オキシクリーンで掃除する予定の風呂釜

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風呂釜掃除もオキシクリーン!故障を避けるための注意点や効果アップのコツをご紹介!

2024.10.16 2024.10.16

この記事では、オキシクリーンでの風呂釜掃除について徹底解説していきます。

風呂釜には日々汚れが蓄積するため、定期的に掃除しなければなりません。皮脂汚れや湯垢などを放置すると、サルモネラ菌などが発生する危険があるためです。

オキシクリーンは、風呂釜の汚れを落とすのに役立つ洗剤。しかし、正しく使わないと故障などの原因になる場合があるので注意しましょう。

ここでは、オキシクリーンで風呂釜を掃除する正しい方法を分かりやすく解説します。記事後半では、風呂釜のついでに浴室全体をオキシ漬けする方法もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

風呂釜をオキシクリーンで掃除する方法

オキシクリーンで掃除中の風呂釜

風呂釜をオキシクリーンで掃除するなら、先に洗面器でオキシクリーン溶液を作っておくと便利です。浴槽にオキシクリーンを直接入れても問題ありませんが、溶かすのが大変なためです。

オキシクリーン溶液は、500~600gのオキシクリーンを溶かして作ります。溶液を作りながら、下記の手順で風呂釜掃除を進めましょう。

  1. 風呂釜の穴より5~10cm上までお湯を張る
  2. オキシクリーン溶液を入れて全体的に溶かす
  3. 40~60度になるよう、数分追い焚きをする
  4. 2~6時間つけ置きする
  5. お湯をすべて抜き新しくお湯を入れ、3~5分追い焚きする(2~3回繰り返す)
  6. 風呂釜フィルターを外してこすり洗いする

オキシクリーンを溶かしたお湯を追い焚きすることにより、風呂釜の内部を掃除できます。つけ置き時間は2時間が基本です。

浸け置き後は、新しくお湯を入れて追い焚きする「すすぎ」を2~3回繰り返します。すすぎ後は、風呂釜フィルターを外し、歯ブラシなどを使ってこすり洗いして完了です。

オキシクリーンの効果アップ!風呂釜を掃除する際のコツ

オキシクリーンの効果を最大限に利用して風呂釜を掃除するためには、下記のコツを押さえておく必要があります。

  • 40~60度のお湯を使う
  • つけ置き時間は最大6時間
  • オキシクリーンは容量を守って使う

それぞれ、正しい知識を持っておきましょう。

40~60度のお湯を使う

オキシクリーンの効果が最大限に発揮されるのは、溶かすお湯の温度が40~60度の時。そのため、しっかり追い焚きをして40~60度になるように調整しましょう。

つけ置き中はお湯の温度がどんどん下がるため、最初は高めの温度にしておくのもポイントです。

つけ置き時間は最大6時間

つけ置き時間は汚れ具合により調整可能ですが、長くても6時間に留めます。オキシクリーンの洗浄効果は、6時間ほどでなくなるためです。

6時間つけ置きしても満足できるほど汚れが落ちていない場合は、再度同じ手順で最初からやり直してみましょう。ただし、何度も繰り返し過ぎると故障の原因になる場合があるので注意が必要です。

オキシクリーンは容量を守って使う

風呂釜掃除でのオキシクリーンの使用量は、一般的な浴槽で500~600gです。汚れをしっかり落としたい場合でもオキシクリーンの量を多くしすぎると反応が激化し、浴槽がダメージを受ける可能性があるので注意しましょう。

