2024.11.07 2024.11.07
この記事では、キッチンクリーニングの費用相場や、サービス対応の掃除範囲等について徹底解説します。
油や水気などの汚れのもとが飛び交うキッチンは、日頃から気をつけていても汚れが蓄積しがち。自分では面倒だけど、業者に依頼しようか迷う方も多いのではないでしょうか。台所はハウスクリーニングでも依頼の多い箇所で、キッチンクリーニングを利用するとピカピカに仕上がり、その後気持ちよくキッチンが使えます。
今回は、そんなプロによるキッチンクリーニングの費用から作業内容、依頼するメリットを解説します。また記事後半では、キッチン清掃業者の選び方や安く頼むコツもご紹介。失敗なくお得に依頼したい方は、ぜひ、最後までご覧ください。
目次
キッチンクリーニングの料金相場【オプション費用も】
キッチンクリーニングの料金相場は、約10,000〜20,000円です。キッチンクリーニング費用は、作業範囲や内容などによって変動します。
また、キッチンの構造や広さによっても料金が異なります。キッチンの形は主に、「I型」「L型」「U型」。基本の長さが4mほどに決められており、それ以上になると相場の料金にプラスして高くなります。
- コンロとシンクが一列に並んだI型：追加なし、または+5,500円
- コンロとシンク、料理台がL字に配列されたL型：+5,500円
- 作業スペースがU字に設置されたU型：+10,500円
上記のほかに、キッチンの構造別で料金を設定している業者もあります。どのような料金形態なのか、事前に確認しましょう。
キッチンクリーニングの基本の清掃箇所
キッチンクリーニングの基本の清掃箇所は、業者によって若干異なりますが、主に次のような作業工程です。
- シンク
- 蛇口
- 作業台
- ガス台
- コンロ（ガス・IH）
- 戸棚の表面（キッチン備え付けの戸棚が対象）
- 照明
- 壁面
- 窓の内側
- グリル
- 排水口（ゴミ受けなど）
- 作業場所の簡易清掃
上記の箇所を、2〜3時間かけて清掃します。
サービス内容を箇所別に解説すると、次のような作業を行います。
- コンロ：五徳などパーツを分解し、油の飛び散りや焼き焦げなどを除去する、コンロのひねり部分も含む
- 蛇口：ヌメリやくすみなどの汚れを取って磨き上げる（研磨は別途）
- シンク：排水口・ゴミ受け・洗剤トレイなどの汚れを落とす
- グリル：グリル扉、網焼き、皿のみを洗浄する
- キッチン台や壁など：キッチン台や手元を照らす照明器具、吊戸棚などの表面、窓ガラスや壁面の油の飛び散り、汚れを落とす
コンロ・シンクは基本的にどの業者も変わりません。しかし、グリルの洗浄箇所、照明や吊戸棚、窓ガラスなどは、業者によって作業範囲に含まれず、オプションになる可能性もあります。
オプション部分
上記の基本以外は、オプションになる場合が多いでしょう。例えば、換気扇や掃除しにくいグリルの中、キッチン家電「食洗機」や「電子レンジ」などもオプションです。
- 換気扇（プロペラタイプ）：10,000円〜
- レンジフード：15,000円〜
- 魚焼きグリル：3,300円〜
- コンロ下など、掃除道具が届かない場所
- 食洗機：5,500円〜
- シンク摩擦＆撥水コート仕上げ：4,400円〜
- 電子レンジ：2,000円〜
- 排水管：2,000円〜
- 特殊汚れ：3,300円〜
特に、ひどい油汚れが付着しやすい、換気扇やグリルは一緒に依頼することが多いようです。
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作業の流れ
キッチンクリーニングでは主に特殊な洗剤を使って、油汚れや水垢などを落として磨いていきます。
- コンロ部品、グリル部品パーツを外し、つけ置き洗剤で洗う
- コンロ天井グリルを拭き上げる
- 照明・戸棚の表面・壁・窓などをきれいに拭き上げる
- 洗剤を使ってシンク・排水口を清掃する
戸棚や引き戸の中までは掃除しませんが、表面だけではなく、隙間の細かい汚れまですっきり落としてくれます。
