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シャープのエアコン掃除・お手入れ徹底解説!【プロによるクリーニング費用相場も】

2023.07.30 2023.07.30

機種によって機能に差があるものの、フィルター掃除機能やプラズマクラスターなど、エアコン内部や室内の空気をきれいに保つ機能が特徴的なシャープのエアコン。

お掃除機能が付いていても、経年や使用状況に応じて汚れが溜まりエアコンの効率に影響を与えることがあります。

ここでは、シャープのエアコンの特徴や掃除機能、適切な掃除の方法について詳しく解説します。シャープのエアコンを清潔に保つ参考にしてみてください。

シャープのエアコンの主な種類とお掃除機能の有無

シャープのエアコンには下記のようなシリーズがあり、それぞれ掃除機能が異なっています。

主な機種 特徴 主な掃除機能
R-Nシリーズ 最もシンプルなモデル プラズマクラスター送風運転
親水性コート熱交換器
内部洗浄
R-Dシリーズ スタンダードモデル スタンダードモデル
プラズマクラスターパトロール
親水性コート熱交換器
内部洗浄
はずせルーバー
R-Fシリーズ スタンダードモデル プラズマクラスターパトロール
親水性コート熱交換器
内部洗浄
フィルター自動掃除
抗菌ダストボックス
R-Hシリーズ コンパクトハイグレードモデル プラズマクラスターパトロール
親水性コート熱交換器 内部洗浄
はずせルーバー
フィルター自動掃除
抗菌ダストボックス
R-Xシリーズ コンパクトハイグレードモデル プラズマクラスターパトロール
親水性コート熱交換器
内部洗浄
はずせルーバー
フィルター自動掃除(両面)
抗菌ダストボックス
ホコリレスファン
送風路・ドレンパン防カビ加工
N-Pシリーズ 空気清浄モデル 親水性コート熱交換器
内部洗浄
R-Pシリーズ 空気清浄モデル 親水性コート熱交換器
内部洗浄

シャープのエアコンで特徴的なのは、Rシリーズの多くで実装されている「プラズマクラスターパトロール」でしょう。重要なお掃除機能について、次の項目で詳しく解説していきます。

シャープのエアコンをきれいに保つ機能とその特徴

ホコリやカビが溜まりやすいエアコンをきれいにしてくれる機能が、シャープのエアコンにはいくつかあります。ここでは、シャープのエアコンの掃除に関連する機能について詳しく紹介します。

エアコンの機種によって機能の有無が異なりますが、もし使っているシャープのエアコンに付いている機能があれば、ぜひ活用してみてください!

シャープのエアコンお掃除機能を使おうとしている人

プラズマクラスターパトロール

シャープのあらゆる製品に搭載されているプラズマクラスター機能は、エアコンを清潔に保つのにも一役買ってくれます。

エアコン停止中に温度が20度以上、湿度が70%以上を上回ると自動的に運転を開始。エアコン内部のファンを逆回転させることで、エアコン内部の空気を循環させます。さらに、高濃度イオンでエアコン内部を満たし、カビの発生を防いでくれるのです。

また、運転停止後にエアコン内部を乾かしてプラズマクラスターイオンを送りカビの増殖を抑制してくれます。プラズマクラスター機能を使うには、事前にエアコンのリモコンで設定する必要があります。

フィルターの性能を向上

エアコン内部のホコリをキャッチするフィルターの性能にもこだわっています。

フィルターではホコリをある程度キャッチできても、フィルターの隙間からホコリがエアコン内部に入り込むものです。そこで、エアコンフィルターを従来の1/4の細かさにして、内部へのホコリをしっかりブロックしてくれる機能を備えています。

フィルター両面掃除機能

シャープのエアコンには、カビを発生させる原因の一つであるホコリを掃除する機能があります。フィルターに付いたホコリを、2つのブラシでしっかりとかきとることで、従来よりも誇りの除去性能をアップさせています。

また、かきとったホコリを集めておくダストボックスも抗菌加工が施されており、より清潔に使用できるようになっています。

ホコリをはじくチタニアコート

汚れをはじく最先端の技術である静電反発型チタニア(酸化チタン複合物)を採用。ファンや送風路など風の通り道となる部分にコーティングすることにより、ホコリの付着を約80%低減してくれます。

