2024.03.08 2024.11.29
この記事では、7月に引越しするときの費用相場、メリット、注意点について、詳しく解説していきます。
7月は引越しの繁忙期を過ぎたものの、夏休みに差しかかるタイミング。「人の移動が多く、業者の予定が埋まりやすいのでは?」「7月に引越すメリットはあるの?」など疑問を抱く方も多いでしょう。
記事後半では、7月の引越し費用を抑える節約術、注意点まで詳しく紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
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目次
7月の引越しは夏休み前がお得!【上旬〜下旬・前後月との比較】
まずは、7月の引越し費用相場の全体像を確認してみましょう。
単身(荷物少なめ) | 単身(荷物多め) | 夫婦・カップル | 3人以上の家族 | |
---|---|---|---|---|
7月上旬 | 平均3万6000円 | 平均4万7000円 | 平均7万3000円 | 平均7万3000円〜9万1000円 |
7月中旬 | 平均3万8000円 | 平均4万5000円 | 平均8万0000円 | 平均8万6000円〜9万7000円 |
7月下旬 | 平均3万6000円 | 平均4万8000円 | 平均8万0000円 | 平均9万4000円〜11万0000円 |
※参照:価格.com
単身の引越しだと、上旬〜下旬いずれも費用面で大きな違いはありません。しかし、2人暮らしやファミリーの引越しになると、7月中旬以降、費用が高くなるのが分かるかと思います。
このため、7月の引越しは下旬から始まる夏休み前に依頼するのが、費用面でおすすめと言えるでしょう。
6月・8月との比較
続いて、前後月である6月、8月との比較です。
単身(荷物少なめ) | 単身(荷物多め) | 夫婦・カップル | 3人以上の家族 | |
---|---|---|---|---|
6月 | 平均3万4000円 | 平均4万6000円 | 平均7万3000円 | 平均8万6000円〜10万3000円 |
7月 | 平均3万6000円 | 平均4万7000円 | 平均7万6000円 | 平均8万2000円〜9万9000円 |
8月 | 平均3万8000円 | 平均4万7000円 | 平均7万2000円 | 平均8万1000円〜9万9000円 |
※参照:価格.com
単身の引越しは、「6月→7月→8月」の順で引越し費用が若干高くなっていきますが、ほぼ同じといっていい程度の違いでしょう。一方、2人暮らしの場合は8月、ファミリーの引越しでは7・8月が費用面でお得だと分かります。
7月の引越し費用相場は?【世帯人数別/距離別etc.】
ここからは、単身・2人暮らし・ファミリーに分け、さらに詳しく費用相場をチェックしていきます。
単身(1人暮らし)の費用相場
距離と時期に分けた、単身の引越し費用相場は以下の通りです。
7月上旬 | 7月中旬 | 7月下旬 | |
---|---|---|---|
15km以内 (同一市区町村程度) |
平均2万6000円〜3万2000円 | 平均2万9000円〜3万2000円 | 平均2万8000円〜3万2000円 |
50km以内 (同一都道府県内程度) |
平均2万9000円〜3万5000円 | 平均2万8000円〜3万5000円 | 平均3万円〜4万円 |
200km以内 (近隣地方) |
平均3万9000円〜5万4000円 | 平均4万2000円〜5万円 | 平均5万円〜5万5000円 |
200km以上 (遠方) |
平均5万〜9万円 | 平均5万5000円〜8万8000円 | 平均6万〜9万円 |
※参照元:引越し侍
移動距離別で見ても、7月上旬の引越しが一番お得であることが分かります。また、単身の引越しでは、時期による大きな違いはないと考えて良いでしょう。
夫婦・カップル(2人暮らし)の費用相場
夫婦やカップルなど、2人暮らしの場合の費用相場は以下の通りです。
7月上旬 | 7月中旬 | 7月下旬 | |
---|---|---|---|
15km以内 (同一市区町村程度) |
平均5万5000円 | 平均6万円 | 平均6万2000円 |
50km以内 (同一都道府県内程度) |