追い焚き配管の掃除方法については、下記をご覧ください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

オキシクリーンでの風呂釜掃除のオススメ頻度

オキシクリーンを使っても風呂釜掃除は、1~2ヶ月に1回の頻度がオススメです。風呂釜には湯垢や皮脂汚れ、入浴剤などが汚れとして付着して蓄積してしまいます。

掃除せずにいると、追い焚きした際にサルモネラ菌やレジオネラ菌などが発生する危険もあるため、こまめに掃除しなければなりません。

前回の掃除から1~2ヶ月経っていなくても、風呂釜からイヤなニオイがしたり追い焚きすると汚れが浮いてきたりする場合は、早めに掃除すると安心です。

オキシクリーンで風呂釜を掃除すると故障する?!傷む理由

オキシクリーンで風呂釜掃除をすると故障する可能性があると知って驚く女性

風呂釜掃除で大活躍するオキシクリーンですが、場合によっては故障の原因になるケースもあるようです。その理由を見てみましょう。

  • サビなどの汚れが一気に剥がれて詰まってしまうから
  • 配管が腐食するから
  • オキシクリーンの使用を推奨していないメーカーもある

オキシクリーンでの風呂釜掃除を失敗させないために、それぞれの内容もチェックしておきましょう。

サビなどの汚れが一気に剥がれて詰まってしまうから

何年も掃除していない風呂釜の配管は、内部にサビなどの汚れが蓄積しているケースが多いでしょう。オキシクリーンでの風呂釜掃除をすると、蓄積された汚れが一気に剥がれ、配管が詰まる原因になってしまいます。

配管が腐食するから

配管は銅でできているケースが多く、腐食しやすい点にも注意しなければなりません。オキシクリーンを使うと、腐食が進んでしまう可能性があります。

オキシクリーンの使用を推奨していないメーカーもある

風呂釜によっては、そもそもオキシクリーンの使用を推奨していないケースもあります。内部の素材やコーティング、配管などがダメージを受ける可能性があるためです。

そこで、自宅の風呂釜はオキシクリーンを使っても問題ないかを事前に確認しておくと安心です。

一般的には、オキシクリーンを使ったことが原因ですぐにトラブルが発生するというケースはあまりありません。ただし、ダメージを受ける可能性があることも念頭に置いて、オキシクリーンを使うようにしましょう。

オキシクリーンの代わりにジャバの使用を検討しているなら、下記記事も参考にしてください。

オキシクリーンで風呂釜掃除する際の注意点4つ

オキシクリーンでの風呂釜掃除の注意点

酵素系漂白剤であるオキシクリーンを安全に使うためには、下記4つの注意点を覚えておく必要があります。

  • ゴム手袋を着用して使用する
  • 換気する
  • オキシクリーンNGの素材には使用しない
  • オキシクリーン溶液は作り置き・密閉保管しない

風呂釜だけでなく家族の健康を守るためにも、それぞれの注意点を確認しておきましょう。

ゴム手袋を着用して使用する

オキシクリーンを使う際は、肌を保護するためにゴム手袋を着用しましょう。強い刺激成分が含まれるわけではありませんが、念のための着用が安心です。

換気する

窓を開けたり換気扇をまわしたりして、換気するのも大切なポイント。オキシ漬けをすると特有のニオイが発生するためです。

万が一不快感がある場合は、作業を中止しましょう。

オキシクリーンNGの素材には使用しない

オキシクリーンは、下記をはじめとする素材には使用できません。

  • 金属全般
  • 大理石
  • サビ
  • シルク
  • ウール
  • 仕上げ木材
  • 水洗いできないもの

オキシクリーンを使う際は、使用NGの素材がないかを事前にチェックしましょう。

オキシクリーン溶液は作り置き・密閉保管しない

オキシクリーンを溶かした「オキシクリーン溶液」は、作ったらすぐに使用します。余っても作り置きは、できません。作り置きしたオキシクリーン溶液では、洗浄効果が見込めないためです。