シャープは、2015年1月現在、業界で初めてエアコンにこのチタニアコートを採用しました。

送風路とドレンパンに防カビ加工

送風路、ドレンパンといった湿気が溜まりやすい箇所には防カビ加工を施してあります。エアコン内部の湿度を下げて、カビの発生を抑制してくれます。

熱交換器のクリーニング

熱交換器のアルミフィンの表面に、有機性の親水性コートをコーティング。冷房時と除湿時のドレン水が、熱交換器に付いた汚れを浮かせて、ドレン水と共に室外に洗い出してくれます。

はずせルーバー

エアコンの吹き出し口にあるルーバーは、外せないタイプがほとんどです。ルーバーの奥に汚れが溜まると、自力で掃除が難しいです。ルーバーを外せて洗えると、エアコンをきれいな状態に保ちやすくなります。

シャープのエアコンのエアフィルター掃除頻度

シャープのエアコンは機種によってフィルターの掃除機能の有無が異なります。掃除機能の有無に応じて、適した掃除頻度が変わってきます。

フィルター自動掃除運転を搭載している機種

フィルター自動掃除機能を搭載している機種、もしくは空気清浄機能付きのエアコンを使っている場合は、6ヵ月に一度フィルターの汚れをチェックしてください。フィルターが汚れているときは、適切に掃除しましょう。

フィルターを自動掃除していても、使用状況や環境によって汚れが付着することがあるからです。

フィルター自動掃除運転を搭載していない機種

フィルター自動掃除機能が付いていない機種は、2週間に1度を目安にエアフィルターの掃除をおすすめします。

シャープのエアコンを自分で掃除する手順を解説

シャープのエアコンを掃除しようとして前面パネルを開けて見えたフィルター

シャープのエアコンを自分で掃除するとき、適切な手順で行うことでエアコンを長く快適に使用できるでしょう。ここでは、エアコン掃除の手順を解説します。

エアコンの電源プラグを抜く

まず、エアコンが運転していないことを確認して、電源プラグを抜きます。エアコンが作動すると内部でファンが高速回転するため、電源が入った状態で掃除をするのは大変危険です。

運転停止直後に掃除をする場合は、パネルが最後まで閉じたことを確認して15秒以上経過してから電源プラグを抜いてください。

パネルを開いて外す

パネルの下部にある左右両端のロック解除ボタンを押しながら、パネルの下側を開けます。パネルが開いてから、パネルを少し上に浮かせると本体の軸からパネルを取り外せます。

エアフィルターを外す

エアフィルターは以下の順番で外します。

フィルターカバーは左右両端にある指掛部を下方向に押しながら手前に開けます。

オレンジ色の「ロックつまみ」が2カ所あるので、つまみを上方向にスライドさせてロックを解除します。

「フィルター押さえ」の「指掛部」(左右2カ所)を持って引き上げてフィルターを下に引き抜いて外します。

エアフィルターを掃除する

エアフィルターは以下の手順で掃除します。

  1. フィルターについた汚れを掃除機で吸い取る
  2. 水洗いをする
    汚れがひどいときは、台所用の中性洗剤を溶かした容器につけ置き洗いしてください。漂白剤などの強い洗剤はフィルターを傷めるので使用しないでください。また、フィルターの形が崩れてしまうので、硬いものを使ったり力を入れて洗ったりしないでください。
    フィルターの形が崩れてしまうと、フィルター自動掃除機能が正常に働かなくなるため、注意が必要です。
  3. 日陰でよく乾かす
    直射日光、ドライヤー、ストーブなどの高熱を与えるとフィルターの形が崩れる原因になります。日陰でしっかり乾かしてください。

エアフィルターを取り付ける

エアフィルターの取り付けは以下の手順で行います。

  1. エアフィルターの表を確認する
  2. エアフィルターを挿入口に沿って差し込んで奥まで入れる
    「フィルター押さえ」を閉じる
  3. 2カ所の「ロックつまみ」(オレンジ色)を下方向にスライドしてロックする
    フィルターカバーの左右両端をカチッと音がするまでしっかり閉じる

パネルを取り付ける

パネル上部の引っ掛け部を左右両端にある本体の「軸」に引っ掛けて左右2カ所のパネル下部をカチッと音がするまでしっかりと閉じます。

パネルを取り付けた後、エアコンを横から見てパネルがしっかりと閉じているかを確認してください。パネルが確実に閉じていないと動作不良の原因になってしまうでしょう。

シャープのエアコンにクリーニングは必要?

