掃除が必要なトイレタンク

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トイレタンクの黒ずみ掃除!臭いかも?【開けない方法から表面のお手入れまで】

2023.11.07 2024.12.05

トイレを満たす不快な臭いやタンク表面の黒ずみ、使用中の違和感は、トイレタンク内部に蓄積した汚れが原因かもしれません。

見落としがちなトイレタンクの汚れですが、方法さえ知っていれば自分でも掃除可能です

この記事では、自分でできるトイレタンクの掃除方法を、汚れの状態別に詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

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トイレタンクの掃除はなぜ必要?

トイレタンクの掃除を、定期的に実践している方は少ないかもしれません。

目に付きづらく疎かになりがちなトイレタンクですが、掃除を怠ってはならない理由があります。

理由①:タンク内部は水垢やカビで汚れているから

トイレタンク内部は水で満たされています。水道水には様々な成分が配合されており、時間の経過とともに成分が水垢としてこびりつきます。

また、密閉空間であるタンク内部は湿度が高く、カビなどの雑菌が繁殖しやすい環境です。

長期間に渡って放置したトイレタンク内部は、水垢やカビで満たされている可能性があるのです。

理由②:タンク表面にはホコリや塵が蓄積しているから

タンク表面の掃除も重要です。表面には空気中に漂っておりホコリや塵が付着しています。

蓄積したホコリや塵は景観を乱すだけではなく、アレルギー反応など、人体に悪影響を与えるリスクも孕んでいます。

トイレタンク掃除を自分で!正しい方法と手順

掃除すべきトイレタンク

トイレタンクの掃除方法は、フタを開けない方法と開ける方法に分かれます。

汚れの程度によって効果的な方法が異なりますので、適切な方法を選択しましょう。

タンクを開けない掃除方法【軽度の汚れにおすすめ】

トイレタンクを開けずに掃除する方法は以下の2つです。どちらも手軽に実践できます。

トイレタンク用洗浄剤を使用する

市販のトイレタンク用洗浄剤を使用します。トイレタンクに投入するだけで、タンク内部の水垢やカビを分解・除菌可能です。

トイレタンク用洗浄剤を使用した掃除手順

  1. トイレタンクの水を一度流す
  2. 手洗い排水口(設備がない場合にはタンク内へ直接投入します)から洗浄剤を投入する
  3. 約2時間放置した後に水を流す

重曹やオキシクリーンでつけ置き洗浄する

重曹やオキシクリーンにも、洗浄効果を期待できます。トイレ用洗浄剤と同様に、市販されている商品を使用しましょう。

重曹を使用した掃除手順

  1. 手洗い排水口(設備がない場合にはタンク内へ直接投入します)から粉末状の重曹を大さじ1杯程度投入する
  2. 3時間〜6時間程度放置する
  3. トイレの水を流す

オキシクリーンを使用した掃除手順

  1. 40℃〜50℃程度のお湯を用意し、粉末状のオキシクリーンを混ぜる
  2. 手洗い排水口(設備がない場合にはタンク内へ直接投入します)から、お湯に溶かしたオキシクリーンを投入する
  3. 3時間〜6時間程度放置する
  4. トイレの水を流す

タンクを開ける掃除方法【中度〜重度の汚れにおすすめ】

トイレタンク内に汚れが蓄積している場合には、タンクを開けて掃除しましょう。直接汚れにアプローチできれば、より高い洗浄効果を期待できます。具体的な方法は以下の通りです。

中性洗剤を使用する

タンク内部の掃除には、中性洗剤を使用します。キッチン周りや食器洗いに使用する洗剤で問題ありません。

中性洗剤を使用した掃除手順

  1. 止水栓を止める(止水栓を止める際にはマイナスドライバーを使用します。止水栓が見つからない場合には、住宅全体の元栓を閉じてください)
  2. トイレタンクのフタを外す(手洗い排水口の場合には、フタとタンクが給水ホースで繋がっています。接続部のナットを反時計回りの回してホースを脱着してください)
  3. トイレタンク内の水を抜く(洗浄レバーを回して、タンク内に残っている水を抜いてください)
  4. スポンジや歯ブラシに中性洗剤を含ませて汚れを落とす(トイレタンク内部には、バルブや浮き玉などの部品が設置されています。掃除の際は、破損しないように気をつけてください)
  5. トイレタンクのフタをして給水する(止水栓を開き、トイレタンク内を水で満たします)
  6. 洗浄剤の残りや汚れを流す(水を数回流し、トイレタンク内部を洗浄します)

耐水サンドペーパー(やすり)を使用する

中性洗剤で落とし切れない頑固な汚れには、耐水サンドペーパーが効果的です。一般的な紙やすりとは異なり、水回りに使用できます。

耐水サンドペーパーを使用した掃除手順

  1. 耐水サンドペーパーを水で濡らす
  2. 中性洗剤で落とし切れなかった頑固な汚れを擦る(力任せに擦ってしまうと、トイレタンクを傷つける危険性があります。使用の際には力加減に注意してください)
  3. トイレタンクのフタをして給水する(止水栓を開き、トイレタンク内を水で満たします)
  4. 洗浄剤の残りや汚れを流す(水を何度か流し、トイレタンク内部を洗浄します)

タンク表面の掃除方法

トイレタンク表面の掃除には、中性洗剤や重曹、クエン酸の使用が効果的です。タンク表面を掃除する前には、壁や床を養生(養生シートやいらないタオル、新聞紙や広告などを使用します)しましょう。

