一年でカビだらけになったエアコン

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エアコンは一年でカビだらけ?!よくある原因と対処法・予防策を徹底解説

2025.02.07 2025.02.07

 

この記事では、一年でカビだらけになるエアコンについて徹底解説していきます。

エアコンは、条件が揃えばたった一年でもカビだらけになってしまう場合があります。カビを予防するなら、正しい方法で対策して定期的にしっかりクリーニングするのが大切です。

ここでは、一年でカビだらけになる原因と、その対処法を詳しくご紹介します。記事後半では、エアコン清掃を業者に依頼した場合の費用相場についても徹底解説。エアコン内部の状況が心配な方は、ぜひ最後までご覧ください。

エアコンが一年でカビだらけになる原因は?【あてはまったら要注意】

一年でカビだらけになったエアコンを掃除しているところ

購入やクリーニングから一年しか経っていないのにエアコンがカビだらけになるなら、下記の原因が考えられます。

  • 年中室内が快適な温度になっている
  • 湿度が高すぎる
  • 室内のホコリや汚れが多い

当てはまっている原因はないか、チェックしてみましょう。

設定温度が高すぎる

エアコン内部では結露が出るため、カビが発生しやすい環境です。加えて、エアコンによって夏は常に涼しく、冬は常に暖かくなっているなら、カビが増殖する可能性が高くなります。

カビは、20~30度になると増殖しやすくなります。そのため、人間にとって快適な温度はカビにとっても増殖しやすい温度です。

一年を通して、常に人間が快適に過ごせる室温になっているということは、カビが一年中増殖しやすい環境になっていると考えられます。

湿度が高すぎる

湿度が高くなると、カビの増殖スピードは早くなります。特に、夏場に長時間冷房を使うと、エアコン内部では結露が発生し続けて湿度が高くなってしまいます。

快適な室温と高い湿度がそろえば、カビはあっという間に増殖してしまうでしょう。

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室内のホコリや汚れが多い

カビが養分とするのは、ホコリや汚れ。室内の空気中にホコリなどの汚れが多く含まれていると、その空気を取り込んだエアコン内部にも汚れが多く蓄積してしまいます。

元々エアコンは結露によりカビが発生しやすい環境になっているため、ホコリや汚れなどの養分がたっぷりあれば、カビはみるみるうちに増殖するでしょう。

エアコンがカビだらけかどうかの確認方法【一年経ったら内部はどんな状態?】

エアコンの内部はなかなか確認できないため、カビだらけになっているかどうかは分かりにくいものです。そこで、エアコン内がカビだらけかどうかは、下記のポイントをチェックしてみましょう。

  • 吹き出し口に黒い点々のような汚れが付いている
  • 出てくる風がカビ臭い
  • なかなか快適な温度にならない

これらの症状は、エアコン内部にカビが増殖した場合に出てくるもの。パッと見ただけでカビが確認できなくても、上記に当てはまる症状があるならカビが増殖している可能性が高いです。

一年にカビだらけになったエアコンの対処法【自力で掃除できる?】

一年でカビだらけになったエアコンを掃除するための雑巾とバケツ

一年でカビだらけになってしまったエアコンを自分で掃除するなら、正しい方法でカビを落とさなければなりません。また、自分で掃除するなら注意点も知っておく必要があります。

エアコンを故障させず安全に作業するために、作業方法と注意点を見ていきましょう。

カビの落とし方

エアコン内部で増殖したカビは、下記の手順で落とします。

  1. 電源を落とす
  2. 薄めた中性洗剤を染み込ませた雑巾で拭き掃除する
  3. 水拭き・乾拭きをする
  4. 乾燥させる

カビ落としでは水を使用するため、必ずエアコンの電源を落とし、プラグを抜いておきましょう。

中性洗剤ではなく、エアコン専用のクリーナーを使用するのも効果的です。エアコン専用のクリーナーを使うなら、決められたルールに従って作業しましょう。

カビを落とした後は、しっかり乾燥させるのもポイント。水分が残っていると、またカビが発生しやすくなるので十分時間をかけて乾燥させましょう。

エアコンのカビ取りについては、下記記事で詳しくご紹介しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

作業時の注意点

エアコンのカビを落とす際は、下記の注意点を覚えておきましょう。

  • 電子パーツに水をかけない
  • 無理に分解しない

エアコン内部にはさまざまな電子パーツが使われているので、水や洗剤がかからないよう慎重に作業しなければなりません。濡れてしまうと故障する危険があるので注意しましょう。

また、エアコンには破損しやすいパーツも多くあります。力づくで外すと割れてしまうので、無理に分解するのは避けましょう。

一年で?!カビだらけのエアコンを使い続けるとどうなる?

