2024.10.07 2024.10.07
自分ですべてやろうとすると結構大変な庭のお手入れ。この記事では、雑草処理から剪定、消毒作業など、お庭の手入れにかかる全工程の費用を徹底解説します。
「植木屋・造園業者とホームセンターどっちが安い?」
「追加料金の可能性は?どんな費用がかかる?」
「少しでも安く定期的に頼みたい」
上記のような疑問や要望も一挙解決!
記事後半では、リーズナブルな価格で安心して任せられる業者の選び方もご紹介。これから庭の手入れをされる方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
庭の手入れにかかる料金相場【雑草処理〜消毒まで依頼する場合】
庭の手入れを依頼する際は、作業内容によって料金が大きく異なります。雑草の処理から剪定作業、さらにゴミの処分や消毒まで、それぞれにかかる費用をこの機会に覚えておきましょう。
庭の手入れにかかる料金相場を以下の表にまとめました。
作業内容 | 費用相場 |
---|---|
雑草処理 | 手作業:約1,000円~(1㎡あたり) 機械作業:200㎡まで500円~、200㎡以上200円~ |
剪定作業 | 常緑樹:約2,000円~ マツ:約4,000円~ 落葉樹:約3,000円~ |
ゴミの処分費用 | 軽トラック1台分:約5,000円~(雑草や枝) 石や土:約15,000円~ |
剪定後の消毒費用 | 1本につき約1,000円〜3,000円 |
上記の表を参考に、自分の庭に必要な作業の費用を見積もりましょう。庭の広さや木の種類、処理するゴミの量などによって、最終的な費用は変動しますので、どこまで依頼するかは業者としっかりと相談しておきましょう。
庭のお手入れ料金の「依頼先」による違い【どこに頼むと費用面でお得?】
庭のお手入れを依頼する際、費用を抑えるには依頼先の選び方が非常に重要です。剪定業者、ホームセンター、シルバー人材センターなど、それぞれの依頼先で料金体系や作業の質が異なります。
各依頼先の特徴や料金の違いを解説し、どこに依頼すれば最も費用対効果が高いのか見ていきましょう。
剪定業者に依頼する場合
剪定業者に依頼する場合は、作業の質が高く高木や特殊な樹木の剪定にも精通しています。
プロの職人が作業するため、庭全体の仕上がりも非常に良く、細かい手入れが求められる場合におすすめ
剪定業者の料金体系には「日当制」と「単価制」の2つがあり、依頼内容や状況に応じて選ぶことができます。
日当制
日当制は職人1人あたり1日の料金が決まっており、作業が終わるまでの期間に応じて料金が発生します。一般的な相場は1人1日あたり約18,000円〜25,000円で、都会では高く、地方では安くなる傾向があります。
作業が複雑で時間がかかる場合、日当制が適していますが事業者の腕前によっても作業時間が変わるため、実績のある業者を選べるとベストです。
単価制
単価制は、剪定する庭木1本あたりや生垣1メートルあたりの料金が決まっている料金体系です。庭木の高さや種類に応じて料金が変わり、高さ3メートル未満の木であれば1本あたり約2,500円~4,000円、高さ5メートル以上の木になると9,000円以上が相場。
依頼する本数や木の高さが分かっていれば、費用の予測がしやすいのがメリットです。
さらに詳しく知りたい方はこちら
庭木剪定の料金相場は?造園業者・植木屋さんへの依頼費用と安く抑えるコツ
2024.09.06 2024.09.06
ホームセンターに依頼する場合
ホームセンターを通じて剪定依頼する場合は、費用面で比較的ブレが少ないでしょう。低木や生垣などの小規模な剪定作業に向いています。
高さ2メートルまでの生垣の場合、1メートルあたり約3,000円で剪定してもらえるのが一般的。ホームセンターでは手軽に見積もりを取れて、簡単な剪定作業であれば依頼しやすいのが特徴です。
ただし、7メートル以上の高木や特殊な樹木の剪定には対応していないケースもあるので、その場合は専門業者に依頼する必要があります。
シルバー人材センターに依頼する場合
シルバー人材センターは、地域の高齢者が剪定や雑草処理などしてくれるサービスで、一般的な庭木の手入れ作業をリーズナブルな価格で依頼できるのが特徴。
