2024.11.07 2024.11.20
本記事では、パナソニック製の防犯カメラ設置費用について解説します。
- 電化製品はパナソニックにこだわりたい
- 高性能な防犯カメラが欲しい
- 設置費用を節約してカメラ本体の費用にまわしたい
などとお考えの方に向けて、パナソニック製の防犯カメラに着目した製品や費用相場をまとめました。設置費用をお得に済ませるコツや、おすすめの設置依頼先にも触れていますので、ぜひ参考にしてください。
目次
パナソニック製防犯カメラの設置費用は高い?
日本を代表するパナソニックの防犯カメラは、海外メーカーなどのカメラと比べて品質が高く、日本特有のユーザーインターフェイスで設置後の操作も簡単です。
一方で、取付・設定は非常に大変で、一日がかりで設定を組み込むケースもしばしば。
パナソニックの防犯カメラは他の製品との互換性がないため、すべてのパーツをパナソニックでそろえる必要もあります。電源なども、コネクターが一般のモノとは違うため一緒には使えません。設置費用は、相場より少し高めになる可能性があるでしょう。
ただし、導入したあとの操作性や耐久性を考慮すると、長期目線ではコストパフォーマンスが高くなると言えます。
一般的な防犯カメラの設置費用については、以下記事をチェックしてみてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
防犯カメラの設置費用を徹底解説【補助金などの節約ポイントも】
2024.08.05 2024.11.20
パナソニック製防犯カメラの設置費用【法人向け】
パナソニックの法人向け防犯カメラ・ネットワークカメラは、日本で最も高い販売台数を誇ります。
業務用の代表「i-pro」シリーズは、パンチルトズーム機能のついたネットワークカメラに定評があります。「見えますネット」というパナソニック独自のネットワークを通じて、遠隔監視を可能にしているのです。
主要なラインの本体価格や、設置費用相場を見ていきましょう。
本体価格相場
業務用として使用される「i-pro」シリーズは、特に耐久性が高く、長期間の仕様に耐えられます。その分、定価が高額なラインナップになります。
パナソニック法人向け防犯カメラ | 定価 | 特徴 |
---|---|---|
屋外全方位カメラ WV-S4576LUX | 176,990円 (税込) | 1台のカメラで広範囲をカバーできる |
屋外ハウジング一体型防犯カメラ WV-SPW311AL | 159,500円 (税込) | より自然な画像で撮影できるスーパーダイナミック機能を搭載 |
ドームネットワークカメラ WV-SFN130 | 88,000円 (税込) | 独自のデータ量削減技術により、データ転送負荷の低減を実現 |
メガピクセルネットワークカメラ DG-SF335 | 148,500円 (税込) | 室内の天井埋め込み設置が可能 |
メガピクセルネットワークカメラ DG-SP305 | 103,400円 (税込) | 画角が調節できるレンズ一体型 |
家電量販店などの割引を利用したとしても、5万~10万円は予算に組み込むべきでしょう。
設置費用相場
業務用の防犯カメラは、工事内容により大きな差が出るため、概算費用の算出が困難と言われていますが、主に以下の点で費用が左右されます。
- パナソニック製品である
- カメラの台数
- 導入する場所の広さ
業務用のi-proシリーズを一般家庭に設置するのも可能ですが、その場合は、カメラ1台、レコーダー1台をリビングのテレビと連結するする工事で、だいたい30万円前後の費用がかかります。
業務用の防犯カメラは、複雑な配線が必須なので、設置費用も高額になる傾向にあるのです。
パナソニック製防犯カメラの設置費用【一般家庭向け】
パナソニックは、個人向け防犯カメラも製造しています。工事・設置費用不要で使えるものや、屋外用に適したソーラー式のもの、スマホ連動機能を備えたものなど、種類も多く販売されています。
本体価格や費用相場を見ていきましょう。
本体価格相場
設置の簡単なワイヤレスカメラが人気の傾向にあります。
パナソニック一般家庭向け防犯カメラ | 定価 | 特徴 |
