2025.05.08 2025.05.08
この記事では、エアコンクリーニングは意味ないのかについて徹底検証していきます。
室内を快適な温度にしてくれるエアコンですが、「自分でできるお手入れで十分」という意見と「プロにときどき洗浄してもらう必要がある」という意見に分かれています。
どちらが本当なのか、どの程度きれいにしておくべきなのか、正しい知識を持っておく必要があるでしょう。
記事後半では、そんな意見の分かれるエアコンクリーニングを、業者依頼することに決めた際の優良業者の選び方まで丁寧にご紹介。エアコンクリーニングの依頼を迷っている方も、ぜひ最後までご覧ください。
目次
エアコンクリーニングは意味ない?プロによる定期洗浄の必要性とは
「エアコンクリーニングは意味ない」「必要性を感じない」という意見が、ネット上でも散見されます。実際のところエアコンクリーニングは必要なのか、まずはその核心から見ていきましょう。
適切な頻度でエアコンクリーニングはしたほうが良い
エアコンには日々汚れが溜まっていくため、クリーニングはしたほうが良いです。エアコン内部では暖かい空気と冷たい空気がぶつかって結露水が発生し、湿気が高くなりカビも増殖しやすいためです。
しかし、高頻度でのクリーニングは必要ありません。一般的な家庭の壁掛けタイプなら、1年に1回ほどのエアコンクリーニングで十分でしょう。
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しなくても良いケース・状況によって不要なオプションはある
一般的なエアコンは定期的なクリーニングが必要ですが、なかにはクリーニングしなくても良いケースもあります。まずは、エアコンの使用頻度が低いケースです。あまり使わず問題なく稼働しているなら、まだクリーニングが必要なタイミングではないでしょう。
また、そもそも故障していたり製造から10年を超えていて不具合が生じていたりするエアコンは、エアコンクリーニングを頼むよりも買い替えがおすすめです。
状況によっては、基本的なクリーニングのみで、オプションを必要としないケースもあります。
室外機が十分キレイだったり、定期的にクリーニングをしていて日々のお手入れも行き届いているなら、防カビコーティングなどの各種オプションは付けなくて問題ありません。汚れが目立って気になるなら追加を検討しましょう。
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エアコンクリーニングが意味ないケースかも?お掃除機能付きや汚れが見えない場合の必要性
エアコンクリーニングが意味ないと思われがちなのが、「お掃除機能付きエアコンの場合」と「汚れが見えない場合」です。双方のケースについて、クリーニングも必要性をご紹介します。
お掃除機能付きエアコンの場合
「お掃除機能付きなら、エアコンが自動で汚れを除去してくれるはず」と考えクリーニングをしないケースもあります。
しかし、エアコンが自動で掃除するのはフィルターのみ。ほかの部分は一般的なエアコンと同様、人の手で掃除しなければなりません。
フィルターは一番汚れが蓄積しやすいパーツなので、自動で掃除してくれるお掃除機能付きエアコンはとても便利です。ただし、内部のファンやアルミフィンなどの汚れはどんどん蓄積してしまいます。内部構造が複雑なお掃除機能付きエアコンは、定期的に専門知識があるプロに徹底的な掃除をしてもらうのがオススメです。
汚れが見えない場合
パッと見た感じ汚れが見えなかったり、吹き出し口からのぞいても汚れが確認できなったりする場合でも、日常的にエアコンを使用しているなら定期的なクリーニングが必要です。
汚れが目視できなくても、内部には多くの汚れが蓄積しているケースが多いためです。
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エアコンクリーニングは意味ない?そのまま使い続けるとどうなるか【3つの悪影響】
エアコンクリーニングは、すべてのケースで必要というわけではありません。しかし、定期的にクリーニングしていないと、以下3つの悪影響を受ける可能性があります。
- 健康被害が出てくる
- 運転効率が下がる
- 高価なエアコンの故障原因にも
エアコンクリーニングの必要性にもつながるので、掃除しないリスクも理解しておきましょう。
健康被害が出てくる
エアコン内部にはホコリなどの汚れだけでなく、カビも多く発生します。ホコリやカビは吹き出し口から室内へ排出され、体内に侵入する危険があります。
カビ胞子を吸い込むと、アレルギー性鼻炎や気管支喘息、アトピー性皮膚炎などを引き起こす危険があります。
エアコンを使用している部屋にいると咳やくしゃみが出たり、肌がかゆくなったりするなら要注意です。
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運転効率が下がる
ホコリなどの汚れが蓄積してくると、室内の空気を効率的に取り込めなくなってしまいます。すると、運転効率が下がって設定温度になるまでに時間がかかってしまいます。
また、設定温度になるまでフル稼働を続けるため、電気代が高くなるのもリスクの1つです。
高価なエアコンの故障原因にも
ホコリやカビが溜まったエアコンを使い続けると、モーターなどの部品がうまく機能しなくなり、異音がしたり運転しなくなったりするケースがあります。
