トースターを掃除する前

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トースターの掃除方法完全版【鉄板トレー・オーブン焼き網・受け皿をキレイに保つコツも】

2024.04.09 2024.04.09

この記事では、トースター(オーブントースター)の掃除方法を徹底解説しています。

食材のカスによる焦げ付きや、油汚れに悩まされている方も多いのではないでしょうか。汚れを放置してしまうと、いざ掃除するときになかなか落ちない、さらに最悪の場合は火災に発展してしまうことも考えられます。

今回紹介する掃除の手順を参考にしながら、オーブントースターを綺麗にしましょう。後半では掃除の注意点と、汚れを溜めないコツについても紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。

オーブントースターを掃除する前に!【つきやすい汚れの種類と原因】

トースターを掃除するところ

使用頻度が高いオーブントースターは、さまざまな種類が蓄積し、掃除が困難になる場合も。特に付着しやすい汚れは、以下の3つです。

  • 焦げ付き
  • 油汚れ・汁汚れ
  • 外側に付着する汚れ

汚れの原因を理解し、適切に掃除することで衛生的に保てるほか、オーブントースターを長く使い続けられるでしょう。

焦げ付き

焦げ付きの主な原因は、パンくずやコロッケ、ピザなどを調理したときに出る食材のカスです。使用中に網の隙間から落ちて底に溜まり、放置したまま加熱されると焦げ付きの原因に。

焦げ付きは放置すると悪臭の元になり得るため、定期的な掃除が必要でしょう。

油汚れ・汁汚れ

汁気の多い料理や油分を含む食材を調理する際は、オーブントースター内に油や汁が飛び散ります。油汚れや汁汚れは、トースターの扉や内壁に付着し、時間と共にこびりつきやすくなります

掃除が困難になる前に、早めに取り除くのが望ましいです。

外側に付着する汚れ

オーブントースターの外側も注意が必要。特にコンロの近くに設置されている場合、いつの間にか油でベタついていることも。外側が油で汚れるとほこりや汚れが付きやすく、さらなる問題を引き起こす可能性があります。

また、取っ手部分は手垢が付きやすいので、こまめに拭き掃除をしましょう。

オーブントースター掃除の基本【準備から手順まで】

トースターを掃除する手順を勉強中

ここではオーブントースターの基本的な掃除方法について順番に解説します。準備するものから手順、ニオイ対策まで紹介しているので、実践するときの参考にしてください。

準備するもの

掃除を始める前に、必要な道具を準備します。

  • 中性洗剤(台所用)
  • 手袋
  • スポンジ
  • マイクロファイバークロス2枚(水拭き用/乾拭き用)
  • 綿棒
  • 歯ブラシ/ヘラ

綿棒や歯ブラシ、ヘラは焦げ付きや細かい部分の掃除に使用します。また、手荒れ防止のために手袋の着用を徹底しましょう。

掃除の手順

トースターの掃除は以下の手順で進めていきましょう。

  1. 電源プラグを外す
  2. 部品を外す
  3. 中性洗剤とスポンジで汚れを落とす
  4. マイクロファイバークロスで内側・外側を吹き上げる
  5. 乾いたマイクロファイバークロスで乾拭きする

まずオーブントースターの電源プラグをコンセントから抜き、本体が完全に冷めているのを確認してください。それから、焼き網やトレイなど取り外せる部品をすべて外します。取り外し方がわからない場合は、取扱説明書を参照してください。

取り外した部品は中性洗剤で洗い、焦げ付きなどの頑固な汚れは歯ブラシやヘラで丁寧に落とします。

次に、水に濡らしたマイクロファイバークロスでオーブントースターの外側と内部を拭き、細かい部分は綿棒を使用して汚れを除去します。ただし、ヒーター部分には触れないよう注意が必要です。ヒーターは繊細で、強い力を加えると割れてしまいます

最終ステップとして、もう一枚の乾いたマイクロファイバークロスでオーブントースターを乾拭きし、水気をしっかり拭き取りましょう。

焼き網が外せないときのコツ

「焼き網がなかなか外れない」「焼き網が外せない機種」の場合、歯ブラシやメラミンスポンジ、ナイロン製のたわしを使用し、網目にこびりついた汚れをこすって取り除きましょう。

その際は割れやすいヒーター管(上下のガラス管)を傷つけないよう注意してください。割り箸にキッチンペーパーを巻きつけるか、柔らかいブラシを使用し、慎重に汚れを取り除きましょう。

