2025.02.26 2026.03.10
この記事では、外壁が劣化した状態で外壁塗装をしないとどうなるのか、塗り替えを先延ばしにして起こり得るトラブル5選を徹底解説していきます。
外壁塗装は、住宅の耐久性や機能を維持するために不可欠なメンテナンスですが、適切なタイミングで外壁塗装を行わないと思わぬトラブルが発生し、住宅の寿命を縮める原因となることも。
記事後半では、塗り替えるべき時期まで丁寧に解説。外壁の劣化状態が気になっている人は、ぜひ最後までご覧ください。

目次
外壁塗装しないとどうなる?放置年数ごとの建物劣化イメージ

外壁塗装をしないとどうなるのか、経過年数ごとの劣化イメージを見てみましょう。期間は、基本的に建築年数を基準にします。過去に塗装しているなら、前回の塗装からの年数を参考にしましょう。
| <経過年数> | 外壁の状態 【注意レベル】 |
詳細 |
|---|---|---|
| 5年経過 | 美観が低下し防水機能の初期劣化が見られる【注意が必要】 | ・アクリル塗料(耐用年数5~7年)が限界を迎える時期 ・ツヤが消え、色あせが目立ち始める ・防水機能が落ち始め、汚れも落ちにくくなる |
| 10年経過 | 塗膜の寿命が出始めチョーキング現象などが出やすい【注意】 | ・ウレタン塗料(耐用年数7~10年)が限界を迎える時期 ・一般的に使われるシリコン塗料(耐用年数10~15年)が限界を迎え始める ・触ると白い粉がつくチョーキング現象や、細かいひび割れが発生する |
| 15年経過 | 外壁材へのダメージが出やすくなる【危険】 | ・シリコン塗料(耐用年数10~15年)の多くが限界を迎える時期 ・ラジカル塗料(耐用年数12~15年)やフッ素塗料(耐用年数15~20年)も限界を迎え始める ・塗膜による保護が完全になくなり、外壁材が直接雨水を吸い始める ・カビやコケが繁殖したりひび割れが拡大したりする |
| 20年経過 | 構造部の腐食が進み、シロアリのリスクも高まる【危険度大】 | ・フッ素塗料(耐用年数15~20年)も限界を迎える時期 ・無機塗料(耐用年数20~25年)も限界を迎え始める ・外壁材の反りや剥がれが発生する ・目地コーキングが破断し、窓枠や換気口の隙間から雨水が浸入しやすくなる ・シロアリの被害が発生しやすくなる |
| 30年経過 | 大規模改修や建て替えのリスクあり【手遅れかも?】 | ・無機塗料(耐用年数20~25年)でも限界を超えている時期 ・柱や土台の腐食がどんどん進行する ・塗装では直せず張り替えなどの大幅改修が必要になりやすい |
上記はあくまでも目安。日光の当たりやすさや潮の影響の有無などによって、劣化具合は異なります。
また、経過年数が長くなればなるほど塗装や修繕にかかる費用が多くなるため、早めに対処するのがおすすめです。
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外壁塗装しないとどうなる?起こり得るトラブル5選

