2026.01.20 2026.01.21
本記事では、落ち葉の吹き溜まり対策を詳しく解説します。
秋から冬にかけて気になるのが、家の前や排水口、庭の隅にできる落ち葉の吹き溜まり。
- 「どうして毎年同じ場所に溜まるの?」
- 「事前に予防できる?」
などの疑問に向けて、落ち葉が吹き溜まる原因から今すぐできる対策、再発を防ぐ予防法までをわかりやすく解説します。
自分で対策が追いつかない場合の対処法もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
目次
落ち葉の吹き溜まりが起きる原因

最初に、落ち葉の吹き溜まりが起こる原因について解説します。
- 風の通り道に落ち葉が集まる
- フェンスや塀で風がせき止められる
- 建物の角や段差に落ち葉が引っかかる
- 側溝や排水溝周辺に溜まりやすい
上記4点を、それぞれ見ていきましょう。
風の通り道に落ち葉が集まる
風が一定方向に抜ける空間では、落ち葉が風に乗って移動しやすく、その流れの途中で風の速度が弱まる地点で落ち葉が集積します。
段差によって風速が弱まる場所やコーナーなど、風向が変化する地点では空気の流れが乱れ、葉や小さなゴミが落ち着いて沈降しやすくなるわけです。
住宅地では、道路沿いの段差や建物の間の狭い通路などがこうした風の通り道となり、結果として落ち葉の吹き溜まりが発生しやすくなります。
フェンスや塀で風がせき止められる
フェンスや塀などの障害によって風の通りが遮断されたり方向が変わったりすると、落ち葉の吹き溜まりを助長します。
風が障害物にぶつかると、風下側の空間で風速が急激に弱まり、障害物の裏側や隅に「風影」と呼ばれるエリアが生じます。その結果、風に乗ってきた落ち葉が落ち着いて蓄積するのです。
建物の角や段差に落ち葉が引っかかる
建物の角や段差でも、風の流れが変わり、落ち葉の吹き溜まりにつながります。
特に、建物の角は局所的な渦が発生しがちなので、落ち葉が小さな竜巻のようにくるくると回転して集まり、そのまま沈殿するケースが多いでしょう。
階段の各段差の隅に落ち葉が溜まる状態も、落ち葉を運んできた風が段差で止まり、落ち葉が引っかかるためです。
側溝や排水溝周辺に溜まりやすい
側溝や排水溝のような低い場所には、風だけでなく雨水などに流されて落ち葉が溜まります。台風や大雨などの後には、側溝や排水口の壁にせき止められて、かなりの落ち葉やゴミが溜まるでしょう。
側溝や排水溝に落ち葉が溜まると、排水能力が著しく低下するので、道路・敷地の冠水につながります。大事に至る前に、吹き溜まりを掃除する必要があるのです。
自分でできる落ち葉の吹き溜まり掃除対策

では、自分でできる落ち葉の吹き溜まり掃除対策を見ていきましょう。必要な道具や効率的な掃除方法を解説していきます。
必要な道具
落ち葉掃除に必要な道具を、以下の表にまとめました。
| 道具 | 用途 | ポイント |
|---|---|---|
| 竹ほうき | 落ち葉を効率よく掃く | 毛先が丈夫でアスファルトやコンクリでもしっかり集められる |
| 熊手 | 広い範囲の落ち葉を集める | 芝生や柔らかい地面向きで広範囲に対応 |
| ブロワー(送風機) | 風で落ち葉を一箇所に集める | 砂利や隙間の落ち葉も動かせる |
| ちりとり | 集めた落ち葉を回収する | ほうきとの併用でゴミ袋への移し替えが楽 |
| ゴミ袋 | 集めた落ち葉を処分する | 自治体の処分ルールや規定袋を要確認 |
適切な道具を選ぶことで、作業効率が大きく上がります。例えば、竹ほうきは硬い地面での集積に向いていますし、熊手は芝生など柔らかい場所の落ち葉に適しています。
吹き溜まりにたまった落ち葉は想像以上の量になります。集めた後の処分方法も加味して、ゴミ袋も多めに用意しておきましょう。
効率的な掃除方法
効率的な落ち葉掃除の方法は、以下の手順を参考にしてください。
- 晴れて湿度の少ない日を選ぶ
- 風下の方向を確認
- ブロワーで落ち葉を中央に集める
- 竹ほうきや熊手で小さな山にまとめる
- ちりとりや大きなシートに落ち葉を移す
- 集めた葉をゴミ袋やコンポストへ
効率的に掃除するためには、天候が大きく影響します。晴れの日が続いて、落ち葉が乾燥している日を選びましょう。吹き溜まりができる場所は風の通り道であるケースが多いため、風の向きを意識して、逆らわない向きで落ち葉を集めてください。
集めた落ち葉を適切に処分するのも大切な作業。自治体の収集ルールに従って排出するだけでなく、腐葉土や堆肥として再利用するのも環境に優しい方法と言えます。
庭掃除の進め方や落ち葉や枯れ草の掃除方法は、以下の記事を参考にしてください。
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落ち葉の吹き溜まりを防ぐ予防対策

