便座裏の黄ばみ掃除をしている人

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トイレ便座裏のゴムまわりの黄ばみをキレイにするには?【掃除のコツと汚れ予防】

2024.07.09 2024.12.05

この記事では、トイレ便座裏のゴムまわりの黄ばみをキレイにする方法を徹底解説します。

トイレの中でも、便座裏のゴムパッキンはもっとも汚れがつきやすい場所のひとつ。トイレの便座を上げるたびに気にはなっているけど、あまり触りたくない、簡単な掃除の仕方があるなら…と先延ばしにしている方も多いでしょう。

本記事では、手軽な汚れ落としの方法から、汚れをつきにくくする秘訣まで丁寧に解説します。記事後半では、汚れがひどい場合の対処法もご紹介しますので、ぜひお役立てください。

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トイレ便座裏のゴム黄ばみを取る方法【基本の掃除手順】

便座の裏ゴムの黄ばみをキレイにしている人

それでは、さっそくトイレの便座の裏ゴムの部分(ゴムパッキン)の黄ばみをキレイにする方法を解説します。

掃除に必要な道具は、この後にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

トイレの便座の裏ゴムの黄ばみを取る方法は以下の手順です。

  1. 便座から裏ゴムを取りはずす
  2. 裏ゴムを洗剤で漬け置きする
  3. 漬け置きした裏ゴムをぬるま湯で洗い流す
  4. 裏ゴムをつける部分を掃除する
  5. 裏ゴムを装着する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.便座から裏ゴムを取り外す

便座の裏ゴム、いわゆる「ゴムパッキン」は簡単に取り外しができます。裏ゴムは、表面以上に中が汚れているもの。表面の黄ばみだけを落とすだけでなく、中もしっかり掃除しましょう。

黄ばみを落とす際も、装着した状態より取り外された状態の方が掃除しやすいですよ!マイナスドライバーを裏ゴムと便座の隙間に食い込ませて、軽く浮かせるだけで、簡単に取り外せます。

マイナスドライバーがない場合は、ヘラやナイフでも代用できますが、手を傷つけたり、力を入れすぎて裏ゴムを傷つけないようにしましょう。

2.裏ゴムを洗剤で漬け置きする

裏ゴムを取りはずしたら、洗剤に漬け置きします。黄ばみが軽度な場合は、軽く中性洗剤でこすると落ちることも。しかし、裏ゴムの裏側の黄ばみや汚れは落ちにくいため、洗剤に漬け置きしましょう。

トイレ用の塩素系洗剤や漂白剤がベストですが、ない場合は、洗濯用の漂白剤でもOKです。

  1. 洗面器にお湯(40~50度前後)に対して5ml程度の塩素系漂白剤を入れる
  2. 裏ゴムを入れる
  3. 30分程度放置する

手順はこのように非常に簡単です。洗面器を使うことに抵抗がある方は、ビニール袋で代用もできますよ!塩素系洗剤のツンとした刺激臭が苦手な方は、クエン酸を使ったクエン酸スプレーでも代用可能です。

クエン酸は、食品添加物ですので体に無害で嫌な刺激臭もありません。材料は、水、クエン酸、スプレーボトルの3つだけで、市販の洗剤よりリーズナブルなのも魅力です。クエン酸スプレーの作り方や使い方については、下記記事を参考にしてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

3.漬け置きした裏ゴムをぬるま湯で洗い流す

次は、漬け置きした裏ゴムをぬるま湯で洗い流します。塩素系洗剤は、刺激が強いためゴム手袋を装着しましょう。裏ゴムは、水気が残らないよう、しっかり雑巾で拭いてください。

塩素系洗剤で漂白をしても黄ばみが落ちない場合は、尿石になってしまっているか、裏ゴムを交換する時期かもしれません。裏ゴムは、ホームセンターやネットで購入して装着することもできますが、型がわからない場合は、業者に依頼するのがおすすめです。

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4.裏ゴムをつける部分を掃除する

次は、裏ゴムをつける部分の掃除です。裏ゴムを外すと、あまりの汚れ方に驚く人も多く、黄ばみに加え、黒カビが発生しているケースも少なくありません。

使用済みの歯ブラシに洗剤をつけて、汚れを擦り落としながら雑巾で拭き取りましょう。裏ゴムのように漬け置きはできないため、こすって落ちない場合は「パック」がおすすめです。

塩素系洗剤を塗布して、その上からトイレットペーパーやキッチンペーパーで蓋をして30分程度放置しましょう。クエン酸を使う場合は、クエン酸の粉末に水を混ぜてペースト状にして使うと便利ですよ!

