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飲食店向け!床にたまった油汚れの落とし方【ベトベトの厨房掃除もバッチリ】

2024.02.26 2024.03.05

常時油を使う飲食店では床がベトベトになりがちですが、清潔感が命の飲食店。お店の中はいつも清潔に保ちたいですよね。

そこで、この記事では、客席から厨房まで、油汚れの落とし方の手順・コツを徹底解説します。

記事後半では、特に油汚れがたまりやすい厨房の油汚れ関係換気扇のベトベトの落とし方や、コンロなどのベタつきにおすすめの掃除アイテムもご紹介しますよ。ぜひ最後までご覧ください!

 

【飲食店の床の油汚れの落とし方を実践する前に】役立ち掃除グッズを紹介

飲食店の床の油汚れの落とし方に必要なグッズ

飲食店の床の油汚れの落とし方を説明する前に、あると便利なグッズをご紹介します。

まずは、掃除グッズについての下記表をご覧ください。

使用目的
手袋 汚れや洗剤から手を守る
ほうき・掃除機 床のほこりやゴミを除去する
アルカリ性洗剤 油汚れを除去する
重曹・セスキ 安全に油汚れ除去する
デッキブラシ・メラミンスポンジ しつこい油汚れを除去する
スクイジー 洗剤を洗い流す

 

上記のグッズがあれば、飲食店の床の油汚れはキレイに落とすことができます。

洗剤は、お好み焼き、焼き肉、焼き鳥など特に油汚れがしやすい飲食店では、「業務用洗剤」がおすすめ安全性にこだわりたい方やコスパよく掃除したい方は、重曹やセスキでも代用できますよ。

洗剤についてもこの後に詳しくご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

飲食店の床の油汚れの落とし方【ベタベタ汚れを落とす5ステップ】

飲食店の油汚れを掃除する手順を解説する女性

それでは、さっそく飲食店の床の油汚れの落とし方を解説していきます。

基本的には、床の油汚れの落とし方は以下の4ステップです。

  1. ほうきや掃除機をかける
  2. 洗剤をかける
  3. 汚れがひどい部分をこする
  4. 水で洗い流す
  5. 水気を拭き取る

それぞれ詳しく説明していきますね!

1.ほうきや掃除機をかける

飲食店の床の油汚れを落とす際は、まずはほうきや掃除機をかけるところから始めましょう。ほこりやゴミは、油汚れを落とす際に邪魔になります。

ただし、油汚れでベトベトした床にほこりが密着している場合は、ほうきや掃除機で完全に除去するのは難しいため、できる範囲で大丈夫です。

2.洗剤をかける

次は、床に洗剤をかけていきます。

油汚れは、酸性なため洗剤はアルカリ性の洗剤を使用しましょう。

飲食店という特性上、安全性が気になる方やコストを抑えたい方は、セスキや重曹を使った手作り洗剤もおすすめです。セスキは、油汚れの他、飲食店でも汚れやすいトイレ掃除に使えますので、常備しておくとなにかと役立ちますよ!

セスキを使った洗剤の作り方については、下記記事で解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね!

さらに詳しく知りたい方はこちら

洗剤をかけた後は、モップなどで床を磨きましょう。

3.汚れがひどい部分をこする

油汚れが残った部分は、デッキブラシなど固めのブラシでこすって落としましょう。

こすっても落ちない部分は、重曹がおすすめです。

重曹は、研磨効果があるためこびりついた床の油汚れにぴったり!重曹は、粉末タイプと掃除用のスプレータイプが販売されていますが、粉末タイプのほうが低価格でおすすめです。

粉末タイプの重曹は100円ショップで購入できるうえ、スプレーにも、ペーストにもなり汎用性が高いですよ!

重曹スプレーの作り方は以下です。

  1. 水200mlに重曹小さじ2杯程度を混ぜる
  2. よくかき混ぜる
  3. スプレーボトルに移し替える

自作の重曹スプレーは、作ってから2週間程度で使い切るようにしましょう。重曹ペーストは、重曹と水を1対1の割合で混ぜるだけですが、保存がきかないため必要分だけ作ってくださいね!

4.水で洗い流す

床を洗剤や重曹で洗った後は、しっかり水で洗い流しましょう。洗剤の成分が残っていると、床の変色や劣化を招く恐れがあります。

また、重曹は白いあとが残ることもあり、美観を損ねますので、すすぎ洗いは大切です。

ただし、無垢の床は水分に弱いため、硬く絞った雑巾などで洗剤や重曹を落としましょう。無垢の床の掃除方法は、下記記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

5.水気を拭き取り換気する

床を水洗いした後は、完全に水気を拭き取りましょう。

水滴が残っていると水垢になってしまう可能性がありますし、何より滑りやすく非常に危険です。

スクイジー(水取りワイパー)を使うとスムーズに水気を拭き取ることができますよ!