外壁塗装は住宅を守るための重要な手段ですが、放置して塗装を怠ると住宅にさまざまな問題が発生します。これらのトラブルは、放置すればするほど修復が難しくなり、修繕費用も膨れ上がるので要注意。
以下が外壁塗装をしないと起こり得る主な5つのトラブルです。
- 窓枠や玄関周りからの雨漏りが発生する
- 建物の寿命が短くなる
- カビ・コケ・黒ずみが目立ち美観を損なう
- 資産価値が大幅に下がる
- 修繕費用が膨れ上がる
それぞれのトラブルを具体的に解説していきます。
窓枠や玄関周りからの雨漏りが発生する
外壁塗装が果たしている大きな役目は、住宅を守るために外部の水分や湿気を遮断すること。塗装が劣化して剥がれてしまうと、外壁面にひび割れや隙間が生じ、雨水が内部に浸透しやくなります。
雨漏りは、外壁のひび割れ部分だけでなく、窓枠(サッシ)の隙間やひさしの付け根、玄関まわりから発生するケースも。外壁は塗膜によって防水効果を得ているため、塗装しない時間が長くなればなるほど雨漏りリスクは高くなります。
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建物の寿命が短くなる
外壁塗装しないでいると、塗膜がどんどん薄くなり保護機能が落ちていきます。塗膜が薄くなればなるほど、外壁材そのものの劣化が進んでしまう仕組みです。
劣化が進むと、木材は湿気で膨張して腐敗が進み、金属部分はサビが広がります。劣化によって建材の強度が下がれば、地震の揺れや強風などで倒壊してしまう恐れも出てきます。
また、断熱性も低下するため、夏は暑く冬は寒い家になってしまうのも大きなリスク。さらに、湿気が溜まりやすくなるため、シロアリが発生しやすくなります。シロアリは木材を食べてしまい建物の寿命を大幅に短くしてしまうため、要注意です。
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カビ・コケ・黒ずみが目立ち美観を損なう
劣化が進んだ外壁には、カビやコケが発生するだけでなく、黒ずみ汚れも目立つようになります。カビやコケ、黒ずみは、外壁の美観を大幅に損なう要因です。
ただし、美観を損なうだけでなく、カビやコケは根を張り、外壁の劣化を助長させるのも大きなリスク。さらにカビはアレルギー症状の原因にもなるため、健康被害が発生する危険もあります。
資産価値が大幅に下がる
外壁塗装が劣化していると、見た目が悪くなるだけでなく、建物自体の価値も下がります。
特に中古住宅を売却の際には、外壁の状態が悪いと買い手がつきにくくなり、価格も下げざるを得なくなります。シロアリが発生しているともなれば、修繕してからでないと売却できない事態も出てくる可能性があるでしょう。

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修繕費用が膨れ上がる
「数十万円も外壁塗装に使いたくない!と」放置していると、いずれ大幅な修繕が必要になり、必要な費用は2~3倍に膨れ上がってしまいます。
たとえば、外壁の全面張り替えが必要になったり、シロアリ駆除に加えて構造補強が必要になったりする場合も考えられます。
外壁塗装にはまとまった費用が必要になりますが、住宅を長く使っていくためには必須な支出。放置するよりも、定期的に塗装メンテナンスしていくほうが、トータルコストは安く抑えられます。
外壁塗装しないとどうなる?一定年数で塗り替えが必要な3つの理由

外壁は一定年数ごとに塗り替えが必要なのには、以下3つの理由があります。
- 外壁を外的要因から保護するため
- 住宅の価値を維持するため
- 修繕費用を溜めこまないようにするため
それぞれ具体的に見ていきましょう。
外壁を外的要因から保護するため
サイディングやモルタルなどといった外壁材そのものは、防水性能が高くありません。そのため、雨水をそのまま吸水し、湿気を溜めこんでしまいます。
また、紫外線や排気ガスなどの影響も直接受けるため、ひび割れや反りなどが起こりやすくなります。場所によっては、温度変化が激しかったり潮の影響を受けたりするケースもあるでしょう。
塗装をすると、外壁材表面に塗膜ができ、紫外線や雨風などの影響から守ってくれます。
住宅の価値を維持するため
住宅は年々劣化が進むため、定期的に塗装などのメンテナンスをして価値を維持していく必要があります。塗装を怠ると、美観を損なうだけでなく雨漏りなどの被害が起こりやすく、住宅の強度が下がり価値を大きく落としてしまいます。
修繕費用を溜めこまないようにするため
定期的に塗装をしていれば、外壁材そのもののダメージを軽減できます。外壁材がダメージを受けると、塗装だけでなく修繕が必要となり、まとまった費用が必要になります。
外壁塗装も費用がかかりますが、大幅な修繕を考えるとコスパは決して悪くありません。できるだけ出費を抑えるなら、定期的に塗装していくのがベストです。
一度に多額の修繕費を出さないで済むように、定期的にメンテナンスしておきましょう。

