2025.10.31 2025.10.31
この記事では、水槽の運搬を予定している方に向けて、おすすめ引っ越し業者3選を徹底比較します。
わずかな環境変化でも体調を崩しやすい繊細な水中生物。生物に負荷をかけずに運搬する方法はないのか…と悩む人は多いでしょう。安心安全に水槽を運びたいなら、プロの業者に任せるのが一番。
ただし、引っ越し業者の運搬対象は、水槽本体のみしか運べないので要注意です!
記事内では、水槽の運搬はもちろん、熱帯魚や金魚、メダカなど生物別の運搬方法や必要な事前準備もご紹介。これから引越し予定の方は、ぜひ最後まで読んで確認してください。
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今週No.1おすすめ優良業者!!

対応エリア山梨県全域、静岡県(富士市、富士宮市、静岡市)、東京都(八王子市、日野市)
目次
水槽運搬を引っ越し業者に依頼する前に!自力で移動は可能?

水槽の運搬は自力でも可能です。
しかし、水中生物は少しの環境の変化でも体調を崩すため十分な配慮が必要。移動時間を1時間以内に収めると、水中生物の負担を軽減できます。
水槽の引っ越しを専門業者依頼した場合の対応範囲と料金相場
水槽は割れやすく壊れやすいため、梱包や運搬時は細心の注意が必要です。自力での運搬に不安を感じるなら、プロの運搬業者に任せるのが一番!
ただし、一般の引っ越し業者は水槽運搬のみで、水中生物には対応していません。また、水槽の大きさや移動距離で費用相場が変わるので要注意です。
運送会社が守るべき標準引越運送約款には、「動植物は引受けを拒絶可能」の規定があります。運送トラブルを防ぐため、水中生物運搬を拒否する引っ越し業者がほとんどです!
水槽引っ越しの料金相場
水槽引っ越しの料金相場は、以下のとおり。
| 移動距離 | 料金相場 | |
|---|---|---|
|
60リットル以下
|
移動距離30km以内
|
1万8,000~2万6,000円
|
|
180リットル以下
|
4万5,000~5万円
|
片道30km以上の場合は、超過距離に応じて料金を加算されるケースが多いです。水槽分解や水抜きなどを依頼した場合は、オプション料金が別途かかります。
お住まいのエリアから
ピッタリの業者が見つかる
水槽の生物も運搬可能な業者もいる
水中生物の運搬に対応する、以下の業者もあります。
| おさかな引越センター | アクア便 | |
|---|---|---|
| 対応地域 | 東京都(片道30km内) | 全国 |
| 料金設定 | 2万4,200円〜 | 7,400円〜 |
| サービス | 水槽・水中生物の引越し 不用品引き取り 水槽掃除 |
水槽・水中生物の引越し |
参考:各サービスの公式サイト
上記業者は、水槽・水中生物の運搬が専門です。
家財の運搬も希望する場合、水槽・水中生物は「専門業者」、家財は「一般の引っ越し業者」のように使い分ける必要があります。
水槽の引っ越し業者おすすめ3選【サービス概要を徹底比較】

水槽運搬対応の引っ越し業者は、以下の3つです。
それぞれの概要を、以下にまとめました。
| わらしべや | シモツ引越しサービス | エイブル引越サービス | |
|---|---|---|---|
| 対応エリア | 東京都・山梨県全域、静岡県 | 全国 | 全国 |
| 料金設定 | 1万2,000円〜 | 1万6,000円〜 | 4万8,000円〜 |
| 支払い方法 | 現金支払い 銀行振込 QR決済 |
現金 PayPay d払い など |
現金 クレジットカード |
| 見積・出張費用 | 出張・見積もり無料 | 見積もり無料 | 見積もり無料 |
参考:各サービスの公式サイト
それぞれの特徴を詳しく確認していきましょう。
わらしべや

わらしべやの特徴は、以下のとおり。
- 年間500件を超える豊富な実績あり
- 単身から家族まで幅広い客層に対応
- 家具の組立や洗濯機の取付も無料対応
- 不用品回収に対応!当日に処分可能
わらしべやは、他業者に比べて安い価格帯でサービスを提供しているのが大きな特徴です。
訪問見積もりは無料で対応しており、出張費やキャンセル料金はかかりません。引っ越し時の費用を最小限に抑えたい方に適しています。
| わらしべや | |
|---|---|
| 対応エリア | 東京都・山梨県全域、静岡県 |
| 料金設定 | 【単身】1万2,000円〜 【家族】2万4,000円〜 【家財】7,000円〜 |
| 支払い方法 | 現金支払い 銀行振込 QR決済 |
| 見積・出張費用 | 出張・見積もり無料 |
| 営業時間 | 9:00~18:00 |
参考:わらしべやの公式サイト
シモツ引越しサービス