平均6万0000円 | 平均6万4000円 | 平均6万4000円 |
200km以内 (近隣地方) |
平均6万3000円 | 平均13万0000円 | 平均11万円 |
200km以上 (遠方) |
平均17万〜19万円 | 平均16万7000円 | 平均14万5000円〜22万5000円 |
※参照元:引越し侍
50km以内であればそこまで大きな差はないものの、遠方の引っ越しほど、時期によって金額差があります。
ファミリー(3人以上)の費用相場
3人以上のファミリーで7月に引越す場合、費用相場は以下の通りです。
7月上旬 | 7月中旬 | 7月下旬 | |
---|---|---|---|
15km以内 (同一市区町村程度) |
平均6万1000円〜9万7000円 | 平均7万4000円〜10万5000円 | 平均8万7000円〜9万円 |
50km以内 (同一都道府県内程度) |
平均6万5000円〜12万円 | 平均7万8000円〜23万円 | 平均8万7000円〜12万7000円 |
200km以内 (近隣地方) |
平均8万6000円〜15万4000円 | 平均13万0000円〜19万1000円 | 平均15万円〜21万円 |
200km以上 (遠方) |
平均21万5000円〜34万円 | 平均22万7000円〜34万円 | 平均23万〜35万円 |
※参照元:引越し侍
どの距離でも上旬が安いですが、中旬と下旬では大きな差がない場合もあります。特に遠方の引越しは、時期による費用の大きな差は見られません。
7月の引越し費用を抑える6つの節約術!
7月は引越し繁忙期ではないものの、可能な限り費用を抑えたいと考える方も多いでしょう。そんなときは、以下6つの節約術を試してみてください
- 土日祝・月末の引越しは避ける
- 午後便/フリー便で依頼する
- 不用品は処分・売却して荷物を減らす
- できるだけ自力で運ぶ
- 複数業者で相見積もりする
- オプションは利用しない
順番に解説していきます。
土日祝・月末の引越しは避ける
引越し日において、週末や祝日、月末は引越し業者の需要が高くなり、それに伴って料金も上昇します。また、7月の引越し費用相場を見ても、月末は高くなる傾向だと分かりました。
そのため、平日や月初めに引越しすることで、費用の節約が可能です。平日の引越しは、業者の予約も比較的取りやすく、スムーズな引越しが期待できます。
午後便/フリー便で依頼する
引越し業者は、時間帯によって料金設定が異なります。人気があり、料金が高いのは午前便です。午後便やフリー便(時間指定なし)を選択すると、料金が節約できるでしょう。
特にフリー便は、業者がその日のスケジュールに合わせて引越し時間を決めるため、通常料金よりも安い傾向にあります。時間の融通がきく場合は、これらの便を利用して引越し費用を抑えましょう。
不用品は処分・売却して荷物を減らす
引越し料金は、荷物の量も大きく影響します。不要なものは事前に処分するか、売却し荷物を減らしましょう。必要なトラックのサイズが小さくなり、それに伴って料金が下がる可能性があります。
引越しを機に不用品を整理するのは、新生活をスタートする上でもメリットが多いため、この機会に見直してみましょう。
できるだけ自力で運ぶ
引越し作業において、できる限り荷物を自分で運ぶのも節約方法の一つ。
前提として、プロの業者に依頼するのが安全で確実です。しかし、時間と労力を割くことが可能であれば、自分で荷物を運ぶことにより引越し費用を大きく削減できるでしょう。
ただし、短距離の引越しであり、梱包から搬出・搬入まで自力で対応できる場合に限られます。
複数業者で相見積もりする
引越し業者を選ぶときは、複数業者から見積もりを取りましょう。各業者の料金を比較し、コストパフォーマンスの高い業者が選定できます。また、他社の見積もりを提示することで、料金交渉がしやすいメリットもあります。
手間はかかりますが、最低でも3社以上から見積もりを取りましょう。引越し業者を紹介しているセーフリーのサービスであれば、手間を減らしながら複数の業者にアプローチが可能です。気に入った業者があればまずは問合せてみましょう。
オプションは利用しない
不要なオプションサービスは利用しないようにしましょう。例えば、梱包材を自分で用意すると、引越し業者が提供する梱包サービスを利用しなくて済みます。ダンボールやガムテープは、ホームセンターやスーパーマーケットなどで低価格、あるいは無料で入手できます。