窓を開けたり、換気扇を回したりして、床がしっかり乾けば掃除完了です。

床の油汚れの落とし方の注意点【飲食店なら特に!】

飲食店の床の油汚れを掃除する女性

床の油汚れの落とし方はシンプルですが、いくつか注意点があります。

ここでは、床の油汚れを落とす際の注意点を解説します!

1.床の素材を確認して洗剤を選ぶ

油汚れにはアルカリ性の洗剤や重曹、セスキが効果的です。

しかし、木材フローリングの床は、水分や洗剤に弱く、乾いた後の反りの原因になることも!その場合は、洗剤は、中性洗剤や弱アルカリ性を使用し、直ぐに吸水・乾燥させましょう。

2.洗剤の臭いが残らないようにする

飲食店の床の油汚れを落とす際は、洗剤の臭いが残らないようにしましょう。

洗剤の臭いが残っていると、せっかくの食事が台無しになってしまう恐れもあるからです。業務用洗剤の中には、無臭タイプもあるため検討してみましょう。

どうしても残り香が気になってしまう場合は、重曹やセスキが無臭でおすすめですよ!

3.掃除の際は手袋を着用する

油汚れに強い力を発揮するアルカリ性の洗剤ですが、手に付着すると手荒れの原因になることもあります。

掃除の際は、ゴム手袋やビニール手袋をし手を保護しましょう!業務用の洗浄効果の高い洗剤を使用する際は、ゴーグルで目も保護することをおすすめします。

飲食店の床の油汚れを防ぐ方法4選

飲食店の床の油汚れを防ぐ方法を解説する女性

油汚れの落とし方はご理解いただけたはずです。

しかし、床の油汚れを落とすのは手間も時間もかかるもの。

そこで、ここでは、飲食店の床の油汚れを防ぐ方法をご紹介します!

1.毎日の掃除をしっかり行う

飲食店の床は、毎日しっかり掃除をすることで、油汚れの定着を防げます。

油汚れは、時間がたてばたつほど落としにくくなるため、毎日サービス終了後に掃除しましょう。軽い汚れであれば、中性洗剤を薄めた水だけでも落とすことができますよ!

2.厨房とフロア(ホール)で靴を履き替える

飲食店の床の油汚れは、小さな工夫で軽減することができます。

その一つが、暖房とフロアでの靴の履き替えです。

厨房は、常に油を使うため床にも多くの汚れが付着します。厨房に入った足でフロアに出ると油汚れをうつしてしまうことに!厨房とフロアをスタッフが兼業している場合は、靴を履き替えることをおすすめします。

3.厨房の入り口にマットを敷く

厨房の入り口にマットを敷くのも、客席フロア床を油汚れから守る効果があります。

厨房とフロアでの靴の履き替えが難しい場合でも、マットを敷くことで、床の汚れ方が違ってきますよ!

飲食店厨房の油汚れの落とし方【床以外もベトベト解消!】

飲食店の厨房の油汚れ掃除で悩む男性

飲食店の厨房は、お店の中でもっとも油汚れしやすい場所です。

床だけでなく、ガス台や換気扇など、厨房には油汚れが蓄積しやすいパーツが多々あります。そこで、ここでは飲食店の厨房で特に油汚れが目立つ、ガスコンロと換気扇、壁の掃除の方法を解説します!

ガスコンロの油汚れの落とし方

厨房のガスコンロは、料理中の油の飛び跳ねでとにかく汚れやすい場所

そんなガスコンロも、重曹スプレーを使えば、細かい場所まで掃除できて便利ですよ!

ガスコンロの掃除については、下記記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

換気扇の油汚れの落とし方

厨房の換気扇は、ガスコンロと同じくらい油汚れが蓄積しやすい場所です。

換気扇は、コンロと違って目に入らないためつい見過ごしがち!気づいたら頑固な油汚れが付着している、ということも多いでしょう。

換気扇の掃除方法は下記を参考にしてください。

  1. 40℃〜50℃のお湯を用意する
  2. お湯に重曹を混ぜる(1リットルにつき、重曹大さじ3杯程度)
  3. 1時間〜2時間程度ファンを漬け込む
  4. 浮き上がってきた汚れを洗い落とす

換気扇の掃除について詳しく知りたい方は、下記記事もあわせてご覧ください!

