引っ越し時のエアコン移設にかかる費用相場を解説!処分方法もご紹介
2024.07.07 2024.11.20
本記事では、引っ越し時のエアコンの移設方法や費用について解説します。
エアコンの移設を依頼できる業者はいくつかあります。それぞれの特徴を理解することで、ニーズに合った業者を絞り込めるでしょう。
「移設すべきか買い替えるべきか?」の判断基準についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
引っ越し時のエアコン移設にかかる費用を業者ごとに比較!
引っ越し時のエアコン移設には費用がかかりますが、業者によってその料金は異なります。
引っ越し時のエアコン移設は、主に以下の業者に依頼します。
- 引っ越し業者
- エアコン専門店
- 配送業者・家電量販店のサービス
そして、エアコンの移設費用は、「取り外し・取り付け作業」「追加工事費用」「運搬費用」で構成されています。追加工事においては、家の状況に応じて対応するものなので、必ずしも発生するわけではありません。
さらに、引っ越し時に伴う移設の場合は、業者によって運搬費込みで提示してくれます。それぞれの相場については以下の通りです。
取り外し | 取り付け | 運搬費用 | |
引っ越し事業者 | 20,000円~30,000円 | 引っ越し料金込み | |
エアコン専門店 | 5,000円~6,000円 | 13,500円~17,000円 | 3,000円~6,000円 |
配送業者・家電量販店 | 8,000円~ | 12,000円~20,000円 | 別途見積もり |
引っ越し時にエアコンを移設する際は、移設先や移設の目的、費用を比較して選ぶようにしてください。
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引っ越し業者
引っ越し業者にエアコンの移設を依頼するメリットは、運搬費用が引っ越し料金に含まれる点です。これにより、エアコン移設の手間が省け、別途業者を探す必要がありません。
しかし、デメリットも存在します。下請け業者が作業することが多く、トラブル時の責任者が不明瞭になる場合があります。また、公式サイトで料金を明示していない会社も多く、見積もりが必要です。
エアコンの移設を引っ越し業者に依頼すると、手続きが一括で済み便利ですが、追加工事や費用が発生する可能性があるため、費用確認を念入りにしましょう。
エアコン専門店
エアコン移設は専門店に依頼するのがもっともおすすめでしょう。
メリットとして、引っ越し業者に比べて安く依頼でき、トラブル時の連絡先が明確な点が挙げられます。また、専門店に依頼すると、確かな技術と適正な価格で安心して任せられます。
見積もりを細かく出してくれる業者に早めに問い合わせれば、引っ越し後すぐに工事が可能です。
運搬費が気になる場合は、引っ越し業者に取り外しのみを依頼し、専門業者に取り付けを任せると良いでしょう。
配送業者・家電量販店のサービス
運送会社や家電量販店のサービスを利用するのも一つの方法です。
これらの業者は高価な物や重い物の運搬に慣れており、エアコン移設パックプランを提供しているケースも多いです。
例えば、運送会社では「エアコン取り外し・取り付け・運搬」がセットになったプランがあり、遠距離引っ越しの場合は費用を抑えられるでしょう。
しかし、デメリットとして、下請け業者が作業するケースが多く、トラブル時の責任者が不明確な場合があります。
見積もりが必要な場合が多いため、事前に確認してください。
引っ越しでエアコン移設を依頼する業者選定ポイント2つ
引っ越しの際、エアコンの移設を依頼するのであれば、以下2つのポイントを抑えておきましょう。
- 相見積もりで価格を比較する
- 保証やアフターサービスがあるか確認する
それぞれのポイントについて解説します。
相見積もりで価格を比較する
エアコン取り付け業者を選ぶ際は、複数の業者から見積もりを取り、比較するべきです。価格だけでなく、見積もり内容や条件、対応の質も確認しましょう。
例えば、見積もりシミュレーターを使用し相場を把握、その上でサービス内容や保証、評判を確認すると安心です。
料金のみで選ぶと追加費用が発生するリスクがあるため、トータルコストを考慮した選定が必要です。
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保証やアフターサービスがあるか確認する
エアコン移設時のトラブルは不可避な場合もあるため、保証やアフターサービスがしっかりしている業者を選びましょう。設置後一年間の保証がある業者なら安心です。
保証があれば、万一の故障やトラブルに対処できるため、長期的に見ても安心して依頼できます。
事前に保証内容を確認し、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
引っ越しでエアコン移設を頼む前にチェックすべき3つのこと
新居で旧居で使用していたエアコンが使えないケースもあります。そのため、エアコンの移設を依頼する前に、まずは以下のポイントについて確認しておきましょう。
- エアコンの対応畳数が新居に合っているか
- 配管穴や専用コンセントが設置されているか
- 新居にエアコンを設置できるスペースが十分にあるか
また、旧居で使用していたエアコンを移設するのが良いのか、買い替えた方が良いのかも慎重に検討してみましょう。
それぞれのポイントについて解説します。
エアコンの対応畳数が新居に合っているか
エアコンを効率的に使用するには、部屋の広さに適した機種を設置するのが重要です。現在使用しているエアコンが、新居の部屋の広さに対応しているか確認しましょう。
例えば、8畳用エアコンを12畳の部屋に設置すると、常にフル稼働し、電気代が上がります。
適切な畳数のエアコンを使用することで、効率的に快適な室温を保ち、電気代の節約につながります。
配管穴や専用コンセントが設置されているか
新居にエアコンを設置する前に、配管穴や専用コンセントの有無を確認しましょう。配管穴がない場合、追加工事が必要です。