また、荷づくりや荷ほどきも自分ですることで、サービスにかかる追加料金を削減できるでしょう。
引越しを7月にするメリット3つ
7月に引越すのは、以下3つのメリットがあります。
- 引越費用が繁忙期に比べて安い
- 希望の日程を押さえやすい
- 物件探しがスムーズ
時期的にも引越し業界全体が落ち着いているため、費用の面、日程や物件選びの面でメリットが大きいです。
引越費用が繁忙期に比べて安い
7月は年間を通して引越し業者の料金が高くない、通常期に当たります。特に春先3~4月の繁忙期に比べ、料金が低くなっています。加えて、曜日や時間帯を賢く選ぶことで、さらに引越し費用を抑えられるでしょう。
ただし、8月に入ると夏休みやお盆休みの影響で料金が上昇するため、費用面を重視するなら7月前半に引越しすると良いです。
希望の日程を押さえやすい
7月は繁忙期と比べ予約が取りやすく、希望の日程を確保しやすいメリットがあります。繁忙期は、作業の遅延などにより予定通りに進まない点もありますが、7月は業者に余裕があるため、予定の遅れが少なく、スムーズな引越しが期待できます。
また、お盆や夏休み期間の渋滞が少なく、観光地でなければ移動も比較的スムーズです。
物件探しがスムーズ
7月は転勤や新生活が始まる時期ではないため、引越しする人が少ない月。その結果、不動産業者にも余裕があり、物件探しがスムーズになるでしょう。繁忙期に比べ不動産との契約や交渉も問題なく進み、ゆっくり時間をかけて理想の物件が探せます。
7月の引越しにおける注意点とは
7月の引越しが決まった場合、注意すべきはとにかく暑いこと。夏の引越し特有の注意点について見ていきます。
熱中症に気をつける
7月の暑さは引越し作業に大きな影響を及ぼします。作業員だけでなく、自身も熱中症のリスクに十分注意する必要があります。引越し作業中は、室内の空調が止まっている場合が多いため、暑さによる体調不良に陥りやすいです。
水分補給をこまめに実施し、休憩を取るなどして熱中症の予防を心がけましょう。また、引越し前後の食品管理にも注意が必要で、特に生ものは事前に使い切るか、処分しておくべきです。
エアコン工事の予約が取りづらい
7月はエアコン工事の需要が高まるため、工事の予約が取りづらいです。7月に予約したところで、取り付け工事が8月、9月になるなんてこともザラにあります。
そのため、新居でエアコン設置が必要な場合は、早めに工事のスケジュールを確認し、できるだけ早く予約を入れてください。エアコン工事は専門業者に依頼するのが一般的です。セーフリーの無料見積もりサービスをご活用ください。
引越し業者にエアコン取り付けサービスがある場合は、見積もり時に相談すると良いでしょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
引っ越しで新居にエアコンを持っていく費用は高い?移設vs買い替え【コスパ徹底解説】
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7月の引越しは暑さ対策と早めの計画を
7月の引越し費用相場やメリット、節約術について解説しました。
繁忙期を過ぎた7月はメリットが多い一方で、暑さ対策が必須。また、引越し先ですぐにエアコンを使えるようにするなど、体調管理の面で早めの計画が必須と言えます。費用面も考慮しながら、計画的に引越しを進めていきましょう。
業者探しでお困りの場合は、セーフリーをご活用ください。当サイトでは、多くの引越し業者で簡単に見積もりが可能です。この機会にぜひお問い合わせください!
7月の引越しはメリットだらけ?費用相場や節約術・注意点を解説のよくある質問
-
Q. 7月の引越しはいつ頃から見積もりとるべき?
A.単身の場合は1ヶ月前、ファミリーの場合は2ヶ月前ほどから見積もりを取ると余裕がもてます。
-
Q. 引越し日の縁起は気にするべき?
A.縁起を気にする方はほとんどいませんが、気になるのであれば六曜で日取りを決めれば良いでしょう。
-
Q. 7月の暑さ対策のポイントは?
A.換気と水分補給、休憩は徹底しましょう。エアコンがなくてもすぐに使用できる扇風機などがあれば便利です。
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