また、密閉保管すると発泡により破裂する危険があります

オキシクリーン溶液は必要な分だけ作り、すぐに使い切りましょう。

オキシクリーンで掃除!風呂釜以外もオキシ漬けにする際の注意点

風呂釜をオキシ漬けしている間に、小物などを浴槽に入れて一緒にキレイにすると一石二鳥です。

  • お風呂のフタ
  • 洗面器
  • 石鹸置き
  • お風呂のイス

上記などの浴室小物は、オキシ漬けで簡単に掃除できます。2時間ほどつけ置きしたら取り出して、軽くこすり洗いしましょう。

ただし、小物の素材によってはオキシクリーンによって変色する可能性があります。使用NGの素材が使われていないか、しっかりチェックしておきましょう。

オキシクリーンでの風呂釜掃除を効率的に!浴室の汚れ防止策3つ

オキシクリーンで掃除した後の風呂釜

風呂釜の汚れを放置すると健康被害が発生するケースもあるため、定期的な掃除が欠かせません。また、日頃から汚れを防止していれば、掃除もラクになります。

  • 浴室使用後は熱いお湯と冷水をかける
  • 水滴はできるだけ拭き取っておく
  • 小物は直置きを避ける

これらの汚れ防止策を実施して、風呂釜をよりキレイにしていきましょう。

浴室使用後は熱いお湯と冷水をかける

浴室を利用した後は、全体的に熱いお湯をかけて皮脂汚れや石鹸カス汚れを落としておきます。皮脂汚れや石鹸カスは、カビなどを増殖させる原因になるためです。

また、熱いお湯の後に冷水を全体的にかけると、温度を下げてカビが発生しにくい環境になります

水滴をできるだけ拭き取っておく

全体的に熱いお湯と冷水をかけたら、最後はできるだけ水滴を拭き取っておくのもポイント。水滴が残っていると、湿度が上がりカビが増殖するためです。

手間に感じるようなら、使い終わったバスタオルを使うなどして、手軽にサッとお手入れしましょう。

小物は直置きを避ける

石鹸置きや洗面器、イスなどの小物は、浴室の床に直置きすると汚れが蓄積してしまいます。収納棚やフックなどを使い、できるだけ浮かして収納しましょう。

風呂釜掃除もオキシクリーン!正しく使ってキレイで安心な浴槽に!

オキシクリーンを使った正しい風呂釜掃除の方法を紹介しました。

小物などを一緒に漬け置く際は、素材をしっかり確認し、変色したり腐食したりしないよう十分注意しましょう。

「もう何年も洗っていない」「何度掃除をしても悪臭が消えない」などの場合は、浴室全体のクリーニングをプロの業者へ依頼するのが良いでしょう。一度プロに掃除してもらえば、その後の掃除がラクになるのもポイントです。

浴室掃除の業者を探すなら、セーフリーをご利用ください。自宅近くの業者が探しやすく、相見積もりも取りやすい環境が整っています。セーフリーで依頼先を見つけて、清潔な浴室を目指しましょう。

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風呂釜掃除もオキシクリーン!故障を避けるための注意点や効果アップのコツをご紹介!のよくある質問

  • Q. オキシクリーンで風呂釜を掃除する方法は?

    A.

    手順は、下記のとおりです。

    1.風呂釜の穴より5~10cm上までお湯を張る
    2.500~600gのオキシクリーンを混ぜた溶液を入れて全体的に溶かす
    3.40~60度になるよう、数分追い焚きをする
    4.2~6時間つけ置きする
    5.お湯をすべて抜き新しくお湯を入れ、3~5分追い焚きする(2~3回繰り返す)
    6.風呂釜フィルターを外してこすり洗いする

  • Q. オキシクリーンで風呂釜を掃除すると壊れるって本当?

    A.

    場合によっては、オキシクリーンでの風呂釜掃除が故障の原因になるケースもあります。

    長年風呂釜掃除をしておらず、オキシクリーンによってサビなどの汚れが一気に剥がれて詰まってしまったり、配管が腐食するためです。オキシクリーンの使用を推奨していないメーカーもあるため、事前に確認しておくと安心です。

  • Q. オキシクリーンで風呂釜を掃除する時の注意点は?

    A.

    下記の点に注意しましょう。

    ・ゴム手袋を着用して使用する
    ・換気する
    ・オキシクリーンNGの素材には使用しない
    ・オキシクリーン溶液は作り置き・密閉保管しない

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