2025.12.06 2025.12.06
この記事では、窓枠の雨漏りで使う防水テープについて徹底解説していきます。
「窓枠の雨漏りに防水テープは効果ある？」
「どの防水テープを選ぶと良い？」
「防水テープだけで雨漏り修理は万全？」
などの疑問がある方、必見です。
記事後半では、窓枠の雨漏りをしっかり直す方法まで詳しくご紹介。窓周囲の雨漏りで困っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| シーリングの補修※手の届く範囲でできるだけ施工 | 19,800円〜 |
| 塩ビシートの補修※1ヶ所/約1㎡程度 | 19,800円〜 |
| FRPの補修※1ヶ所/約1㎡程度 | 19,800円〜 |
| アスファルトの補修※1ヶ所/約1㎡程度 | 19,800円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| ウレタン防水※1ヶ所 | 60,000円〜 |
| FRP防水※1ヶ所 | 19,800円〜 |
| FRPの補修※1ヶ所 | 19,800円〜 |
| アスファルトの補修※1ヶ所 | 40,800円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| ウレタン防水※50㎡ | 220,000円〜 |
| FRP防水※50㎡ | 225,000円〜 |
| 塩ビシート防水※50㎡ | 325,000円〜 |
| 改善アスファルトシート防水※50㎡ | 275,000円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| 水性アクリル※1㎡ | 1,700円〜 |
| NADウレタンシリコン（弱溶剤）※1㎡ | 2,500円〜 |
| NADアクリルシリコン（弱溶剤）※1㎡ | 3,500円〜 |
| 外壁タイル防水（セブンSクリアー）※1㎡ | 5,500円〜 |
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| タキステップ（階段）※1㎡ | 6,500円〜 |
| タキシート（開放廊下・ベランダなど）※1㎡ | 8,000円〜 |
| クレガーレ（開放廊下・ベランダなど）※1㎡ | 12,000円〜 |
| 作業内容 | 作業時間 | 料金 |
|---|---|---|
| 一戸建て‐建坪40坪※外壁防水｜セブンSクリアー | 工期：1週間 | 340,000円〜 |
| 2階建て‐6世帯アパート※外壁防水｜NADアクリルシリコン | 工期：3週間 | 600,000円〜 |
| 3階建て‐12世帯アパート※外壁防水｜NADアクリルシリコン | 工期：1ヶ月 | 1,320,000円〜 |
| 賃貸ビル3階建て‐タイル2面（2面のみ施工）※外壁防水｜セブンSクリアー | 工期：1週間 | 547,560円〜 |
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目次
窓枠の雨漏りに防水テープは効果あり？強度・耐久性も検証
防水テープは貼るだけで対処できる優れものですが、窓枠の雨漏りに効果がなければ意味がありません。
そこで、最初に窓枠の雨漏りに防水テープが効果があるケースとないケースをご紹介します。防水テープが効果的な処置についても見ていきましょう。
効果があるケースとないケース【原因別】
窓枠が雨漏りする原因は、主に以下が考えられます。
- コーキングが劣化している
- 窓枠やサッシがゆがんで隙間ができている
- 窓枠まわりの外壁にひびが入っている
- 配管設備まわりが劣化して隙間ができている
- 台風などにより一時的に想定以上の雨が降る
上記のうち、防水テープが効果的なケースと効果がないケースについて、それぞれの雨漏り原因で見比べてみましょう。
| 防水テープが効果的なケース | ・コーキングの細かいひび割れ ・窓枠やサッシのわずかな隙間 ・台風などによる一時的な雨漏り |
|---|---|
| 防水テープでは不十分なケース | ・コーキングの広範囲なひび割れ ・窓枠やサッシの大きなゆがみによる隙間 ・窓枠まわりの外壁にできたひび ・配管設備まわりが劣化してできた隙間 |
つまり、防水テープが有効なのは比較的軽微もしくは一時的な雨漏りのみ。広範囲のひび割れや大きな隙間による雨漏りには、防水テープだけでの対応が難しいです。
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「応急処置」に防水テープは効果的