シモツ引越しサービスの特徴は、以下のとおり。
- 緊急・深夜・早朝にも即時対応
- 有料オプションサービスが豊富
- 敷金トラブルに対応するサービスを提供
豊富なオプションが提供されていますが、最終的に「支払う金額が高くなった」といった声も。予算内に収めたいなら、依頼前に見積もり金額を確認しましょう。
| シモツ引越しサービス | |
|---|---|
| 対応エリア | 全国 |
| 料金設定 | 【単身】1万6,000円〜 【家族】3万3,000円〜 |
| 支払い方法 | 現金、PayPay・LINEPay・auPay・楽天Pay・メルペイ・d払い |
| 見積・出張費用 | 見積もり無料 |
| 営業時間 | 9:00~20:00 |
参考:シモツ引越しサービスの公式サイト
エイブル引越サービス

エイブル引越サービスの特徴は、以下のとおり。
- 国内400店舗のエイブル窓口で申込可能
- 3階以上の運搬でも追加料金は発生しない
- 長距離便は2種類のプランから選べる
利用時の注意点としては、土日祝日の引っ越しには割増料金が発生します。費用をなるべく抑えたいなら、平日での引っ越し依頼がおすすめです!
| エイブル引越サービス | |
|---|---|
| 対応エリア | 全国 |
| 料金設定 | 【単身】4万8,000円〜 【家族】8万6,000円〜 |
| 支払い方法 | 現金 クレジットカード |
| 見積・出張費用 | 見積もり無料 |
| 営業時間 | 9:00~18:00 |
参考:エイブル引越サービスの公式サイト
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【引っ越し業者は水槽のみ】水中生物の運搬方法&注意点を解説

水中生物の運搬方法&注意点は、以下のとおり。
| 運搬方法&注意点 | |
|---|---|
| 金魚・メダカ | 金魚とメダカは、ほかの水中生物に比べて水温変化に比較的強いと言われています。長距離移動でも問題なく運搬できる種類も多いです。 |
| 熱帯魚 | 水中生物のなかでも繊細なのが熱帯魚です。移動中の小まめな水温確認が必須で、保冷剤やホッカイロ等で温度調節する必要があります。 |
| ザリガニ | アメリカザリガニは、比較的丈夫な水中生物です。一方、日本ザリガニは水温変化に敏感なため、低水温を維持する必要があります。 |
| カメ | 運搬する際は振動に要注意です。膝の上に置いて安定した状態で運搬しましょう。直射日光は熱中症になるため、日陰の場所を確保します。 |
水中生物を運搬する際は、振動や水温などさまざまな配慮が必要です。自力での運搬に不安を感じる場合は、専門業者の依頼を検討しましょう。
水槽引っ越し時の注意点【業者依頼前にチェック!】

水槽運搬時の注意点は、以下のとおり。
- 個人賠償責任保険の加入を検討
- 賃貸物件での飼育許可
- 新居での水槽設置スペースを確保
それぞれの内容を確認していきましょう。
個人賠償責任保険の加入を検討
水槽を運搬するときは、個人賠償責任保険への加入をおすすめします。
個人賠償責任保険とは、法律上の損害賠償責任を負った際に補償を受けられる保険です。頻繁に起こるわけではありませんが、「水槽が割れて階下に水漏れした!」といったトラブルに備えられます。
保険に加入して隣人トラブルに備えましょう。
賃貸物件での飼育許可
新居での飼育許可を必ず確認しましょう。
確認を怠った結果、退去を要求されたり罰金を請求されたりする事例も報告されています。あらゆるトラブルを避けるためにも事前確認は必須です。
飼育許可を得られない場合、ペットショップや専門家に相談しましょう。水中生物を野外に勝手に放すと生態系が壊れる恐れがあります。
新居での水槽設置スペースを確保
新居での飼育許可を確認したら、水槽の設置スペースを確保しましょう。
とくに、大きい水槽は置く場所を確保しないと設置できません。事前に設置場所を決めておけば、引っ越し当日は指示するだけなのでかなり効率的です。
水槽引っ越しに必要な準備・当日の流れ【業者依頼の場合も】