フィルター・ファン掃除していないためにエアコン室内機から撒き散らされたカビで体調を崩す人たち

カビだらけになってしまったエアコンを掃除せずにそのまま使い続けると、カビ胞子を含む風を日常的に体内に取り入れることになります。

すると、咳や鼻づまり、目のかゆみなどのアレルギー症状が出る場合があります。また、下記にも注意が必要です。

  • 肺炎
  • 喘息
  • アトピー性皮膚炎
  • シックハウス症候群

アレルギーや病気などの健康被害が発生しやすくなるため、カビだらけのエアコンを使うリスクは高いです。

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エアコンを一年でカビだらけにしない!予防策5つ

エアコン内は結露が発生しやすいためカビも増殖しやすいですが、予防を心掛けると増殖を抑えやすくなります。

  • 適度な温度に設定する
  • こまめにフィルターを掃除する
  • エアコン使用後は送風運転をする
  • 室内をこまめに換気する
  • 定期的にエアコン内部も掃除する

ここでは上記5つの予防策をご紹介するので、できることから始めていきましょう。

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適度な温度に設定する

室内を早く快適な温度にするためには、設定温度を過度に高くしたり低くしたりしがち。しかし、設定温度が高すぎり低すぎたりすると、エアコン内部は取り込んだ空気と送り出す空気の温度差が大きくなってしまいます。

温度差が大きくなると結露が発生してカビの増殖を加速させてしまうので、設定温度への配慮も必要です。

  • 夏:26~28度
  • 冬:20度前後

上記を目安にして、エアコンを使っていきましょう。

こまめにフィルターのお手入れをする

フィルターにはホコリなどの汚れが蓄積しやすいため、こまめに掃除する必要があります。フィルターが汚れていると、エアコン内で空気がスムーズに送られなくなり停滞してしまうためです。

停滞した空気は温度差により結露を生み出し、カビが発生しやすい環境にしてしまいます。

エアコン内部は定期的な掃除が必須ですが、特にフィルターは、こまめな掃除を心掛けましょう。

エアコン使用後は送風運転をする

使用中のエアコンの内部は、温度差によって結露してカビにとって最高の環境になっています。そこで、エアコン使用後は送風運転をして乾燥させると効果的です。カビは乾燥した環境を嫌うため、増殖しにくくなります。

室内をこまめに換気する

いくらエアコン内を乾燥させても、室内に湿気が溜まっているとカビにとっては好都合となってしまいます。そこで、こまめに換気して湿気を逃がしておきましょう。

窓は2ヶ所開けて風の通り道を作っておくと、効率的に換気できます。

定期的にエアコン内部も掃除する

エアコン内部は、フィルター以外にもホコリや汚れが蓄積します。汚れはカビの養分になるため、内部は定期的に掃除して汚れを除去しておくのがオススメです。

エアコンを一年でカビだらけにしない!オススメのクリーニング頻度

カビだらけのエアコンは、そのまま使っていくと健康被害が発生するリスクが高まります。そのため、最低でも年に1回はエアコンをクリーニングするのがオススメです。

エアコンの使用頻度が高かったり小さな子どもやペットがいたりするなら、年に2回ほどクリーニングするのも効果的。エアコンの使用環境や汚れ具合を見て、年に1~2回を目安にクリーニングしていきましょう。

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一年でカビだらけになるエアコンはプロのクリーニングも検討しよう!

エアコンは自分でも掃除できますが、プロに依頼してクリーニングしてもらう方法もあります。そこで、最後にプロの業者を利用するメリットと費用相場をご紹介します。

プロの業者を利用するメリット

エアコンクリーニングをプロに依頼すると、下記のメリットが得られます。

  • 手が届かない奥の隅々までキレイになる
  • 故障のリスクを最小限にしてエアコンを掃除できる
  • 手間をかけずにエアコンがキレイになる

業者によるクリーニングでは、自分ではなかなかできない内部の奥までしっかり掃除してもらえます。また、自分で掃除すると故障のリスクも高くなりがちですが、最小限のリスクで作業してもらえるのもメリットです。

さらに詳しく知りたい方はこちら

費用相場

プロの業者に依頼した場合、1台あたりのエアコンクリーニング費用は下記が相場です。

  • 壁掛けタイプ:8,000~10,000円ほど
  • お掃除機能付き:13,000~19,000円ほど
  • 天井埋め込みタイプ:18,000~26,000円ほど
  • 天井吊りタイプ:23,000~27,000円ほど

ただし、料金は地域や業者、状況により異なるため、複数社から見積もりを取って比較してみるのがオススメです。

エアコンクリーニングの費用については、下記記事もお役立てください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

エアコンは一年でカビだらけになることもある!定期的にクリーニングしよう!

エアコンを一年でカビだらけにしないためには、定期的にしっかりクリーニングするのがポイント。内部は電子パーツが多いため、故障を避けるにはプロにクリーニングを依頼すると安心です。

セーフリーには、エアコンクリーニングを依頼できる業者がが多数掲載されています。自宅に近い業者だけでなく、料金が安い業者も探しやすいのが特徴です。

セーフリーで信頼できるエアコンクリーニング業者を見つけて、カビが発生しにくい環境を整えましょう!

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一年でカビだらけになったエアコンに関するよくある質問

  • Q. エアコンが一年でカビだらけになる原因は?

    A.

    エアコンが一年でカビだらけになる原因は、下記が考えられます。

    ・年中室内が快適な温度になっている
    ・湿度が高すぎる
    ・室内のホコリや汚れが多い

  • Q. エアコンのカビは予防できる?

    A.

    エアコンのカビの予防法は、下記が有効です。

    ・適度な温度に設定する
    ・こまめにフィルターを掃除する
    ・エアコン使用後は送風運転をする
    ・室内をこまめに換気する
    ・定期的にエアコン内部も掃除する

  • Q. エアコンクリーニングのオススメ頻度は?

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