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外壁塗装しないといけないのは結局いつ?塗替えるべき時期【最適タイミング】

外壁塗装を再検討するべき時期についてご紹介します。
住宅の外壁塗装は、一度行ったら終わりというメンテナンスではなく、ある程度の期間を経て何度も必要なものです。再検討すべき時期を適切に見極めることが、住宅を長持ちさせるためのポイント。
ここからは、外壁塗装を再検討するべき時期を詳しく解説します。
前回の塗料の耐用年数が過ぎた時
外壁塗装に使用した塗料には耐用年数というものがあり、何年かで再塗装の必要性が生じます。塗料の種類によって年数は異なりますが、平均で約10年前後です。
前回の外壁塗装から10年程度過ぎており、しかも劣化の症状が見られているなら、塗装の再検討が必要でしょう。すぐに分かるのは「色褪せ」のサインなので、心当たりがあるなら住宅診断を受けてください。
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外壁に劣化サインが見られる時
既存の外壁に劣化サインが見られる時も、再塗装を検討すべきタイミングです。
たとえ小さなひび割れだとしても、放置しておくと重大なトラブルの元になることもあります。また見た目にもすぐわかる色褪せや汚れ、カビやコケなどの放置も危険です。
塗膜が取れてくるとこのようなサインが顕著に見られるようになり、次第に雨漏りや美観の欠陥などに繋がります。早めに対処することで大きなトラブルを未然に防げますので、見逃さないようにしましょう。
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予算や塗装時期を考慮した時
外壁の塗装は大きな費用がかかるため、計画的に予算や塗装時期を考える必要があるでしょう。季節の良い時期に塗装をしたいのであれば、早めに業者を探し、見積もりを取り、契約しなければなりません。
予算も時期も計画して、早めに検討することで余裕を持った対応ができるはずです。

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お住まいのエリアから
ピッタリの業者が見つかる
定期的な外壁塗装で住宅の価値を維持しよう!
外壁塗装をしないと起こり得るトラブル9選をご紹介しました。
住宅の外壁塗装は、適切なタイミングで外壁塗装を行わないと思わぬトラブルが発生するため、早め早めの対策が必要です。塗装の必要性を理解し、再検討すべき時期を見逃さないようにしましょう。
住宅の価値と安全性を維持するためには、定期的なメンテナンスを怠ってはなりません。とはいえ、素人は塗装の知識がないため、自分だけでメンテナンスを行うのは難しいもの。
そんな時は、外壁塗装の知識と技術を持った専門の業者に頼りましょう。業者選びには、「セーフリー」が便利!セーフリーは、外壁塗装を安心してお任せできる業者を比較・検討できるサイトです!
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- 塗り替えのタイミングが分からない
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定期的な外壁塗装は必須!
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外壁塗装に関するよくある質問
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Q. 施工をする職人に何か差し入れをしたほうがいいですか?
A.もちろんこれはルールではありませんので、基本的にはする必要はないと考えられています。差し入れをしたからといって施工に何か影響があるわけでもありません。
ただ気持ち的も気になるのであれば、飲み物やちょっとした茶菓子くらいなら負担にもならないはずです。
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Q. 外壁塗装中は窓を開けてもいいですか?
A.これは業者の判断によって異なります。事前に行っておけば開けさせてくれることもありますし、安全上不可という業者もあります。
ただ高圧洗浄をしている時と、実際に塗料を塗っている時は開閉不可です。それ以外の時は業者に相談してください。
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Q. 業者に外壁塗装は4回塗りが基本だと言われましたが、本当ですか?
A.一般的に外壁塗装の塗り回数は、3回が多い傾向があります。ただ業者によっては4回塗りがスタンダードなところもあり、間違いではありません。
適正な回数は塗料によって各々決められていますので、塗料を確認してみるのもよいでしょう。


































