漏電修理にかかる費用を徹底解説!安く抑えるコツや業者の選び方も

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漏電修理にかかる費用を徹底解説!安く抑えるコツや業者の選び方も

2025.01.09 2025.01.09

本記事では、漏電修理にかかる費用の相場を徹底解説します。
日常生活を支える重要なインフラである電気。漏電時には電気代高騰や設備へのダメージが発生するため、早急に修理が必要です。

「自分でも漏電修理できる?」
「できるだけ費用を節約するにはどうしたら・・・」

上記のような疑問をお持ちの方も必見の内容をお届けします。記事の後半では、安心できる電気工事業者の選び方もご紹介。失敗のなく修理依頼を進めたい方は、ぜひ最後まで参考にしてみてください。

漏電修理内容ごとの費用相場

漏電修理内容ごとの費用相場

最初に、漏電修理の内容ごとに費用相場を解説していきます。

  • 漏電調査費用
  • 電気設備の交換・修理
  • 分電盤・ブレーカーの交換・修理

調査の段階から順番にチェックしていきましょう。

漏電調査費用

漏電が疑われる場合は、まず漏電調査を実施します。

費用相場は、だいたい6,000円前後。電気工事士の資格を持つ専門業者が、分電盤や電子メーターのチェック、クランプメーターで電流測定など、漏電の有無を確認します。

定期的な点検のイメージとして利用しても良いですね。

そもそも漏電しているのか、漏電調査の費用詳細については、以下記事で詳しく解説しています。

電気設備の交換・修理

漏電調査で漏電が発覚した場合、電気設備の交換や修理が必要になる場合があります。

家電製品からの漏電であれば買い換えれば済みますが、家庭内の電気設備は専門家に修理してもらわなくてはなりません

主な作業費用を、以下の表にまとめました。

作業内容 費用相場 所要時間
コンセント・スイッチ交換 3,000~7,000円 30分~1時間
配線修理 3,000~5,000円 30分~数時間
照明器具交換 20,000円~ 30分~数時間
インターホンの取り替え 18,000円程度 数時間

上記の作業費以外に、別途材料代が必要になるイメージです。

分電盤・ブレーカーの交換・修理

家中の回路が集まる分電盤は、電力の要。分電盤は、完全に壊れると漏電を感知できず危険なうえに、交換費用も高くついてしまいます。

分電盤が壊れて全体交換になる場合は、60,000円ほど、漏電遮断器などの部分的な取替えであれば25,000円ほどの相場感になります。

分電盤の寿命は大体10年程度なので、漏電時だけでなく、定期的に点検して日頃からメンテナンスしておくと安心ですよ。

分電盤・ブレーカーの交換費用については、以下記事もチェックしてみてください。

漏電修理にかかわる追加費用

漏電修理にかかわるアース工事

漏電修理にまつわる追加の工事費用もご紹介します。以下2点の工事をチェックしていきましょう。

  • アース工事
  • 絶縁工事

それぞれ参考にしてください。

アース工事

アースとは、洗濯機やウォシュレットなど、主に水まわりに設置される家電から漏電した電気を、地中に逃すための安全装置。アース工事は、感電リスクを減らせるので、自宅で感電リスクが高そうな場所があると、作業員から「アース工事」をすすめられる場合があります。

電気工事士の資格をもった人しか工事できず、新設の場合は地中までからむ大掛かりな工事になりますが、簡単なアース取付口の工事であれば15,000円程度から可能。

日常の安全のためにも、専門業者に有無を相談しつつ設置を検討してください。

絶縁工事

通電すべき場所でない箇所に通電してしまうのが漏電ですが、漏電防止策として絶縁工事も有効です。

絶縁処理作業が3,000円ほど、作業後の見た目を整えるための配線隠ぺいなどの作業に4,000円~6,000円程度かかります。

業者によっては、同じ内容の工事でも、駐車場代金や基本料金など様々な追加費用が発生します。必ず相見積りを比較検討してから工事を依頼しましょう

漏電修理は自分でできる?【費用節約はリスクに見合う?】

自分で漏電修理するリスク

自分で漏電修理して、修理費用を節約してみよう、と考える方もいらっしゃるでしょう。この項では、自身で修理する手順に加えて、見逃せないリスクについても解説します。

漏電修理の手順概要は以下の通りです。

  1. 電源を遮断: 作業前に分電盤の主幹ブレーカーを切り、全ての電気機器の電源をオフにする
  2. 漏電箇所を特定: 漏電チェッカーやテスターを使用し、漏電箇所を確認
  3. 修理作業: 漏電箇所が特定できたら、電気配線の交換や絶縁処理を実施
  4. 動作確認: 電源を入れ、漏電が解消されたか確認

