2024.11.01 2024.11.01
この記事では、50坪の住宅を外壁塗装する際の相場を解説します。
外壁塗装の費用はさまざまな要素から算出するため、一概にいくらとは出しにくいです。そこで、50坪の外壁塗装の費用が変わる要因についても解説していきます。
この記事を読めば、お住まいの住宅の外壁塗装のおおよそが掴めるようになり、業者選びのポイントもわかります。
ぜひ最後までお読みいただき参考にしてください。
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株式会社永真は、愛知県・岐阜県を中心に外壁塗装・屋根工事を専門に扱う事業者です。職人直営店で、営業・施工・アフターフォローまで一貫して行うため、安くて品質の高い塗装工事の提供が可能です。近隣にお住まいの方はぜひお気軽にご相談ください。
50坪の外壁塗装の費用相場:100万円~
50坪の住宅に外壁塗装を行う場合の費用相場は100万円~です。この金額は相場の最低費用で、実際の費用は以下のような項目によって変わります。
- 建物の塗装面積
- 建物の形状
- 建物の築年数
- 使用する塗料の種類
- 屋根塗装の有無
外壁塗装で使用できる塗料の種類はさまざまです。安価な塗料と高価な塗料では、3倍以上の差があるため、希望する塗料によっては相場よりも高くなることも。
築年数が経っている住宅で、最高級の塗料を使用して屋根塗装までするとなれば、180万円〜250万円くらいになります。
外壁塗装の費用を構成する内容
こちらでは外壁塗装の基本工事費用を構成する内容を解説します。主な構成内容は以下の4つで、それぞれが占める割合も紹介しているので参考にしてください。
- 塗料・材料費:40〜50%
- 工事代・人件費:20〜30%
- 足場代:15〜20%
- その他雑費など:10〜15%
塗料・材料費
塗料には、さまざまな種類があり、性能や耐久性、価格に違いがあり、外壁塗装の費用全体の30〜40%を占めます。
また、塗料以外の材料費は、外壁塗装の費用のうち10%程度を占めます。
塗料の種類は以下の5つが代表的です。
- ウレタン塗料
- アクリル塗料
- シリコン塗料
- フッ素塗料
- 無機塗料
シリコン塗料は耐候性・耐久性に優れ、中価格帯の塗料で、外壁塗装で最も多く使用される塗料です。特にこだわりがないようであれば、シリコンを選べば問題ありません。
価格をなるべく抑えたいという方はウレタン塗料を使用することが多いです。
一方、撥水性を求める方はフッ素塗料を、親水性を求める方は無機塗料といった高機能の塗料がおすすめです。
費用は高くなりますが、色合いの持ちやメンテナンスのしやすさが変わってきます。
塗料以外の材料費には以下のようなものがあります。
- 下塗り材:塗料を塗る前に下地を処理する
- シーリング材:外壁のひび割れを埋める
- プライマー:塗料と外壁の密着性を高める
- マスキングテープ、養生シート:塗装部分以外を保護する
工事代・人件費
工事代は、足場の組立てや高圧洗浄など、外壁塗装の準備に対する費用が対象です。人件費は塗料職人の作業に対する費用です。
工事代と人件費はまとめて費用を算出することもあり、外壁塗装の費用のうち20〜30%程度を占めます。
外壁塗装の人件費は、1日1人あたり15,000~25,000円程度が相場です。50坪の外壁塗装にはおおよそ2〜3人で作業するのが一般的。
また、作業日数は50坪の住宅の場合、10日〜14日程度は施工期間として見込んでおく必要があるでしょう。
工事代や人件費は、50万円〜105万円とかなりの幅があります。依頼する際には出された見積書からどれくらいの費用を見積もっているのかを確認するようにしてください。
足場代
足場は、高所での作業を行う上で、職人の安全を確保するための設備です。
足場代の相場は、1㎡あたり700円~1,000円程度とされています。外壁塗装の費用のうち20%程度を占めます。
足場代が高くなるケースは、以下のような建物の高さや形状、立地条件などが主な要素です。
- 高層階
- 複雑な形状
- 住宅密集地
また、風が強い地域や、周辺に障害物が多い場合は、通常の足場以上の安全対策が必要になることも。こういった場合にも足場代が高くなることもあります。
その他雑費など
その他雑費は、全体の費用に占める割合は外壁塗装の費用のうち10〜15%程度を占めます。
その他雑費は、業者によって含まれる内容が最も異なる項目ですが、以下の項目が含まれることが一般的です。
- 古い塗料や廃棄物などの処分費用
- 職人の交通費や、材料運搬費用
- 工事中に万が一事故に備えた保険料
- 事務手数料
- 消費税
見積もりを取った際に高いなと思ったら、具体的にどのような項目と費用なのか、確認しておきましょう。
50坪の外壁塗装の費用が変わる要因
こちらでは、外壁塗装の費用が変わる要因について解説します。主な構成内容は以下の5つです。
- 建物の塗装面積
- 建物の形状
- 建物の築年数
- 使用する塗料の種類
- 屋根塗装の有無
建物の塗装面積
建物の塗装面積が大きくなれば、それだけ多くの塗料が必要になります。また、作業時間が長くなり、人件費も増えます。
外壁塗装の面積を算出されるのは、「㎡単位」で表記されていることが多いです。
坪単位を塗装面積に直す場合には「坪数×3.3×(面積計算の係数)=外壁の面積(㎡)」で求まります。
一般的な住宅であれば、係数は1.2〜1.5で計算されます。50坪の2階建の住宅であれば外壁面積は、おおよそ「198~250㎡」です。
