2024.12.29 2025.02.28
外壁塗装のお金がない時に役立つ方法についてご紹介します。
家の外壁塗装は美観維持のために大切な作業ですが、まとまったお金が必要なため、なかなか手が出ないという家主も少なくありません。
ですが、予算がなくても外壁塗装ができる方法があるのです!
この記事では、外壁塗装のお金がない時に役立つ方法や費用を抑える秘訣、注意点を解説します。
目次
外壁塗装のお金がない時に役立つ方法
外壁塗装のお金がない時に役立つ方法についてご紹介します。
外壁塗装は住宅の保護と美観を維持するために欠かせないメンテナンスですが、高額な費用が必要になるため、場合によってはネックになることも。
ただそんなケースでも、費用を抑えつつ塗装する方法がいくつか存在します。以下を参考にしてください。
それぞれの方法を詳しく解説します。
助成金や補助金を受ける
一番おすすめの方法は、市区町村によって提供されている住宅のリフォームに対する助成金や補助金を受け取ることです。
もちろん、全ての自治体が提供しているわけではありませんが、かなり多くの市町村で行っているサポートであり、これらを活用すれば外壁塗装の費用の一部を軽減できます。
このような助成金は上限額が決まっていることが多く、支給額や条件も自治体によって違いがあります。ただ指定される書類を全て揃えて提出するなど手続きが難しい場合も。
初めてで申請方法などが分からない場合は、役所や関連機関の窓口に相談してみましょう。
〇メリット
- 費用の自己負担が軽減される
- 省エネや環境保護を目的とした工事で追加の補助が受けられる場合がある
〇デメリット
- 申請に時間がかかることがある
- 条件や申請手続きが複雑な場合もあり、利用できない場合がある
塗装範囲を分割して低費用にする
外壁塗装のお金がない時には、まず塗装範囲を再考してみるとよいかもしれません。塗装を一度に全て行うのではなく、必要な箇所を優先的に塗装するのです。
全面塗装を行わなくても、部分的で済むのであればそれに越したことはありませんし、そのぶんの費用も抑えられます。
また一度のまとまった費用が払えないのであれば、塗装範囲を分割して、半年に1回はこの範囲、その後の半年後にこの範囲と分けて塗装すれば、一度にたくさんの費用は掛かりません。
ただ部分的な塗装は、美観の損失や耐久性にばらつきが出るなどの不具合もありますので、計画する際にはまず業者に相談してください。
〇メリット
- 一度の出費を大幅に抑えることが可能
- 緊急性の高い箇所に優先的に対応できる
〇デメリット
- 部分的な塗装では見た目の統一感が損なわれる場合がある
- 長期的には追加費用が発生する可能性がある
地元業者・自社施工の業者に依頼する
地元業者や自社施工の業者に塗装を依頼することもおすすめです。
この方法は、全く塗装のためのお金が掛からないというわけではありませんが、地元業者や自社施工業者に依頼すると、大手業者に比べて費用が抑えられることが多い傾向があります。
大手のハウスメーカーに依頼すると、施工は下請けがしますが、費用な中間マージンがのせられるため、依頼者にとっては高額に。これを直接施工する地元・自社施工の業者に依頼すると、その分の額が浮くというわけです。
一般的に見ても数万円~数十万円程度は差が出ると言われており、侮れない方法でしょう。
〇メリット
- 中間マージンが発生しないためコストが低くなる
- 地元ならではの迅速な対応が期待できる
〇デメリット
- 大手に比べて保証内容やアフターサービスが劣る場合がある
- 業者の信頼性を見極める必要がある
ローン制度を利用する
リフォームローンや住宅ローンを活用して、外壁塗装の費用を分割払いにする方法もあります。
外壁塗装の費用をまとまった金額で支払うのが難しい場合は、ローンを利用する方も多くいらっしゃいます。特に、リフォームローンや住宅ローンの借り増しなどがあるでしょう。
もちろんローンですので後々返済する必要がありますが、今すぐ外壁のメンテナンスをしなければならないなどの急を要するケースには、活用しやすい方法です。
ただローン会社によって金利や返済期間なども異なりますので、契約をする際にはよく下調べをして、返済の計画もきちんと立ててからローンを組むようにしてください。
〇メリット
- 手元資金が少なくても工事を進められる
- 月々の負担を一定にできる
〇デメリット
- 金利分の追加費用が発生する
- 返済計画が立てられない場合、家計に負担がかかる
火災保険を適用する
もし自然災害や事故で外壁が損傷した場合は、火災保険で補修費用をカバーできる可能性があります。
保険会社や補償内容によって金額は変わりますが、免責金額は一般的に20万円程度で設定されていることが多く、外壁塗装の費用なら確実に超えるので適用範囲となります。
特に日本は、台風や津波などの自然災害が多い国ですので、これらの保険を有効に活用するとよいでしょう。
〇メリット
- 費用負担が大幅に軽減される
- 自然災害時に適用されるケースが多い
〇デメリット
- 適用条件が厳しい場合がある
- 保険金請求の手続きが複雑なこともある
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外壁塗装の費用を抑える秘訣
外壁塗装の費用を抑える秘訣についてご紹介します。
