2025.03.10 2026.03.27
この記事では、ホタルスイッチがつかない原因と対処法について徹底解説します。
ホタルスイッチが光らない、押しても照明がつかないといったトラブルでは、さまざまな原因が考えられます。
ただし、スイッチ本体の交換や配線が伴う作業は、専門知識が必要なため、自分で対応せず、電気工事業者への依頼が必要です。
記事後半では、業者に依頼する際の費用目安や具体的な流れについてもご紹介。ホタルスイッチの不具合でお困りの方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ホタルスイッチがつかない・光らないのはなぜ?3大故障原因

ホタルスイッチが点灯しない、あるいは異常がある場合に考えられる主な原因と対処法をまとめました。
- ホタルスイッチ内部の接触不良
- 電球の寿命
- 照明器具自体の故障
詳しく見ていきましょう。
ホタルスイッチとは
ホタルスイッチがつかない・光らない原因を確認する前に、まずはどんなスイッチなのかを説明します。
ホタルスイッチは、暗い中でもスイッチの場所が分かるように、小さなランプが光って知らせてくれる、スイッチのことです。
主に、玄関や部屋の入口、廊下や階段など様々な場所に取り付けられています。同じように、光って知らせるスイッチには「パイロットスイッチ」があり、よく混同しやすいので、違いを確認しておきましょう。
| ホタルスイッチ | 「切」のときに光る |
|---|---|
| パイロットスイッチ | 「入」のときに光る |
ホタルスイッチと違い、パイロットスイッチは「今動作しているよ」と知らせるため点灯します。見た目は似ていますが、点灯タイミングで見分けるのが確実です。
原因①ホタルスイッチ内部の接触不良
ホタルスイッチがつかない原因として深刻なのは、スイッチ内部の接触不良です。長年の使用によりスイッチ内部の接点が摩耗したり、埃が溜まったりすることで、スイッチを入れても電気回路が正常に接続されず、照明が点灯しない状態になります。
接触不良が原因の場合は火災が起こる原因にもなるので、早めに有資格の電気工事業者に依頼しましょう。
原因②電球の寿命
ホタルスイッチの不点灯は、内蔵ネオン球の寿命切れが原因である場合が多いです。ホタルスイッチのネオン球の平均寿命は約10年とされており、この期間を経過すると徐々に明るさが低下し、最終的には完全に点灯しなくなります。
ランプ切れの対処法は専門業者による交換しかありませんので、速やかに依頼しましょう。
なお、ホタルスイッチ用のネオン球は、一般的な電球と異なり、一般消費者向けに販売されていないことが多いです。ホームセンターでは入手困難で、電気工事業者向けの専門店でのみ販売されているため、一般の方が自分で交換するのは難しいでしょう。
原因③照明器具自体の故障
スイッチのオンとオフを切り替えてもホタルスイッチのランプ部分や照明器具が点灯しないという場合があります。この場合には、照明器具が寿命を迎えたという可能性が高いです。
このトラブルを解消するためには、照明器具の交換やメーカーなどに問い合わせを行うようにしましょう。
ホタルスイッチがつかなくなった原因は電球?LEDとの相性に注意
ホタルスイッチが光らなくなった原因として、電球の種類が関係しているケースがあります。とくに、LED電球に交換したタイミングで不具合が起きることが多いです。
ホタルスイッチは、スイッチをオフにしている間もランプを光らせるために、わずかな電流を流す仕組みになっています。しかし、この微弱な電流がLED電球と相性が悪く、不具合の原因になることがあります。
白熱電球は電気の変化に鈍感なため問題なく使えますが、LED電球は少しの電流でも反応してしまうため、以下のような現象が起こることがあります。
- ホタルスイッチのランプが光らない
- スイッチをオフにしても照明がうっすら点灯する
このような場合は、以下の方法で改善できる可能性があります。
- ホタルスイッチを通常のスイッチに交換する
- LED対応のホタルスイッチに交換する
LED照明を使う場合は、スイッチとの相性も重要です。不具合が続く場合は、無理に使い続けず、電気工事業者への相談も検討しましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
蛍光灯からLEDへの交換費用と工事方法!業者選びのポイントも解説
2024.12.07 2025.04.01
LEDをホタルスイッチで使う方法
LED電球とホタルスイッチを併用したい場合は、専用コンデンサを取り付ける方法があります。
ホタルスイッチは微弱な電流を流す仕組みのため、そのままだとLEDが反応してしまいます。そこで、照明器具にコンデンサを取り付けることで、余分な電流を逃がし(バイパスし)、正常な動作に近づけられます。
これにより、次のような改善が期待できます。
- ホタルスイッチのランプが正常に点灯する
- スイッチオフ時にLEDがうっすら光る現象を防げる
ただし、コンデンサの取り付けは配線作業が必要になるため、基本的には電気工事業者への依頼が安心です。無理に自分で行わず、安全面を優先して対応しましょう。
ホタルスイッチがつかない・光らないときは自分で修理できる?