---|---|---|
屋内HDカメラ KX-HRC100 | 10,350円(税込) | 200万画素の高画質と約118度の広画角レンズ搭載 |
モニター付き屋外カメラ VS-HC105-W | 28,500円(税込) | 動作検知と人感(熱)センサーを搭載した防犯カメラ |
屋外ワイヤレスカメラ VL-WD712K | 24,420円(税込) | 対応テレビドアホンとワイヤレスで接続できる |
個人用になると、ぐっと定価が下がり、手を出しやすい価格帯になりますね。
設置費用相場
パナソニックの防犯カメラを一般家庭に設置する費用相場は、1万円~8万円程度。
法人向けの防犯カメラを個人宅に設置するよりは価格を抑えられますが、モデルによっては、海外メーカーなどに比べると割高になるでしょう。
その後の耐久性の高さや安全性を加味すると、初期投資として必要な金額とも考えられます。
【パナソニック製品OK】防犯カメラ設置費用が安いのはどこ?5つの依頼先候補
パナソニックの防犯カメラは、本体価格が高めなので、設置費用は安めに抑えたい、という方も少なくないでしょう。以下の5つの依頼先候補で、防犯カメラの設置費用傾向を比較していきます。
- 電気工事業者
- 防犯カメラ専門業者
- 家電量販店・ホームセンター
- リフォーム会社・工務店
- 警備保障会社
それぞれ参考にしてください。
電気工事業者
電気工事業者は、電気工事に特化しているだけあって、配線の知識や安全対策を安心して任せられるでしょう。もちろん、配線が複雑なパナソニックの防犯カメラ設置にも適しています。
工事費用は他の選択肢よりも手頃で、家庭用から業務用まで対応可能。地域密着型の業者が多く、アフターサポート体制も整っているところが多く見られます。
防犯カメラを販売しているところは、電気工事業者に外注して設置工事するケースも多いので、直接設置工事を依頼するのが一番コストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
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防犯カメラ専門業者
防犯カメラ専門業者は、防犯カメラ設置工事だけでなく、機器の選定から場所の提案まで一貫したサービスを提供してくれます。防犯カメラの効果を最大限に引き出したい方には頼もしい依頼先でしょう。
パナソニック製品の取り扱いも豊富で、技術力の高い作業が期待できる一方、一般的に工事費用は高めです。
家電量販店・ホームセンター
家電量販店やホームセンターでは、購入した防犯カメラをそのまま設置依頼できる場合もあり、便利な印象もあるでしょう。
ただし、意外に防犯カメラの設置を請け負っている家電量販店は少ないもの。請け負う店舗でも、設置工事は電気工事店に外注するケースがほとんどなので、直接電気工事業者に依頼する方がお得です。
ホームセンターでも、ダミーカメラの設置程度の対応が多く、複雑な配線や高度な設定が必要な場合には不向きと言えるでしょう。工事店を斡旋してくれるケースがありますが、割高になる傾向は否めません。
DIYが得意な方や、配線不要の防犯カメラを購入する場合におすすめと言えます。
リフォーム会社・工務店
リフォーム会社や工務店は、家全体のリフォームや建て替え時と同じタイミングで防犯カメラの設置も依頼できるため、家の内外を総合的に管理したい方に向いています。
設置費用はやや高くなりますが、建物全体の構造に合わせて設置できるので、複数台のカメラを設置する場合や壁内部に配線する場合には美観も保てるでしょう。
警備保障会社
警備保障会社は、セキュリティのプロフェッショナルとして、防犯カメラ設置サービスを提供しています。
定期的なメンテナンスや24時間の監視サービスなどもあわせて依頼できるので、総合的にセキュリティ強化できて安心感は格段にUPするでしょう。
設置の難しいパナソニックの防犯カメラを取り扱っている場合も多く、安心・安全な環境を求める方に最適な選択肢ですが、設置費用や維持費が高額になるので、予算と相談してください。
パナソニックの防犯カメラ設置費用を安く抑えるには?
