合鍵作成 ホームセンター

ホームセンターで合鍵作成はできる?知っておきたいメリットと注意点

2024.06.30 2024.09.03

ホームセンターは、手軽に合鍵を作れる便利な場所です。しかし、鍵の種類によっては作れない場合や、セキュリティ面で注意が必要なこともあります。

本記事では、ホームセンターで合鍵を作るメリット・デメリットや注意点、鍵の種類、費用、時間などを詳しく解説します。また、合鍵作成はホームセンターと鍵屋のどちらがよいのかも比較検討するので、あわせて参考にしてみてください。

合鍵を作る前に、ぜひこの記事をチェックして、安心して合鍵を作りましょう!

ホームセンターで合鍵作成できる鍵の種類

ホームセンターで合鍵作成できる鍵の種類

ホームセンターで合鍵を作成できる鍵の種類は、主に以下の通りです。

鍵の種類 特徴
ディスクシリンダーキー 鍵の両側にギザギザがあるタイプで、玄関の鍵として広く使われています。構造がシンプルなので、ホームセンターでも比較的簡単に作成できます。
ピンシリンダーキー 鍵の片側にのみギザギザがあるタイプで、玄関の鍵や、室内ドア、倉庫、ロッカーなどの鍵として使われています。
ロータリーディスクシリンダーキー 鍵穴が縦向きで、鍵を差し込むと内部のディスクが回転する仕組みの鍵です。玄関や、室内ドア、倉庫、ロッカーなどの鍵として使われています。

ただし、ホームセンターで作成できる鍵の種類は店舗によって異なります。一部のホームセンターでは、上記以外にもディンプルキーなど、より複雑な鍵の作成に対応している場合もあります

ホームセンターの合鍵作成するのは従業員

ホームセンターの合鍵作成するのは店員

多くのホームセンターでは、専門の鍵業者ではなく、ホームセンターの従業員が合鍵の作成を担当しています。従業員は、専用の機械を使用して鍵を複製するため、比較的短時間で合鍵を作成できます。

ただし、ホームセンターの従業員が作成できる鍵の種類は限られています。一般的なディスクシリンダーキーやピンシリンダーキーであれば問題ありませんが、ディンプルキーなどの複雑な鍵や、特殊な形状の鍵は作成できないことが多いです。

また、ホームセンターによっては、合鍵の作成を外部の業者に委託している場合もあります。この場合、鍵を預けて後日受け取りになるでしょう。

ホームセンターでの合鍵作成の流れ

ホームセンターでの合鍵作成の流れ

ホームセンターでの合鍵作成に、あまりイメージが湧かない方もいるでしょう。そこで、実際にどのような流れで合鍵が作られるのか、具体的に解説していきます。

依頼する際に必要なもの

ホームセンターで合鍵を作成する際に必要なものは、基本的に以下の通りです。

  • 作成したい鍵の元鍵:コピーされた合鍵からの複製はできないので、必ず合鍵の基となる鍵が必要です。
  • 身分証明書:鍵の不正な複製を防ぐため、身分証明書の提示を求められる場合があります。運転免許証や保険証など、顔写真付きの身分証明書を持参するとスムーズです。

依頼~完成するまでの流れ

ホームセンターで合鍵を作成する際の流れは、以下の通りです。

  1. 作成したい鍵を持参し、店員に合鍵の作成を依頼する
  2. 費用と作成時間を確認する
  3. 店員に鍵を預ける
  4. 店員が専用の機械で合鍵を作成する
  5. 完成品を確認し、料金を支払って受け取る

上記は一般的な流れですが、ホームセンターによっては異なる場合があります。事前に確認しておくと安心です。

ホームセンターでの合鍵作成にかかる費用と時間

ホームセンターでの合鍵作成にかかる費用と時間

ホームセンターでの合鍵作成は、鍵の種類や店舗によって費用と時間が異なります。ここでは、費用相場と一般的な作成時間について解説します。

合鍵作成にかかる費用相場

鍵の種類によって費用は異なり、以下の通りです。

鍵の種類 合鍵作成にかかる費用相場
ディスクシリンダーキー 500円~1,000円程度
ピンシリンダーキー 800円~1,500円程度
ロータリーディスクシリンダーキー 1,000円~2,000円程度

上記はあくまで一般的な相場であり、店舗や地域によって異なる場合があります。また、以下の要素によって追加料金が発生する場合があります。

  • 鍵の素材:真鍮やニッケルなどの一般的な素材よりも、特殊な素材(例:チタン、ステンレス)を使用している場合は、追加料金がかかる場合があります。
  • 鍵の加工:メーカーロゴの刻印や、持ち手部分のデザイン加工など、特殊な加工が施されている場合は、追加料金が発生する場合があります。
  • 鍵の本数:複数の鍵を同時に作成する場合、割引サービスを提供しているホームセンターもあります。

