TOTOのお風呂エプロンは掃除が必要?浴槽ごとの外し方や特徴を徹底解説

border

TOTOのお風呂エプロンは掃除が必要?浴槽ごとの外し方や特徴を徹底解説

2024.11.21 2024.11.21

本記事では、TOTOお風呂エプロンの外し方や掃除方法について解説しています。

目立つパーツではない浴槽エプロンですが、TOTOのお風呂もエプロン掃除は必要なのでしょうか。

  • 自宅のTOTOお風呂がエプロン掃除必須なモデルかわからない
  • エプロン掃除が不要なら放置しておいても良いもの?

などの疑問に向けて、モデルごとの仕様やトラブル時の対処法もお伝えします。TOTOならではの高性能浴槽に適した掃除方法で、お風呂を清潔に保ちましょう。

TOTOお風呂のエプロンの特徴は?掃除前の豆知識

基本的な契約事項のチェックポイント

最初に、TOTOお風呂エプロンの特徴をチェックしていきましょう。眼にとまりにくいパーツではありますが、とても重要な役割を担っています。

  • 断熱効果・防音効果がある
  • 安全性の向上
  • バスタブのデザイン性も考慮
  • 一部のモデルはエプロン掃除を推奨されていない

それぞれ、解説していきます。

断熱効果・防音効果がある

TOTOのお風呂エプロンは、浴槽の保温性が向上し、入浴中のお湯の温度低下を防ぐ断熱効果があります。その結果、快適な湯温が長時間保たれるだけでなく、追い炊きの頻度を減らし、光熱費の節約にもつながるメリットも。

また、入浴中の水音や作動音が軽減される防音効果も嬉しいポイントです。

安全性の向上

TOTOのお風呂のエプロンは、内部の鋭利な部分や隙間を覆う役目も果たしています。

入浴時や掃除中に、手や足を引っ掛けて怪我するリスクを軽減できる一方で、表面は滑らかで触れても安心な素材が採用されています。

エプロンを外せるモデルは、外し方もスムーズな設計。清掃や点検がしやすくなるため、配管の水漏れや異音も早期発見しやすくなる安心感もありますね。

バスタブのデザイン性も考慮

TOTOのお風呂エプロンは、機能性だけでなくデザイン性も重視されています。

エプロンをバスタブと一体化させるデザインで、浴室全体の雰囲気をモダンで統一感のある空間に仕上げる効果も。実用性と高級感を兼ね備えている設計というわけです。

一部のモデルはエプロン掃除を推奨されていない

TOTOのお風呂エプロンの中には、掃除のためにエプロンを取り外す必要性のないモデルも存在

取り外すタイプと異なり、水分が中まで侵入しない構造になっているので、内部の汚れやカビの発生が防げます。

一方で、不具合に気付きにくい一面もあるので、必要に応じて専門業者の点検を受けましょう。

全ブランド共通の浴槽エプロンの掃除方法は、以下記事も参考にしてください。

TOTO浴槽のエプロンが掃除できるモデル【それぞれの外し方も】

TOTO浴槽のエプロンが掃除できるモデル

では、TOTOのお風呂シリーズで、浴槽エプロンが取り外せるモデルをご紹介します。主に以下のシリーズが取り外し可能なタイプ。

  • フローピアKR/フローピアKS/和風ユニットJB
  • フローピアKF/バスピアKE「1616・1620」
  • フローピアKF/バスピアKE「1216」
  • フローピアKF「1625」

それぞれの取り外し方を解説しますので、該当される方はぜひ参考にしてください。

フローピアKR/フローピアKS/和風ユニットJB

手順

  1. 浴槽エプロンの下部に手をかける
  2. エプロンを上に持ち上げながら下部を手前に引いてはずす

該当の3モデルは、一番シンプルな手順でエプロンが外せます

フローピアKF/バスピアKE「1616・1620」

手順

  1. 溝カバーをすべてはずす
  2. 小型バスエプロンをはずす
  3. 床フィルターをはずす
  4. 浴槽エプロン下部に手をかける
  5. エプロンを上に持ち上げながら下部を手前に引いてはずす

エプロンが2種類あり、それぞれ取り外す構造です。

フローピアKF/バスピアKE「1216」

手順

  1. トラップカバーを取り外す
  2. 床目皿を取り外す
  3. 浴槽エプロン下部に手をかける
  4. エプロンを上に持ち上げながら下部を手前に引いてはずす

周辺パーツを取り除いてからエプロンを取り外すタイプです。

フローピアKF「1625」

手順

  1. 溝カバーをすべてはずす
  2. 小型バスエプロンをはずす
  3. 両サイドのバスエプロンのそれぞれ下部を持ち、上に持ち上げながら手前に引いてはずす
  4. センターのバスエプロンを同じ要領ではずす