軽微な雨漏りに効果がある防水テープですが、あくまでも応急処置として考えておくべきです。台風や強風など一時的な自然災害であれば効果的ですが、ひび割れなどは放置すると症状が悪化して雨漏りもひどくなるためです。
防水テープでの雨漏り対策は緊急の対処法として活用し、早めに本格的な修理をしましょう。
窓枠が雨漏りした時の防水テープの貼り方
窓枠が雨漏りしているなら、以下の手順で防水テープを貼って応急処置しましょう。
- 雨漏りしている箇所を見つける
- 雨漏り箇所を清掃し、乾燥させる
- 防水テープを適切な長さにカットする
- 雨漏り部分を覆うように丁寧に防水テープを貼る
それぞれのステップについて、具体的に見ていきます。
雨漏りしている箇所を見つける
まずは、雨漏りの原因となっている場所を特定しなければなりません。窓枠まわり、窓材、サッシを注意深くチェックしてみましょう。どんなに小さくても、隙間やひび割れなどがあれば、雨漏り箇所の可能性が高いです。
雨漏りしている箇所が見つからない場合は、特に濡れている場所が原因と考えるのも一つの方法です。また、雨漏りの可能性がある箇所が複数あるなら、すべてに対してテープで対処すると良いでしょう。
雨漏り箇所を清掃し、乾燥させる
防水テープを貼る前に、汚れやホコリなどをしっかり除去して乾燥させ、防水テープが密着するように環境を整えます。
サッシやレールなどの周辺もしっかり掃除すれば、防水テープによる雨漏り予防効果が高くなります。また、雨が降っていないタイミングで掃除すれば、防水テープの効果を高められます。
防水テープを適切な長さにカットする
乾燥させている間に、防水テープを適切な長さにカットしておきましょう。雨漏り箇所よりも大きめにカットし、余裕を持ってカバーできるようにしておくと安心です。
また、カットしたらどのように貼るのか、位置や方向を決めておきましょう。
雨漏り部分を覆うように丁寧に防水テープを貼る
カットした防水テープを、いよいよ貼っていくステップです。シワができないよう、丁寧に伸ばしながら貼るのがポイント。ローラーやヘラなどを使うとシワを伸ばしながらキレイに貼れます。
上手く貼れなかった場合には、貼り直さず新しいテープを貼りましょう。貼り直すと粘着力が落ちて、防水効果が落ちてしまうためです。
窓枠の雨漏りにオススメの防水テープの選び方
窓枠の雨漏りに使う防水テープには、主に以下3つの種類があります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| ゴム系 | 伸縮性があるため、平面以外でも貼りやすい |
| アクリル系 | 透明なので目立ちにくい |
| ブチルゴム系 | 防水性と粘着力が高い |
それぞれ特徴が異なるため、目的や場所によって使い分けると良いでしょう。
また、さまざまな商品がある中で効果的な防水テープを選ぶためには、以下のポイントを押さえておくのがオススメです。
- 防水性能が高い
- 耐久性が高い
- 粘着力が高い
- 窓枠に設置しやすい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
防水性能が高い
防水性能は、できるだけ高い種類がベスト。JIS規格（日本産業規格）に適合している商品なら、一定以上の品質が保証されているため安心度が高いです。
防水性能の高さはテープそれぞれで異なるため、購入前のチェックが欠かせません。
耐久性が高い
耐久性が高い防水テープなら、紫外線や温度変化による劣化が進みにくいです。応急処置で使う防水テープですが、少しでも長く防水効果を発揮してもらうためには耐久性の高さが必要になります。
粘着力が高い
雨漏りの原因となる隙間やひび割れをカバーするためには、高い粘着力も欠かせません。特に屋外側に貼るなら、粘着力が高いテープを選びましょう。
ただし、賃貸などでテープの跡を残したくない場合には、簡単に剥がせる粘着力が低いタイプも選択肢の一つとなります。貼る場所や状況に合わせて、適切な粘着力を選ぶのが大切です。
窓枠に設置しやすい
窓枠に設置しやすいかどうかも、テープ選びのポイントです。特に、カットしやすいかどうかは必ずチェックしておきましょう。
また、角の部分や曲面部分に貼るなら、伸縮性が高いテープを選ぶのも大切。しっかり密着するよう、貼る場所に合わせてテープを選びましょう。
窓枠の雨漏りを放置する4大リスク【防水テープだけでは不十分！】
窓枠の雨漏りを放置すると、以下4つのリスクを負ってしまいます。
- カビが増殖する