合鍵作成を依頼する前に、店舗に正確な費用を確認するのがおすすめです。

作成時間

合鍵の作成にかかる時間は、鍵の種類や店舗の混雑状況によって異なります。

鍵の種類 作成時間
ディスクシリンダーキー 5分~10分程度
ピンシリンダーキー 10分~15分程度
ロータリーディスクシリンダーキー 15分~30分程度

上記はあくまで目安であり、複雑な形状の鍵や、特殊な加工が施されている鍵は、さらに時間がかかる場合があります。また、店舗が混雑している場合は、順番待ちが発生するため、さらに待ち時間が長くなるでしょう。

ホームセンター以外でも合鍵作成が可能で、方法によって相場もさまざまです。ほかの合鍵作成方法についても知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。

合鍵作成できるホームセンター一覧

合鍵作成ができるホームセンターは、全国各地に多数あります。ここでは、合鍵作成を依頼できるホームセンターをいくつか紹介します。

  • コーナン
  • コメリ
  • カインズホーム
  • DCMホーマック
  • ビバホーム
  • 島忠
  • サンデー
  • ダイユーエイト
  • ムサシ
  • プラスワン
  • ハッピー
  • セキチュー
  • サンリペア
  • かんぶん
  • ロイヤル

作成できる鍵の種類や費用などは、店舗によって異なります。事前に確認しておくとよいでしょう。

ホームセンターで合鍵を作るメリット

ホームセンターで合鍵を作るメリット

ホームセンターで合鍵を作るメリットは、以下の3つです。

  • 買い物ついでに立ち寄れる
  • 鍵屋よりも比較的安価で作れる
  • 店舗数が多く利用しやすい

それぞれ解説するので、ホームセンターで合鍵を作るか迷っている方は参考にしてください。

買い物ついでに立ち寄れる

ホームセンターは、日用品やDIY用品、園芸用品、ペット用品など、生活に必要なものが何でも揃う便利な場所です。そのため、普段の買い物ついでに合鍵の作成を依頼できます。わざわざ鍵専門店に行く手間が省けるだけでなく、駐車場も完備されていることが多いため、車でのアクセスも便利です。

鍵屋よりも比較的安価で作れる

ホームセンターでの合鍵作成は、鍵専門店に比べて費用が抑えられる傾向にあります。

鍵専門店では、専門的な知識や技術を持つ鍵職人が対応するため、人件費や技術料などが加算される場合があります。一方、ホームセンターでは比較的シンプルな鍵であれば、従業員が専用の機械で作成するため、結果的に費用を抑えられるのです。

店舗数が多く利用しやすい

ホームセンターは、全国各地に多数店舗があります。自宅や職場から近い店舗を見つけやすく、気軽に利用できるのが特徴です。また、営業時間も比較的長く、夜遅くまで営業している店舗が多いため、忙しい方でも都合に合わせて利用しやすいでしょう。

さらに、インターネットや電話で事前に問い合わせることも可能です。事前に作成可能な鍵の種類や費用を確認してから来店できるので、時間を無駄にせずに済みます。

ホームセンターで合鍵を作る際の注意点

ホームセンターで合鍵を作る際の注意点

さまざまなメリットから、ホームセンターでの合鍵作成は、手軽で便利なサービスとして人気を集めています。しかし、利用する際にはいくつかの注意点があります。

複雑な構造の鍵は作成できない

ホームセンターで対応している鍵は、主にディスクシリンダーキーやピンシリンダーキーなど、比較的シンプルな構造のものに限られます。これらの鍵は複製が容易で、専用の機械で短時間で作製可能です。

しかし、ディンプルキーのように表面に複雑な凹凸があるものや、内溝キーのように鍵の側面に溝があるもの、特殊な形状の鍵などは、ホームセンターでは対応できない場合があります。これらの鍵は、高度な技術と専用の機械が必要となるため、専門の鍵業者に依頼する必要があります。

技術力不足により精度が低くなる

ホームセンターの従業員は、鍵の専門家ではありません。そのため、鍵の複製技術が未熟な場合があり、合鍵の精度が低くなる可能性があります。特に、古い鍵や摩耗した鍵は複製が難しく、合鍵が鍵穴にスムーズに入らなかったり、鍵が回りにくくなったりする可能性があります。

鍵の複製は、元鍵の形状を正確に再現する精密な作業です。専門の鍵業者は、豊富な経験と知識、そして高性能な機械を駆使して鍵を複製するため、高い精度が期待できます。一方、ホームセンターでは、従業員の技術力や使用する機械の性能によっては、合鍵の精度が劣る可能性があります。

合鍵から合鍵は作成できない

セキュリティ上の理由から、合鍵からさらに合鍵は作成できません。必ず、元の鍵(マスターキー)を持参する必要があります。合鍵からの複製を繰り返すと、鍵の精度がどんどん低下し、最終的には鍵穴に入らなくなる可能性があります。