塗装面積には、外壁、軒天、破風板、雨樋なども含まれるので、付帯部分があるかどうかも確認しておきましょう。
建物の形状
建物の形状が単純な建物と複雑な建物では、必要な作業量や時間が異なるため、費用も変わってきます。
ベランダや出窓が多い建物もマスキングや養生に手間がかかり、費用が高くなります。
塗装面積の計算に使われる係数も建物の形が複雑であれば1.7程度です。一方で住宅の形が正方形に近いのであれば1.1程度です。
デザイン性の高い住宅では、相場よりもやや高めの費用になることも多いという点は押さえておいてください。
建物の築年数
築年数が増えるほど、住宅の外壁は劣化します。外壁の塗膜がはがれていたり、外壁にヒビが入っているようであれば、下地処理の費用がよりかかります。
新築から10年以内の外壁塗装であれば、そこまで劣化しているケースも少なく、簡単な洗浄で済むことが多いです。
10年以上の住宅であれば、塗装のヒビ割れやコケによる下地処理が必要になってくるケースが出てきます。
20年以上経過していれば外壁のヒビなどによって大規模な修繕が必要になるケースがあります。
築年数と劣化具合は、あくまで目安です。建物の立地によって劣化具合は変わり、幹線道路沿いなどは劣化が強くなる傾向にあります。
使用する塗料の種類
塗料には、耐久性、価格、機能性がによってさまざまな種類があります。以下の表では、代表的な塗料と価格帯、耐用年数を紹介します。
種類 | 耐用年数 | 費用相場 |
---|---|---|
アクリル塗料 | 5〜7年 | 1,500円〜1,800円 |
ウレタン塗料 | 5〜10年 | 2,000円〜2,500円 |
シリコン塗料 | 10〜15年 | 2,200円~2,800円 |
ラジカル塗料 | 10〜15年 | 2,400円〜3,000円 |
フッ素塗料 | 15〜20年 | 3,500円〜4,500円 |
無機塗料 | 20〜25年 | 4,500円〜5,500円 |
耐用年数が長くなるほど費用が高くなるため、安い塗料は短いスパンでの再塗装を行うなど、メンテナンスが必要です。
そのため、安いからという理由だけで、塗料を決めないようにしましょう。
外壁塗装で使用する塗料は、建物の状態や予算、長期的なライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
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屋根塗装の有無
屋根塗装を外壁塗装と同じタイミングで行えば、おおよそ30万円が追加でかかります。
屋根塗装が必要かどうかは屋根の種類によって変わります。屋根塗装が必要な屋根材には、以下のような種類があるため、どの屋根材が使われているのか確認してください。
- スレート屋根
- 金属屋根
- ガルバリウム鋼板
- コロニアル屋根など
瓦屋根は塗装が必要ありません。屋根塗装が必要な屋根材の塗装頻度は、10年~15年に一度が目安です。
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50坪の外壁塗装を依頼する業者選びのポイント
外壁塗装の依頼を受けてくれる業者には様々な形態の業者があります。こちらでは、外壁塗装を依頼する業者選びのポイントを3つ紹介します。
自社施工かどうか確認する
自社施工とは、外壁塗装の工事を受注した業者が、自社の職人で全ての工程を完了させることです。
自社施工であれば、下請け業者に工事を丸投げすることがないので、品質が管理された状態で施工されます。
また、何かトラブルが起こっても、迅速に対応してくれるため、トラブル時の対応もスムーズです。さらに、下請け業者への支払いがないため、費用を抑えられます。
自社施工かどうか確認するには、会社のホームページや案内に「自社施工」と記載されているかを確認しましょう。
アフターフォローを確認する
外壁塗装は、一度行えばすぐに状態がわかるものではなく、数年後に不具合が出る可能性もあります。そのため、アフターフォローの有無は、業者を選ぶ重要なポイントです。
アフターフォローの内容には、一定期間の点検や不具合時の無償補修があります。期間は1年〜5年などさまざま。
見積もりや問い合わせの際に、保証の有無や保証期間、保証内容、点検内容などを確認しておきましょう。
資格や保険の有無を確認する
塗装の知識と技術を証明する塗装技能士資格や外装劣化診断士があれば信頼できます。また、行政の建築業の許可があれば、なお信頼性が高いです。
その他には、足場の組立て等作業主任者、有機溶剤作業主任者など、専門的知識の資格や講習の修了があれば安心です。
外壁塗装の業者が加入できる保険があり、工事中の事故に備えて保険に加入しているかどうかも確認しておきましょう。
万が一事故が起こって近隣に損害が出たとしてもトラブルに対して対応できます。
50坪の外壁塗装は相場と比較して選ぶのがベスト!
50坪の外壁塗装は相場は100万円〜となっていますが、住宅の形状や状態、希望によっては相場よりも高くなります。
外壁塗装をする際には、業者選びが重要です。安いからといって依頼して手抜きされたといった事例もあります。
外壁塗装を行う際には、相場と自身の住宅の場合の外壁塗装費用を計算しておきましょう。その上で複数の業者を比較し、信頼できる業者選びをしてください。
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