【パイプユニッシュが効かない！】排水溝の臭いや詰まりが取れない原因や対処法を徹底解説！

パイプユニッシュが効かない・排水溝のにおいや詰まりが解消されない人必見！パイプユニッシュは手軽に排水溝を掃除できる便利なアイテムですが、排水溝の状態によって効果が見られない場合があります。今回の記事ではパイプユニッシュが効かないケースと対処法について解説します。排水溝のにおいや詰まりを放置していると健康リスクなどに繋がるので、パイプユニッシュが効かない場合はプロに依頼しましょう。

排水溝の臭いや汚れにパイプユニッシュが効かない原因

最初に、排水溝の臭いや汚れにパイプユニッシュが効かない原因について4つ紹介します。

パイプユニッシュが排水溝に馴染んでいない

パイプユニッシュは正しい使い方をしなければ、せっかく使っても効かない可能性があります。

パイプユニッシュを排水溝の側面に付着するように注いでいないというのは、パイプユニッシュが効かないよくあるケースです。

パイプユニッシュは粘度の高いジェル状の液体が汚れに付着し、汚れを溶かして落とすため、汚れに直接当たらなければ意味がありません。

また、パイプユニッシュを排水溝に流してから十分な時間が経過していない場合も、効かない一因となります。

固形物が詰まっている

パイプユニッシュは汚れやヘドロなどを溶かして流す洗剤なので、排水溝に固形物が詰まっている場合は効かないです。

キッチンであれば大きなサイズの残飯、洗面台であれば歯磨き粉のキャップなどが挙げられます。

パイプユニッシュが効かない固形物が排水溝に入り込んでいないかチェックしましょう。

汚れが頑固で溶け切らない

パイプユニッシュは軽度の汚れやヘドロなどは溶かして落とせますが、頑固すぎる場合は溶け切らず効果がありません。

長期間排水溝の汚れを放置した場合や、頻繁に大量の油を流し込んだ場合などは、パイプユニッシュが効かない可能性があります。

排水トラップの故障などによって下水の臭いが漏れている

「排水溝から下水の臭いがする……」とパイプユニッシュを使用したという人もいるかもしれません。

パイプユニッシュを使っても排水溝の下水のような臭いに効かない場合は、排水トラップに原因がある可能性が考えられます。

排水トラップは正常な状態であれば、排水溝に一定数の水を溜めて、排水溝の臭いや害虫の侵入を防ぐ役割があります。

そのため、排水トラップが故障していると、多かれ少なかれ下水の臭いが排水溝越しに部屋に入ってきてしまうでしょう。

排水溝の臭いや汚れにパイプユニッシュが効かない場合の対処法

上記で排水溝の臭いや汚れにパイプユニッシュが効かない場合、以下のような4つの対処法が挙げられます。

使用量や待機時間を再確認する

臭いやぬめりの掃除には7～8プッシュ、詰まり解消には20プッシュが目安の使用量とされています。

あまりパイプユニッシュが効かない場合は、適切な使用量かどうか再度チェックしてみてください。

また、パイプユニッシュ使用後の待機時間は15分から30分程度が目安とされています。

反対に、それ以上長い時間放置してしまうと汚れが固まって流れなくなる可能性もあるので、目安時間を経過したら蛇口の水で十分流すようにしましょう。

ラバーカップなどで固形物を取り除く

パイプユニッシュが効かない固形物が臭いやつまりの可能性が疑われるなら、ラバーカップなどで取り除くしかありません。

ラバーカップとはいわゆる「すっぽん」のことで、トイレの詰まりを解消するためにも使われます。

キッチンや洗面台によってラバーカップは少し形状が異なるケースもあるので、用途を確かめたうえで用意しましょう。

パイプユニッシュ以上に強力な洗剤を使う

排水溝の汚れや臭いが頑固でなかなかパイプユニッシュでは効かない場合、より強力な洗剤の使用を検討してください。

例えば『スライムパンチ』はジェル状の洗剤で、様々なカビや汚れの除去に有効です。

髪の毛や食べカスなど幅広い物質を溶かす成分が含まれているため、頑固な排水溝の汚れや臭いを落としやすい傾向にあります。

パイプユニッシュより強力な洗剤を使う場合、十分換気し、使用上の注意事項をよく読んでから使用してください。

排水トラップを業者にチェックしてもらう

排水トラップの故障を自分で修理することはおすすめしません。

特にマンションやアパートなど賃貸物件の場合、修理中に排水トラップを壊してしまうと弁償しなければならない可能性や、作業中の事故の可能性などが考えられます。

排水トラップによる排水溝のトラブルは、最初から業者にチェックを依頼しましょう。

排水溝の臭いや汚れにパイプユニッシュが効かないなら！プロへの依頼がおすすめ

上記でパイプユニッシュが効かない原因や対処法について解説しました。

排水溝の臭いや汚れにパイプユニッシュが効かない場合は、以下のような2つの理由からプロへの依頼がおすすめです。

状況が悪化して高額修理が必要になる前に解決できる

排水溝の臭いや汚れが悪化すると、修理しなければならない範囲が広がったり、生活に支障をきたしたりするなど、様々な問題へと発展します。

排水溝の臭いや汚れの問題が深刻化する前に業者に解決してもらえると、排水溝のトラブルや解決費用を最低限に抑えられます。

放置すると健康リスクに繋がる可能性も

ただ臭かったり流れづらさで不便するだけでなく、排水溝の臭いや詰まりは、健康リスクなどに繋がる可能性があります。

排水溝の臭いにはカビなどの有害な成分がたくさん含まれています。

「排水溝が詰まってカビを含んだ水が床に漏れてきた」「毎日カビ臭い部屋で生活している」という状態は、カビを吸い込みながら生活していると言っても過言ではありません。

カビは喘息や皮膚炎など、あらゆる健康リスクの一因となります。

排水溝の臭いや詰まりによって健康リスクが高まる前に、業者に依頼して解決しましょう。

まとめ

今回の記事では、パイプユニッシュを使っても排水溝のにおいや詰まりが解消されない原因や対処法について解説しました。

パイプユニッシュは軽度の汚れには効果的ですが、しっかりとこべりついた汚れや固形物には効果がありません。パイプユニッシュが効かない場合は、ラバーカップなどを使って固形物を取り除くといいでしょう。

それでも効果がない場合は、早急にプロに依頼しましょう。排水溝のにおいや詰まりは健康リスクなどに繋がるため、早く対応することが大切です。