ホタルスイッチの修理は自分では行えません。配線などの作業が伴うため、電気工事士の資格をもつ人に依頼しましょう。
感電・漏電、最悪の場合は火災のリスクがあります!
賃貸の場合は大家さん・管理会社に連絡
ホタルスイッチが点灯しない場合の賃貸物件では、まず大家や管理会社へ連絡しましょう。民法第606条では、賃貸物件の使用・収益に必要な修繕は賃貸人(大家)の義務と定められており、通常使用による経年劣化が原因の不具合は、基本的に大家側の負担で修理されるべきものです。
連絡する際は、具体的な状況(どの部屋のスイッチか、いつから不具合が生じたか、スイッチ本体は動くが光らないのかなど)を詳しく伝えましょう。
原因がわからない場合は業者に連絡
ホタルスイッチがつかない原因がわからない場合は業者に相談してみましょう。修理や交換費用は、以下のとおりです。
| 内容 | 費用相場 |
|---|---|
| スイッチ本体 | 500~2,000円 |
| 施工費用 | 3,000~8,000円 |
ホタルスイッチの形状や症状によっても費用は異なります。
さらに詳しく知りたい方はこちら
電気スイッチの交換費用はどれくらい?安く抑えるコツも徹底解説【DIY手順や注意点も】
2024.12.08 2026.05.04
ホタルスイッチのランプカラーの種類|交換時に役立つ見分け方
ホタルスイッチのランプの色や仕様は、メーカーやシリーズごとに異なります。自宅のスイッチと見比べることで、種類の特定や交換時の型番選びのヒントになるため、事前に確認しておきましょう。
代表的なランプカラーは以下のとおりです。
- 緑:パナソニック・コスモシリーズワイド21/
- 白色:パナソニック・アドバンスシリーズ
- 橙色:パナソニック・旧フルカラーシリーズ
現在は緑色タイプが主流ですが、パナソニック以外にも、東芝や神保電器など各メーカーからさまざまな仕様のホタルスイッチが販売されています。
なお、ランプの色は故障の原因には直接関係ありませんが、交換時に同じシリーズを選ぶ目安として役立ちます。
ホタルスイッチがつかない・光らない場合の交換の流れ

ホタルスイッチがつかない時の交換の流れは、以下のように進みます。
- カバーを外す
- スイッチのプレートを外す
- スイッチから配線を外す
- 新しいホタルスイッチに配線をつなげる
- 壁に取り付ける
ただし、交換は電気工事士の資格をもつ人でなければできません。あくまで施工の流れの確認としてください。
1.カバーを外す
ホタルスイッチの交換はまずカバーを慎重に取り外すことから始まります。電気事故防止のため、作業前には必ず該当する部屋のブレーカーを落とし、電源が完全に遮断されていることを確認してください。
カバー取り外しの具体的な手順としては、マイナスドライバーの先端をカバーの下部または側面の隙間に優しく挿入します。てこの原理を利用して少しずつ力を加え、カバーを浮かせていきます。力を入れすぎるとカバーが破損する恐れがあるため、無理な力は絶対に避けてください。
カバーが少し浮いたら、ドライバーを別の場所に移動させて同じ作業を繰り返し、均等に浮かせていきます。最終的にカバー全体が浮いたら、手で優しく引き抜いて完全に取り外せます。
2.スイッチのプレートを外す
ホタルスイッチ交換の第二段階は、スイッチプレートの取り外しです。
カバーを外すと、通常は金属製またはプラスチック製のプレートが現れ、これは上下に配置された2本のネジで固定されています。このプレートを正しく取り外すには、まず適切なサイズのプラスドライバーを用意し、ネジを反時計回りに回して緩めます。ネジは小さいため紛失しやすいので、取り外したネジは安全な場所(小皿や磁石付きトレイなど)に置いておきましょう。
