2024.11.07 2024.11.07
この記事では、引っ越し業者への支払い方法や引越し料金請求のタイミングについて徹底解説します。
支払い方法については、これまで現金払いが一般的でしたが、近年、キャッシュレス決済対応の業者も増えています。そこで、主要な引越し業者について対応状況を一覧でご紹介!ポイントなどを貯めてお得に引っ越したい方は必見です。
クレジットカード・QRコード・請求書払いの対応状況までご紹介。ぜひ参考にしてくださいね。
目次
引越し料金の支払い方法【現金よりキャッシュレス決済がお得】
引っ越し料金の支払い方法は、以下のとおりです。
- 現金
- クレジットカード
- QRコード決済(電子マネー・ポイント払い)
- 請求書払い(後払い)
それぞれの方法を確認していきましょう。
現金
引っ越し費用の支払いは、現金払いが基本です。
引っ越し業者はお釣りを用意しているので、細かいお金を準備する必要はありません。
また、現金で支払う際は必ず領収書を受け取りましょう。領収書は支払い済みであることを証明する書類であり、のちに起こるかもしれない不要なトラブルを回避できます。
クレジットカード
従来は現金での支払いが一般的でしたが、近年はクレジットカードに対応する引っ越し業者が増えています。
クレジットカード払いのメリットは、以下のとおり。
- 引っ越し費用でポイントを貯められる
- お得な優待サービスを受けられる
- 分割払いが可能で費用を抑えられる
クレジットカード払いを希望する場合は、見積もり依頼時にその旨を申し出ましょう。
当日に「クレジットカードで払いたい!」と申し出ても対応してもらえません。また、すべての引っ越し業者がクレジットカード払いに対応していないので、事前に確認しておくことをおすすめします。
引っ越し費用はクレカ払いできるのか知りたい方は、以下の記事をチェックしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
引っ越し費用はクレカ払いできる?対応サービスやお得な支払い方を徹底解説
2024.09.04 2024.09.04
QRコード決済(電子マネー・ポイント払い)
近年は、QRコード決済に対応する引っ越し業者も増えています。
QRコード決済のメリットは、以下のとおり。
- キャッシュバックやポイント還元を受けられる
- クレジットカードに比べて決済手数料が低い
- 現金でのやり取りが不要で支払いがスムーズ
現在、QRコード決済に対応する業者は限られています。
QRコードで支払いたい場合は、引っ越し業者の対応可否を事前に確認することが必須です。QRコード決済に対応している場合は、見積もり依頼時に利用したい旨を伝えましょう。
請求書払い(後払い)
請求書払いに対応する引っ越し業者も存在します。
請求書払いとは、発行された請求書を受け取り、指定期日までに入金する支払方法です。「後払い」ともいわれる決済方法で、企業間取引でよく使われています。
請求書払いのメリットは、以下のとおり。
- 引っ越し時に余裕を持った資金繰りが可能
- 転勤に伴う引っ越しは勤務先に請求できる
請求書払いが可能な引っ越し業者は限られています。
また、会社が法人契約を結ぶ引っ越し業者でしか認められないケースも多いです。請求書払いを希望する場合は、対応可能かどうか事前に確認しましょう。
引越し料金の支払いで「クレジットカード」対応の業者4選【注意点も】
クレジットカードに対応する主な引っ越し業者は、以下のとおりです。
- アーク引越センター
- アート引越センター
- サカイ引越センター
- 日本通運
各引っ越し業者の対応ブランドや支払方法を、以下の表にまとめました。
対応ブランド | 支払方法 | |
---|---|---|
アーク引越センター | VISA・Mastercard・JCB・AMEX | 要問い合わせ |
アート引越センター | VISA・JCB・AMEX | 一括払い |
サカイ引越センター | VISA・JCB | 一括払い |
日本通運 | UC・VISA・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・DC・UFJ ・EAON・NICOS・LIFE CARD・SAISON・JAL・CF・OMC・TSJ・アプラス・JACCSなど | 一括払い・分割払い・リボ払い |
参照:各業者の公式サイト
なお、各業者の対応ブランドと支払方法は、2024年時点での対応状況です。対応状況が変わる場合もあるため、詳細は公式サイトで確認してください。
引っ越し業者の口コミ・評判を知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてくださいね。
さらに詳しく知りたい方はこちら
引越し侍の料金は高い?評判・口コミから徹底比較【費用相場や人気の業者も】
2024.07.13 2024.11.20
クレジットカードで支払う際の注意点
便利なクレジットカード払いですが、以下の点に注意が必要です。
- 限度額に注意する
- 支払い回数に注意する
- 見積もり時に申告する
それぞれの概要を確認していきましょう。
限度額に注意する
クレジットカードには限度額が設定されています。
限度額は年収やカードのステータスで異なりますが、10万〜100万円ほどです。引っ越し時は何かと出費が増えるので、「限度額いっぱいで決済できない!」といった問題が起きないように気をつけてください。
支払い回数に注意する
クレジットカードの支払い回数も要注意です!
