ウォーターサーバーの掃除方法を徹底解説!【おすすめ頻度や内部洗浄の必要性も】
2024.05.06 2024.05.06
この記事では、ウォーターサーバーの掃除方法を徹底解説します。
とても便利なウォーターサーバーですが、ほかの家電同様、日頃の掃除が欠かせません。衛生面に特に注意したい飲み水周りは、正しい方法で掃除することが大切です。
以下ご紹介する方法でウォーターサーバーを掃除して、常にキレイな状態を維持していきましょう。
記事後半、ウォーターサーバーを衛生的に使い続けるコツもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ウォーターサーバーの掃除方法【給水口~本体背面】
ウォーターサーバーを清潔に使い続けるためには、定期的に掃除しなければなりません。
まずは、給水口から本体背面まで、それぞれの正しい掃除方法をご紹介します。
- 冷水・温水コック給水口
- 冷水・温水コック周辺
- 水受け皿
- ボトル差し込み部分
- 本体前面
- 本体背面
- 水垢がついている場合
冷水・温水コック給水口
ウォーターサーバーの水が直接触れる給水口は、一番清潔にしておきたい部分です。
- 清潔なキッチンペーパーなどで汚れを拭き取る
- アルコール消毒する
掃除方法は基本的に上記の2ステップですが、細かい内側などの部分は綿棒などを使うと効率的です。
給水口が取り外せる場合は、外して水洗いできることもあります。
外す場合には、給水口が取り付けられていた本体側も綿棒などで掃除しましょう。
掃除の際は、温水で火傷しないよう、注意して作業しましょう。
冷水・温水コック周辺
水を出す際に使用するレバーなどの給水口周辺も、清潔なキッチンペーパーなどで汚れを拭き取って掃除します。
落ちにくい汚れには、アルコールをかけてから拭きあげてみましょう。
水受け皿
給水口の下に位置する水受け皿には水が溜まりやすく、放置すると雑菌が発生することがあります。
そこで、給水口やその周辺とあわせてこまめに掃除しましょう。
- 取り外す
- 中性洗剤とやわらかいスポンジで洗う
- すすぎ洗いをして乾かす
ボトル差し込み部分
ボトル差し込み部分に汚れが溜まってしまうと、サーバーから清潔な水が出なくなってしまいます。
差し込み部分はくぼんでいるケースが多く、ホコリなどの汚れが蓄積しやすいので注意しましょう。
- 清潔なキッチンペーパーを少し濡らして拭きあげる
- アルコール消毒する
細かい部分は、綿棒などを使って汚れを除去しましょう。
万が一水が溜まってしまっている場合は、すぐに拭き取りアルコール消毒しておきます。
本体前面
本体前面もホコリなどの汚れが付着しやすいため、定期的な掃除が必要です。
基本的には乾いた布で拭きあげればOKですが、落ちにくい汚れがある場合は水に濡らした布で拭きあげましょう。
それでも落ちない汚れには、布に中性洗剤を染み込ませてこすり洗いします。
中性洗剤を使用した後は、水拭き・乾拭きをして洗剤成分を残さないようにすることが大切です。
本体背面
忘れがちな背面も、ホコリなどの汚れが蓄積する場所です。
背面部分は、掃除機を使って掃除します。
- 電源を抜く
- 掃除機でホコリを吸い取る
背面を掃除する際は、電源プラグも乾いた布で拭きあげておきましょう。
水垢がついている場合
水垢汚れが付着してしまった場合には、クエン酸水を使った掃除がおすすめです。
- 水200mlにクエン酸小さじ1杯を混ぜてクエン酸水を作る
- 水垢部分にスプレーする
- 1時間放置する
- やわらかいスポンジでこすり洗いする
- 水拭きをしてから乾拭きする
スプレーしても垂れてきてしまう場合は、キッチンペーパーやティッシュにクエン酸水を染み込ませて貼り付ける方法も有効です。
さらに詳しく知りたい方はこちら
クエン酸水の作り方は?【便利な使い方や効かせるコツまで徹底解説!】
2024.02.01 2024.02.01
ウォーターサーバー掃除のおすすめ頻度
ウォーターサーバーを掃除する頻度は、下記を目安にしましょう。
掃除箇所 | 頻度 |
---|---|
冷水・温水コック給水口 | 毎日~数日に1度 |
冷水・温水コック周辺 | 毎日~数日に1度 |
水受け皿 | 週に1回 |
ボトル差し込み部分 | ボトル交換時 |
本体前面 | 週に1回~月に1回 |
本体背面 | 半年に1回 |
ウォーターサーバーの汚れ具合は、使用環境によって大きく異なります。
そのため、上記はあくまで目安とし、汚れに気付いたら掃除するように心がけておくと良いでしょう。
ウォーターサーバー掃除で「内部洗浄」は必要?
