引越しを4月にしているとき

4月の引越し費用相場!いつが安い?節約方法も徹底解説

2024.01.09 2024.01.15

引越しは時期によって費用に大きな差があります。特に引越しの多い春は費用が高くなるのが一般的ですが、本記事では4月に引越しする場合の費用について、スポットを当てていきます。

「4月に引越すならいつ?」
「少しでも節約したい…」

こういった悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてください。

4月の引越し費用相場【単身・カップル・家族】

引越しを4月に開始したあと

3月に引き続き引っ越し繁忙期の4月。一年を通して引越し費用が最も高くなる時期です。まずは、運搬距離と世帯数ごとに、平均的な引越し費用を確認していきましょう。

単身(荷物少なめ) 単身(荷物多め) 夫婦・カップル 家族
15km以内
(同一市区町村程度)
平均3万4,000円 平均4万2,000円 平均8万2,000円 平均9万7,000〜17万円
50km以内
(同一都道府県内程度)
平均3万9,000円 平均4万8,000円 平均8万3,000円 平均11万4,000〜16万6,000円
200km以内(近隣地方) 平均5万4,000円 平均7万円 平均16万5,000円 平均18万〜28万円
200km以上(遠方) 平均9万円 平均11万円 平均19万5,000円 平均35万〜51万7,000円

参照:引越し侍調べ

単身の場合は高くても10万円程度、2人暮らしや家族単位での引越しになると、引越し料金は10万円を超えてくる場合が多いです。

単身(1人暮らし)の場合

続いて、単身引越しの場合の費用相場です。

荷物少なめ 荷物多め
15km以内
(同一市区町村程度)
平均3万4,000円 平均4万2,000円
50km以内
(同一都道府県内程度)
平均3万9,000円 平均4万8,000円
200km以内
(近隣地方)
平均5万4,000円 平均7万円
200km以上
(遠方)
平均9万〜11万4,000円 平均11万円

参照:引越し侍調べ

単身者の引越しは荷物量が比較的少ないため、引越し費用も他の世帯形態に比べて安いでしょう。しかし、4月は依然として引越し需要が高いため、料金が高騰しやすい時期です。

単身者向けの引越しプラン、単身パックなどを利用することで、費用を抑えられる場合もあります。

カップル・夫婦(2人暮らし)の場合

カップルや夫婦、2人暮らしの場合は、以下の通りです。

費用相場
15km以内
(同一市区町村程度)
平均8万2,000円
50km以内
(同一都道府県内程度)
平均8万3,000円
200km以内
(近隣地方)
平均16万5,000円
200km以上
(遠方)
平均19万5,000円

参照:引越し侍調べ

夫婦やカップルの引越しでは、単身者に比べ荷物の量が増え、それに伴って費用も上昇します。特に家具や家電などの大きな荷物が多い場合、大きいトラックが必要になる、作業員の手間が増えることで、引越し費用はさらに大きくなります。

荷物整理を事前にしっかりと行い、必要なサービスを厳選することで、引越し費用を抑えることは可能です。

3人以上の家族の場合

最後に、3人以上の家族で4月に引っ越す場合の費用相場です。

3人家族 4人家族 5人家族
15km以内
(同一市区町村程度)
平均9万7,000円 平均10万5,000円 平均17万円
50km以内
(同一都道府県内程度)
平均11万4,000円 平均12万円 平均16万6,000円
200km以内
(近隣地方)
平均18万円 平均20万円 平均28万円
200km以上
(遠方)
平均35万円 平均37万3,000円 平均51万7,000円

参照:引越し侍調べ

家族単位での引越しは、単身者やカップルと比べ、さらに荷物量が多くなります。子供の荷物なども加わるため、引越し費用は高額になりがちです。

荷造りを自分たちで行う、時期や時間帯を考慮することで、費用を抑えることができるでしょう。また、家族向けの引越しプランを提供している業者を利用することも、一つの方法です。

4月の引越しはいつが安い?【おすすめのタイミング】

4月に引越しが終わったあと

4月の中でも、上旬、中旬、下旬で引越し料金に違いがあります。時期による引越し費用の差を見ていきましょう。

単身 夫婦・カップル 3人家族 4人以上
4月上旬 平均5万円 平均10万2,000円 平均12万円 平均13万円
4月中旬 平均4万円 平均8万円 平均9万円 平均13万円
4月下旬 平均4万円 平均8万円 平均8万6,000円 平均9万円

参照:引越し侍調べ

4月上旬の引越し費用が一番高く、中旬、下旬と時期を遅らせることで、費用が安くなっていくのが分かります。

このため、4月の引越しは「下旬→中旬→上旬」の順番で費用が安くなる傾向です。スケジュールの調整が可能で、安く済ませたいなら下旬を選びましょう。

4月の引越し費用の節約方法8選!