専門業者への依頼費用を節約できるのは確かであるものの、電気工事には高度な知識と技術が必要。そもそも忘れてはならない点として、法律で資格を持つ電気工事士以外が一定の作業を実施するのは禁止されているのです。

誤った作業は感電や火災の原因となる恐れが否めず、結果、より多額の修理費用がかかるケースもおこりえます。節約が目的でも、結局のちに大きなトラブルになってはリスクに見合わないと言えますね。

安心できる電気工事業者にお任せしたほうが、修理後のトラブルを防ぎ、長い目で見ればコスト削減にもつながるでしょう。

漏電原因の確かめ方・チェックポイントについては、下記記事をあわせて参考にしてみてください。

漏電修理の費用節約のコツ【2つのポイント】

漏電修理の費用節約のポイント

漏電修理の費用節約ポイントをご紹介しましょう。

  • 火災保険を利用する
  • 電気工事業者の相見積もりを取る

上記2点、それぞれ解説していきます。

火災保険を利用する

多くの保険会社の火災保険では、漏電火災など「不測かつ突発的な事故」が原因で出た被害は、補償対象となります。

ただし、漏電が発生した要因が、そもそも経年劣化によるものと判断された場合は補償の対象外。購入してから10年以上経過している電化製品からの漏電や、日頃のメンテナンスを怠っていたと見受けられる点があると火災保険が利用できません。

契約している火災保険内容をチェックしつつ、日々のメンテンナンスも怠らないようにしましょう。

漏電と火災保険の関係性や適用事例は、以下記事で詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

電気工事業者の相見積もりを取る

電気工事を依頼する時には、相見積もりをもらうのが鉄板条件と言えます。相見積もりをすると、次の2つのメリットがあります。

  • 複数の業者の見積もりを見ることで、大体の費用感がわかる
  • 複数の業者をチェックすることで、より安い業者が見つかる可能性がある

本当に必要な作業内容か、不明瞭な追加費用はないか、などを事前にチェックすれば、信頼できる電気工事業者に出会えるでしょう。割引キャンペーンをうまく利用できてよりお得なケースもありますよ。

漏電修理を依頼すべき電気工事業者の選び方【どこに頼むと費用面でもお得?】

漏電修理を依頼する業者の選び方

漏電修理を依頼する電気工事業者の選び方もチェックしていきましょう。

  • 公式サイトで資格や実績の有無をチェック
  • 見積もり内容をチェック
  • 口コミや評判もチェック
  • アフターサービスの有無をチェック

上記4点を、参考にしてください。

公式サイトで資格や実績の有無をチェック

信頼できる電気工事業者を選ぶには、公式サイトで資格や実績を確認するのが第一段階。特に、「電気工事士」や「登録電気工事業者」の資格が明示されているかチェックしてください。

過去の施工実績や取り扱い事例に漏電修理が多くが掲載されていると、経験の豊富さが裏付けられて安心できますね。

公式サイトが充実している業者は、対応力や信頼性が高い傾向にあるため、詳細情報を丁寧に確認しましょう。

見積もり内容をチェック

業者を選ぶ際は、必ず複数の業者から見積もりを取り、内容を比較するのが費用節約のコツだとお伝えしました。

見積もりをチェックする際は、費用面だけでなく、作業範囲や使用部材、追加費用の有無などを確認しましょう「漏電調査費」「部材交換費」「出張費」などが具体的に記載されているかを確認し、不明な点があれば事前にしっかり問い合わせてください。

