2024.10.07 2024.10.07
この記事では、二槽式洗濯機の掃除方法やコツについて徹底解説していきます。
二槽式洗濯機は、掃除をしないとカビやヘドロ汚れが発生してキレイに洗濯できなくなってしまいます。定期的な掃除が必須の二槽式洗濯機ですが、効果のある洗剤を正しく使うことも重要なポイントです。
ここでは、二槽式洗濯機の掃除方法を、おすすめの洗剤別に4つ紹介します。記事後半では、カビ予防のコツもご紹介するので、洗濯槽をきれいに保ちたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
二槽式洗濯機の掃除方法4選!【洗剤別】
全自動洗濯機に比べてカビなどが発生しにくい二槽式洗濯機ですが、それでも定期的な掃除は必要です。カビや汚れが蓄積しないよう、適切な方法で掃除しましょう。
ここでは、二槽式洗濯機の掃除方法として、洗剤別に下記4つをご紹介します。
使う洗剤 | おすすめのケース |
---|---|
洗濯槽クリーナー | 手軽に掃除したい場合 |
塩素系漂白剤 | しっかり除菌・殺菌したい場合 |
オキシクリーン | 塩素系漂白剤は使いたくないがしっかり掃除したい場合 |
重曹 | ナチュラル洗剤を使いたい場合 |
どの洗剤も、洗剤投入口ではなく洗濯機にそのまま入れます。それぞれの掃除方法を詳しく見てみましょう。
洗濯槽クリーナーを使う方法
市販の洗濯槽クリーナーを使えば、手軽に掃除できます。
- 洗濯機の電源を入れ、洗濯槽クリーナーを投入する
- 40度ほどのお湯を洗濯機の90%ほどまで入れる
- 洗濯機を通常モードでまわす
- 汚れが確認できなくなるまでまわす
洗濯槽クリーナーは1回で全量使う商品が多いですが、使用前に必ず使用方法を確認しておきましょう。
塩素系漂白剤を使う方法
カビキラーやハイターなどに代表される塩素系漂白剤は、除菌・殺菌能力が高く、汚れを溶かして除去できます。
- 洗濯機の電源を入れ、塩素系漂白剤を投入する
- 40度ほどのお湯を洗濯機の90%ほどまで入れる
- 洗濯機を通常モードでまわす
- 汚れが確認できなくなるまでまわす
塩素系漂白剤はとても強い洗剤なので、使用する際は必ず換気しましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
洗濯機を塩素系漂白剤(クリーナー)で掃除!方法や注意点を解説
2023.12.04 2024.09.04
オキシクリーンを使う方法
酵素系漂白剤であるオキシクリーンでも、漬け置きでカビなどの汚れを剥がして浮かせることができます。
- 洗濯機の電源を入れる
- 40度ほどのお湯を洗濯機の90%ほどまで入れる
- オキシクリーンを500~600gほど投入して溶かす
- 2~5時間漬け置きする
- 浮いてきた汚れを網などで除去する
- 洗濯機を通常モードでまわす
オキシクリーンは、塩素系漂白剤のように強いニオイがないものの、しっかり汚れを落とせるのが特徴です。ただし、汚れをしっかり落とすには十分な時間漬け置き(オキシ漬け)する必要があります。
重曹を使う方法
重曹には、塩素系漂白剤のように強い洗浄力はありません。し
かし、環境にも肌にも優しい点がメリットなので、ナチュラル洗剤を使いたい方におすすめです。
- 洗濯機の電源を入れる
- 40度ほどのお湯を洗濯機の90%ほどまで入れる
- 水10Lに対して100gの重曹を投入して溶かす
- 30分~1時間漬け置きする
- 洗濯機を通常モードでまわす
重曹の量は、洗濯機の大きさや汚れ具合により調整すると効果的です。また、しっかり混ぜて溶かすこともポイント。重曹は溶け残りが出やすいため、念入りに溶かしましょう。
重曹は研磨作用だけでなく、脱臭効果も優れているので、洗濯機の悪臭に悩んでいる人にもおすすめです。
二槽式洗濯機で「ニオイや水垢が気になる」場合の掃除方法
カビなどの汚れではなく、ニオイや水垢が気になる場合には、クエン酸を使いましょう。
- 洗濯機の電源を入れる
- 洗濯機の90%ほどまで水を入れる
- カップ1杯のクエン酸を入れて混ぜる