ニオイ対策

オーブントースターを掃除しても、魚料理などの食材から発生する強い臭いが残る場合があります。原因となるのは「トリメチルアミン」と呼ばれるアルカリ性の成分。対策としては、クエン酸やお酢を利用しましょう。

酸性の物質はトリメチルアミンと化学的に反応し、魚の生臭さを中和する働きがあります。掃除のときにトースター内部を酸性の液体で拭くことで、頑固な臭いを効果的に取り除けるでしょう。

オーブントースターの掃除方法【焦げ付きがひどい場合】

焦げ付きトースターを掃除するところ

オーブントースターの焦げ付きがひどい場合は、より強力な洗浄剤を使用します。ここでは、重曹やセスキ炭酸ソーダを使った掃除方法をご紹介します。

準備するもの

準備するものは以下を確認してください。

  • 重曹
  • セスキ炭酸ソーダ
  • 手袋
  • マイクロファイバークロス(2〜3枚)
  • 歯ブラシ/ヘラ
  • メラミンスポンジ
  • 綿棒
  • ペーパータオル
  • ラップ

重曹は水と1:2の割合で混ぜてペースト状に。セスキ炭酸ソーダは水200ccに小さじ1/2混ぜたスプレーを用意します。

掃除の手順

掃除は以下の手順で進めましょう。

  1. 部品を取り外す
  2. 重曹ペーストを塗布する
  3. 汚れを落とす
  4. セスキ炭酸ソーダを使用する
  5. 水拭き
  6. 細かい部分の掃除
  7. 乾拭きで仕上げ

まず焼き網やトレーなど、取り外せる部品は全て取り外し、大きな汚れを簡単に掃除します。次に重曹ペーストを頑固な汚れがある部分に塗り、ラップで覆い1~2時間放置してください。汚れが特にひどい場合は、温めたマイクロファイバークロスをラップの上に乗せます。

1~2時間経過後、歯ブラシやヘラを使用して汚れを落としましょう。フッ素加工されている部分は傷つきやすいため、注意してください。オーブントースター内部はセスキ炭酸ソーダを使用します。ペーパータオルに浸して内部に貼り、30分放置します。

30分経過後、ペーパータオルを取り、マイクロファイバークロスで水拭きしましょう。細かい部分は綿棒で掃除し、しつこい汚れにはメラミンスポンジを使用します。

最後に乾いたマイクロファイバークロスで乾拭きし、水気をしっかりと取り除いてください。

オーブントースターの掃除方法【パーツ別】

オーブントースターのパーツ別における掃除方法も覚えておきましょう。

  • 庫内の壁/扉の内側
  • 焼き網/受け皿
  • トレー
  • スチーム部分のパーツ

順番に解説します。

庫内の壁/扉の内側

オーブントースター庫内の壁や扉の内側は、セスキ水をスプレーしてキッチンペーパーでパックする方法が効果的。スプレーした後、30分程度放置することで汚れを柔らかくし、その後スポンジで洗い落とします。

焦げ付きがひどい場合は歯ブラシで擦るとよく落ちるでしょう。

焼き網/受け皿

焼き網と受け皿は、重曹水に浸けることで汚れを落としやすくします。重曹とお湯を混ぜた溶液に30分程度浸けてからスポンジで洗い、水でしっかりとすすぎましょう。

浮いてきた汚れをスポンジで擦って落とし、乾燥後に再度セットします。

トレー

取り外した網やトレーは、セスキ炭酸ソーダに浸け置きして汚れを落とします。ただし、アルミ製の場合は中性洗剤に浸けてください。

トレーは食材の汚れが付きやすいため、しっかり汚れを落としましょう。また、定期的な掃除を心がけてください。

スチーム部分のパーツ

スチーム機能付きのオーブントースターは、水垢汚れに注意が必要。スチーム部分のパーツは食器用洗剤で洗い、落ちにくい汚れにはクエン酸水を使用します。

庫内に水垢がある場合は、キッチンペーパーにクエン酸水を吹きかけ、15分ほど時間を置いた後、メラミンスポンジで汚れを落としましょう。取りづらい汚れはヘラを使って慎重に擦り落としてください。最終的に洗剤が残らないよう水でしっかり拭き取り、パーツを元の位置に戻して掃除完了です。