クレジット決済に対応する引っ越し業者は増えていますが、それでも「一括払い」が基本です。「分割払い」「リボ払い」に対応する引っ越し業者は多くないので、希望する場合は依頼前に確認しましょう。
見積もり時に申告する
クレジットカード払いを希望する場合は、見積もり時に申し出ましょう。
事前の申し出が必要なのは、標準引越運送約款において「見積書に記載された支払方法により、荷送人から運賃等を収受」と決められているためです。
引っ越し当日に決済方法を変更すると、見積書を作成し直さなければいけません。最悪の場合、対応を断られる可能性もあるので忘れずに申告しましょう。
引越し料金の支払いで「QRコード決済」対応の業者3選【注意点も】
QRコード対応の引っ越し業者は、以下のとおりです。
- アリさんマークの引越社
- スター引越センター
- 日本通運
各引っ越し業者の対応QRコードを、以下の表にまとめました。
対応QRコード | |
---|---|
アリさんマークの引越社 | 楽天ペイ・PayPay・LINE Pay・メルペイ・au PAY・ゆうちょPay・AEON Pay |
スター引越センター | 楽天ペイ・PayPay・LINE Pay・メルペイ・au PAY・d払い |
日本通運 | 楽天ペイ・PayPay・LINE Pay・メルペイ・au PAY・d払い・ゆうちょPay・WeChat Pay・Alipay・J-Coin Pay |
参照:各業者の公式サイト
なお、各引っ越し業者の対応QRコードは、2024年時点での対応状況です。対応QRコードが変わる場合もあるため、詳細は公式サイトで確認してください。
QRコード決済を利用する際の注意点
QRコード決済の注意点は、以下のとおりです。
- 決済アプリの準備が必要
- 通信環境の影響を受ける
それぞれの概要を確認していきましょう。
決済アプリの準備が必要
QRコード決済を利用するには、決済アプリのインストールが必要です。
また、事前のチャージ、クレジットカードや銀行口座の登録等も準備しなければいけません。荷造りなどの引っ越し準備に追われるなか、アプリのインストールや登録作業が面倒に感じる可能性があります。
通信環境の影響を受ける
QRコードで決済するには、通信環境が必要です。
モバイルデータ通信が利用できるスマホであれば、QRコードを読み取れるので問題ありません。ただし、通信環境が悪かったりスマホの充電が切れたりした場合、QRコードを読み取れなくなります。当日支払えるよう、しっかり充電しておきましょう。
引越し料金の支払いで「請求書払い(後払い)」対応の業者3選【注意点も】
請求書払い対応の引っ越し業者は、以下のとおりです。
- サカイ引越センター
- ヤマトホームコンビニエンス
- 日本通運
各引っ越し業者の概要を、以下の表にまとめました。
概要 | |
---|---|
サカイ引越センター | 引っ越し前の事前振込であれば対応できます。法人契約のある会社は「後払い」でも可能。 |
ヤマトホームコンビニエンス | 法人未収契約を結んだ会社の場合は、「法人一括請求(請求書払い)」が可能。 |
日本通運 | 請求書先の情報や支払い方法等の条件が確認できた場合、「請求書払い」が可能。 |
参照:各業者の公式サイト
引っ越し業者によって、利用条件が異なります。
請求書払いの利用条件が変わる場合もあるので、詳細が必要な場合は各社公式サイトで確認してください。
請求書払いを利用する際の注意点
請求書払いの注意点は、以下のとおりです。
- 住所や会社名など請求先の情報が必要
- 支払い漏れがないように会社に報告する
それぞれの概要を確認していきましょう。
住所や会社名など請求先の情報が必要
請求書払いを利用するには、請求先の情報を事前に伝える必要があります。
提示が必要な主な情報は、以下のとおり。
- 送り先の住所
- 会社名
- 担当部署
- 担当者の氏名
これらの情報を確認できない場合、請求書払いを断られる可能性があります。
また、請求先の情報を間違えると、引っ越し業者と会社の双方に迷惑がかかる恐れも。請求先に間違いがないように、十分に確認してから業者に伝えましょう。
支払い漏れがないように会社に報告する