キッチンクリーニングの基本料金でここまで！業者依頼のメリット3選
キッチンクリーニングを自分で掃除するのとどう違うのか、業者依頼のメリットを紹介します。
自分で落とせない汚れをスッキリ落とせる
キッチンクリーニングでは、洗剤や道具を使って磨き上げるため、新品のような仕上がりを実感できます。普段の洗剤では、頑固な汚れ、焦げ付き、水垢、カルキ汚れなどは落とせません。このような汚れをプロの技術で落としていきます。きれいになるだけではなく、普段も手入れが楽にできるようになるため、きれいな状態が維持しやすいでしょう。
自分の時間や手間を省ける
キッチンの汚れはすぐに拭き取るか、こまめに掃除するかしないと落ちにくくなります。また、蓄積した汚れを落とすのに、洗剤を揃えたり、かなりの時間を費やしたりしないといけません。このような労力をかけても、思ったようにきれいにならないことも…。
こんな時は無理をせずに、短時間できれいに仕上げてくれるプロに依頼しましょう。
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衛生面の向上
キッチン全体のクリーニングを依頼すれば、細部まで徹底して汚れを取り除けるため、菌の繁殖を抑えられます。そのため、衛生的にも安心してキッチンが使用できるでしょう。
赤ちゃんや小さな子どもなど衛生面に注意が必要な場合は、プロの手を借りると、調理中の不安も取り除けます。
【キッチンクリーニング費用をかけたくない…？】放置した3つのケース？
油や水垢など汚れやすいキッチンですが、なかなか掃除が行き届かない場所でもあります。汚れを放置すると、次のようなリスクがあります。
コンロなどの機能が低下する
コンロやグリルは油やホコリが蓄積すると、機能が低下して、効率的に使えなくなります。火をつけても温めにくくなる、焼き加減がムラになる、煙が上手く排出されなくなるなど、さまざまな影響が出てきます。
また、余計な火力が必要になり、電気やガス代が高くなることも考えられるでしょう。とくに、コンロ周りの油汚れは酸化すると引火しやすくなるので、火災にならないよう注意しましょう。
悪臭が発生する
放置されたシンク周りの汚れは、雑菌が繁殖し、悪臭が発生します。食べ物の残りカスやヌメリなどは悪臭の原因になりやすいので、早めに掃除しましょう。とくに、シンクやコンロ周りはニオイが強くなりやすいので、要注意です。
カビの発生など不衛生な状態になる
キッチンはカビが発生しやすい条件、適度な湿気と栄養分が揃っているため、繁殖しやすい場所です。雑菌が繁殖した場所での調理は、食中毒などの健康へ悪影響を引き起こします。
また、放置された食材や油かすは、ハエやゴキブリのような害虫も発生させます。害虫やカビが繁殖しないように、キッチンはきれいな状態を保持しましょう。
キッチンクリーニング業者の選び方【料金を見る際の3つのポイント】
キッチンクリーニング業者は大手から地域密着型の業者まで、複数あります。どの業者を選ぶかによって、仕上がりの満足度も料金も異なるので、次のポイントで選びましょう。
清掃箇所と料金が明確
清掃内容が明確でないと、掃除してほしい箇所が含まれておらず、余計な費用がかかってしまいます。また、清掃以外で発生する「出張費」「駐車場代」なども確認しておかないと、トラブルになる可能性も。料金の内訳や清掃箇所をしっかりと説明してくれる業者を選びましょう。
口コミや実績を確認する
自宅の中で作業してもらうため、業者の人柄や態度は気になるでしょう。また、技術力や丁寧な仕上がりなども重要。何度もリピートされている業者は優良といえます。安心して依頼できるよう、実績や口コミは、必ず確認してください。
損害賠償保険加入の有無
キッチンクリーニングでの破損や故障のトラブルに対応できるのが、損害賠償保険。ほとんどの業者は加入していますが、損害補償の範囲や期限も一緒に確認しておきましょう。
また、仕上がりに不満がある場合などアフタフォローがあるかも確認が必要です。