外側は自分で簡単に掃除できますが、なかなか手が届かない内部の汚れも気になるもの。
しかし、ウォーターサーバーの内側は、基本的に掃除できないようになっています。
ただし、ウォーターサーバーには下記の2種類があり、メンテナンスを受けられることもあります。
- 定期メンテナンスタイプ
- メンテナンス不要タイプ
それぞれのタイプについて見てみましょう。
定期メンテナンスタイプ
定期メンテナンスタイプは、メーカー側で定期的にメンテナンスを行ってくれます。
メンテナンス方法は、主に下記の2パターンです。
- メーカーのスタッフが訪問してその場で掃除・メンテナンスを行う
- メンテナンス済みの本体と交換する
メンテナンスにかかる費用は、レンタル料などに含まれている場合と別途で必要な場合があるため、事前にチェックしておきましょう。
メンテナンス不要タイプ
自動で内部を洗浄できる機能がついているのが、メンテナンス不要タイプです。
メンテナンス不要タイプかどうかは、ウォーターサーバーの特徴により判断できます。
下記、4つの特徴に当てはまるウォーターサーバーは、メンテナンス不要タイプです。
特徴 | 内容 |
---|---|
ボトル真空構造 | ボトルを真空構造にすることで、雑菌が入らなくなる |
自動クリーン機能(熱水循環機能) | サーバー内に定期的に温水を循環させて雑菌の繁殖を防ぐ |
エアフィルター | サーバー内に空気を取り込む部分に取り付けられているフィルターで、ホコリや雑菌の侵入を防ぐ |
UV除菌ライト | サーバー内部に設置されているUVライトを使ってカビや雑菌の繁殖を抑える |
ただし、メンテナンス不要とは言え、外側は定期的に掃除しましょう。
ウォーターサーバー掃除をしないとどうなる?【放置厳禁の理由3つ】
ウォーターサーバーの掃除を怠ってはいけない理由は、主に下記3つです。
- ウォーターサーバーの水に雑菌が繁殖する
- 給水口に雑菌や汚れが付着する
- 本体にもホコリや汚れが蓄積する
ウォーターサーバーの水に雑菌が繁殖する
水道水には、微生物などの繁殖を防ぐために微量の塩素が含まれます。
しかし、ウォーターサーバーの水には塩素やカルキなどの防腐剤も入っていない分、雑菌が繁殖しやすくなっています。
雑菌が繁殖した水は、味やニオイが変わるだけでなく、健康被害を引き起こす必要があるので注意しましょう。
給水口に雑菌や汚れが付着する
給水口は外部と内部をつなぐだけでなく、常に外気にさらされていることが特徴です。
外気にさらされると、ホコリなどの汚れだけでなく雑菌やウィルスも付着します。
雑菌などが付着した給水口を使用すると、給水口を通ってコップなどへ注ぐことになるため雑菌も水に紛れ込んでしまいます。
水そのものには雑菌が繁殖していなくても雑菌入りの水を飲むことになるため、こまめに掃除する必要があります。
本体にもホコリや汚れが蓄積する
サーバー本体にも、日々ホコリや汚れが蓄積します。
水とは直接関係ないように思える本体ですが、付着したホコリなどの汚れがサーバーを使用した際に落ちて入ってしまうことも考えられます。
電源プラグ部分にもホコリが溜まると火災の原因になることもあるため、本体は全面背面電源プラグまで、定期的に掃除しましょう。
ウォーターサーバー掃除して衛生的に!【きれいに保つコツ5選】
ウォーターサーバーの清潔を維持するためには、定期的な掃除だけでなく下記のコツを覚えておく必要があります。
- 水は期限内に使用する
- 電源は入れっぱなしにしておく
- 定期的にメンテナンスしてもらう
- 自分で使えるクリーニングキットを使うのもアリ
- ウォーターサーバーがある部屋をキレイにしておくことも重要
キレイで衛生的なウォーターサーバーを使っていくために、コツそれぞれの内容も確認しておきましょう。
