ロールカーテンは掃除できる?失敗しない洗い方やお手入れ方法をご紹介

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ロールカーテンは掃除できる?失敗しない洗い方やお手入れ方法をご紹介

2024.07.08 2024.07.08

こちらの記事では、ロールカーテンの掃除方法をご紹介します。

ロールカーテンの汚れが気になりつつも、洗濯してもよいのかわからず放置している方も多いのではないでしょうか。
ロールカーテンは、素材によって掃除方法を選択する必要があります。洗濯表示の種類や、表示に沿った具体的な掃除方法を詳しく解説していきます。

記事の後半では、どうしても落ちないシミやカビなどの汚れがある時の対処法もお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

ロールカーテンの掃除はどこまでOK?【洗濯表示も確認】

ロールカーテンの洗濯表示

まず、設置しているロールカーテンが自宅で洗えるかどうかを確認しましょう。ロールカーテンやロールスクリーンに付いているタグの洗濯表示を確認してみてください。

衣類と同様の洗濯表示が記載されているので、洗濯機で洗って大丈夫か、手洗いなら問題ないか、洗濯自体が不可なのか、を判断できるはず。

もし、タグが付いていない場合や表示が読み取れない場合は、メーカーの取扱説明書や公式サイトに洗濯の可否や方法が記載されているケースもあるので、チェックしてみましょう。

「洗濯NG」のロールカーテン掃除方法はこちら

ロールカーテンの掃除方法【「洗える」洗濯表示の場合】

ロールカーテンの洗濯方法

ロールカーテンが洗濯できる場合の、洗濯機で洗濯する方法を、具体的に見ていきましょう。

  1. ロールカーテンを取り外す
  2. ロールカーテンを洗濯する
  3. ロールカーテンを乾かす
  4. 乾燥後にシワを取る

手順ごとにそれぞれ解説していきます。手洗い表示の場合もあわせてお伝えしているので、参考にしてください。

【Step1】ロールカーテンを取り外す

洗濯するためにロールカーテンを外す必要があります。以下の手順を確認してください。

手順

  1. ロールカーテンを一番上まで巻き上げる
  2. ブラケット(※)から本体を正しい方向に引いて取り外す
  3. 本体からカーテン部分を全て引きだす
  4. ウェイトバーをカーテンから抜きだす

※ブラケットとは、ロールスカーテン本体と壁を固定している金具部分です。

注意点

ロールスクリーンが天井付けなのか、正面付けなのかによって、ブラケットから本体を取り外す際の引く方向が異なります。上記でうまく取り外せない場合は、取扱説明書をチェックしてみましょう。

【Step2】ロールカーテンを洗濯する

無事にロールカーテンを取り外したら、いよいよ生地を洗う作業に入ります。

手順(洗濯機)

  1. 洗濯機のデリケートコースを選び、中性洗剤をセットする
  2. ネットに入れず、やわらかく球状に丸めて洗濯槽に入れる
  3. ロールカーテン単体で、すすぎまで洗濯機をまわす
  4. 1分~2分程度、短めに脱水する

手順(手洗い)

  1. 浴槽や大きな洗面器にぬるま湯を入れ、中性洗剤を溶かす
  2. カーテンを浸け、優しく押し洗いする
  3. カーテンを取り出し、きれいな水ですすぐ
  4. バスタオルで水分を切る

水分を切りすぎないほうがしわが残りづらいので、脱水は控えめにしてください。

注意点

ロールカーテンを洗濯機に入れる時は、他の洗い物と混ぜずに単体で洗濯してください。洗濯槽内に余裕がないと、折じわの原因になります。

【Step3】ロールカーテンを乾かす

軽く脱水できたら、シワがよらないように注意しながら自然乾燥させます。

手順

  1. 風通しのよい場所で、重ならないように陰干しする
  2. パンパンとたたき、しわを事前にのばす

注意点

干したスクリーンが風に吹かれて竿に絡んでシワにならないように、乾き切るまで気にかけておくと安心です。自然乾燥が難しいときは、扇風機や除湿機などを併用しましょう。

【Step4】乾燥後にシワを取る

広げて干しても、多少のシワは残るもの。シワが気になる場合はアイロンをかけましょう

手順

  1. アイロンを中温設定に温める
  2. 当て布をしてロールスクリーンの横(幅)向きに沿ってアイロンをかける
  3. なるべく均一に軽く押して移動させながら全体のシワを伸ばす

中温のまま、ゆっくりアイロンがけしてください。

注意点

直接アイロンがけすると、テカリの原因になるので、当て布をお忘れなく!