さらに詳しく知りたい方はこちら

壁の油汚れの落とし方

厨房の壁は、油汚れでベトベトになりがちですよね。

油汚れがひどい部分には、セスキペーストがおすすめ

重曹とセスキは、ともにアルカリ性なため、油汚れに効果を発揮します。セスキのほうが若干アルカリ性が高いため、しつこい油汚れにもぴったりでしょう。

セスキペーストを使った壁の油汚れの落とし方は以下です。

  1. セスキと水を1対1で混ぜてペースト状にする
  2. 壁の汚れがひどい部分に塗る
  3. 上からキッチンペーパーでパックする
  4. 30分程度放置して外す
  5. 汚れが取れない場合はメラミンスポンジで落とす

壁の素材によっては、メラミンスポンジを使うと塗装が剥げてしまう可能性があるため注意してください。

メラミンスポンジの使い方や注意点は、下記記事で詳しく解説していますので、使う場合はぜひチェックしてみてください。

飲食店床などの油汚れに業者がおすすめな3つの理由【通常の落とし方では無理そう?】

飲食店の床の油汚れにおすすめな業者

飲食店の床や厨房の油汚れの落とし方を解説しましたが、なかには汚れが頑固すぎて、とても自力での掃除が難しい場合もあるでしょう。

そんな場合は、ハウスクリーニング専門業者にご依頼を

ここでは、飲食店の床や厨房の油汚れに、業者がおすすめな理由を解説します。

1.頑固な油汚れも確実に落としてくれる

飲食店は、毎日多量の油を使用するため、油汚れは一般家庭の比ではありません。

毎日の掃除が行き届いていないと、日々油汚れが蓄積され、なかなか自力では落とすことができくなるもの。

ハウスクリーニング業者なら、業務用の強力な洗剤や、ポリッシャー、床洗浄機などを使用し、数人で作業に当たルtので、むごい汚れでもピカピカにしてくれます。短時間で確実に頑固な油汚れを落としきってくれますよ!

2.通常の営業に支障が出ない

飲食店の床や厨房の油汚れを落とすには、時間がかかることも想定されます。

掃除のために、営業時間を短縮したり、閉店にするのは避けたいもの。ハウスクリーニング業者の中には、夜間対応してくれる業者もあります。

営業に支障を出さずに、フロアや厨房の油汚れを落とせることは、事業者にとって大きなメリットでしょう。お店の従業員が残業や時間外労働をする必要がないのも、業者活用のいいところですね。

3.定期的な清掃も依頼できる

ハウスクリーニング業者は、定期的な清掃にも対応しています。

飲食店の床や厨房の油汚れを定期的に掃除しておくと、清潔な状態と美観をキープすることが可能です。

とは言え、飲食店によっては、スタッフの人数や営業時間との兼ね合いなどから、定期的な掃除が難しいこともあるでしょう。そんな場合は、営業後や定休日を利用してハウスクリーニング業者に依頼すると、負担なくきれいな床をキープできるでしょう。

飲食店は清潔さが命!しつこい床の油汚れを落とすには…

飲食店の床の油汚れの落とし方を参考に掃除した店内

飲食店の床の油汚れの落とし方を解説しました。

油汚れは放置すると、不衛生なうえ、滑りやすく非常に危険です。そのうえ、美観も損なうため、飲食店にとっては大きなイメージダウンに!

自力では難しいと感じたら、ハウスクリーニング業者に依頼することも検討しましょう。

また、定期的にフロアや厨房の掃除を依頼すれば、常に清潔な状態がキープできて、日々の掃除の負担が軽減しますよ!

セーフリー掲載業者は、コスパに優れた優良業者のみです。

まずは、気になる業者に気軽に相談してみましょう!

飲食店向け!床にたまった油汚れの落とし方【ベトベトの厨房掃除もバッチリ】のよくある質問

  • Q. 飲食店の床の油汚れの落とし方は?

    A.

    アルカリ性洗剤や重曹、セスキを使って洗浄するのが基本です。

  • Q. 飲食店の床の油汚れを落とす際の注意点は?

    A.

    床の材質を確認し、洗剤の臭いが残らないようにしましょう。

  • Q. 飲食店の床の油汚れが落ちない場合は?

    A.

    自力で難しい場合は、ハウスクリーニング業者への依頼を検討しましょう。

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