このモデルは、小型バスエプロン以外にも、センターエプロンと両サイドエプロンの計3枚のエプロンで浴槽が覆われています。

取り外すパーツが多少増減しますが、基本的な外し方はどのモデルも大差ないと言えますね。掃除の後は、取外した際の作業と逆の手順で取付ければOK。

次の項で、外したエプロンの掃除ポイントを解説していきます。

TOTO浴槽のエプロン掃除ポイント

totoエプロンの掃除方法に関する疑問

エプロンを外したら、エプロン裏面や配管まわりの汚れを清掃しましょう。掃除のポイントや、落ちにくい汚れに効く洗剤などを解説していきます。

エプロン掃除のポイント

基本的に、浴槽掃除で使用する洗剤でエプロンも掃除できます。以下4点のポイントをおさえて、優しくこすり洗いしましょう。

  • 中性洗剤を使用し、柔らかい布で優しく拭く
  • 内部の電気部品には水をかけないよう注意
  • 普段エプロンが被さっている排水口部分があるモデルは、排水口まわりも忘れずに清掃
  • カビや水アカは、念入りに除去(※)

(※)カビや水アカは、通常のこすり洗いでは落ちにくい場合も。その際の掃除方法を次の項で解説します。

落ちにくい汚れに適した洗剤と使用方法

水アカや石けんカス、カビなどが、なかなか落ちなくて苦戦する場合は、以下の表を参考にしてみてください。汚れの種類によって最適な洗剤が異なります。

汚れの種類 おすすめ洗剤 使用方法
水アカ(アルカリ性) クエン酸水・酸素系洗剤 エプロン全体に塗布後、15分程度放置後、やさしくこすり取る
カビ 塩素系洗剤 塗布して30分放置後、洗い流す
石けんカス(酸性) 重曹ペースト 重曹ペーストを塗り込んで、柔らかいスポンジで軽くこすり洗いする

上記洗剤の中で、酸素系洗剤と塩素系洗剤は、併用すると有毒ガスが発生します。それぞれの清掃前後は少し時間を開け、しっかり換気しながら掃除してください。

汚れが取れたら、エプロンをしっかり乾拭きさせてから取付ましょう。

浴槽エプロンの掃除は、月1回程度の定期清掃を目安にしてください。その他、TOTOお風呂全体の掃除方法は、以下記事で詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

TOTO浴槽エプロンの掃除が必要ないモデルに注意

TOTO浴槽の中には、エプロン掃除が不要なモデルもあります。無理に外すとトラブルの元になりますので、以下3点に注意してください。

  • サザナ・シンラ・スプリノなどのシリーズは外す必要なし
  • 外してしまった場合はどうする?
  • エプロンを外さないタイプは専門業者に依頼も

それぞれ、解説していきます。

サザナ・シンラ・スプリノなどのシリーズは外す必要なし

サザナ・シンラ・スプリノなどのその他のシリーズは、エプロンの隙間から浴槽裏側へ水が流れ込むのを防ぐ構造になっています。

そのため、掃除する際にエプロンを取り外す必要はなく、ユーザーによる取り外しは推奨されていません。

外してしまった場合はどうする?

上記モデルのエプロンを取り外してしまったときは、念のため浴室の使用を避け、TOTOのメンテナンス窓口やハウスクリーニング業者に相談しましょう。

普段水が入らない構造になっているだけに、外側から水分が侵入するのはトラブルにつながります

エプロンを外さないタイプは専門業者に依頼も

取り外し不要の浴槽エプロンでも、定期的に専門業者に点検依頼するのをおすすめします。

また、エプロン周辺から水漏れなどの不具合を発見したら、自分で内部を確認せず、専門業者に連絡してください。

TOTOお風呂のエプロン掃除でトラブルが起きたら

TOTOお風呂のエプロン掃除でトラブル

エプロン取り外しや掃除の際に起こりうるトラブルの種類と、対処法をお伝えしていきます。

  • 大規模な水漏れが発生
  • 異臭
  • 配管が腐食している
  • 外すべきでないエプロンを外して水が入ってしまった

上記のようなトラブルについて、それぞれ解説していきましょう。

大規模な水漏れが発生

エプロン清掃時に、誤って配管や防水部分に負荷を与えてしまうと、大量の水漏れが発生するケースがあります。

水漏れに気付いた時点で、すぐに止水栓を閉め、タオルやバケツで水気を拭き取りましょう。その後、早急に専門業者に修理を依頼してください。

異臭

エプロン内部の汚れやカビの蓄積が原因で、異臭が発生する場合も考えられます。

取り外し可能なエプロンであれば、一旦エプロンを外し、内部を丁寧に洗浄してみましょう。カビも念入りに除去し、よく乾燥させてから取り付けてください。

それでも異臭が続くなら、排水管や内部配管に問題がある恐れが考えられるので、専門業者に相談するのをおすすめします。業者を待つ間は、必ず換気をお忘れなく!

