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エアコンフィルターのカビ掃除手順徹底解説!【業者依頼すべきケースも】

2023.06.08 2024.12.05

エアコンのフィルターは、セルフでも掃除できる部品の一つ。フィルターはホコリや汚れを吸収する部品ですが、「ホコリを掃除しようとしたらカビが見つかった」というケースも珍しくありません。今回の記事では、エアコンのフィルターのカビ掃除の手順や、セルフクリーニングではなく業者に依頼したほうが良いケースなどを解説します。セルフクリーニングと業者依頼をうまく活用し、快適に清潔なエアコンを使用しましょう!

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エアコンのフィルターに付いたカビの見極め方は?

エアコンのフィルターのカビ掃除をする準備

最初に、エアコンのフィルターに付いたカビの見極め方について解説します。

「そもそもエアコンのカビってどんなもの?」とイメージが付かない人もいるかもしれません。

エアコンのカビは、所々に付いた黒っぽい点々のような見た目をしています。

エアコン内部だけでなく、ホコリと同様に外の部品にも付着している場合があり、フィルターや送風口などにもカビが発生する可能性は十分にあります。

エアコンのフィルターのホコリを吸い取ったあとに黒い点々が付いているのが見えたら、カビである可能性が非常に高いので、すぐに掃除しましょう。

フィルターにカビが付いたまま使用すると、エアコンの風に乗ってカビを部屋中にまき散らしてしまいます。

なお、ホコリの掃除なら下記記事に記載してある方法で掃除してください。

フィルター・ファン掃除していないためにカビを撒き散らしているエアコン室内機

エアコンのフィルターに付いたカビの掃除・除去手順

エアコンのフィルターに付いたカビの掃除手順は、以下のような9つの手順となります。

  1. エアコンの電源を切る
  2. エアコンのコンセントを抜く
  3. エアコンのフィルターを外す
  4. エアコンのフィルターの表面に付着したホコリを掃除機で吸う
  5. エアコンのフィルターの裏面からシャワーの水でホコリ・カビを押し流す
  6. 薄めた中性洗剤で軽くこする
  7. シャワーの水で洗い流す
  8. 自然乾燥させる
  9. エアコンの本体にフィルターを再びセットする

さらにエアコンのフィルター掃除の手順を大きく分けると、以下の3段階となります。

下準備

上記の1~3の作業です。

エアコンのフィルターにカビが発生しているのを見つけたら、すぐに掃除したくなるかもしれません。

しかし、掃除中の事故や故障を防ぐため、下準備は大切です。

エアコンの電源を切るだけでなく、コンセントも抜いて感電やエアコンの故障を防ぎましょう。

また、エアコン内部のホコリやカビを吸い込んだり触れたりしないように、マスクや手袋を忘れずに装着してください。

そして、床にホコリやカビが落ちることを想定して、事前にビニールシートなどを敷くことをおすすめします。

エアコンのカバーを外し、フィルターを外す際は、床に直接置くのではなく、新聞紙の上に置くと床が汚れる心配がありません。

カビを落とす作業

上記の4~7の手順です。

下準備が完了したら、いよいよカビを落とす作業に入ります。

カビ掃除の前に、ホコリを掃除してください。

エアコンのフィルターのホコリは表面に付着しているので、掃除機は表面からかけましょう。

ホコリを取り除いたあと、エアコンのフィルターを浴室に持っていき、水洗いする準備をします。

掃除機で吸い取り切れなかったホコリやカビを押し出すため、シャワーの水をフィルターの裏面から当てます。

エアコンのフィルターのカビ掃除には洗剤の使用がおすすめ

水洗いだけでもホコリは落とせますが、カビは洗剤を使って除去する必要があります。

エアコンのフィルター掃除で使用する洗剤は、汚れのレベルに応じて使い分けるといいでしょう。カビや油汚れなどが軽度の場合は中性洗剤、カビがびっしり付いている場合は重曹やセスキ炭酸ソーダがおすすめです。