オーブントースター掃除における3つの注意点

トースターを掃除する直前

オーブントースターの掃除は、安全にかかわるいくつかの注意点があります。

  • コンセントを抜いてから掃除する
  • アルミ製の場合アルカリ性洗剤の使用はNG
  • ヒーター部分を強くこすらない

ここでは、オーブントースターの掃除に関する3つの注意点を解説します。

コンセントを抜いてから掃除する

オーブントースターを掃除するときは、安全対策としてコンセントを抜きましょう。電源が繋がっていると、掃除中に誤ってスイッチが入り火傷や火災の原因になり得ます。

掃除中の事故を未然に防ぐため、必ず電源を切りコンセントを抜いてから作業に取り掛かりましょう

アルミ製の場合アルカリ性洗剤の使用はNG

オーブントースターの素材にアルミが使われている場合があります。アルミ素材にセスキ炭酸ソーダ、重曹、オキシクリーンなどのアルカリ性洗浄剤を使用すると、変色や腐食の原因になります。

掃除する前にトースターがアルミ製であるかどうかを確認し、アルミ製の部分には中性洗剤を使用するようにしてください。メラミンスポンジも同様に、アルミ素材には適さないため注意しましょう。

ヒーター部分を強くこすらない

オーブントースターのヒーター管はガラス製である場合が多く、非常に割れやすいです。そのため、ヒーター部分の掃除は特に慎重に実施してください。

セスキ炭酸ソーダなどを塗布した後は、キッチンペーパーや柔らかい布を使い優しく汚れを落としましょう。ヘラや歯ブラシなど、傷付ける可能性のある道具は避けてください。

オーブントースターを掃除したら清潔に保とう!【汚れを溜めない3つのコツ】

トースターを掃除するときのポイントを学習中

オーブントースターは頻繁に使用される家電です。定期的な掃除はもちろん、日々の使用方法を見直すこともオーブントースターを清潔に保つために重要です。

  • 週1回の掃除を徹底する
  • アルミホイルやトレーを活用する
  • 汚れを発見したらすぐに拭き取る

以下で、オーブントースターの汚れを溜めない3つのコツをご紹介します。

週1回の掃除を徹底する

使用頻度や調理方法によって異なりますが、オーブントースターは使用直後の拭き取りがベスト。ただし、毎回の掃除が面倒な方もいるでしょう。

毎回汚れを拭き取るのが面倒な場合は、週に1回の掃除を心がけましょう。汚れが頑固になるのを防ぎ、掃除が簡単になります。

アルミホイルやトレーを活用する

網に直接食材を乗せるのではなく、アルミホイルを敷くか、付属のトレーを使用することで汚れの発生を防げます。アルミホイルを敷いた場合、使用後に捨てるだけで済み、食材のカスが庫内に落ちるのを防げます。

トレーの場合でも使用後に洗うだけで済むため、庫内の汚れを最小限に抑えられるでしょう。

汚れを発見したらすぐに拭き取る

オーブントースターの使用後、汚れを見つけたらすぐに拭き取る習慣をつけましょう。汚れを放置すると、頑固な汚れになってしまい掃除が大変に。

使用後、オーブントースターが冷めたらマイクロファイバークロスを使用するか、セスキ炭酸ソーダスプレーを染み込ませたペーパータオルで拭き取ると良いでしょう。

オーブントースターを掃除しても汚れが落ちないときは業者に任せよう

今回は、オーブントースターの基本的な掃除方法と、焦げ付きがひどい場合の掃除方法、2パターンで解説しました。ニオイ対策や掃除の注意点、汚れを溜めないコツについてもご理解いただけたかと思います。

しかし、「いくら掃除しても汚れが落ちない」「手順通りにやってるのに、汚れがしつこい…」こんなケースもあるでしょう。なかなか落ちないオーブントースターの掃除は、キッチンの油汚れがつきやすい各種家電や、レンジフードなどとまとめてプロに任せてしまうのも一つの手です。

セーフリー掲載のハウスクリーニング業者では、オーブントースターをはじめ、電子レンジやコンロなど素人では難しい家電の掃除をまとめて依頼可能。複数の業者を比較するのにも便利です。気になる業者が見つかったら、まずは気軽に相談してみましょう!

トースターの掃除方法完全版【鉄板トレー・オーブン焼き網・受け皿をキレイに保つコツも】のよくある質問

  • Q. オーブントースターの掃除道具はどこで手に入る?

    A.

    掃除に使用する道具は、ドラッグストアやホームセンターなどで入手できます。

  • Q. 取り外せる部品は取り外して掃除するべき?

    A.

    取り外せる部分は、全て取り外して掃除しましょう。庫内も部品も掃除がしやすくなります。

  • Q. オーブントースターの掃除にウタマロクリーナーは使える?

    A.

    オーブントースターにウタマロクリーナーは使用可能です。重曹やセスキ炭酸ソーダが用意できなければ、代替えとして使用しても良いでしょう。

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