賃貸でできる鍵の防犯対策8選!おすすめな鍵や注意点など解説

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賃貸でできる鍵の防犯対策7選!おすすめな鍵や注意点など解説

2024.11.30 2024.12.07

本記事では、賃貸住宅でできる鍵の防犯対策について7つご紹介します。賃貸住宅では、入居した際に大家さんから受け取った鍵を使うのが一般的です。そんななか空き巣に遭うリスクもあるため、しっかりと防犯対策をしておきたいです。賃貸において多い空き巣の手口や防犯対策におすすめの鍵なども記載しているので、参考にしてください。空き巣の被害に遭うことなく安全に生活できるよう、鍵に注目してみましょう。

賃貸住宅を狙った空き巣の手口とは

鍵穴に鍵を挿すところ

賃貸住宅を狙った空き巣の手口には、主に以下の4つが挙げられます。

  • 無締まり
  • ピッキング
  • サムターン回し
  • 合鍵

オートロック機能がない賃貸住宅もあるので、空き巣の手口を理解して対策を行ないましょう。

無締まり

賃貸住宅で最も多い空き巣の手口が、無締まりによるものです。家主の鍵の閉め忘れにより、不法侵入されるパターンです。無締まりによる空き巣被害が圧倒的に多くなっているため、防犯対策について考える際はまず日ごろの戸締りを徹底することから始めましょう。玄関をきちんと閉めるだけで、空き巣被害に遭うリスクを格段に下げられます。

ピッキング

賃貸における空き巣被害の手口には、ピッキングも挙げられます。ピックとテンションを使って鍵穴を操作し、不正に解錠する方法です。いっときは空き巣の手口として多くみられましたが、最近は少なくなっているのが現状です。
しかし、ピッキングによる被害が0ではないため、対策をしていないと不法侵入される可能性があります。

サムターン回し

サムターン回しとは、工具などでサムターンを回して解錠するという手口です。ドアに穴を開けたりポストから手を入れるなどしてサムターンを回し、不法に侵入してきます。サムターン回しの対策が不十分だったり、手を入れる隙間があるような賃貸住宅では注意が必要です。

合鍵

ポストなどに置いておいた合鍵を利用して侵入される場合もあります。置いてあった合鍵を使って解錠する他、勝手に合鍵を作って不法侵入される可能性もあるので気を付けたいです。普段から鍵をどこかに隠しておくという人は、気づかないうちに合鍵を作られたり家の中に入られる危険性があるので注意しましょう。
合鍵は、他人に見られないようにすることが大事です。

賃貸住宅でできる鍵の防犯対策7選

鍵穴に挿してある鍵

賃貸住宅では、自身の行動や玄関ドアの構造などにより空き巣に入られる場合があります。では、賃貸に住んでいるときはどのように鍵の防犯対策を行なえば良いのでしょうか?ここでは、賃貸住宅でできる鍵の防犯対策について7つの方法をご紹介します。自身の状況から、実践できる対策法を試してみてください。

常に施錠しておく

賃貸の防犯対策としては、常に施錠しておくのを心がけましょう。外出するときだけでなく、家にいるときも常に施錠しておきます。ポストに郵便物を取りに行ったり、ゴミ出しをしに行くようなわずかな時間でも空き巣は侵入するので、施錠するのを習慣にしてください。

防犯プレートを設置する

賃貸の防犯対策として、鍵とドアの隙間に防犯プレートを設置する方法があります。これにより、鍵とドアの隙間にバールを入れて無理やりこじ開けられるのを防げます。防犯プレートを設置することでバールが入る隙間がなくなるので、ドアのこじ開け対策におすすめです。

鍵を持ち歩くようにする

合鍵をポストなどに置いておくと不法侵入される確率が高まるので、鍵を持ち歩くようにしてみましょう。どこかに置きっぱなしにするのではなく、自身でしっかり管理するのを意識してください。バッグにつける、スマートタグをつけるなどすると、持ち歩いているときに鍵を紛失するのを防げます。