スプレータイプはそのまま吹きかけて掃除できるケースがほとんどですが、念のため取扱説明書をチェックしましょう。原液タイプのものは、必ず薄めてください。

そして、歯ブラシなどで網目に沿って優しくこすります。

強い力でゴシゴシ磨くと、エアコンのフィルターが傷ついたり変形したりする可能性があります。

乾燥~設置

上記の8~9の手順です。

エアコンのフィルターの黒い点々が見えなくなったら、洗剤を水で流します。

掃除が終わったら、タオルなどである程度水分を取り除き、自然乾燥させましょう。

高温による変形などのリスクがあるので、乾燥の際にドライヤーやストーブなどは使わないでください。

水分が無くなるまでしっかり乾燥したら、エアコンのフィルターを本体に再度セットします。

これでエアコンのフィルターのカビ掃除は完了です。

エアコンフィルターのカビを掃除をした後は

フィルター掃除はエアコンを清潔に保つうえで大切な作業です。

しかし、エアコンのフィルターカビ掃除だけをしていれば安心というわけではありません。

フィルターにカビが付いているということは、エアコン内部の他の部品にもカビが生えている可能性が高いということ。

「エアコンのフィルターのカビ掃除をしたのに、エアコンからカビっぽいにおいがする」という場合は、内部にカビが残っている可能性が高いです。

以下の方法は、自分でできるエアコンのカビ対策です。

エアコンがカビっぽい場合は、ぜひ試してみてください。

エアコンの送風口を拭き掃除する

エアコンの送風口は、空気や水滴が付着する部分なので、使用しているうちにカビが発生している可能性があります。

エアコンの送風口に黒い点々が付いている場合、拭き掃除をして綺麗にしましょう。

濡らしたやわらかい布に薄めた洗剤をしみこませ、送風口を拭きます。

手袋やマスクを着用し、カビを吸い込まないようにしてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

冷房や暖房を数時間運転する

エアコン内部のカビ除去には、カビを洗い流すか死滅させるかが効果的です。

冷房や暖房を使ってカビの洗浄や死滅が可能です。

16度程度の冷房にして運転すると内部に大量の水滴が発生し、カビを巻き込んでドレンホースから排出してくれます。

一方、30度程度の暑い暖房に設定して運転すると、エアコン内部のカビを死滅させられます。

なお、エアコン内部クリーン機能はカビの発生を抑制する目的の機能なので、においを取る効果は期待できないでしょう。

部屋を換気する

エアコンは部屋の空気を吸い込む構造なので、部屋の空気自体がカビっぽい・臭い場合は、エアコンを掃除しても意味がありません。

部屋の空気は湿気やホコリ以外にも、人の皮膚や汗、料理中に発生した油など様々なにおいの元が含まれています。

エアコン運転中に部屋の窓を開けて換気すると、カビっぽいにおいが生活臭などが軽減されることがあります。

セルフクリーニングより業者への依頼がおすすめな場合

エアコンのフィルター掃除する業者

フィルターのカビ掃除をはじめ、エアコンのセルフクリーニングの手順や方法について解説しました。

しかし、エアコンのセルフクリーニングは一時的・部分的であるケースがほとんどで、根本的な掃除はできません。

以下のような場合は、セルフクリーニングではなく業者への依頼がおすすめです。

カビ臭いにおいが取れない

エアコンのフィルターのカビ掃除などのセルフクリーニングをしてもカビ臭いにおいが取れない場合、エアコンの奥までカビが発生していたり、大量のカビが発生していたりする可能性が高いです。

エアコンのカビを放置していると、カビを吸い込みながら生活しなければなりません。

カビは人体にとって有害物質となり、アトピーや喘息、肺炎など様々な健康リスクにも繋がります。

「カビ臭いにおいを我慢して使用すればいい」ではなく、すぐにエアコン業者に依頼し、根本から掃除してもらいましょう。

使用頻度の割に電気代が高い

フィルター掃除せずエアコン室内機に負荷がかかって電気代UP 請求額に驚く人「極端に高い・低い温度に設定していない」「あまり頻繁に使っていない」にもかかわらず、思った以上にエアコンの電気代が高い場合、エアコン内部のカビが関係しているかもしれません。

カビはエアコン内部の部品の機能を低下させる要因となります。

例えば、フィルターに大量のカビが付着していると、「空気を吸い込み、冷却して、再度送り出す」、この一連の機能が低下します。

また、ファンにカビがこべりつくと、冷房・暖房効果も落ちてしまいます。

エアコン内部の部品は精密なので、自分で分解して掃除することは複雑かつ危険なためおすすめしません。

エアコンの機能を上げて電気代を抑えるためにも、業者への依頼が効果的です。

ドブ臭い・こげ臭いなど異臭がする

エアコンがドブ臭い・こげ臭い場合、故障している可能性が高いです。

ドレンホースが破裂していたり異物が混入していたりすると、その臭いが室内機に入り込み、部屋へ送り出されてしまいます。

また、エアコンがこげ臭い場合は内部の部品がショートしている可能性が高く、火災にもなりかねません。

このようなエアコンの異常事態の場合、自分で解決することは不可能です。

すぐに業者に相談し、クリーニングだけでなく修理も依頼しましょう。

まとめ

今回の記事では、エアコンのフィルターのカビ掃除手順を主に解説しました。基本的にはホコリ掃除と同じ手順ですが、水だけでカビはなかなか落ちないので洗剤を使うとより効果的です。

フィルターにカビが生えていた場合、「フィルター掃除したからきれいな空気!」というわけにはいきません。内部にもカビが生えている可能性が高いので、業者にエアコン内部の掃除を依頼してもいいでしょう。

また、フィルター掃除と比べるとだいぶ難易度が上がりますが、最もカビやすい送風ファンもセルフクリーニングできます。トライしてみたい方は、下記記事をチェックしてみてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

エアコンフィルターのカビ掃除手順徹底解説!【業者依頼すべきケースも】のよくある質問

  • Q. エアコンのフィルターのカビ掃除はどうやってやる?

    A.

    水で薄めた中性洗剤などを使用して、歯ブラシで軽くこすりながら掃除します。掃除後は水気を自然乾燥させ、再度エアコン本体に戻します。

  • Q. エアコンのフィルターにある黒い点は何?放置でいい?

    A.

    エアコンのフィルターにある黒い点はカビなので、掃除しましょう。なお、フィルターを外して奥の方にもカビが見える場合、まるごと掃除を業者依頼するのがおすすめです。

  • Q. エアコンのフィルターのカビを掃除しないとどうなる?

    A.

    カビに含まれる有害な物質により、アレルギーや喘息、肺炎などの健康リスクに繋がります。また、部屋中がカビっぽい不快なにおいになってしまいます。

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