中性洗剤を使用した掃除方法

タンク内部の掃除と同様に、キッチンや食器洗い用の中性洗剤が効果的です。中性洗剤をスポンジや布に含ませ、汚れを拭き取ります。

中性洗剤を使用した掃除手順

  1. 中性洗剤を含ませたスポンジや布で、トイレタンクの表面やフタを磨く
  2. 細部の汚れには歯ブラシなどを使用する
  3. 水拭きで洗浄剤と汚れを拭き取る
  4. 仕上げに乾いたタオルなどで水気を除去する

重曹を使用した掃除方法

重曹水を作って使用します。重曹には研磨作用がありますが、粒子が細かく素材を傷つけてしまうリスクが低い点がメリットです。

重曹を使用した掃除手順

  1. 重曹水を作る(水100mlに対して小さじ1杯の重曹を溶かす)
  2. 重曹水をスプレーボトルに移し、トイレタンクに吹きかける
  3. スポンジや歯ブラシで汚れを落とす
  4. 水拭きで重曹水と汚れを拭き取る
  5. 仕上げに乾いたタオルなどで水気を除去する

クエン酸を使用した掃除方法

クエン酸水を作って使用します。クエン酸は黄ばみや水垢に有効であり、雑菌の繁殖防止効果も期待できます。

クエン酸を使用した掃除手順

  1. クエン酸水を作る(水200mlに対して小さじ1杯のクエン酸を溶かす)
  2. クエン酸水をスプレーボトルに移し、トイレタンクに吹きかける
  3. スポンジや歯ブラシで汚れを落とす
  4. 水拭きでクエン酸水と汚れを拭き取る
  5. 仕上げに乾いたタオルなどで水気を除去する

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トイレタンク掃除に必要な道具

トイレタンク掃除に使用する道具

トイレタンク掃除に必要な道具は様々です。以下に、掃除方法によって必要になる道具をまとめました。

どれも簡単に手に入るものばかりですので、掃除の際には準備しておきましょう。

タンク掃除に必要不可欠な道具 タンクを開けない掃除に必要な道具 タンクを開ける掃除に必要な道具 タンク表面の掃除に必要な道具
雑巾
タオル
スポンジ
ブラシ類
ゴム手袋
マスク
トイレタンク用洗浄剤
重曹
オキシクリーン
中性洗剤
耐水サンドペーパー
マイナスドライバー
重曹水
クエン酸水
スプレーボトル
養生シート
いらない雑巾やタオル
新聞紙・広告など

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トイレタンク掃除の注意点

注意すべき掃除ポイントのあるトイレタンク

トイレタンク掃除に着手する際には、知っておかなければならない注意点があります。掃除前には以下の内容を確認し、注意を怠らないようにしてください。

強力な酸性・アルカリ性・芳香洗浄剤を使用しない

トイレを製造・販売している国内メーカーの公式HPでは、主にタンク内部の掃除方法に関して、酸性やアルカリ性、芳香洗浄剤の不使用を促す注意が掲載されています。

重曹やオキシクリーン、クエン酸の液性は、弱酸性や弱アルカリ性です。

市販の家庭用洗剤レベル(重曹やクエン酸なども含めて)であれば問題ないとされていますが、使用に不安を感じる場合には、中性洗剤など、トイレの素材や設置器具に優しい洗浄剤を選択してください。

塩素系漂白剤や熱湯を使用しない

塩素系漂白剤や熱湯の使用は厳禁です。トイレタンク内には、樹脂やゴム製の器具が多く使用されています。

洗浄力の強い漂白剤や熱湯は器具を傷め、不具合や故障の原因となる可能性を孕んでいます。掃除の際には、誤って使用しないように注意してください。

ウォシュレット一体型便器ではタンクを開かない

現在販売されているトイレの構造は様々です。中には、トイレタンクがウォシュレット本体と一体化しているモデルや、タンクレストイレなども展開されています。

ウォシュレット一体型便器には、構造上の理由からタンクを開けないモデルもあります。掃除前には、トイレの構造を確認しておきましょう。

強引な掃除をしない

注意点を守らない方法や強引なトイレタンク掃除は、故障や不具合など、トラブルの原因となります。

少しでも不安がある際や、賃貸物件のトイレなどの場合には、無理な掃除は控えましょう。

トイレタンク掃除のおすすめ頻度

適切な頻度で掃除を実践しているトイレタンク

湿度の高い密閉された空間において、水垢やカビの発生・増殖を防ぐためには、掃除の頻度が重要です。

目安として、最低でも「月に一度」はトイレタンク掃除を実践しましょう。湿度が高い梅雨時期などは、意識的に頻度を高めても良いでしょう。

定期的な掃除が難しい場合には、タンク内を確認する習慣をつけましょう。目視できる汚れがあれば、掃除の合図です。

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手に負えないトイレタンク掃除は専門業者へ

トイレタンク掃除業者の女性

トイレタンクには、水垢やカビが蓄積していきます。定期的な掃除を実践し、タンク内を清潔に保ちましょう。

ただし、掃除に不安を感じる場合や、なかなか掃除の時間が取れない方もいるでしょう。自分で対処できないトイレタンク掃除は、専門の業者に依頼する方法がおすすめです。

専門の業者であれば、自分自身では難しい箇所や細部の汚れにも対処可能です。

これからトイレタンクの掃除を検討している方は、専門業者に相談してみてはいかがでしょうか?

トイレタンクの黒ずみ掃除!臭いかも?【開けない方法から表面のお手入れまで】のよくある質問

  • Q. トイレタンクの掃除はどうするの?

    A.

    開けない場合には、トイレタンク専用洗浄剤を使用する方法が手間いらずです。開けて掃除する場合には、中性洗剤を使用しましょう。

  • Q. トイレタンク内部の黒ずみの正体は?

    A.

    タンク内に発生した「カビ」や「水垢」です。

  • Q. トイレタンク掃除に使える洗浄剤は?

    A.

    市販されている中性洗剤を使用する方法がおすすめです。

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