ドアスコープを塞ぐ

賃貸の玄関ドアに付いているドアスコープを塞ぐのも、防犯対策になります。ドアスコープはドアの外側から簡単に外せるようになっており、その部分を外してサムターンを回すという手口も実際にあります。
外側から外れないようになっているドアスコープがあるので、そちらに交換した後内側からカバーを付けておくと外から中の様子を伺えないため空き巣は入りにくくなるでしょう。

防犯用サムターンカバーに交換する

空き巣の手口の一つであるサムターン回しを防ぐため、防犯用サムターンカバーに交換する方法もあります。サムターン回しでは、工具を使ってサムターンの片側に負荷をかけ解錠します。一方、防犯用サムターンカバーはスイッチを押さないとサムターンを回せない仕組みになっているので、工具で簡単に回すことはできません。
賃貸での防犯対策を行なうなら、防犯用サムターンカバーへの交換も検討してみてください。

ガラスに防犯フィルムを貼る

玄関ドアやそのすぐ隣に窓があるような賃貸住宅では、ガラスを割って室内に侵入しようとする空き巣がいます。この手口を防ぐためには、ガラスに防犯フィルムを貼ると良いです。フィルムを貼っておくと、ガラスを破って中に侵入するのは難しくなります。
ガラスに防犯フィルムを貼るときは、ガラス全体を覆うようにして貼ってください。一部分のみ貼っている状態では、貼っていないところから侵入される恐れがあります。

ピッキングに強い鍵に交換する

ピッキングによる不法侵入を防ぐためには、ピッキングに強い鍵への交換を検討してみましょう。ピッキングに時間がかかる種類の鍵を選んで設置しておくと、なかなか解錠できず途中で諦める可能性が高いです。
鍵そのものを破壊して侵入しようとする手口もあるため、耐鍵壊し性能が備わっている鍵を選んでおくと防犯対策になります。

※鍵交換について詳しく知りたい方はこちらをチェック!

さらに詳しく知りたい方はこちら

賃貸住宅で鍵の防犯対策が必要な理由

鍵と鍵穴

賃貸における防犯対策についてみていますが、なぜ今防犯対策が必要といえるのでしょうか?その理由には、以下が挙げられます。

  • 玄関ドアからの不法侵入が多くなっている
  • 築年数の古い物件ではセキュリティ面が弱いから
  • 1階や死角が多い物件は人目を盗んで侵入しやすいから

築年数の古い賃貸住宅では、ピッキングに強い鍵などが使用されていないことが多いため、自身でできる防犯対策をしておく必要があります。また、アパートの1階や2階に住んでいたり玄関周りに死角があるような物件においても、防犯対策はしっかりしておきたいです。自身が住んでいる賃貸住宅の立地や階数などからも、防犯対策が必要か考えてみましょう。

賃貸の防犯対策におすすめな鍵

いろいろな種類の鍵

賃貸住宅の防犯対策では、玄関ドアの鍵を強化することで空き巣に侵入される確率を下げられます。そこで、賃貸での防犯対策に取り入れられる鍵の中から、おすすめを4種類ご紹介します。4種類の鍵とは、以下の通りです。

  • ディンプルシリンダー
  • ロータリーディスクシリンダー
  • 登録制シリンダー
  • CP認定錠

それぞれどのような特徴がある鍵なのか、チェックしていきましょう。

ディンプルシリンダー

ディンプルシリンダーは、鍵の表面にくぼみがあるのが特徴です。鍵の両面に大小のくぼみがあり、ピッキングには10分以上かかるとされているので防犯性に優れています。鍵の複製も簡単にはできないため、合鍵を作られてしまうリスクも少ないです。金庫などでも採用されているほど、防犯性の高さが魅力の鍵です。

※ディンプルシリンダーについてはこちらで詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

ロータリーディスクシリンダー

ロータリーディスクシリンダーには鍵の両側にギザギザがあり、鍵穴に違う鍵などが挿しこまれるとシリンダーの中のタンブラーがロックされる仕組みになっているので防犯性に優れています。賃貸住宅でセキュリティ面を強化したいときにおすすめの鍵で、ディンプルシリンダーよりも安く作成できるのが特徴です。

