2025.07.28 2025.07.28
この記事では、カツオブシムシの大量発生について徹底解説していきます。
2.5~5mmほどの小さなカツオブシムシですが、大量発生すると衣類や食品が被害を受けてしまいます。大切な衣類や食品を守るためには、まずはしっかり駆除しなければなりません。
この記事では、大量発生したカツオブシムシの駆除方法を詳しくご紹介します。記事後半では、予防方法についても徹底解説。カツオブシムシの被害に遭いたくない方は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
大量発生?!カツオブシムシの特徴
まずは、カツオブシムシの基礎知識をおさらいしておきましょう。主な種類やエサ、特徴を知っていると、大量発生しても冷静に対処しやすくなります。
日本に生息するのは2種類
日本全国に生息する、カツオブシムシ。日本に生息する種類では、主に「ヒメマルカツオブシムシ」と「ヒメカツオブシムシ」の2つが挙げられます。
種類 | 大きさ | 特徴 |
---|---|---|
ヒメマルカツオブシムシ | ・成虫:1.7~3.2mm ・幼虫:4~5mm |
・成虫:黄色・黒・灰色のまだら模様 ・幼虫:毛虫のような外観で短い毛が生えている |
ヒメカツオブシムシ | ・成虫:2.8~2.5mm ・幼虫:7~9mm |
・成虫:光沢のある黒で楕円形 ・幼虫:細長い |
見た目が異なる2種類のカツオブシムシですが、どちらも5~6月頃に発生します。
衣類と食料品がエサ
鰹節に発生していたことに由来して名が付けられたとされる、カツオブシムシ。カツオブシムシは、絹や麻などの繊維や鰹節などの乾物、虫の死骸などをエサとしています。
乾物では、鰹節のほか、煮干しや粉ミルクなどもエサとするのが特徴です。咬む力が強いため、袋などに梱包されていても破られてしまうケースが多くなっています。
幼虫は、植物性繊維や動物性繊維もエサとします。そのため、衣類や寝具のほか、絨毯が被害にあうケースもあるので注意しなければなりません。
寿命が長くエサがなくても繁殖する
カツオブシムシの大きな特徴として、生命力の高さが挙げられます。幼虫期間は基本的に300日とされていますが、エサがないと幼虫期間を2~3年にも伸ばし生き続けるのが特徴です。飢餓状態での生存できる生命力の高さは驚異的です。
幼虫は越冬が可能で、4~5月頃にサナギとなり、5~6月頃に成虫になります。成虫になってからの10日間で20~100個もの卵を産み、暗い場所で身を潜めます。飢餓状態でも産卵できるのも特徴で、防虫剤の効果が及ばない場所に潜んで生き続けるのが特徴です。
生命力が驚異的に強いことから、徹底的に駆除しないといつまでもカツオブシムシの被害は続いてしまいます。
小さい虫が家の中で大量発生している場合については、以下の記事をご参照ください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
小さい虫が家の中で大量発生!主な種類や駆除方法を徹底解説!【予防策も】
2025.07.28 2025.07.28
カツオブシムシが大量発生する原因3つ
カツオブシムシが大量発生する原因では、以下3つが考えられます。
- 淡い色の洗濯物と一緒に入ってくる
- 外出時に淡い色の服に付着して入ってくる
- キク科の花や白い花がある
当てはまるモノがないか、検証してみましょう。
淡い色の洗濯物と一緒に入ってくる
白や淡い色の洗濯物を干していると、カツオブシムシが寄ってきてしまいます。幼虫は暗い場所を好む一方で、成虫は明るい場所を好むためです。
洗濯物に付着したカツオブシムシは、そのまま気づかれずに室内に取り込まれてしまうケースが多いです。成虫が室内に入ってしまうと、そのまま産卵して幼虫が産まれ、大量発生する原因となります。
外出時に淡い色の服に付着して入ってくる
洗濯物だけでなく、外出時の服にも注意しなければなりません。特に、白や淡い色の服はカツオブシムシの成虫が好むため、付着されやすいです。
特に、花の蜜や花粉が服に付着していると、カツオブシムシが寄り付きやすくなります。
キク科の花や白い花がある
成虫のカツオブシムシは、キク科の花や白い花を好みます。そのため、キク科の花や白い花を植えていたり切り花として飾っていたりすると、カツオブシムシが寄ってきやすくなります。
屋外に植えている場合でも、窓を開けたタイミングなどでカツオブシムシが室内へ侵入するリスクが高いです。
カツオブシムシが大量発生!効果的な駆除方法
カツオブシムシが大量発生したら、以下の方法で駆除しましょう。
- 洗濯する
- 殺虫剤を使う
- 誘引剤を使う
- 熱を加える
しかし、カツオブシムシは生命力が高く、徹底的に駆除するのはとても難しいです。特に幼虫は暗い場所を好むため、駆除できたと思っていても残っているケースが多くなっています。
洗濯する
衣類に付着したカツオブシムシを駆除するなら、洗濯が有効です。特に、自然が多い場所へ出かけた後は、衣類をまとめてすぐに洗濯しましょう。
ほかの衣類やクローゼットの近くで脱いでしまうと、カツオブシムシが移動してしまうリスクがあるため、外出時に着ていた衣類はまとめておき、できるだけ早く洗濯するのがオススメです。
殺虫剤を使う
殺虫剤も、カツオブシムシの駆除に有効です。スプレーや燻煙剤などを使い分ければ、大量発生していても効率的に駆除できます。
カツオブシムシの幼虫は暗く人の目につきにくい場所に潜むため、燻煙剤を使って部屋の隅々まで殺虫成分を行き渡らせるのがオススメです。燻煙剤を使う際は、クローゼットを開け、衣装タンスの引き出しを開けておくと良いでしょう。
誘引剤を使う
専用の誘引剤を使えば、設置するだけで大量発生したカツオブシムシをまとめて駆除できます。即効性はありませんが、設置するだけの手軽さがメリットです。
また、小さな子どもやペットがいて燻煙剤が使えない場合でも、誘引剤なら安心して使えます。
熱を加える
65度以上の熱を加えれば、カツオブシムシは駆除できます。そこで、熱湯やスチームアイロン、コインランドリーの乾燥機などを使うのが有効です。衣類や寝具など、駆除したいアイテムごとに適切な方法を選びましょう。
ただし、素材によっては高温によって変色したり縮んでしまったりするケースがある点には注意が必要です。
一掃するなら業者依頼がオススメ!