異音などのトラブルではパーツの交換で修理できる場合がありますが、場合によってはエアコンそのものの買い替えが必要になるでしょう。
エアコンクリーニングは意味ないわけない!プロ依頼の2大メリット
エアコンクリーニングは、適切な頻度で実施していくのが大切です。自分での掃除も可能ではありますが、水濡れなどを起こしてエアコンを故障させるリスクがあるのであまりオススメできません。
エアコンクリーニングは、プロへ依頼するのが安心です。
プロに任せるメリットも、ここで確認しておきましょう。
自分では洗浄できない奥まですっかりキレイに
自分で掃除する際は、分解できる範囲が限られます。そのため、どうしても手が届かず掃除できない場所ができてしまうのがデメリットです。
その点、プロに任せれば、エアコンの奥までしっかりキレイにしてもらえます。分解したり高圧洗浄機などを使ったりして、隅から隅まで汚れを除去できます。
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プロ依頼なら故障リスクも実質0
専門知識と掃除のノウハウを持ち合わせるプロなら、エアコンクリーニングによってエアコンを故障させるリスクは極めて0に近いです。
自分で掃除すると水濡れやパーツ破損などで故障させるリスクが高いため、エアコンを長く使っていくならプロへの依頼がオススメです。
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エアコンクリーニングの意味を大きく左右する業者選び!チェックポイント4つ
プロへ依頼すると大きなメリットが得られるエアコンクリーニングですが、どの業者でも同じような効果が得られるわけではありません。クリーーニングの効果を最大限活かすためには、優良業者を見極めて依頼するのが大切です。
悪徳業者へ依頼してしまうと、汚れが取れなかったり故障したり、高額請求被害に遭ったりなどのトラブルが発生する危険があります。
そこで、自分の希望に合う優良業者を見極めるためのポイントを覚えておきましょう。
使用機種に対応しているか
使っているエアコン機種の掃除に対応しているかどうかは、最初にチェックしておきましょう。特に、お掃除機能付きエアコンは内部構造が複雑で、機種によっては対応していない業者もあるためです。
どんなに優良で信頼できる業者でも、対応していない機種の清掃はできません。業者選びの最初の段階として、使用機種のクリーニングが可能かどうかは必ず確認しましょう。
損害保険に加入しているか
作業中の故障や破損、周辺家電や床への損傷など、万が一のトラブルも想定し、損害保険に加入している業者を選びましょう。プロによる作業なのでトラブルが発生するリスクは低いですが、不測の事態に備えておくと安心です。
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料金は適正か
エアコンクリーニングにも、ある程度の相場があります。たとえば、一般的な壁掛けエアコンなら1台あたり8,000円~10,000円ほど、お掃除機能付きエアコンなら1台あたり13,000円~19,000円ほどが相場です。
相場から逸脱しない業者なら、安心して依頼できる可能性が高いです。相場より高い場合は、特別な洗剤や機材を使うなどの納得できる理由があれば問題ありません。
ただし、相場より逸脱して安い料金を掲げている業者は、後から高額請求するなどの悪徳業者である可能性が高いので注意しましょう。
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評判は良いか
評判についても、必ずチェックしておきたいポイントです。SNSやGoogleなどに投稿されている利用者の口コミをチェックして、悪い評判が多く挙げられていないかを確認しましょう。
エアコンクリーニングが意味ないケースはほぼなし!優良業者に定期洗浄してもらおう!
主に夏場と冬場にエアコンを使う環境ならば、1年に1回はエアコンクリーニングするのがオススメです。カビによる健康被害を受けずエアコンを長く使っていくためには、定期的にプロの手で徹底的な掃除をしてもらいましょう。
セーフリーには、エアコンクリーニングの業者が多く掲載されています。「保証あり」「休日・祝日割増なし」などの詳細条件で絞り込めるので、依頼先候補をピックアップしやすいのが特徴です。
セーフリーで相見積もりを取り、納得できる依頼先を見つけましょう!
- エアコンをキレイな状態で使いたい
- エアコンを長く使っていきたい
- エアコンの汚れを徹底的に落としたい!
エアコンクリーニングは定期的に!
相見積もりを取って
業者を比較検討しよう!
エアコンクリーニングの必要性に関するよくある質問
-
Q. エアコンクリーニングは実際必要ない?
A.エアコンクリーニングは、定期的に実施するのが基本です。ただし、ほとんど使っていないなどで、現状クリーニングが必要ないケースはあります。
-
Q. エアコンクリーニングをしないデメリットは?
A.エアコンクリーニングをしないデメリットでは、以下が挙げられます。
・健康被害が出てくる
・運転効率が下がる
・高価なエアコンの故障原因にも -
Q. 汚れが見えなければエアコンクリーニングは必要ない?
A.汚れが見えなくても、内部には汚れが溜まっているケースが多いです。エアコンクリーニングは、1年に1回ほどを目安に定期的に実施しましょう。