ロールカーテンの掃除方法【洗えない洗濯表示の場合】

洗濯不可のロールカーテンの掃除方法

自宅で洗えないロールカーテンの掃除方法をご紹介します。

  • こまめに乾拭きする
  • 優しくたたくように早めに拭きとる
  • 窓掃除も忘れない

こまめに乾拭きする

洗えないロールカーテンは、こまめなお手入れを習慣づけましょう。ハンディモップなどで表面に付いているほこりを落とすだけでも、十分清潔に保てるはずです。

優しくたたくように早めに拭きとる

もし汚れがついてしまったら、すぐに拭き取りましょう。優しくたたくように、こすらずに拭き取るのがポイント。

時間の経った汚れほど、落ちにくくなります。汚れに気付いた時点で、できる限り早めに拭きとれるとベストです。

窓掃除も忘れない

ロールカーテンは、密接している窓の汚れが付着しがち。ロールカーテン自体をケアしていても、窓ガラスが汚れていては意味がありません。

定期的に窓ガラスやサッシを掃除すれば、ロールカーテンの汚れも軽減するはずです。

窓自体の掃除方法は、以下記事でも確認できます。

ロールカーテンの頑固な汚れの落とし方【掃除でなかなか落ちない!】

ロールカーテンの汚れ落とし

日々の掃除や全体の洗濯だけでは落とせない汚れの落とし方も確認していきましょう。

  • 黄ばみ(タバコのヤニなど)
  • 油汚れや食べ物のシミ
  • 黒カビ

発生しやすい汚れごとに、汚れを防ぐコツも交えて解説していきます。

黄ばみ(タバコのヤニなど)

タバコを吸う習慣のある室内は、ロールカーテンがタバコのヤニを吸収して黄ばみやすくなる傾向があります。そのまま長時間放置すると、落ちにくい黄ばみとして定着してしまいます。

対処法

黄ばみや臭いを取り除くためには、ヤニが生地に残らないように頻繁に洗濯するのが一番。洗剤に酵素系漂白剤を追加すると効果的です。

コツ

洗濯頻度を増やす必要があるので、丈夫な生地のロールカーテンを選択しましょう。

洗濯の回数を増やしたくなければ、タバコの煙をできるだけ外に出すために、頻繁に換気したり、ベランダで喫煙したりすると、ヤニ汚れが軽減するはずです。

油汚れや食べ物のシミ

キッチンやリビングにあるロールカーテンは、油汚れや食べ物のシミがカーテンにつきやすいもの。調理中の油汚れや色素が強いシミは、時間が経てば経つほど落ちにくくなります。

対処法

中性洗剤を水で薄め、汚れた部分に布やスポンジで軽く叩くようにして洗いましょう。色素が強いシミには、漂白剤で部分洗いする方法もありますが、色落ちに注意して、洗濯表示に従ってください。