生命力が強いカツオブシムシは、自分での徹底的な駆除は難しいです。少しでも駆除できずに残ってしまうと、また増殖してしまうので、徹底的に駆除するなら専門の業者に依頼しましょう。
専門業者なら、カツオブシムシの特性を熟知したスタッフがプロの道具を使ってしっかり駆除してくれます。再発リスクを大幅に下げられるので、まずは見積もりを取って相談してみるのがオススメです。
下記記事では、害虫駆除の料金についてご紹介しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
害虫駆除の料金ってどのくらい?見積もりの取り方も解説【主要な虫を完全網羅!】
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カツオブシムシの大量発生を阻止!予防策6つ
カツオブシムシの大量発生を予防するためには、日頃から寄せ付けないための策を講じておく必要があります。
- 部屋をこまめに掃除する
- キク科の花や白い花は家に入れない
- 収納する前に衣類を洗う
- 防虫剤を使う
- 食材を密閉保管する
- 防虫スプレーを散布する
上記6つの予防策が有効なので、できることから始めてみましょう。
部屋をこまめに掃除する
部屋はこまめに掃除して、カツオブシムシのエサを極力減らしておきましょう。ダニの死骸や皮脂などもカツオブシムシのエサとなるので、毎日掃除をしていれば、カツオブシムシにとって住みにくい環境にできます。
タンスやクローゼットまわりの掃除も、欠かせません。
キク科の花や白い花は家に入れない
カツオブシムシが好むキク科の花や白い花は、極力家に持ち込まないようにしましょう。淡い色の花もカツオブシムシが付きやすいので、注意が必要です。
屋内に花を持ち込む際は、カツオブシムシが付着していないかを入念にチェックしましょう。
収納する前に衣類を洗う
季節の変わり目などで衣類を収納する際は、必ず洗濯をしておきましょう。
カツオブシムシの成虫が付着したまま衣類を収納してしまうと、産卵されて大量発生の原因になってしまうためです。
防虫剤を使う
洗濯した衣類を収納する際には、防虫剤を使います。防虫剤によって幼虫の繁殖を抑えられるので、衣類の量に応じて適切な量を使いましょう。
また、防虫剤は永続的に効果があるわけではありません。取り換え時期が来たら新しい防虫剤に取り換え、効果を持続させるのが大切です。
食材を密閉保管する
食材は密閉できる容器に入れて、カツオブシムシのエサにならないようにしておきます。鰹節や煮干し、粉ミルクも密閉保管するのが重要です。袋のままの保管では食い破られてしまう危険があるため、入れ替えて保管しましょう。
密閉容器への入れ替えが難しい場合は、冷蔵庫での保管も効果的です。
防虫スプレーを散布する
窓まわりや玄関まわりには、防虫スプレーを散布しておくと効果的です。カツオブシムシが侵入しにくくなるため、室内での大量発生リスクを抑えられます。
防虫スプレーならカツオブシムシだけでなく他の害虫予防にも効果的なので、定期的に散布しておくのがオススメです。
カツオブシムシはすぐに駆除!大量発生したら専門業者に依頼しよう!
梅雨から夏にかけて大量発生しやすい、カツオブシムシ。繁殖力が高いため、徹底的に駆除するのが大切です。大量発生してしまっているのなら、専門業者の力を借りて徹底的な駆除を目指しましょう。
セーフリーには、カツオブシムシなどの害虫を駆除してくれる業者が多数掲載されています。「24時間駆けつけ」や「即日対応可能」などの詳細条件で検索できるので、希望に合う業者を見つけやすいのが特徴です。
まずは自宅近くの業者を検索し、見積もりを取ってみましょう。
- 衣類にたくさん穴が開いている…
- カツオブシムシが大量に発生した…
- カツオブシムシを一掃したい!
カツオブシムシは衣類・食品の敵!
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カツオブシムシの大量発生に関するよくある質問
-
Q. カツオブシムシが大量発生する原因は?
A.カツオブシムシが大量発生する原因では、以下が挙げられます。
- 淡い色の洗濯物と一緒に入ってくる
- 外出時に淡い色の服に付着して入ってくる
- キク科の花や白い花がある
-
Q. カツオブシムシが大量発生したらどうすべき?
A.カツオブシムシが大量発生したら、以下の方法で駆除しましょう。
- 洗濯する
- 殺虫剤を使う
- 誘引剤を使う
- 熱を加える
徹底的に駆除するなら、専門業者へ依頼するのがベストです。
-
Q. カツオブシムシの発生を防ぐ方法は?
A.カツオブシムシの発生を防ぐ方法では、以下が有効です。
- 部屋をこまめに掃除する
- キク科の花や白い花は家に入れない
- 収納する前に衣類を洗う
- 防虫剤を使う
- 食材を密閉保管する
- 防虫スプレーを散布する