通常、日当制で料金が設定されており、1日あたり約10,000円〜15,000円が相場です。時間制での依頼も可能なため、小規模な作業を希望する場合には費用を抑えやすい選択肢でしょう。ただし、高所作業や特殊な道具を使う作業には対応していないケースもあり、繁忙期には予約が取りづらいというデメリットもあります。
シルバー人材センターは特に低木の剪定や簡単な作業に適しており、比較的手軽に利用できます。日常的な庭木の手入れを安く済ませたい場合に有効な手段でしょう。
庭の手入れ費用を決める依頼作業範囲【オプション料金はどこまでかけるべき?】
庭の手入れ費用は、依頼する作業範囲と追加オプションによって大きく変動します。駐車場代金や出張料金は作業の内容にかかわらず発生するため、あらかじめ確認しておきましょう。
基本的な料金以外に、剪定後の消毒やゴミの処分、場合によっては重機の使用など、さまざまなオプションが追加される可能性はあります。ここでは、オプション料金について順番に見ていきましょう。
剪定後の消毒
剪定作業した後は、害虫や病気から庭木を守るための消毒をおすすめします。剪定の理由が害虫駆除の場合、消毒作業を追加で依頼すれば長期的に木を健康に保てるでしょう。
消毒の相場は木1本あたり約1,000円〜3,000円程度で、手軽に依頼できる範囲のオプションです。
消毒を怠ると、後に木の病気や害虫の被害が広がるリスクがあるため、費用をかける価値が高い作業です。
さらに詳しく知りたい方はこちら
庭木消毒の料金相場!適切な時期や頻度は?【害虫駆除費用との比較も】
2024.09.06 2024.11.11
剪定・抜根後のゴミ処理
剪定や抜根後に必ず発生するゴミの処分も、庭の手入れ費用に影響します。剪定で発生した枝や葉、抜根後の根や土などのゴミは、事業者が処分する場合に別途料金がかかります。
処分費用の相場は、45Lのゴミ袋1つあたり約1,000円、軽トラック1台分で3,000円~8,000円が目安。事前にゴミ処理費用が剪定料金に含まれているか確認しましょう。
もし含まれていない場合は、自治体のゴミ処理センターを利用するなどして自分で処理することで、費用を節約する方法もあります。
重機使用
高木の剪定や抜根など、高所や危険な作業が必要な場合は、クレーン車や高所作業車などの重機を使用する場合もあります。この場合、重機の使用料が追加され、料金相場は約20,000円です。
作業が困難な場所や高木の剪定では、重機を使わなければならないことがあるため、見積もりの段階で必要かどうかを確認しておくと安心でしょう。重機の使用によって作業の安全性が高まり、迅速に進められるメリットがある一方で、追加費用がかかる点も考慮に入れておきましょう。
庭の手入れ費用を抑える方法3選
庭木の手入れには費用がかかりますが、少し工夫をすることでコストを抑えられる場合もあります。ここでは、庭の手入れにかかる費用を節約するための3つの方法を紹介します。
それぞれのポイントを押さえ、満足のいく庭作りをリーズナブルに進めましょう。
自力でお手入れしてみる
庭木の手入れを自分ですれば、業者依頼する際に発生する料金を大幅にカットできます。特に、高さが3m以下の低木や小さな植木であれば、道具さえ揃えれば比較的安全に作業を進められるでしょう。
ただし、木の高さが3mを超えたり、周囲に建物や電線がある場合は、自力での剪定は危険を伴います。無理せずプロに依頼することで、結果的に安全面やコスト面で得することが多いはずです。
冬にお手入れの依頼をする
庭木の手入れを依頼する時期にも、コストを抑えるコツがあります。冬の休眠期(12月〜3月)にする剪定は、木が水分をあまり含んでいないため、処分する枝葉の量が少なくなる傾向があります。
特に落葉樹は葉が落ちているため、作業がスムーズになりゴミ処理費用も抑えられるのです。また、冬季は剪定業者の繁忙期を避けられるため、料金が比較的安くなる場合もあり、依頼のタイミングを調整することでも費用を節約できます。
相見積もりして業者を絞る
庭木の手入れを依頼する際は、必ず複数業者から見積もりを取りましょう。
最低でも3社から見積もりを取ることで、サービス内容や価格の違いが明確になります。
事前に相見積もりすれば料金相場を把握しつつ、自分が依頼したい作業範囲や要望を業者に的確に伝えられるメリットも。価格だけでなく、対応の速さやサービスの質も比較すれば、長期的に信頼できる業者を見つけられるでしょう。
