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窓用エアコンは掃除できる?ウィンドウエアコンのクリーニング方法を解説

2024.01.05 2024.01.05

壁に穴を開けず手軽に設置できる窓用エアコン(ウィンドウエアコン)は、通常のエアコンと同じく使用中にほこりや汚れが溜まるため、定期的なお手入れが必要です。

エアフィルターやパネルの掃除は、ご自身で簡単にできます。そこで本記事では、窓用エアコンの掃除方法や注意点を解説します。

窓用エアコン(ウィンドウエアコン)の掃除方法

窓用エアコン(ウィンドウエアコン)も通常のエアコンと同様に、ほこりや汚れが溜まるため定期的に掃除する必要があります。窓用エアコンの基本的な掃除方法は次のとおりです。

  • エアフィルターの汚れを除去する
  • 窓用エアコン全体を水拭きする
  • 吹き出し口とルーバーを掃除する

エアフィルターの汚れを除去する

窓用エアコンには、内部へのほこりの侵入を防ぐために、パネル内部に「エアフィルター」が入っています。エアコンを使うと部屋のほこりを吸い込みます。吸い込みによりエアフィルターにほこりが溜まると、風量や冷房・暖房能力が低下してしまうのです。そのため、フィルターはしっかり掃除しましょう。

まずエアフィルターを取り外し、掃除機でほこりを除去します。表面のパネルを取り外す必要がありますが、その方法はメーカーや機種によって異なるため、詳細は窓用エアコンの取扱説明書等でご確認ください。

なお、エアフィルターが水洗いできるタイプの場合は、ぬるま湯に中性洗剤を加えて、エアフィルターを浸けて洗いましょう。ただし、生乾きで設置するとカビや臭いの原因になるため、風通しのよい日陰でしっかり乾かすことが大切です。

窓用エアコン全体を水拭きする

窓用エアコンはエアフィルターだけではなく、本体にもほこりや汚れが溜まります。全体のほこりを掃除機で吸い取ったうえで、汚れが気になる場合は固く絞った雑巾で拭き取りましょう。

パネルを取り外せる場合は、内側まで掃除機や雑巾でお手入れします。ただし内部には電装パーツがあるため、その周囲はパネルのみの掃除に留めましょう。内部を濡らさないよう十分注意してください。

吹き出し口とルーバーを掃除する

吹き出し口やルーバー(エアコンの風向を決める羽状の板)などもほこりが溜まりやすい箇所ですが、掃除機では上手くお手入れできないでしょう。フロア用のお掃除シートなどを折り畳んで隙間に入れると、細かな汚れが取れやすくおすすめです。この際、スプレーなどは使わないように注意してください。

「内部乾燥運転機能」があるウィンドウエアコンの場合、夏場の冷房シーズンは定期的に内部乾燥運転をすることも大切です。エアコンの冷房・除湿運転をすると、エアコン内部で結露が生じるため、そのまま放置するとカビや臭いの原因になります。

内部乾燥運転機能の使い方はメーカーや機種によって異なるため、取扱説明書等でご確認ください。内部乾燥運転のポイントは次のとおりです。

  • 内部乾燥運転でカビや雑菌の発生を防げる
  • <使用時には部屋の温度上昇などの注意点も

内部乾燥運転でカビや雑菌の発生を防げる

ウィンドウエアコンの内部乾燥運転は、内部を温めて結露を解消する仕組みです。定期的に内部乾燥運転をすると、内部に溜まった水分を蒸発させて、カビや臭いの原因を防げます。ただし、すでに発生しているカビを除去する機能ではありません。また冬場の暖房シーズンは、内部乾燥運転は不要です。

使用時には部屋の温度上昇などの注意点も

窓用エアコンの内部乾燥運転は暖房を使うため、部屋の温度が上昇します。また臭いも出てくるため、部屋を使ってない時に、窓を開けてに内部乾燥運転をかけておくといいでしょう。

途中で止めてしまうと十分な効果が得られません。冷房を使う必要がないタイミングで内部乾燥運転しましょう。

窓用エアコンを掃除・お手入れするときの注意点

窓用エアコンを掃除・お手入れするときは、次の2つのポイントに注意してください。

  • 「洗浄スプレー」は故障リスクがあるため使わない
  • 内部洗浄は絶対に自分で行わず専門業者に相談する

「洗浄スプレー」は故障リスクがあるため使わない

ウィンドウエアコンは、「洗浄スプレー」では掃除できません。その理由は次のとおりです。

  • 汚れが悪化する可能性がある
  • エアコンが故障するリスクがある
  • 最悪の場合は発火の恐れも

洗浄スプレーには界面活性剤やアルコール成分など、汚れを落とすための成分が含まれています。しかし窓用エアコン内部は複雑なので、落とした汚れが別の場所に溜まってさらに悪化するかもしれません。また、窓用エアコン内部にはさまざまな電装パーツがあり、洗浄スプレーの水分が入り込むことでショートして故障するリスクも。発火して火事の原因になる可能性も懸念されます。

消臭スプレーも同様の理由で危険なので、「臭いが気になるから」といってスプレーしないようにしましょう。

内部洗浄は絶対に自分で行わず専門業者に相談する

掃除や内部乾燥運転で汚れ・臭いが取り切れない場合でも、絶対にご自身で内部の分解や洗浄をしてはいけません。窓用エアコンは複雑なので、分解後に元に戻せないことや、パーツが壊れてしまうことがあります。その場合でも、メーカーや販売店の保証は受けられません。

窓用エアコンの汚れ・臭いが気になったときは、必ず専門業者に依頼するようにしましょう。ただし、エアコン洗浄業者でも窓用エアコンは取り扱っていないことがあるので、事前に問い合わせておくと安心です。

窓用エアコンの掃除が難しい場合は専門業者へ

窓用エアコンは、定期的にご自身で掃除・お手入れすることが大切です。エアフィルターの掃除や内部乾燥運転で、窓用エアコンを綺麗な状態に保ちましょう。それでも汚れや臭いが気になる場合は、絶対にご自身で分解洗浄は行わず、エアコン洗浄の専門業者にご相談ください。

窓用エアコンの掃除を業者に頼む際は『セーフリー』を利用して費用を確認してからの依頼がおすすめです。口コミやお得な情報も紹介しているので、ぜひ利用してみてください。

窓用エアコンは掃除できる?ウィンドウエアコンのクリーニング方法を解説のよくある質問

  • Q. 窓用エアコンの掃除で一番大切なポイントは?

    A.2週間に1回ほど掃除をしましょう。
  • Q. 「内部乾燥運転」の機能が付いていない場合は?

    A.送風が使えます。送風でもカビ防止の効果はあります。
  • Q. ウィンドウエアコン内部にカビが生えたときはどうすればいい?

    A.1度内部で発生したカビを落とすのは難しいので専門業者に依頼しましょう。

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