水は期限内に使用する
ウォーターサーバーの水には、一般的に消費期限が設定されています。
未開封の状態ならば、製造日から半年ほどが消費期限になることが多いです。
消費期限を超えると、衛生的で美味しいお水ではなくなってくる可能性があります。
そこで、水は必ず期限内に使用しましょう。
開封済みの水は品質低下が速くなるため、期限に関わらず早めに消費することが大切です。
電源は入れっぱなしにしておく
ウォーターサーバーの電源を入れっぱなしにしておくと、水を適切に保管できます。
また、自動クリーン機能などが搭載されているウォーターサーバーは電源を入れっぱなしにしておくことで自動的に内部を清掃してくれます。
定期的にメンテナンスしてもらう
定期メンテナンスタイプのウォーターサーバーは、メーカーに連絡して定期的にメンテナンスしてもらう必要があります。
メンテナンスをお願いしたい旨を伝え、料金が発生するのかどうかも事前にチェックしておきましょう。
自分で使えるクリーニングキットを使うのもアリ
サーバー内部の汚れが気になるけれど、メーカーのメンテナンスは大変、というケースでは、自分で掃除できる「クリーニングキット」を使う方法もあります。
ウォーターサーバーによってはメーカーから販売されているので、まずは調べてみると良いでしょう。
キットは購入する必要がありますが、自分で好きなタイミングで内部を掃除できるようになるため、清潔に保ちやすくなります。
ウォーターサーバーがある部屋をキレイにしておくことも重要
ウォーターサーバーだけをキレイにしても、その部屋がホコリだらけでは何度掃除してもすぐに汚れてしまいます。
ウォーターサーバー掃除は必須!衛生的で美味しい水をキープしよう!
ウォーターサーバーをこまめに掃除すると、良い衛生状態を維持して美味しい水を飲んでいくことができます。
なるべく雑菌を繁殖させないためには、ウォーターサーバーがあるお部屋全体を掃除することも忘れてはいけません。
お部屋のクリーニングは、プロの業者に依頼する方法もおすすめです。
隅々まで徹底的にキレイにしてもらえば、ウォーターサーバーの衛生環境はより良くなるでしょう。
セーフリーでは、掃除を請け負う優良業者を多数掲載しています。
ウォーターサーバーをより安全に使っていくためにも、セーフリーを活用して掃除を依頼できる業者を見つけましょう!
さらに詳しく知りたい方はこちら
キッチン掃除の完全版!キホンからガンコ汚れまでバッチリ網羅【おすすめ頻度やキレイを保つ方法も】
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ウォーターサーバーの掃除方法を徹底解説!【おすすめ頻度や内部洗浄の必要性も】のよくある質問
-
Q. ウォーターサーバーを掃除しないとどうなる?
A.水に雑菌が混入したり、水垢汚れやカビが発生することがあります。
-
Q. ウォーターサーバーの掃除は自分でできる?
A.外側は、給水口や電源プラグまで、基本的に自分で掃除できます。
内部は自動で掃除できることもありますが、メーカー側メンテナンスしてもらう場合もあります。 -
Q. ウォーターサーバーの水受皿はどれくらいの頻度で掃除する?
A.水受け皿には水分が溜まりやすいため、週に1回を目安に掃除すると良いでしょう。
-
Q. ウォーターサーバーの水垢はどうやって取る?
A.水垢汚れには、クエン酸水を使うと効果的です。
1.水200mlにクエン酸小さじ1杯を混ぜてクエン酸水を作る
2.水垢部分にスプレーする
3.1時間放置する
4.やわらかいスポンジでこすり洗いする
5.水拭きをしてから乾拭きする
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