剪定する予定のクロガネモチ

クロガネモチの剪定時期とお手入れ方法パーフェクトガイド【樹形の整え方・高さ調節も】

2024.09.05 2024.09.05

この記事では、クロガネモチの剪定・お手入れについて徹底解説していきます。

育てやすく、多くの庭や公園などで見かけるクロガネモチ。赤い実が魅力でもあるクロガネモチですが、放置してしまうとどんどんと成長してしまうため、定期的に剪定しなければなりません。

樹形を整えたい場合だけでなく、枝を間引きたい場合や高さを調節したい場合の方法も解説しますので、ぜひお役立てください。

クロガネモチの剪定方法【目的別のお手入れを解説】

これから剪定するクロガネモチ

生育旺盛でどんどん大きくなるクロガネモチは、定期的な剪定が欠かせません。

  • 樹形を整える
  • 高さを調節する

上記のような目的に合わせた剪定をしていくことは、風通しを良くして害虫や病気の発生を抑えることにもつながります。まずは、目的別の剪定方法をご紹介しましょう。

樹形を整える

樹形を整えるなら、不要な枝を切り落とす「透かし剪定」をしましょう。

  • 枯れた枝
  • 内側を向いている枝
  • 上へまっすぐ伸びている枝
  • 伸びすぎた枝
  • 混み合った枝

これらを放置すると樹形がどんどん崩れてしまうため、枝の付け根から剪定します。剪定した後は、少し遠目から全体的な樹形をチェックして仕上げると安心です。

樹形を大幅に整える際は、枝を多く切る「強剪定」が必要です。全体の半分ほどをバッサリ切る強剪定をすると見栄えが悪い仕上がりになりがちですが、新しい枝がどんどん伸びてくるので思い切って剪定しましょう。

ただし、枝を切りすぎると花付きや実付きが悪くなることがあるため、必要以上に剪定しないように注意しましょう。

高さを調節する

大きくなりすぎて高さを調節しなければならない場合は、枝だけでなくメインの幹も切らなければなりません。理想の高さで剪定しますが、剪定バサミでは切りにくいので、剪定ノコギリや高枝ノコギリを使いましょう

脚立を使う場合は、足場が安定するよう、誰かに押さえてもらっておくと安心です。

クロガネモチの剪定に適した時期は?

クロガネモチは寒さに弱い性質があるため、暖かい時期の剪定がおすすめです。

ベストは、6~9月。6月頃はクロガネモチがどんどん生長する時期なので、この時期に剪定しておくと手入れしやすくなります。

また、クロガネモチの赤い実を楽しみたいなら、9月頃に実付きが良い枝を残しながら剪定するのもおすすめです。

クロガネモチの剪定・お手入れ時の注意点

クロガネモチ剪定での注意点

剪定せずにいると、クロガネモチはビル3階分ほどの高さにまで生長します。そのため、定期的な剪定が欠かせません。年に1回は必ず剪定し、あとは必要に応じて手入れしていくと良いでしょう。

大きくなったクロガネモチを剪定・お手入れする際は、高所作業となるため十分に安全を確保することも大切です。平坦な場所にしっかり脚立を立てて、誰かに支えてもらいながら作業するなど、工夫しなければなりません。

それでも危険は大きいため、大きく生長したクロガネモチの剪定は、無理せず専門の業者へ依頼しましょう。

クロガネモチの剪定・お手入れはプロに依頼すると安心!

クロガネモチは、高さ調節や樹形を整えるなど、目的に合わせて正しい方法で剪定することが大切です。ただし、大きくなりすぎたクロガネモチの剪定は転倒のリスクがあるため、十分に注意して作業しなければなりません。安全のためにも、無理せず専門の業者へ依頼するのが良いでしょう。

剪定業者を探すなら、セーフリーの利用がおすすめです。多くの業者を掲載しているので、自宅近くですぐに依頼できる業者を見つけやすくなっています。

セーフリーで業者を見つけて、クロガネモチの魅力を長く楽しんでいきましょう。

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クロガネモチの剪定時期とお手入れ方法パーフェクトガイド【樹形の整え方・高さ調節も】のよくある質問

  • Q. クロガネモチの剪定方法は?

    ・枯れた枝
    ・内側を向いている枝
    ・上へまっすぐ伸びている枝
    ・伸びすぎた枝
    ・混み合った枝

    上記を中心に、不要な枝を切る「透かし剪定」が基本です。

  • Q. クロガネモチの剪定にベストな時期は?

    6~9月がベストです。

  • Q. クロガネモチの剪定で注意すべき点は?

    大きいクロガネモチの剪定は高所作業となるため、転倒などに十分注意しなければなりません。安全のため、業者へ依頼することも検討しましょう。

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