- 腐ったりサビたりする
- シロアリが発生しやすくなる
- 漏電の危険もある
早めに対処すべき理由を、それぞれ見ていきましょう。
カビが増殖する
雨漏りを放置すると、湿気を好むカビが増殖してしまいます。カビは窓枠まわりでどんどん範囲を広げるだけでなく、根を張り落としにくくなるのが特徴です。
また、カビ胞子が体内に入るとアレルギー症状を引き起こす危険があります。
腐ったりサビたりする
水分が長期間残ったままになると、木部が腐ったり金属部分がサビたりします。
腐ったりサビたりした部分は、素材が劣化してさらなる雨漏りを引き起こす原因になりかねません。また、表面上は見えなくても、内部に水分が溜まり素材が腐ってしまうケースもあるため、注意が必要です。
シロアリが発生しやすくなる
建物を構成する木材に水分が多く含まれた状態になると、シロアリが発生しやすくなるのも大きなデメリットです。
シロアリは木材を食べ進め、建物の強度を下げてしまいます。台風などの災害で倒壊しやすくなるため、増殖する前の駆除と予防が必須です。
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漏電の危険もある
サッシの雨漏りが、電気配線に影響して漏電する危険もあります。
漏電は火災のきっかけにも。危険度が高いリスクです
たかが雨漏りと考えず、家電や建物そのものを守るために早めの対策が必須です。
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窓枠の雨漏りをしっかり直す方法【防水テープは応急処置】
防水テープで応急処置をした後は、窓枠の雨漏りを本格的に直すのも忘れてはいけません。しっかり直す方法では、以下が有効です。
- コーキングを打ち直す
- 窓枠や窓を交換する
- 専門業者に依頼する
状況に合わせて、適切な方法で対処しましょう。
コーキングを打ち直す
コーキング部分が劣化していたり小規模なひび割れなら、打ち直して新しくするのが有効です。劣化した部分を除去し、新しくシーリング材を充填するだけなので手軽にできるのもメリットです。
ただし、大きなひび割れにはコーキングで対処できない場合もあります。
窓枠や窓を交換する
窓枠やサッシがゆがんでいたりズレていたりするなら、窓枠や窓を交換すると雨漏りが解消します。
軽度のゆがみやズレであれば、サッシや窓枠のみの交換で対処できるでしょう。ゆがみやズレが重度の場合は、全体的に交換しなければならない場合もあります。
専門業者に依頼する
専門業者に任せれば、雨漏りの原因を徹底的に調査・修復してもらえます。原因が分からかったり適切な対処法が分からなかったりする場合も、専門業者に調査から相談するのがベストです。
業者に依頼する場合の修理費用は、3～25万円ほどかかるのが一般的。ただし、状況や対処法によって費用は大幅に変動するため、まずは専門家の意見を聞いて見積もりを出してもらうと良いでしょう。
3社以上から見積もりを出してもらえば、現状での費用相場を見極めやすくなります。
各社での対応の違いも比較できるため、納得できる業者を見つけやすくなるのもポイントです。
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窓枠の雨漏りは防水テープで応急処置可能！修理は業者に相談を！
窓枠の雨漏りは、放置するとカビやサビの原因になります。シロアリが発生すると建物全体で被害を受ける危険もあるため、早めに対処するのが大切です。
防水テープで応急処置をしたら、しっかり直すのも重要なポイント。何度も雨漏りを繰り返さないためにも、専門業者へ依頼して隙間を丁寧にふさぎましょう。
- 防水テープで雨漏りを修理したい…
- 雨漏りの影響を最小限に抑えたい…
- 窓枠の雨漏りを直したい！
窓枠の雨漏りは防水テープで応急処置！
しっかり修理するなら
専門業者に一任しよう！
窓枠の雨漏りを防水テープで止める際のよくある質問
-
Q. 窓枠の雨漏りに防水テープは効果的？
A.窓枠の雨漏りに防水テープは、応急処置としては効果的です。本格的に雨漏りを直すなら、専門業者に依頼しましょう。
-
Q. 窓枠の雨漏りにオススメの防水テープ製品は？
A.窓枠の雨漏りにオススメの防水テープ製品は、以下です。
- 気密・防水アルミテープ
- 防水アルミテープ（ブチルタイプ）
- ファストフラッシュ
-
Q. 窓枠の雨漏りをしっかり直す方法は？
A.窓枠の雨漏りをしっかり直すなら、以下の方法が有効です。
- コーキングを打ち直す
- 窓枠や窓を交換する
- 専門業者に依頼する