まずは、運搬に必要な道具を確認しましょう!
| 概要 | |
|---|---|
| バケツ | 水中生物を移動させる際に必要です。バケツは生物の量や大きさに合わせて用意しましょう。 |
| 酸素ボンベ | 水中生物は酸素が必要です。酸素ボンベ以外に、乾電池式タイプのエアポンプもあります。 |
| 緩衝材 | 衝撃から水槽を守る緩衝材の準備が必要です。緩衝材には、新聞紙やエアクッションがあります。 |
| タンク | 水中生物が住み慣れた「飼育水」を運ぶためのタンクが必要です。コルク付きが便利。 |
| ホース | 新居で水中生物の生活環境を作るために、水道から水槽に水を流すホースを用意しましょう。 |
参考:単身引越しナビの公式サイト
生物運搬に必要な道具を揃えたら、次は引っ越し当日の流れを確認しましょう。
- 1ヶ月前:飼育水に慣れさせる
- 1週間前:常温になれさせる
- 前日:餌切りする
- 当日:生物を移動・水抜き・洗浄
- 到着後:再設置して水槽に移す
それぞれの内容を詳しく解説します。
1ヶ月前:飼育水に慣れさせる
水中生物の負担を軽減するために、飼育水に慣れてもらう必要があります。
飼育水とは、水道水のカルキを抜いて水温を調整したものです。定期的に水換えが必要なため、引っ越しのタイミングで新しい飼育水に交換します。
1週間前:常温になれさせる
水温調整のために徐々に常温に近づけます。
移動中は水温を調節できないため、1週間前から常温に慣れてもらいましょう。急激な環境変化を避けられるので、水中生物の負担を減らせます。
前日:餌切りする
水中生物に与える餌の量を減らしましょう。
餌の量を減らすと糞量も減るため、水槽内の水質が汚れるのを防げます。引っ越しに向けて徐々に餌の量を減らしていき、前日は絶食しましょう!
当日:生物を移動・水抜き・洗浄
酸素ボンベを入れたバケツに水中生物を移し、水槽内の水抜きや洗浄を行いましょう。
バケツの水は住み慣れた飼育水を入れ、残りの水はタンクに入れて運搬します。水槽は底砂を取り出し、本体と底砂をきれいに洗浄しましょう。
到着後:再設置して水槽に移す
水槽に水中生物を移す際は、水合わせが必要です。
水中生物をパッキング袋に入れて、飼育水を入れた水槽に浮かべます。同程度の水温になったら、袋の水を捨てて同量の水を水槽から入れましょう。
水の入れ替え作業を3〜5回ほど繰り返したら、水中生物を水槽に放します。急激な環境変化を防げるため、水中生物の負担を減らせます。
水槽本体の運搬なら、プロの引っ越し業者にお任せ!

今回は、水槽の運搬でおすすめの引っ越し業者3選を徹底解説してきました。
多くの引っ越し業者は、熱帯魚や金魚、メダカなど水中生物の運搬に対応していませんが、水槽本体はほかの荷物と一緒に運搬してもらえます。重くて破損リスクの高い水槽はプロに任せるのが安心です。
お近くの業者を一括検索できる「セーフリー」は、水槽運搬に対応する引っ越し業者を多数掲載。利用者の口コミ評判も掲載されており、条件に合う業者を効率よく探せます。
気になる業者を見つけたら、まずは無料見積もりを依頼しましょう!
- 自分で水槽を運搬するのが不安…
- 大事な水槽の梱包方法を相談したい
- 水中生物の負担を最小限に抑えたい

水槽本体の運搬は
引っ越し業者にお任せ!
まずはご相談を
水槽の引っ越し業者に関するよくある質問
-
Q. 水槽運搬時に公共交通機関や飛行機は利用可能?
A.公共交通機関で水槽は運搬できません。水中生物は亀のみ運搬可能ですが、ペットの持ち込み料金として乗車料金が別途かかります。飛行機は、航空会社で規定が異なるので事前確認が必要です。
-
Q. 一般の引っ越し業者に水槽運搬を依頼できる?
A.国土交通省が定めた標準引越運送約款には、「動植物は引受けを拒絶可能」といった規定があります。水槽本体のみの運搬は可能ですが、水中生物の運搬に対応していない引っ越し業者が多いです。
-
Q. 水槽の設置手順は?すぐに水中生物を戻しても大丈夫?
A.新居に到着したら、水槽を配置して電気系統や配管に問題がないかの確認が必要です。異常がないことを確認できたら、ろ材や砂、水を入れて空運転します。水温が安定したら、水中生物を水槽に戻しましょう。




