- 5分ほど洗濯機をまわす
- 1時間~1日ほど漬け置きする
- 汚れを網などで除去する
- 洗濯機を通常モードでまわす
頑固な水垢汚れは、しっかり漬け置きすると落としやすくなります。ただし、クエン酸を使うと金属部分が腐食することがあるので注意が必要です。クエン酸などの酸性洗剤を使っても問題ないかは、事前に必ず確認しておきましょう。
二槽式洗濯機を掃除する際の注意点
二槽式洗濯機の掃除での注意点は、塩素系漂白剤と酸性洗剤を混ぜないことです。塩素系漂白剤とクエン酸に代表される酸性洗剤が混ざると、有毒なガスが発生するためです。
カビ取りには塩素系漂白剤、水垢やニオイ取りにはクエン酸と両方二槽式洗濯機の掃除で活躍する洗剤ですが、それぞれ別々に使いましょう。
二槽式洗濯機の掃除をラクに!日々のカビ予防【3つのポイント】
カビが発生しにくい特徴がある二槽式洗濯機ですが、それでも使い方によってはカビが増殖してしまうこともあります。カビを予防するためには、ここでご紹介するポイントを押さえておきましょう。
- 洗濯機内に洗濯物を入れっぱなしにしない
- 洗剤や柔軟剤は容量を守って使う
- 洗濯後はフタを開けて内部をしっかり乾燥させる
日々できることから取り組むと、カビ予防につながります。
洗濯機内に洗濯物を入れっぱなしにしない
洗濯機内に洗濯物が残っていると、湿度が高くなりカビが増殖します。洗濯をする前に洗濯槽に洗濯物を投げ入れていたり、洗濯が終わっているのに洗濯物が長時間洗濯機に入ったままのような場合に要注意です。
そういった習慣があるなら、まずは洗濯槽のカビ予防として、下記2つを実行してみましょう。
- 洗濯前の洗濯物は洗濯カゴに入れておく
- 洗濯が終わったらすぐに干す
こうした工夫により洗濯機内に洗濯物が入っている時間を減らせば、カビは大幅に発生しにくくなります。
洗剤や柔軟剤は容量を守って使う
洗剤や柔軟剤を規定された量より多く使ってしまうと、溶け残りが発生します。溶け残った洗剤や柔軟剤はカビの養分となるため、正しい量を使わなければなりません。
洗剤は多く使えば汚れが落ちるというわけではないため、使用前に正しい使い方をチェックしておきましょう。
洗濯後はフタを開けて内部をしっかり乾燥させる
洗濯機内に湿気を溜めないためには、洗濯物を放置しないだけでなく、フタを開けて内部を乾燥させることも重要。フタが閉まっていると、洗濯機内の水分が残って湿度が高くなってしまうためです。
二槽式洗濯機のカビがひどいなら掃除業者に一旦リセットしてもらうのがおすすめ!
二槽式洗濯機の洗濯槽や脱水槽の汚れやカビは、オキシクリーンや塩素系漂白剤などを使って定期的にしっかり掃除する必要があります。その上で、日頃から洗濯機内を乾燥させる工夫をするとカビが発生しにくくなります。
洗濯槽や脱水槽の裏側など、手が届かない場所のカビ汚れまでしっかり除去したいなら、業者へ依頼する方法も検討してみましょう。対応している業者は限られますが、プロの技術で徹底的に汚れを落とせます。
二槽式洗濯機のクリーニングを依頼するなら、セーフリーをご利用ください。絞り込み検索により、納得の業者が見つかります。
お掃除のプロである業者の手を借りて、二槽式洗濯機をピカピカにしましょう。
二槽式洗濯機の掃除方法4選!おすすめの洗剤やカビ予防のポイントものよくある質問
-
Q. 二槽式洗濯機の掃除におすすめの洗剤は?
A.二槽式洗濯機の掃除には、下記の洗剤がおすすめです。
・洗濯槽クリーナー
・塩素系漂白剤
・オキシクリーン
・重曹 -
Q. 二槽式洗濯機の掃除で重曹は効果的?
A.重曹は二槽式洗濯機の掃除でも役立ちます。ニオイ取りにも一役買う重曹ですが、溶け残りが出ないようしっかり溶かすのがポイントです。
-
Q. 二槽式洗濯機のカビを予防する方法は?
A.二槽式洗濯機のカビを予防するなら、下記を実践しましょう。
・洗濯機内に洗濯物を入れておかない
・洗剤や柔軟剤は容量を守って使う
・洗濯後はフタを開けて内部をしっかり乾燥させる
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