登録制シリンダー

賃貸住宅の鍵で合鍵を作られないようにするためにできる防犯対策が、登録制シリンダーを導入する方法です。登録制シリンダーは事前に登録者の情報やパスワードを設定しているため、合鍵を作ろうとしたときにはこれらの情報が必要になります。よって、他人に勝手に合鍵を複製されるのを防ぐことが可能です。
万が一鍵番号を盗み見されたとしても、自身で設定したパスワードなどが知られない限り合鍵を複製される心配はありません。

CP認定錠

CP認定錠とは、警察庁や国土交通省などの官民合同会議で定められた基準をクリアしている住宅部品に付けられるものです。具体的には、ピッキングなどに対して5分以上の時間がかかる場合にCP認定を得られます。CP認定シリンダーやCP認定補助錠といった製品名になっており、防犯面において効果が期待できます。
賃貸住宅でセキュリティを高めたいとき、CP認定錠に注目して選んでいくと信頼できる製品を見つけられるでしょう。

賃貸住宅において鍵の防犯対策を行なうときの注意点

鍵を挿しているところ

賃貸住宅においては、空き巣の手口を理解し、立地条件などから防犯性に優れた鍵を取り付けるのがおすすめです。このとき、何点か注意点もあるのでよく確認しておきましょう。主に、次の3点に気を付けてください。

  • 工事が必要な場合は大家さんの許可を得る
  • 共有部分の対策についても許可を得る
  • 原状復帰ができる範囲で防犯対策をする

注意点一つずつについて詳しくみていきます。

工事が必要な場合は大家さんの許可を得る

賃貸で防犯面を考えて鍵の交換などを行ないたい場合、種類によっては工事が必要です。工事が必要な場合は、あらかじめ大家さんに伝えて許可を得ておきましょう。物件の所有権は賃主にあるので、許可なく鍵の交換などを行なうのは禁止されています。
明らかに後から付けたものとわかるような鍵であれば咎められる場合があるので、トラブルにならないよう事前に大家さんの許可を得ておいてください。

共有部分の対策についても許可を得る

賃貸のアパートやマンションには、共有部分と呼ばれる場所があります。マンションなどでは玄関ドアの外側が共有部分となるところがあるので、防犯プレートを取り付けるような場合は事前に管理会社に相談しておくと安心です。

原状復帰ができる範囲で防犯対策をする

賃貸住宅の場合、退去時に原状復帰が求められます。原状復帰が難しいと、原状復帰代を請求されるので、できるだけ元に戻しやすい鍵を選んでおきましょう。防犯面を強化しつつ、原状復帰しやすい種類の鍵を選ぶのがポイントです。

賃貸の鍵の防犯対策なら鍵屋へ!

鍵屋

賃貸の鍵は、日ごろの扱い方や選ぶ種類によって防犯面を強化していくことが可能です。鍵で防犯対策を行なっていく場合、正しく取り付けて機能するようにしておく必要があります。自身が選んだ鍵を無事に設置するためには、鍵業者に依頼するのがおすすめです。

鍵業者のメリットは以下の通りです。メリットを知り、依頼を検討してみてください。

鍵に関するアドバイスをしてくれる

鍵業者には、鍵に詳しいプロのスタッフが多数在籍しています。ここから鍵に関するアドバイスをしてもらえるので、賃貸においてできる鍵の防犯対策についての知識を得られます。賃貸住宅の玄関ドアに適している鍵はどれかなど教えてくれるため、防犯対策をしたいときにも相談可能です。

いろいろな種類の鍵を取り付けてくれる

鍵業者では、いろいろな種類の鍵を取り扱っています。防犯面を強化できる鍵にしたい場合も、鍵業者は品揃え豊富に揃えているので対応してもらえます。一般的なものからあまり流通していないもの、特殊なつくりのものなど多くの鍵を取り揃えているのが特徴です。鍵業者に相談すると、防犯対策ができる鍵を自分で用意する必要がないので助かります。

