆除する方法もおすすめです。
手軽なアイテムだけでなく確実な方法も併用して、ダニによる被害を回避しましょう。

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ダニスプレーは効果ないって本当!?手軽な対策やコスパの良い予防法を紹介のよくある質問

  • Q. ダニがいなくなるスプレーは効果あり?

    ダニスプレーには、ダニを死滅させたり寄せつけなくしたりする効果があります。
    ただし、ダニは死骸でもアレルギーの元となります。
    また、寄せつけなくするスプレーの場合は、一定期間の後に戻ってくる可能性が高いです。

  • Q. ダニがいなくなるスプレーの効果はどれくらい?

    商品によりさまざまですが、1ヶ月ほど効果が持続するものもあります。
    ただし、使い方や使用環境により、効果の持続時間は変化することもあります。