高額なイメージのある外壁塗装ですが、お金がない時でも上手に費用を抑える秘訣が幾つかあるのです。詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
できる部分だけセルフで施工する
もしDIYやリフォームなどが得意なら、できる部分だけ自分で施工する方法もあります。
もちろん外壁塗装自体は技術が必要なので職人に任せた方がいいのですが、高圧洗浄や簡単な下地処理ならセルフでも可能です。
外壁塗装は全ての工程や手順に費用が掛かりますので、専門知識が不要な作業を自分で行うことで工賃を削減できます。ただし、技術が必要な工程は必ず専門家に依頼しましょう。
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相見積もりを取ってお得に依頼する
外壁費用を抑えるためには、幾つかの業者に相見積もりを取ってください。
最低でも3社以上から見積もりを取ることで、価格差を比較でき、よく良心的な価格を提示してくれる業者を見極めることができます。同じ工事内容でもかなりの差が出ることもありますので、おすすめです。
また相見積もりの際には、価格だけでなく、施工内容や保証も一緒に確認することが大切です。
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業者と料金交渉をする
見積もりをもとに業者と交渉し、費用をさらに抑えることも可能です。塗料を調整したり、必要なさそうなものを話し合いのもとに削ったりして費用を下げることもできるでしょう。
ただ、無理な値引き交渉を行うと業者に嫌がられますので、品質を保つためにも、双方が気持ちよく外壁塗装を済ませるためにも、可能な範囲で行ってください。
閑散期を狙って依頼する
外壁塗装業界には閑散期が必ずと言っていいほど存在します。塗装には乾燥させるなどの作業が必要であり、気候や気温に大きく左右される職業だからです。
特に外壁塗装の繁忙期は春や秋ですので、気温などの問題はありますが、冬や夏などの閑散期に割引価格で依頼できる可能性があります。
多くの業者が仕事を切らさないために、閑散期に割引やキャンペーン価格を提示していることが多く、この時期をお得に利用すれば費用を抑えることが可能でしょう。
もちろん安いとはいえ品質は落とせませんので、業者とよく話し合って折り合いをつけてください。
外壁塗装のお金がない時にやってはいけないこと
外壁塗装のお金がない時にやってはいけないことをご紹介します。
どんなに外壁塗装のための費用がないと言っても、手を出すと余計に事態がややこしくなるケースもあります。利用できる制度や方法は活用する方が良いですが、長い目で見た結果もよく考えましょう。
外壁塗装のお金がない時に、特に気を付けるポイントを解説します。
すべての工程をセルフで塗装する
外壁塗装のためのお金がないからと、すべての工程をセルフで塗装するのはおすすめできません。
もちろん、洗浄や下地処理などの簡単な部分を自力で行うこともできますが、まったく知識も経験もないなら止めておきましょう。
技術や経験がないまま外壁塗装を行うと仕上がりが悪くなるだけでなく、再施工が必要になり、結果的に費用が増える可能性がありますので要注意です。
現状を放置する
費用がないからといって外壁の劣化を放置するのはやめましょう。
小さな補修なら何とかなりますが、ひび割れや雨漏れなどの重大な欠陥を放置すると、後で補修費用が増大するだけでなく、建物全体の耐久性が低下するリスクがあります。
建物の耐久性に関係ある問題なら、助成金やローンなどを上手く駆使して早めの対策を取ってください。
安い塗料を選択する
外壁塗装の費用は使用する塗料のグレードに大きく依存しますが、お金がないからと言って極端に安い塗料にすると、後々トラブルになる可能性があります。
短期的なコスト削減を目的に安価な塗料を選ぶと、耐久性が低くなり、すぐに再施工が必要になる可能性が高まりますので、結果的に節約にはなりません。
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相場より大幅値下げをする業者に依頼する
いくら塗装費用を抑えたいといっても、極端に安い価格を提示する業者には注意してください。
閑散期にある程度の金額まで費用を下げてくれる業者は存在しますが、繁忙期にもかかわらず価格が異常に安い施工には何か裏があるはずです。
品質に問題がある、もしくは何かの工程をこっそり省いているなどのケースが少なくありません。費用ばかりに気を取られて、信頼性を確認せずに契約するのは避けましょう。
外壁塗装をリーズナブルに!まずは見積もりを!
外壁塗装のお金がない時に役立つ方法についてご紹介しました。
結論としては、外壁塗装のお金がない時でも様々な方法を駆使して作業を行うことは可能です!助成金やローンを活用したり、塗装範囲を限定するなどして費用を抑える方法もあるでしょう。
まずは適切な情報収集と計画を立て、予算不足でも実現可能な方法を見つけてください。とはいえ自分だけで計画を立てるのが不安なら、専門家に相談してから自分に合った方法を選びましょう。
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