スピーディーに対応してもらえる

スピーディーに対応してくれるのも、鍵業者のおすすめポイントといえます。鍵に関することは、緊急の場合も多いです。そのようなときにもすぐ対応できるよう、鍵業者は準備万端で待機してくれています。最短30分、24時間365日年中無休の鍵業者もあるので安心です。
怖いことがあったのですぐに鍵を交換してほしい、防犯対策ができる鍵を取り付けたいなどの要望にも速やかに対処してくれます。

鍵屋に賃貸の防犯対策を依頼した際の費用相場

鍵

鍵屋は、賃貸住宅の防犯対策として鍵の交換や取付を依頼した際にすぐに対応してくれます。幅広い種類の鍵を取り扱っており、確実に設置してもらえるのが魅力です。その一方で費用も発生するので、鍵の種類ごとに費用相場をチェックしておきましょう。ここでは、賃貸住宅に設置できる防犯性に優れた鍵について、費用相場をまとめました。

鍵の種類 費用相場
ディンプルシリンダー 約25,000円~35,000円
ロータリーディスクシリンダー 約20,000円~30,000円
登録制シリンダー 約40,000円~60,000円
CP認定錠 約40,000円~60,000円

 

※鍵交換にかかる費用についてはこちらでも詳しく説明しています!

さらに詳しく知りたい方はこちら

賃貸の鍵の防犯性を高めるなら『鍵のトラブル・セーフリー』へ!

賃貸住宅においてできる鍵の防犯対策からおすすめの鍵、注意点、鍵業者の魅力などを説明しました。賃貸では、防犯のために鍵を交換したり設置する場合に管理会社や大家さんに伝えておかなければなりません。また、その部屋から退去する際は原状復帰をする必要があります。
そのような点を踏まえて賃貸の鍵の防犯対策を行なうなら、『鍵のトラブル・セーフリー』で鍵業者を検索してみてください。複数業者を比較したり、口コミを参考にしながら自分に合う鍵業者を見つけられます。鍵のトラブルや対応エリアなどからも業者を絞れるので効率的です。鍵の困り事は、プロに頼むことで解決できます。気になる鍵業者が見つかったら、さっそく問い合わせてみてください。

賃貸でできる鍵の防犯対策についてよくある質問

  • Q. 賃貸では実際にどんな空き巣による被害が出ていますか?

    A.

    賃貸住宅では、以下のような空き巣の手口がみられます。

    • 無締まり
    • ピッキング
    • サムターン回し
    • 合鍵
  • Q. 賃貸住宅でできる鍵の防犯対策について教えてください。

    A.

    賃貸でできる鍵の防犯対策には、7通りあります。具体的には、以下の通りです。

    • 常に施錠する
    • 防犯プレートを設置する
    • 鍵を持ち歩くのを習慣にする
    • ドアスコープを塞ぐ
    • 防犯用サムターンカバーに換える
    • ガラスに防犯フィルムを貼る
    • ピッキングに強い鍵に交換する
  • Q. 賃貸住宅ではなぜ鍵の防犯対策が必要なのですか?

    A.

    以下のような理由から、賃貸住宅では鍵の防犯対策が必要といえます。

    • 玄関ドアからの不法侵入が多くなっている
    • 築年数の古い物件はセキュリティ面が弱い
    • 死角が多い物件は人目を盗んで侵入しやすい
  • Q. 賃貸住宅の防犯対策におすすめの鍵にはどんな種類がありますか?

    A.

    賃貸住宅の防犯対策におすすめの鍵には、こんな種類があります。

    • ディンプルシリンダー
    • ロータリーディスクシリンダー
    • 登録制シリンダー
    • CP認定錠

    それぞれの特徴を押さえて、自身が住む賃貸物件に合うものを選びましょう。

  • Q. 賃貸で鍵の防犯対策を行なうときの注意点を教えてください。

    A.

    賃貸で鍵の防犯対策を行なうときは、次の注意点を押さえた上で取り掛かりましょう。

    • 工事が必要なら大家さんの許可を得る
    • 共有部分の対策についても許可を得る
    • 原状復帰ができる範囲で対策を行なう

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