これは、合鍵を作成するたびに、わずかな誤差が生じるためです。この誤差が積み重なると、鍵の形状が大きく変わってしまい、鍵としての機能を果たさなくなる可能性があります。そのため、合鍵を作成する際は、必ず元の鍵を持参し、複製は1回のみとするようにしましょう。

賃貸物件の場合は勝手に合鍵作成できない

賃貸物件の場合、大家さんや管理会社の許可なく合鍵は作成できません。勝手に合鍵を作成すると、契約違反になる可能性があります。これは、合鍵が不正に使用された場合、大家さんや管理会社に責任が生じる可能性があるためです。

合鍵を作成する前に、必ず大家さんや管理会社に相談し、許可を得るようにしましょう。許可を得る際には、合鍵を作成する理由や、作成した合鍵を誰に渡すのかなどを説明する必要があります。

鍵屋とホームセンターならどちらで作るべき?

鍵屋とホームセンターならどちらで作るべき?

合鍵の作成を検討する際、「鍵屋」と「ホームセンター」どちらを選ぶべきか迷ったときは、それぞれの特徴を理解した上で、状況に合わせて最適な選択をするのが重要です。

選ぶポイント 鍵屋 ホームセンター
鍵の種類 幅広い種類の鍵に対応可能 対応できる鍵の種類が限られる
技術力 高い技術力と専門知識を持つ 技術力にばらつきがある場合も
精度 高い精度が期待できる 精度が低い場合もある
費用 比較的高額 比較的安価
利便性 店舗数が少なく、営業時間も限られる 店舗数が多く、営業時間も長い
スピード 即日対応が難しい場合もある 多くの場合、即日対応可能

複雑な鍵を複製したい場合やできるだけ精度の高い合鍵が欲しい場合、セキュリティ面で不安がある場合は、鍵屋を選ぶべきです。

それに対し、シンプルな鍵を複製したい場合や費用を抑えたい場合は、ホームセンターに依頼するとよいでしょう。

合鍵作成を検討中の方は『鍵のトラブル・セーフリー』へ

合鍵作成はホームセンターでも対応しており、買い物ついでに依頼できるので便利です。しかし、対応できる鍵の種類が限られていること、鍵の複製精度に不安が残ることが懸念されます。

セキュリティ面を重視する場合は、鍵の専門家である鍵屋に依頼するのがおすすめです。さまざまな種類の鍵に対応しており、技術力も高いため、安心して合鍵を作成できます。

鍵のトラブル・セーフリーでは、信頼できる優良業者を多数紹介しています。安心して任せられる業者を簡単にピックアップできるので、ぜひチェックしてみてください。

ホームセンターで合鍵作成はできる?知っておきたいメリットと注意点のよくある質問

  • Q. 合鍵はホームセンターで作れますか?

    ホームセンターで合鍵を作成できます。
    ホームセンターでの合鍵作成は比較的安価で、作成時間が短いのが魅力です。ただし、作成できる鍵の種類は限られており、主にディスクシリンダー錠やピンシリンダー錠といった一般的な鍵に対応しています。ディンプルキーや特殊な鍵(電子キー、カードキーなど)は、ホームセンターでは作成できない場合が多いです。

  • Q. ホームセンターで合鍵を作成するのは誰ですか?

    ホームセンターで合鍵を作成するのは、基本的にホームセンターの店員です。
    合鍵の作成自体は、専用の機械を使用するため、合鍵作成の専門的な知識や技術を持っていなくても比較的簡単にできます。
    ただし、対応できる鍵の種類は限られており、主にディスクシリンダー錠やピンシリンダー錠といったシンプルな構造の鍵が中心となります。

  • Q. 合鍵はいくらで作れますか?

    ディスクシリンダー錠やピンシリンダー錠など一般的な鍵であれば、500円~2,000円程度が相場です。ホームセンターによっては、500円以下で作成できる場合もあります。詳しくは、ホームセンターに直接確認するのがよいでしょう。

  • Q. ホームセンターで合鍵を作るメリットは何ですか?

    ホームセンターで合鍵を作るメリットは、手軽さと価格の安さです。
    多くのホームセンターは生活圏内にあり、気軽に立ち寄れます。また、合鍵の作成時間も短く、数分から15分程度で受け取れることがほとんどです。そのため、急に合鍵が必要になった場合や、買い物ついでに合鍵を作りたい場合に便利です。
    さらに、ホームセンターでの合鍵作成は、鍵専門店やメーカーに比べて価格が安く、家計に優しいのも魅力です。

  • Q. ホームセンターで合鍵を作る際の注意点はありますか?

    ホームセンターでは対応できる鍵の種類が限られます。
    近年普及しているディンプルキーや電子キー、カードキーなどの特殊な鍵は、複雑な構造やセキュリティ機能を備えているため、ホームセンターでは対応できない場合があります。これらの鍵は、専門的な知識や技術、専用の機器が必要となるため、鍵専門店への依頼が必要です。

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