両方のネジを完全に取り外したら、プレートを壁から慎重に引き離します。プレートが外れると、スイッチ本体と配線が露出します。この状態で初めて、スイッチ交換のための本格的な作業に進むことができます。
3.スイッチから配線を外す
配線の取り外し作業は最も注意が必要です。
まず安全確保のため、必ず該当する回路のブレーカーを落とし、テスターなどで電気が来ていないことを確認してください。プレートを外すとスイッチが少し動くようになるので、慎重に手前に引き出します。
スイッチの側面や背面に配線が接続されており、これらはターミナルネジで固定されています。適切なサイズのマイナスドライバーでネジを緩め、配線を外します。この時、どの線がどこに接続されていたか写真に撮るか、メモを取っておくと良いです。
特に注意すべきは、一般的な配線の色分け(黒や白、赤など)に頼りすぎないことです。建物の年代や施工業者によって配線方法が異なる場合があるため、必ず元の接続状態を記録してから作業を進めましょう。
4.新しいホタルスイッチに配線をつなげる
まず、新しいスイッチのターミナルネジを緩め、先ほど外した配線を元の位置と同じように接続します。この際、先に撮影した写真やメモを参照し、配線を間違えないよう細心の注意を払いましょう。
ターミナルに配線を挿入したら、ドライバーでネジをしっかり締め、配線が引っ張っても抜けないことを確認します。
5.壁に取り付ける
配線接続が完了したら、スイッチ本体を壁内のボックスに丁寧に押し込みます。このとき配線が挟まれたり損傷したりしないよう、余分な配線を整理しながら進めましょう。
スイッチを適切な位置に配置したら、プレートを取り付け、上下のネジでしっかりと固定します。ネジは締めすぎると破損の原因になるため、適度な力加減で締めるようにしてください。
プレートが固定できたら、最後にカバーを元の位置に「カチッ」と音がするまで押し込みます。すべての部品が正しく取り付けられたら、ブレーカーを入れて動作確認をします。スイッチのオン・オフと、暗所でのホタルランプの点灯が正常に機能していれば、交換作業は成功です。
ホタルスイッチがつかない・光らないときは早めに専門業者へ相談
ホタルスイッチがつかない・光らない原因は、LEDとの相性やランプの寿命、スイッチ本体の故障などさまざまです。どんな原因であっても、自分で無理に対応せずに専門業者に相談しましょう。安全面を考えても、電気工事業者への依頼が安心です。
どのような業者に依頼すべきかわからない場合は、複数の電気工事業者が掲載されているセーフリーを使って、比較検討しましょう。口コミや料金の目安も確認でき、効率的に検索できます。対応エリアの業者が見つかったらまずは見積もりから始めましょう!
お住まいのエリアから
ピッタリの業者が見つかる
- 電気がつかない
- 電気がつかない原因がわからない
- すぐに照明交換したい!

専門業者に依頼すれば
安全・確実・迅速に交換
まずはプロにご相談を!
ホタルスイッチがつかないケースでのよくある質問
-
Q. ホタルスイッチの寿命はどの位ですか?
A.ホタルスイッチの寿命は、約10年です。
-
Q. ホタルスイッチは自分で交換できますか?
A.配線などの作業が伴うため、電気工事士の資格をもつ人でなければ交換できません。
-
Q. ホタルスイッチがつかない原因を教えてください。
A.ホタルスイッチ内部の接触不良、電球の寿命、照明器具自体の故障の3つが考えらます。


