落ち葉の吹き溜まり自体を未然に防ぐためには、どのような予防策があるのでしょうか。
- 風が強くなる前にこまめに掃除する
- フェンスや塀の隙間をふさぐ
- 側溝や排水溝まわりを定期的に清掃する
- 庭木や街路樹を適切に剪定する
上記4つの対策を、ぜひ試してみてください。
風が強くなる前にこまめに掃除する
落ち葉の季節は特に、こまめに掃除するのが一番の解決策。落ち葉の吹き溜まりは、風が強まると発生しがちなので、秋の初期段階で数回に分けて掃除する習慣をつけると、乾いた葉がまとまりにくくなり、清掃の負担自体も軽くなるでしょう。
フェンスや塀の隙間をふさぐ
フェンスや塀は、風の向きを変えて落ち葉の吹き溜まりを発生させる要因になるので、その隙間を適切に塞ぐのも対策のひとつ。
構造物を動かすのは難しい以上、そのままでは吹き溜まりを防げません。そこで、防風ネットや落ち葉防止ネットで覆って落ち葉の侵入経路を減らしましょう。設置する際は、風圧を受けても飛ばされにくいようしっかり固定してください。
ただし、風通しを完全にふさいでしまうと湿気が溜まるので、風を通す網目状のネットを使用するようにしてください。
側溝や排水溝まわりを定期的に清掃する
側溝や排水溝は落ち葉が集まりやすく、つまると冠水や浸水リスクがあるとお伝えしました。
風で運ばれてきた落ち葉や小枝が側溝に溜まる前に、定期的に掃除しましょう。特に、台風や大雨のシーズン前後は掃除頻度を高めると、雨時のトラブルを未然に防ぎやすくなります。
排水溝まわりに落ち葉防止ネットを張っておくのも得策です。
側溝の掃除方法は、以下記事を参考にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
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庭木や街路樹を適切に剪定する
庭木や街路樹の剪定は、落ち葉の発生量そのものを減らす基本的な予防策です。
樹木の枝が外壁付近や排水周りまで伸びていると、その下に落ち葉が集中して吹き溜まりが発生します。定期的に剪定して、葉量を適切に調整するのがおすすめです。
特に、落葉樹は秋に大量の葉を落とすため、冬の間に剪定業者に枝払いや形状の整理を依頼すると、翌年の落ち葉の量が格段に減るでしょう。
落ち葉の吹き溜まりを放置するリスク

ここで、落ち葉の吹き溜まりを放置するリスクを5つ、お伝えします。
- 雨水が流れず水溜まりができる
- 悪臭やカビが発生しやすくなる
- 害虫や害獣が集まりやすくなる
- 転倒事故やケガの原因になる
- 近隣からの苦情につながる
それぞれ確認してください。
雨水が流れず水溜まりができる
落ち葉の吹き溜まりができると、地面の水はけや側溝・排水口の機能が低下し、雨水がスムーズに流れなくなります。結果的に水溜まりができやすくなり、かなりの湿気が生まれるでしょう。
土壌にも大きく影響するので、水はけ対策として早めの対応が重要です。
悪臭やカビが発生しやすくなる
水はけが悪く、たまった落ち葉が常に湿っている状態では、悪臭やカビが発生しかねません。そのまま放置しておくと、屋外の構造物や建物外壁にまで広がるケースもあるでしょう。
また、カビの胞子が風に乗って室内に入り込むと、呼吸器系への負担やアレルギー反応を引き起こす恐れもあり、健康面でも注意が必要です。
害虫や害獣が集まりやすくなる
落ち葉の吹き溜まりには、害虫や害獣が集まりやすくなる傾向もあります。湿度が多く吹き溜まりによって保温されている状態は、害虫や害獣の好む環境となるのです。
夏場は特に、蚊の幼虫が繁殖しやすく、そのまま大量発生につながるでしょう。ネズミなど小動物は落ち葉の奥に隠れ場所を形成し、そのまま定着するケースも否めません。
屋外の衛生問題だけでなく、家屋への侵入や食害といった二次的な被害につながるので、早めの対策が必要です。
転倒事故やケガの原因になる
落ち葉は、濡れていると非常に滑りやすい状態になります。つるつると滑る表面は、歩行者や自転車の転倒だけでなく、自動車のスリップ事故につながるほど。
特に、階段や斜面、スロープなどで滑りやすい落ち葉が人の動線に重なると、重大なケガにつながる危険性が高まります。葉の下に隠れた段差や障害物が見えずに、足を取られるケースも多くなるでしょう。
近隣からの苦情につながる
落ち葉の吹き溜まりを放置していると、近隣住民からの苦情が出てくる可能性もあります。
見た目の清潔さが保たれていないだけでなく、害虫や悪臭などの被害が周囲に拡散されます。住宅地では、私道部分の吹き溜まりでも共有スペースに影響するため、自分の敷地内だけでなく周囲へ与える影響まで考えて対策を練るべきです。
落ち葉の吹き溜まり対策は業者依頼で万全に