また、信頼できる業者に依頼することで、木の健康管理やアフターケアのアドバイスも受けられるため、トータルでのコスト削減にもつながります。
>>近くの植木屋・造園業者を探して、まずは見積もりを取ってみる
庭の手入れを業者に依頼する場合のポイント3つ
庭の手入れを業者に依頼する際は、料金の設定や業者の実績、口コミなどに注目しましょう。ここでは、業者選びで失敗しない3つのポイントを紹介します。
料金設定は分かりやすいか
まず、庭の手入れを依頼する際に最も気になるのは料金です。見積もりを依頼するなら作業内容や範囲だけでなく、追加費用が発生する項目についても明確に説明してもらいましょう。
例えば、駐車場がない場合に発生する駐車場代や、事業者が遠方から来る場合にかかる出張料金など、作業以外の費用がかかる可能性があります。料金設定が明瞭であれば、予算内で安心して依頼できるはずです。
実績は十分か
業者の実績も重要な選定基準です。庭の手入れは技術力が問われる作業であり、特に大きな木や特殊な植物の剪定、限られたスペースでの作業には経験が必要です。
業者のホームページや口コミサイトで、これまでの作業実績や専門分野を確認し、どのような庭木の剪定に強いのか知っておきましょう。実績が豊富な業者であれば作業の質が安定しており、細かな要望にも応じてもらえる可能性が高くなります。
口コミ・評判は問題ないか
実際に依頼する前に、業者の口コミや評判を確認するのも重要なステップです。口コミは実際に利用した顧客の声を反映しており、サービスの質や対応の速さ、アフターケアの有無などを判断する材料になります。
特に、迅速な対応や丁寧な作業を評価されている業者は、信頼性が高いと言えるでしょう。一方で、あまりにもネガティブな評判が目立つ業者は、慎重に検討する必要があります。
信頼できる業者を選ぶには口コミをしっかりと確認し、安心して依頼できるかどうか見極めましょう。
庭の手入れは費用相場を知って業者に依頼しよう!
今回は庭の手入れにかかる費用を全てピックアップし、依頼先による違いなども併せて解説しました。少しでも安くする方法、業者の選び方についてもお分かりいただけたかと思います。
庭の手入れは工程によって自分でするのも可能ですが、ゴミの処分費用や消毒剤の購入など、余計な費用がかかってしまう上にとても面倒です。雑草処理から消毒まで、業者に依頼してしまう方が効率的でしょう。
業者に依頼するなら、セーフリーの検索システムをご活用ください。優良業者が多数掲載されており、条件指定や並べ替えなども使いながら業者をピックアップできます。気になる業者からまずは見積もりをとってみましょう!
お庭の手入れにかかる費用相場!植木屋・造園業者の料金は高い?【庭師の作業工賃も紹介】のよくある質問
-
Q. 庭の手入れは全部業者にお任せしてしまった方が安い?
A.自分で全て道具を揃えてやるより、業者依頼してまるごと任せた方が長期的に見て安く済むでしょう。さらに庭のクオリティも高くなります。
-
Q. 依頼する前に出張で見て欲しい!見積もりは無料?
A.業者によっては無料で出張見積もりしてもらえます。セーフリーで探してみましょう。
-
Q. 都心と地方で料金に違いはある?
A.都心の業者の方が基本料金が高い傾向があります。
木の剪定/お手入れの
地域からおすすめ業者を探す
木の剪定/お手入れの関連記事
-
木蓮(モクレン)の剪定時期やお手入れ方法【作業のコツや業者費用も解説】
-
柿(かき)の木の剪定方法と適切なお手入れ時期【失敗知らずの5つのコツも解説!】
-
ジューンベリー(アメリカザイフリボク)の剪定時期とお手入れ方法【うまく整えるコツも解説】
-
クロガネモチの剪定時期とお手入れ方法パーフェクトガイド【樹形の整え方・高さ調節も】
-
梅(うめ)の木剪定パーフェクトガイド【適切なお手入れ方法や時期を徹底解説!】
-
庭木剪定の料金相場は?造園業者・植木屋さんへの依頼費用と安く抑えるコツ
-
レモンの木の剪定方法とお手入れ時期【大事な注意点3つも解説】
-
南天の剪定時期とお手入れ方法を徹底解説!必須アイテムや成功のコツも
-
黒松の剪定時期とお手入れ方法を徹底解説!美しく仕上げる6つのコツも
-
もみじ(紅葉)の剪定ガイド!適切なお手入れ時期・方法とは?【失敗例やコツも】