5.裏ゴムを装着する

最後は、裏ゴムを元の場所に装着すれば終わりです。この時、裏ゴムがしっかり乾いていないと、黒カビの原因になるため注意しましょう。裏ゴム部分は非常に汚れやすいため、1日1~2回、除菌シートで拭くことを習慣にしましょう。

ちなみに、裏ゴムを含めたゴムパッキンの寿命は、一般的には10年前後です。劣化して使えなくなる前に交換するのがおすすめです。便座の裏ゴムだけでなく、便座全般の掃除をしたい方は、下記記事を参考にしてください。

トイレ便座裏のゴム黄ばみ落としに必須のアイテム6選【揃えるべき掃除道具はこれ!】

裏ゴムの黄ばみをキレイにする方法を解説する女性

トイレの便座の裏ゴムの黄ばみを落とす方法は簡単ですが、ただ拭くだけではキレイになりませんので、以下の道具を準備しましょう。

  • ゴム手袋
  • 洗剤
  • 雑巾・古布
  • マイナスドライバー
  • 使用済みの歯ブラシ
  • 除菌シート

各掃除道具の用途と準備のポイントをまとめました。

各アイテムの用途 購入時・準備のポイント
ゴム手袋 洗剤を使用する時に装着する 左右兼用を選ぶ
洗剤 裏ゴムの黄ばみを除去・漂白する 汚れの種類にあわせて選ぶ
雑巾・古布 汚れをこすったり、乾拭きする 手拭きサイズのものを2枚用意する
マイナスドライバー 裏ゴムを外す ヘラでも代用可
使用済みの歯ブラシ 裏ゴム装着部分の汚れをこすって落とす 子供用サイズがあると便利
除菌シート 1日数回拭く 流せるタイプが便利

 

それぞれ解説していきます!

ゴム手袋

便器の裏ゴムの黄ばみ掃除の際は、ゴム手袋を装着しましょう。裏ゴムを含め、便座の裏側はトイレの中でもっとも汚れやすい場所の一つです。素手で掃除するのは不衛生な上、洗剤で手荒れを起こす可能性も。

ゴム手袋は、左右兼用を選ぶと利き手だけに使えて、装着を面倒に感じませんよ。セルフヘアカラーに付属するビニール手袋でも代用OKです。

洗剤

便器の裏ゴムの黄ばみを落とすためには、洗剤はマストな道具です。便器の黄ばみの正体は尿および尿石。尿石はアルカリ性なため、洗剤は酸性のものを選びましょう。

トイレの汚れの種類は、多岐に渡ります。裏ゴムの黄ばみ以外の掃除をする時は、以下の表を参考にしてくださいね!

各汚れに効く洗剤の種類
尿石・黄ばみ ・塩素系洗剤
・酸性洗剤
・クエン酸
ピンク汚れ ・中性洗剤
・重曹
黒カビ ・塩素系洗剤
・セスキ
排泄物・ホコリ ・中性洗剤

トイレ掃除を大変と感じる方は、こすらず落とせる洗剤を使うと負担が軽減しますよ。

さらに詳しく知りたい方はこちら

雑巾・古布

裏ゴムの掃除には、雑巾も必須です。とは言え、普通サイズの雑巾は大きすぎるため、使いやすいサイズにカットしておくとよいでしょう。雑巾を準備するのが面倒な方は、変色した布巾や古着などでも代用可能です。

マイナスドライバー

マイナスドライバーは、便座の裏ゴムを取りはずす時に役立ちます。ヘラやナイフなどでも代用できますが、使用の際はケガに注意し、使用した後は、しっかり洗浄して、アルコールスプレーを塗布すると衛生面で安心です。

使用済みの歯ブラシ

使用済みの歯ブラシは、裏ゴムだけでなくトイレの掃除に役立つおすすめアイテムです。手やスポンジが届かない箇所もキレイになりますよ。

ただし、歯ブラシは水ハネしやすいため、洗剤や汚水が目に入らないよう気をつけましょう。塩素系洗剤を使う際は、サングラスやゴーグルを着用すると安心ですよ!