落ち葉が吹き溜まりにまで発展すると、かなりの総量になります。掃除だけでなく集めた落ち葉の処分もかなりの労力を伴うでしょう。
大量の落ち葉掃除は、専門業者に依頼すると多くのメリットが見込めます。具体的なメリットや費用相場をご紹介します。
業者に依頼するメリット
業者に依頼する主なメリットは、以下が挙げられます。
- 発生原因まで踏まえた根本対策ができる
- 高所・広範囲でも安全かつ短時間で対応できる
- 回収から処分、再発防止まで一括で任せられる
業者に依頼する最大の利点は、単なる清掃で終わらず、排水状況の改善やゴミの分別も依頼できる点。自分では清掃しづらい場所も安全に対応でき、大量の吹き溜まりや自治体回収が難しい泥の処分まで一貫してお任せできるのは、大きなメリットになるでしょう。
業者依頼の費用目安
需要の多い落ち葉掃除の費用相場を、以下の表にまとめました。
| メニュー | 費用相場の目安 |
|---|---|
| 小規模の吹き溜まり清掃 | ¥10,000〜¥20,000 |
| 庭全体の落ち葉清掃 | ¥15,000〜¥40,000 |
| 中〜大規模庭の清掃 | ¥30,000〜¥70,000 |
| 側溝・排水溝清掃 | ¥20,000/10m~ |
| 時間・量ベース(作業スタッフ1時間) | ¥3,000〜¥8,000/1人・時間 |
落ち葉清掃の料金は、清掃面積・落葉量・スタッフの人数によって幅があります。複数の業者から見積もりをもらって、比較検討してみるのをおすすめします。
庭清掃のおすすめ業者は、以下の記事でご紹介しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
庭掃除の業者おすすめ3選【料金相場・選び方・費用を抑えるコツも解説】
2025.09.21 2025.12.03
落ち葉の吹き溜まり対策はプロの業者もおすすめ
落ち葉の吹き溜まり対策について、具体的な掃除方法や予防策をご紹介しました。
落ち葉の吹き溜まりは、風向きや立地条件によって自然に起こるため、完全に避けるのは難しいでしょう。こまめな清掃やネット設置などで対策が追い付かない場合は、清掃や環境整備の専門業者に相談するのもおすすめです。
『セーフリー』では、落ち葉や庭の清掃業者を多数掲載しています。まずは近隣の業者に見積もり相談してみましょう。
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落ち葉の吹き溜まり対策に関するよくある質問
-
Q. 防風ネットやシートを設置すれば、吹き溜まりは完全に防げますか?
A.防風ネットや落ち葉防止シートを設置しても、吹き溜まりを完全に防げるとは限りません。あくまで量を減らす対策と捉え、定期的な清掃と併用しましょう。
-
Q. 落ち葉の吹き溜まり掃除は、ほうきだけで十分対応できますか?
A.軽い落ち葉が少量で乾燥している状態であれば、ほうきだけでも対応できます。ただし、湿った落ち葉や土砂が混じっている場合は、熊手や手袋を駆使して集めましょう。
-
Q. 落ち葉の吹き溜まりを業者に任せるメリットは何ですか?
A.落ち葉の吹き溜まり掃除を業者に任せると、広範囲や難所でも短時間で確実に清掃できます。落ち葉だけでなく、自治体で回収できない土砂などの処分もお任せできるので、時間や手間が大幅に軽減できるでしょう。
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