請求書払いで起こりがちなのが、支払い漏れです。
支払う側の原因として、以下のことが考えられます。
- 経理担当者が処理するのを忘れていた
- 請求書を経理担当者に回していなかった
上記のように単純ミスであれば、気づいた時点で処理し直せばすぐに解決可能です。
ただし、支払い漏れは会社の信頼を失くすうえに、引っ越し業者にも迷惑がかかります。支払い漏れがないように、経理担当者にしっかり報告しましょう。
引越し料金はいつ支払う?【国土交通省の規定を確認】
引っ越し費用の支払いは、「前払い」が基本です。
国土交通省が定める「標準引越運送約款」に、以下のような記述があります。
第十九条 (運賃等の収受)
当店は、荷物を受け取るときに見積書に記載された支払方法により、荷送人から運賃等を収受します。引用:標準引越運送約款
標準引越運送約款は、引っ越し業者と消費者間のトラブルを未然に防ぐことを目的とした決まりごとです。
この約款では、荷物の受取時に引っ越し費用を支払うことがルールで決められています。クレジットカードや現金など支払方法にかかわらず前払いが基本なので、すぐに支払えるように準備しておきましょう。
当日に引っ越し費用が足りない場合の対処法について知りたい方は、以下の記事をチェックしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
2024.07.07 2024.08.09
引越し費用の支払いはキャッシュレスが使えるとお得!請求時期にも注意を
今回は、引っ越し業者への支払い方法や引越し料金請求のタイミングについて徹底解説してきました。
引っ越し費用は現金払いが一般的でしたが、近年はキャッシュレス決済に対応する業者が増えています。クレジットカードやQRコードでの支払いは手軽な上に、金額に応じてポイントが貯まるのでかなりお得です。引っ越し費用を抑えたいなら、キャッシュレス決済に対応する引っ越し業者を選びましょう。
効率的にお得な引っ越し業者を探すなら、「セーフリー」を活用しましょう。掲載業者から条件で絞り込んで適切な業者が見つかるセーフリーなら、自分にぴったりの依頼先が探せます。実際に利用した人のリアルな声も掲載されており、業者を選ぶ際の参考になるはず。
気になる業者を見つけたら、まずは無料見積もりを依頼してくださいね!
引越し料金の支払方法と請求タイミングとは?【各社キャッシュレス対応状況を徹底比較】のよくある質問
-
Q. 引っ越し費用はいつ支払う?後払いは可能?
A.作業開始のタイミングで前払いするのが基本です。一定の条件を満たす必要はありますが、請求書払い(後払い)に対応する引っ越し業者も存在します。後払いを希望する場合は、見積もり時に申し出ましょう。
-
Q. 引っ越し費用をクレジットカードで支払うと手数料がかかる?どのくらい?
A.「分割払い」や「リボ払い」を選択した場合は、カード会社の金利手数料が発生します。クレジットカードの金利手数料は、年15~18%が一般的です。引っ越し費用を抑えたい方は、「一括払い」を選択しましょう。
-
Q. 引っ越し費用を現金以外で支払いたい!いつ業者に伝えるべき?
A.クレジットカードやQRコード等で支払いたい場合は、見積もり依頼時に申し出ましょう。引っ越し当日に申し出ても対応してもらえない可能性があります。
引っ越し費用の
地域からおすすめ業者を探す
引っ越し費用の関連記事
-
引っ越し費用はローンで支払い可能!費用相場から節約方法なども紹介
-
引っ越しで受け取れる補助金・助成金とは|対象になる人や条件を解説!
-
学生の引っ越し費用相場!学割パックがおトク?【料金を抑えるコツも解説】
-
一人暮らし(単身)の引っ越し費用相場は?【安く抑える方法も徹底解説】
-
2LDK/2DKの引っ越し費用を徹底解説【料金を安くするコツも】
-
3LDKの引っ越し費用の相場は?【料金を節約するコツも紹介】
-
引っ越し費用を抑えるための12のコツ【とことん節約したい人必見】
-
3人家族の引っ越し費用相場は?料金を抑えたおトクな転居の方法も解説!
-
一人暮らしの引っ越しに使える補助金・助成金一覧!費用を抑える方法も
-
引越しのキャンセル料はいつからどのくらい発生?契約後の断り方やダンボールの返却方法も解説