シャープのエアコンを掃除するクリーニング業者

お掃除機があり、自分でフィルターを掃除できるシャープのエアコンですが、定期的なエアコンクリーニングは必要です。

エアコンのルーバーや内部などエアコンを分解しなければ掃除できない箇所があることは、見逃せません。

また、エアコンは精密機器なので、エアコンの構造や適した掃除方法を把握していないと、掃除でエアコンが故障するリスクが高くなります。エアコンの分解による掃除は、プロのクリーニングに依頼することをおすすめします。

シャープのエアコンをクリーニングする推奨頻度

エアコンクリーニングを依頼する目安は3年に一度です。ただし、使用状況や環境によって汚れの度合いが変わってくるので、エアコン使用時に異臭がするときは3年を待たずにクリーニングを依頼することをおすすめします。

シャープのエアコンクリーニングはどこに依頼するのがベスト?

シャープのエアコンクリーニングですが、依頼先にはメーカー(シャープ)とクリーニング業者のどちらかになります。

メーカーと業者に依頼した場合の費用やそれぞれのメリットなどについて解説します。クリーニングの依頼先を選ぶ参考にしてみてください。

価格やサービスを比較

メーカー(シャープ) クリーニング業者
料金 14,300円〜 7,000円〜
技術力
所要時間 約1~2時間 約1~2時間

メーカーに依頼した場合のメリット

メーカーとクリーニング業者を比較した場合、メーカーの方が費用が高くなるケースが一般的です。しかし、シャープのエアコンの場合は、クリーニング業者に依頼するのと費用面でそれほど大きな差はありません。

また、作業も丁寧だという口コミが寄せられているので、安心して依頼できるのもメリットです。

クリーニング業者に依頼するメリット

クリーニング業者によっては、さらにお得にシャープのエアコンクリーニングを依頼できます。技術力や掃除方法、所要時間などもメーカーとほぼ変わりません。業者に依頼すれば、エアコンクリーニングの費用を抑えられるでしょう。

シャープのエアコンクリーニングは業者がおすすめ

シャープのエアコンクリーニングを依頼するなら、価格や技術面、作業内容などを考慮してもクリーニング業者がおすすめです。

上位機種など多機能なシャープのエアコンを使用している場合は、メーカーに任せた方が安心かもしれません。

シャープエアコンを長く使うために【日頃の掃除と定期クリーニングを!】

お掃除機能やエアコン内部をきれいに保つ機能が充実しているシャープのエアコン。フィルター自動掃除機能が付いている機種でも、定期的な掃除でエアコンを清潔に保てます。

しかし、自分では難しいエアコン内部の掃除はプロに任せるのがおすすめ。定期的な掃除とプロの掃除を組み合わせて、シャープのエアコンを清潔、快適に使いましょう。

シャープのエアコン掃除・お手入れ徹底解説!【プロによるクリーニング費用相場も】のよくある質問

  • Q. シャープのエアコンの掃除機能とは?

    A.

    プラズマクラスターパトロールやフィルター自動掃除機能、防カビ加工、内部洗浄など機種によってさまざまな機能があります。

  • Q. シャープのエアコンは掃除が必要?

    A.

    お掃除機能が付いていても、使用状況や環境によって汚れが溜まるので、掃除機の有無に関係なく定期的な掃除が必要です。

  • Q. クリーニングは業者とメーカーどちらに依頼するべき?

    A.

    エアコンクリーニングはクリーニング業者がおすすめです。技術面やクリーニングの所要時間もメーカーと大差なく、費用が安いからです。

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