配管が腐食している

エプロンを外した際に、内部の配管のサビや腐食を発見した場合も、専門業者に相談してください。

そのまま放置すると重大な水漏れやトラブルに発展しかねません。根本的な解決には、配管の交換が必要になるでしょう。

外すべきでないエプロンを外して水が入ってしまった

外すべきでないエプロンの内部は、水分が入り込まない構造になっています。そこに水が入るとトラブルの原因になるので、すぐに水を拭き取り、しっかり乾燥させましょう。

もし、不具合を感じたら、浴槽メーカーや専門業者に状況を報告し、判断を仰いでください。

TOTOお風呂のエプロン掃除は業者依頼もおすすめ

TOTOお風呂のエプロン掃除は業者依頼

最後に、TOTOお風呂のエプロン掃除を、業者依頼するメリットをご紹介します。

  • エプロン以外も徹底掃除してくれる
  • その他の水まわりなども依頼できる
  • エプロン掃除を推奨されていないモデルは業者が安心

3点、それぞれ参考にしてください。

エプロン以外も徹底掃除してくれる

業者に清掃を依頼する最大のメリットは、エプロン掃除だけでなく、普段手が届かない箇所まで徹底的に清掃してくれる点です。

排水口やカビが繁殖しやすい隙間、エプロンの裏側なども専用機材を使って清掃するため、見た目だけでなく衛生面でも安心ですよ。

その他の水まわりなども依頼できる

お風呂だけでなく、他の水まわりの清掃も一緒に依頼できるメリットも。

キッチンやトイレ、洗面所などのクリーニングをパックプランで提供している業者も多く、まとめて掃除すればコストパフォーマンスも向上するでしょう。手間も省けて、日々の負担が軽減されますね。

エプロン掃除を推奨されていないモデルは業者が安心

TOTOのお風呂では、浴槽エプロン掃除が推奨されていないモデルがある、とお伝えしました。

自分で外すと、部品を破損させるリスクや保証外になる恐れがあるので、点検作業は専門業者に依頼しましょう。

専門業者は、メーカーや機種にあわせた点検や清掃を実施します。異常が見つかった際にも適切に対応してくれるため、浴室を大切に使い続けるためには、定期的にプロに点検・清掃してもらうのが得策と言えるでしょう。

TOTOお風呂エプロンの掃除で外し方を検討しているなら

今回は、TOTO製の浴槽エプロン掃除について解説しました。

お風呂内を清潔に保つために浴槽エプロン掃除は必要と言われていますが、TOTOのお風呂はエプロンを外さなくてもいいモデルが多く存在します。

掃除不要のモデルは素人の掃除を推奨していないため、お風呂内部のカビなどが気になる場合は、ハウスクリーニング業者に依頼しましょう

セーフリーでは、お風呂掃除に特化ハウスクリーニング業者を多数掲載しています。TOTO製のお風呂や水まわりの清掃が得意な業者を絞り込み検索できますよ

お風呂のエプロン掃除を検討するなら、まずは見積もり依頼してみましょう!

>>お風呂掃除の実績が多いハウスクリーニング業者を探してみる

TOTO製浴槽エプロンの外し方でよくある質問

  • Q. お風呂のエプロンは外して掃除したほうが良いですか?

    A.

    お風呂のエプロンが取り外せるモデルは、月に1回程度は外して掃除しましょう。エプロンの裏側は、カビが好む高温多湿の環境になりがち。定期的に換気・清掃すれば、常にキレイな状態を保てますよ。

  • Q. TOTO浴槽のエプロンをはずしたら水漏れしてしまいました。

    A.

    通常、エプロンをはずしただけでは水漏れの原因になりません。エプロン取り外しの際に、配管等のパーツに不具合が生じた恐れがあるので、止水栓を閉めて、早急に専門業者に連絡してください

  • Q. TOTO浴槽エプロンの掃除は、専門業者に依頼できますか?

    A.

    はい、TOTO浴槽のエプロン掃除はハウスクリーニング業者に依頼できます。同じタイミングで、浴槽全体を徹底洗浄してもらうのもおすすめですよ。

信頼できるくの業者

探せる! 見つかる!

  • 近所の業者を
    探せる

  • 口コミから
    評価比較

  • 即対応可能な
    業者アリ

まずはカテゴリーを見る

お風呂/浴室清掃の

地域からおすすめ業者を探す

北海道・東北 北海道 | 青森 | 秋田 | 岩手 | 宮城 | 山形 | 福島
首都圏 東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 栃木 | 群馬
北陸・甲信越 富山 | 石川 | 福井 | 新潟 | 山梨 | 長野
東海 愛知 | 岐阜 | 三重 | 静岡
近畿 大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山
中国・四国 広島 | 鳥取 | 島根 | 岡山 | 山口 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知
九州・沖縄 福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