最後に、パナソニックの防犯カメラ設置費用を安く抑えるためのポイントを、5つご紹介します。
- 設置工事不要のモデルを選ぶ
- 自分で配線する
- 防犯カメラの設置のみ電気工事業者に依頼する
- パナソニック製製品の設置実績が多い業者を選ぶ
- 電気工事業者の相見積もりを取る
上記5点、それぞれ見ていきましょう。
設置工事不要のモデルを選ぶ
設置工事費を抑えるために一番手っ取り早いのは、DIYで簡単に設置できる「工事不要モデル」を選ぶのが得策です。
パナソニックの防犯カメラにも、ワイヤレスで動作し、電源をコンセントに差すだけで使えるモデルがあり、設置工事が不要です。設置工事費用がかからないため、全体の費用を大幅に節約できるでしょう。
賃貸物件でも取り外しが容易で、引っ越しの際にも再利用がしやすい点がメリットです。
自分で配線する
設置時に発生する配線工事を自分で実施するのも、費用を抑える手段のひとつ。
ただし、配線作業は防犯カメラの設置において難易度が高く、設置場所によっては配線ミスを引き起こす場合もあります。特に、パナソニックのような高性能の防犯カメラの場合は、慣れている人でも容易ではありません。
事前にしっかり作業内容を確認し、不安な要素がある場合は、無理せず専門業者に依頼したほうが安心です。
防犯カメラの配線に関しては、以下記事をチェックしてみてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
防犯カメラの配線はどうする?屋内外の工事内容や穴を開けずに済む選択肢も解説
2024.08.05 2024.11.26
防犯カメラの設置のみ電気工事業者に依頼する
防犯カメラ本体は、家電量販店などの割引が適用される販売店で購入し、防犯カメラ設置作業のみ電気工事業者に依頼するのもおすすめの方法。
防犯カメラの本体費用の割引や、仲介マージンのない工事費用で、全体の費用を抑えられるでしょう。
パナソニック製製品の設置実績が多い業者を選ぶ
パナソニックは、高性能な国内メーカーの中でも、特に設置技術が必要と言われています。そのため、パナソニック製品の取扱い実績が豊富な業者を選ぶのはとても重要なポイント。
難易度の高い商品でも、経験値に基づいた適切な作業が期待でき、結果として設置費用も抑えられる可能性が高いでしょう。
電気工事業者の相見積もりを取る
防犯カメラ設置を電気工事業者に依頼する場合は、必ず複数の電気工事業者から相見積もりを取るようにしてください。
同じ設置作業でも、業者によって料金設定や提供するサービス内容が異なります。パナソニック製品だと割増料金を設定する業者もあるので、事前に比較検討すると適正相場が把握しやすいでしょう。
基本料金や追加料金の詳細、アフターサービスの有無、その他不明瞭な項目がないかなどをチェックしてください。見積もりを比較すれば、最もコストパフォーマンスの高い業者を選べます。
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電気工事の依頼先や選び方は、以下記事で詳しく解説しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
電気工事はどこに頼む?電気屋を選ぶ5つのポイント・費用相場も解説
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パナソニック製防犯カメラの設置費用はいくら?まずは見積りで確認しよう
パナソニックの防犯カメラ設置費用について、本体価格も交えてご紹介しました。
高性能のパナソニック製防犯カメラは、設置後の使いやすさに定評がありますが、その分適切な設置作業が必須です。性能を最大限に活かすために、実績豊富な電気工事業者をしっかり選びましょう。
「セーフリー」では、パナソニック製品の設置実績が多い業者を絞り込み検索できます。口コミや施工概要なども比較できるうえ、気になる業者に簡単に見積もり依頼できますよ!
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パナソニック製防犯カメラの設置費用に関するよくある質問
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Q. パナソニック製の防犯カメラに一般家庭用はありますか?
A.はい、パナソニックの防犯カメラは一般家庭用も製造されています。比較的高価なパナソニック製品でも、手の届きやすい価格帯で販売されているので、家庭に導入しやすいでしょう。
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Q. パナソニック製のワイヤレス防犯カメラはありますか?
A.はい、パナソニックではワイヤレス防犯カメラを製造しています。パナソニックならではの高性能に加えて、工事不要な手軽さも人気を集めています。
-
Q. 防犯カメラの設置を家電量販店に依頼しようと思うのですが。
A.ヤマダ電機など一部の家電量販店では、防犯カメラの設置工事を依頼できる場合があります。ただし、外部委託での工事になるため、料金は割高になるケースが多いでしょう。
設置工事自体を受け付けていない家電量販店もあるので、本体購入後は電気工事業者に直接依頼するのもおすすめです。