キッチンクリーニング費用を抑えるコツ【3つのポイント】
キッチンクリーニングの費用は作業範囲も料金も業者によって異なります。あれもこれも追加すると、予算が高くなります。できるだけ料金を抑えるには、次のようなポイントを押さえましょう。
複数社から見積もりを取る
キッチンクリーニングの内容や料金は、業者によって大きく異なるため、必ず、複数社から相見積もりを取りましょう。
例えば、グリルの清掃箇所は、表面を拭き上げるだけの業者もあれば、パーツを外して掃除してくれる業者もあります。また、値段が相場よりも高いが、換気扇クリーニングまでセットになっている、などさまざまです。
余計なオプションを付ける必要もなくなるので、結果的に安くなります。
水回りをまとめて依頼する
キッチンクリーニングを安く依頼するには、セットプランの活用がおすすめです。
業者によってはキッチン以外にも、換気扇やお風呂、トイレなどの水回りをセットプランにしているところがあります。ひとつひとつ頼むよりも、20〜40％ほど割引しているケースがほとんど。依頼したい箇所がいくつかあるなら、まとめて依頼しましょう。
日頃からこまめに掃除する
あれもこれもと依頼すれば値段は高くなります。自分でできる範囲で掃除し、業者に依頼する部分を決めておくと、予算内に収まる可能性が高いでしょう。
そのためには、日頃からこまめに掃除していることが大切です。油や調味料の汚れが落ちにくくなる前に、汚れが付着した時に、さっと拭き取るのが鉄則。後でまとめて時間を作るより、すぐにやるほうが、短時間で済み、汚れも取れやすいです。
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キッチンクリーニング相場を踏まえて複数社で見積もりを
キッチンクリーニングの相場は、基本料金が約10,000〜20,000円で、シンクからコンロまでを清掃してくれます。
日頃のお掃除と違って、プロによる清掃は、油汚れがしっかり落ちて、ピカピカに仕上がります。汚れをほっておくと、各種調理家電の性能やコンロ火力などが低下したり、なにより、食品まわりが不衛生な状態に。口に入れるものを扱う調理場は、プロに依頼して、しっかりきれいにしておきましょう。
業者選びで失敗しないためには、複数の業者を比較することが非常に重要です。業者比較の際は、多数のキッチン清掃業者から納得のサービスを絞り込めるセーフリーをご利用ください。まずは、お近くの業者を検索してみましょう。
- 油汚れを一旦リセットしたい！
- シンク水まわりも綺麗に！
- 冷蔵庫などの家電も頼みたい
キッチンをピカピカにして気持ちよく料理！
キッチンクリーニングの費用相場は？【基本料金での対応範囲・台所の清掃箇所も解説】のよくある質問
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Q. キッチンクリーニングの相場はどれくらい？
A.キッチンクリーニングの相場は、約10,000〜20,000円です。キッチンの広さや形状によって、L型は+5,500円、U型は+10,500円の料金が発生します。
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Q. キッチンクリーニングってどこまでやってくれるの？
A.作業範囲は、蛇口や排水口などを含むシンク周り、グリルやキッチン台を含むコンロ周りが基本です。ただし、グリルは内部掃除は含まれず、清掃箇所も異なります。照明や戸棚、吊戸や小窓の表面まで拭き上げてくれる場合もあります。
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Q. キッチンクリーニングを安くするコツは？
A.次の3つがポイントです。「複数社で見積もりを取る」「水回りをまとめて依頼する」セット価格なら1箇所あたりの料金より20〜40％ほど安い「日頃からこまめに清掃する」頑固な汚れは追加料金が発生するため。ぜひ、参考にしてください。