除菌シート

除菌シートは、トイレ掃除のあらゆる場面で活用できる超便利アイテムです。便座の裏ゴムはもちろん、便座、便器の側面、レバーなどをさっと拭けるため、デイリー掃除にぴったり。

水に流せるタイプを選べば、拭いた後の処理も楽でおすすめです。

トイレ便座まわりの黄ばみを防ぐ方法4選【裏ゴム以外の汚れ予防にも効果的!】

便座の裏ゴムの黄ばみを予防する方法を解説する女性

トイレの黄ばみを落とすのはなかなか大変です。黄ばみがひどくなればなるほど、掃除にかかる時間や労力が倍増!そこで、ここでは裏ゴムも含めたトイレの便座を黄ばみから守る方法を4つ解説します。

便座の黄ばみ予防には、以下の4つが有効です。

  • トイレを使用したら適切な水量で流す
    男性は座って用を足す
    小まめな掃除を心がける
    置型洗剤を設置する

それぞれ解説していきます。

トイレを使用したら適切な水量で流す

トイレを使用した後は、適切な水量で流しましょう。節約のために、数回分まとめて流す、常に「小」で流すなどはNGです。数回分まとめてしまうと、便器が黄ばみやすくなり、尿石ができてしまう可能性も。

常に少量の水で流すと、排泄物が便器内に残ってしまい、不衛生な上、便座の裏に黒カビが発生してしまうリスクもあります!

「大」で流すと、水流が強くて便器裏に水が飛ぶのでは?という方もいるかもしれませんが、使用後に除菌シートやトイレットペーパーで拭けばOKです。

男性は座って用を足す

立って用を足す習慣のある男性は、座るようにしましょう。立ったまま排泄すると、尿が周囲に飛び跳ねがちです。便座や便器の淵にも付着し、それが裏ゴムの黄ばみの原因にも!

便座だけでなく、床の汚れも軽減し、トイレ掃除が楽になりますよ!

小まめな掃除を心がける

トイレの黄ばみを予防するには、やはり小まめな掃除が一番です。せっかく黄ばみを除去しても、トイレ掃除の回数が少ないとすぐに再発してしまいます。トイレ掃除の頻度は、使う人の人数や回数でも異なりますが、目安は以下です。

掃除する場所 おすすめの頻度
便器・便座・蓋 毎日
床・壁 週に1回
タンク・ノズル 月に1回

多忙でトイレ掃除を小まめにするのが難しい方は、業者の定期プランを利用するのも一つの方法です。

置型洗剤を設置する

置型洗剤を便器に設置すると、便器や便器淵の黄ばみを防ぐことができます。便器内の水が洗浄されるため、水ハネによる裏ゴムの汚れも防ぐ効果がありますよ!

ただ設置するだけで非常に便利ですが、設置したからと言って、掃除をしなくてよいわけではありません。トイレ掃除の習慣は続けましょう。

トイレの便座の裏ゴムの黄ばみが取れない時の対処法

裏ゴムの黄ばみが取れず依頼した業者のスタッフ

トイレの便座の裏ゴムは、状態によっては自力では思ったようにはキレイにならないことも。また、多忙で裏ゴムの掃除まで手が回らない方もいるでしょう。

そんな時は、業者に相談するのがおすすめです。以下のいずれかが当てはまる方は業者の利用も検討しましょう。

  1. 黄ばみを長年放置していた
  2. 裏ゴムが外れない
  3. 裏ゴムが劣化している
  4. トイレ全体がひどく汚れている
  5. 多忙でトイレ掃除をする時間がない

裏ゴムの黄ばみがひどい場合は、便器の内側や、タンクの中、排水溝なども汚れている可能性が高いでしょう。業者であれば、裏ゴムはもちろん、自分で掃除が難しいトイレの汚れも、一気に解消してくれます。

トイレ便座裏のゴム黄ばみは結構頑固!触りたくないor取れなさそうなら…

便座の裏ゴムの黄ばみ掃除を業者に依頼した人が撮影した画像

便器の裏ゴムは便器の中でももっとも汚れやすい場所の一つです。気づいた時には、頑固な黄ばみになり自力で対処するのは難しいことも。しかし、トイレの黄ばみを放置すると悪臭が発生したり、尿石になってしまい、ますます自力での掃除が困難に!

そんな時は、業者への依頼にしてさっとキレイにしてもらうのがおすすめです。業者であれば、ゴム裏の黄ばみだけでなく、便器、タンク、床、壁などトイレ全体の掃除や、水回りのカビ除去もしてもらえますよ!

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見積・相談は無料、気になる業者が見つかったら気軽に問い合わせてみましょう。

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トイレ便座裏のゴムまわりの黄ばみをキレイにするには?【掃除のコツと汚れ予防】のよくある質問

  • Q. 便座の裏ゴムの黄ばみに効く洗剤の種類は?

    A.

    軽度の黄ばみであれば中性洗剤で落ちます。頑固な黄ばみには塩素系洗剤を使用しましょう。

  • Q. 便座の裏ゴムを業者で交換するといくら?

    A.

    業者によりますが、裏ゴム(ゴムパッキン)の交換は1万円前後です。

  • Q. 便座の裏ゴムの黄ばみが取れない理由は?

    A.

    黄ばみは放置すると尿石になり、自力で除去するのが難しくなります。

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