コツ

油汚れもシミも、とにかく早めに対処しましょう。キッチン近くなど、汚れやすい場所のロールカーテンは、汚れが付きにくい素材や洗いやすい素材を選択するのが得策です。

黒カビ

湿気が多い場所や、結露が発生する窓際では、ロールカーテンにカビが繁殖する場合があります。黒い点々や斑点状の汚れが一気に増殖するので、早めに対策すべきです。

対処法

カビの部分に酸素系漂白剤を塗布し、しばらく放置してから洗い流します。ロールカーテンが色落ちしないように、事前に目立たない部分でテストしてください。

カビが広範囲にわたる場合は、洗濯機で洗います。やはり酸素系漂白剤を追加しましょう。

コツ

カビを防ぐには防カビ対策が一番。定期的に除湿機を使用したり、カビ防止スプレーを使うと良いでしょう。

窓の結露がロールカーテンに付着して湿度が増えてカビの要因になるケースもあるので、窓の結露をこまめに拭き取るのも効果的です。

窓サッシの防カビ対策は、以下の記事からも確認できます。ロールカーテンを清潔に保つためには、窓もあわせてキレイにしましょう。

ロールカーテンを掃除しても汚れが落ちない時は?【3つの対処法】

ロールカーテンの汚れが落ちない場合の対処法

ロールカーテンを掃除しても気になる汚れが取れない時の対処法を解説します。

  • ロールカーテン部分を張り替える
  • ロールカーテン本体を取り替える
  • クリーニング業者に依頼する

上記3点を、順に確認していきましょう。

ロールカーテン部分を張り替える

洗ってもキレイにならない場合や洗濯自体ができない場合は、カーテン部分を張り替える方法があります。

一般的にロールカーテンの交換目安は5〜8年と言われています。部分的な汚れ以外にも、長年使用しているロールカーテンは、全体的に薄汚れてきてなかなかキレイに戻らなくなるもの。

生地だけの交換は、購入時よりも価格も抑えられるはずです。もし生地だけの交換ができないロールカーテンなら、この機会に買い替えも検討してみましょう。

ロールカーテン本体を取り替える

思い切ってロールカーテンごと総入れ替えするのも一つの方法です。よりお手入れしやすい素材にすれば、日々のメンテナンスも楽になるでしょう。

お手入れがしやすいロールカーテンの素材は、主に以下の2点。

  • 洗濯機洗いできる
  • はっ水加工がついている

上記を参考に、新しいロールカーテンを導入すれば、機能性だけでなく、部屋の雰囲気もアップデートできるのではないでしょうか。

クリーニング業者に依頼する

まだ新しいのに大きなシミができてしまった、愛着があって交換したくない、などの場合には、ハウスクリーニング業者にクリーニングを依頼しましょう。

洗濯機などでは落ちにくいシミや汚れも、プロの機材を駆使して迅速にクリーニングしてくれます。

ロールカーテン掃除でお悩みならセーフリーでの業者探しが便利!

ロールカーテンの具体的な掃除方法をご紹介しました。

ロールカーテンは、日々のメンテナンスを習慣づければキレイな状態を保てます。しかし、頑固な汚れや自分で取り外しや洗濯をしたくない方は、プロのクリーニング業者へ依頼するのがおすすめです。
セーフリーに掲載しているプロのハウスクリーニング専門業者なら、目を背けがちなロールカーテンの掃除も迅速に対応してくれます。無料で見積もりしてくれる業者に、まずは相談してみましょう

ロールカーテンは掃除できる?失敗しない洗い方やお手入れ方法をご紹介のよくある質問

  • Q. ロールカーテンはどのくらいの頻度で掃除すべきですか?

    A.

    ロールカーテンを丸ごと洗濯までする大掛かりな掃除は、年に1~2回程度にとどめましょう。頻繁に洗いすぎると、カーテン生地が傷みやすくなります。
    その分、日頃からこまめにほこりなどを取る習慣をつけると良いでしょう。

  • Q. ロールカーテンの寿命はどのくらいですか?

    A.

    一般的にロールカーテンの交換目安は5〜8年と言われています。使用環境や操作方法によっても寿命は違います。寿命が来た場合、カーテン部分だけ交換するか、本体ごと交換するかの方法があります。

  • Q. ロールカーテンのクリーニングを依頼したいです。

    A.

    ロールカーテンをクリーニングしたい場合は、ハウスクリーニング業者に相談してみましょう。カーテン部分だけでなく、ロールカーテン本体まわりもキレイに掃除してくれます。「セーフリー」でニーズにあった業者選びが簡単にできますので、ぜひお試しください。

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