また、エアコン専用のコンセントがないと、ブレーカーが落ちたり火災のリスクが生じます。特に、賃貸物件では事前に大家さんや管理会社に許可を取る必要があります。
事前確認を怠ると、思わぬトラブルが発生するため、注意が必要です。
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新居にエアコンを設置できるスペースが十分にあるか
エアコンの設置スペースも確認しておくべきポイント。
室内機と室外機の設置場所に十分なスペースがあるか確認し、メーカーのカタログなどで必要スペースを確認しましょう。
室内機の上部や左右、室外機の背面や前面に十分なスペースが確保されているか確認すると安心です。
適切なスペースを確保することで、エアコンの効率的な運転が可能です。
引っ越し時にエアコン移設ではなく買い替えた方が良いケース3選
引っ越しの際、エアコン移設をするのではなく、買い替えた方がメリットが大きいケースがあります。
主に以下のケースの場合は、移設ではなく買い替えた方が良いかもしれません。
- エアコンが寿命を迎えている場合
- 購入価格が4万円以下のエアコンである場合
- エアコンの対応畳数がふさわしくない場合
それぞれについて解説します。
エアコンが寿命を迎えている場合
エアコンの寿命は一般的に10年です。7~8年経過したエアコンなら、買い替えを検討する必要があります。
例えば、10万円のエアコンを10年間使用した場合、1年あたり1万円の価値となります。残りの寿命が短いエアコンを移設するよりも、新品を購入する方が長期的に見て経済的でしょう。
また、古いエアコンは清掃やメンテナンスが難しく、不具合が増えるため、新品への買い替えをおすすめします。
購入価格が4万円以下のエアコンである場合
購入価格が4万円以下の安価なエアコンは、移設費用の方が高くなる場合があるため、買い替えを検討しましょう。
移設に伴う手間やコストを考慮すると、新品を購入する方が合理的です。移設費用が高額になる場合、その金額で新しいエアコンを購入し、設置する方が効率的なケースもあります。
コストパフォーマンスを考慮して、買い替えを選ぶのが賢明でしょう。
エアコンの対応畳数がふさわしくない場合
新居の広さに対して、現在のエアコンの対応畳数が適していない場合も、買い替えを検討しましょう。
8畳用のエアコンを12畳の部屋で使用すると、電気代が増加し、効率が悪くなります。
部屋の広さに合った対応畳数のエアコンであれば、快適な環境を維持しながら、電気代を節約できます。
対応畳数に余裕のあるエアコンを選ぶことが重要です。
引っ越し時にエアコンを移設しない場合の処分方法5選!
引っ越し先で、旧居で使用したエアコンを移設しない選択をするケースも多いです。その際、旧居で使用していたエアコンは処分する必要があります。
エアコンを処分する方法としては以下が挙げられます。
- 不用品回収業者に依頼する
- 自治体と提携している回収業者に依頼する
- リサイクルショップで買い取ってもらう
- 知り合いに譲る
- 家電量販店や購入したお店に引き取ってもらう
それぞれについて解説します。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼すると、自分の都合に合わせてエアコンの処分ができます。許可を得ている業者に依頼することで、違法行為を避け、スムーズに処分が可能です。
自治体と提携している回収業者に依頼する
お住まいの地域の自治体が指定する業者にエアコンの処分を依頼すると、安心して処分できます。
まず郵便局で家電リサイクル券を購入し、指定業者に連絡して回収を依頼しましょう。この方法では、リサイクル料金、収集運搬料金、取り外し工事費が必要です。
リサイクルショップで買い取ってもらう
リサイクルショップにエアコンを売却すれば、処分費用をかけずに現金化できます。買取可能かどうかは、エアコンの容量や使用年数次第でしょう。
例えば、製造から5年以内のエアコンは高価買取されるケースが多いですが、10年以内のものでも買取可能な場合があります。
取り外し無料のショップもあるため、問い合わせてみる価値はあるかもしれません。
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知り合いに譲る
友人や知人にエアコンを譲る方法もあります。
譲渡先が近くに住んでいる場合、取り外しや運搬の手間が少なくなります。さらに、取り外し作業を自分でする場合、無料で譲渡できるのが大きなメリット。
ただし、遠方の知人に譲る場合は、運搬費用がかかるため、近くに住んでいる人に引き取りに来てもらうのがおすすめです。
家電量販店や購入したお店に引き取ってもらう
家電量販店や購入したお店にエアコンを引き取ってもらうこともできます。
多くの家電量販店では、エアコンの購入時に古いエアコンの引き取りサービスを提供しています。
購入店に引き取りを依頼できれば、新しいエアコンへの買い替えがスムーズでしょう。
引っ越し時のエアコンの移設依頼先に悩んだら
本記事では、引っ越し時のエアコンの移設費用をメインに、注意点やポイントを解説しました。
いざ業者に依頼するとなると、業者選びだけでも時間がかかってしまうでしょう。そのような場合は、ぜひセーフリーをご活用ください。セーフリーでは、引っ越しやエアコンの移設などに対応している業者をさまざまなニーズから選べます。いくつかの業者を比較検討し、ニーズに合った業者を見つけたら無料見積もりから始めてみましょう!
引っ越し時のエアコン移設にかかる費用相場を解説!処分方法もご紹介のよくある質問
-
Q. 引っ越しでエアコンを移設するにはいくらかかりますか?
A.業者により異なりますが、大体2万円~3万円です。
-
Q. 引っ越し当日にエアコンの取り外しはできますか?
A.当日でも問題ありません。
-
Q. エアコンを外して取り付ける費用はいくらですか?
A.取り付け・取り外しで3万円ほどです。
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