基本料金が安くても、実際の作業で追加費用が多発しないとも限りませんし、極端に安い価格を提示する業者は、作業の質が低い恐れもあるため注意が必要です。

口コミや評判もチェック

口コミや評判は、業者の実際の対応力や信頼性がわかる指標。インターネットの口コミサイトやSNS、地域の掲示板などで、過去の依頼者の評価をチェックしましょう。

口コミの数が多く、内容も「迅速な対応」「適正価格」「丁寧な作業」といったポジティブなコメントが多い業者は信頼できるでしょう。一方、「費用が不透明」「対応が遅い」「作業後にトラブルが発生した」といったネガティブな意見が多ければ避けるのが無難。

また、電気工事業者は、困った時にすぐ駆けつけてくれる距離感だと心強いはず。地元の評判が良い業者も目安にすると良いでしょう。

アフターサービスの有無をチェック

修理後のトラブルに対応してもらうため、アフターサービスが充実している業者を選ぶのもポイントのひとつです。

「施工後〇〇期間は無料修理対応」などのアフターケアがあると、万が一施工後に不具合が発生した場合でも、追加費用がかかりにくく安心ですよ。

漏電はもう勘弁!修理依頼後の予防対策2選【トータルの費用を抑えよう】

漏電修理依頼後の予防対策

漏電は、感電や火災の恐れもある危険なトラブル。もう漏電被害は避けたい!という方に向けて、予防対策をお伝えします。

  • 定期的に点検する
  • 寿命を目安に設備交換する

予防する習慣をつければ、結果的に修理費用の節約につながりますよ。

定期的に点検する

漏電を防ぐためには、定期的な点検で漏電リスクを早期に発見するのが重要です。

特に、築年数が経過した建物や電気設備が多い家庭では、配線やブレーカーが劣化している恐れがあるので、配線やコンセント、分電盤の状態を定期的に確認してもらいましょう。

また、家庭内の電化製品も点検対象。使用頻度が高い家電は特に劣化しやすいため、異常な発熱や焦げた臭いがないか、常に気に留めておく必要があります。

少しでも異常が疑われる時は、早めに専門業者に相談しましょう。定期点検によって、漏電による事故や火災の発生を未然に防げるだけでなく、電気工事業者との信頼関係も生まれますよ。

寿命を目安に設備交換する

電気設備には、それぞれ寿命があります。一般的に、電気配線の寿命は20~30年程度、分電盤やブレーカーの寿命は10~20年程度とされているので、古くなった設備は交換を検討しましょう。

寿命を迎えていなくても、頻繁にブレーカーが落ちる、配線が剥き出しになっている、コンセントが熱を持つなどの異常が見られる場合は早急に対応すべき。計画的に設備交換を検討していけば、大がかりな被害や故障を防げて、費用面でも安心です。

漏電修理・点検費用を抑えて依頼するなら「セーフリー」で業者比較を!

漏電修理の費用相場や節約ポイントをご紹介しました。

修理費用を惜しんで漏電をそのまま放置してしまうと、のちのち大規模な修理が必要になる恐れも早急に漏電修理を依頼するのはもちろん、日頃から定期的に点検してもらうと安心できますよ。

セーフリーでは、多くの電気工事業者の会社概要や口コミを比較できます。希望の条件で絞り込めば、漏電修理の実績が豊富な業者をスムーズに探せるので、まずは気軽に問い合わせてみましょう!

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漏電修理費用に関するよくある質問

  • Q. 漏電原因や漏電箇所が不明でも、見積もりだけ依頼できますか?

    A.

    漏電原因や漏電箇所が不明でも、見積もりは作成してもらえます。専門の電気工事業者に依頼すれば、漏電調査を実施して、その結果に基づいて修理費用を提示してくれるはず。

    セーフリー」で近くの電気工事業者を探してみましょう。

  • Q. 漏電修理費用を節約するコツを教えてください。

    A.

    漏電修理費用は、以下の2点を考慮すれば節約につながります。

    • 火災保険を利用する
    • 電気工事業者の相見積もりを取る

    相見積もりを取るのは特に重要。よりお得で安心な修理がかないますよ。

  • Q. 漏電の不安があるのですが、調査だけでも依頼できますか?

    A.

    電気工事業者に依頼すれば、漏電の有無や原因を調査してもらえます。調査には漏電チェッカーやテスターを使用し、必要に応じて修理も提案してもらえるので安心

    漏電の兆候を感じた時は早めに専門家に相談しましょう。

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