引越しを4月に検討中

4月に引越しを控えている状況で、「少しでも安く引越ししたい…」「繁忙期と分かっているけど、それでも安くならないか…」と思案している方は多いでしょう。

ここでは、4月の引越し費用を節約する8つの方法を解説していきます。

  • 見積もりが安い時期・曜日に引っ越す
  • 作業時間は指定しない
  • 荷物を減らす
  • 必要なものは自分で用意する
  • 相見積もりを行う
  • 混載便を利用する
  • 単身パック/単身プランなどを活用する
  • 値引き交渉してみる

うまくやれば大きな節約になる場合もあるので、ぜひチェックしてみてください。

見積もりが安い時期・曜日に引っ越す

4月中旬以降は引越しの需要が少し落ち着き、業者の引越し料金も安くなる傾向があります。また、土日祝日や大安などの吉日は避け、平日や仏滅など引越し料金が比較的安くなる日を狙うと良いでしょう。

引越し業者の予約状況にもよりますが、料金の変動が大きいため、日程に柔軟性を持つことが重要です。

作業時間は指定しない

時間指定なしのフリー便は、引越し業者の都合に合わせた作業となるため、その分費用を削減できる場合があります。ただし、引越しの正確な時間が事前に分からないため、当日のスケジュールには余裕を持たせておく必要があります。

荷物を減らす

引越しの際、荷物量が多いほど費用が高くなります。不用品は事前に処分し、必要最低限の荷物だけで引越しを行うことで、費用を節約できます。

小さくて軽い荷物は、可能ならば自分で運ぶことも検討しましょう。また、引越しを機に物量を減らすことで、新生活をスッキリと始められるメリットも。「荷物が多いなあ」と日頃思っている人には特におすすめの方法です。

必要なものは自分で用意する

引越し業者が用意する梱包材や段ボールは、オプションで追加料金がかかることがあります。引越し費用を節約するためには、梱包に必要な段ボールやテープ、緩衝材などは自分で用意しましょう。

ホームセンターや家電量販店で不要になった段ボールを、無料または安価で入手できる場合が多いです。自分で梱包することで、無駄な荷物を減らす良い機会にもなります。

相見積もりを行う

複数の引越し業者に見積もりを依頼することは、引越し費用を節約する上で効果的な方法です。相見積もりを行うことで、業者間でのサービス内容や価格の比較が可能となり、コストパフォーマンスに優れた業者を選ぶことができるでしょう。

混載便を利用する

混載便は、他の荷物と一緒に自分の荷物を運んでもらうサービスです。運送コストを削減し、引越し費用を安く抑えることが可能になります。特に荷物量が少ない単身者や、運送距離が長い場合に効果的です。

ただし、混載便は配送スケジュールに柔軟性が必要であるため、引越し日程に余裕を持って計画することが大切です。

単身パック/単身プランなどを活用する

多くの引越し業者は、荷物の量が少ない単身者向けに「単身パック」「単身プラン」などを用意しています。これらのプランは、通常の引越しサービスに比べ費用が抑えられています。

ただし、荷物の量に制限があったり、特定の条件が設定されている場合もあるため、利用条件を確認し自身の引越しに適しているか検討することが大切です。

値引き交渉してみる

4月の引越し費用は、業者によって値引き交渉できるかもしれません。相見積もりを取った際は、他社の見積もりを参考にして価格交渉してみましょう。

引越し業者もビジネスであり、顧客を獲得するためには柔軟に対応することがあります。交渉は礼儀正しく、サービス内容や市場価格を理解した上で行うことが重要です。

引越しを4月にするメリット

引越しを4月に決定するとき

4月に引越しを行うことは、いくつかのメリットがあります。

  • 繁忙期の終わりに差し掛かる
  • 新学期・新年度に合わせやすい
  • 新生活グッズのセールが多い
  • 社会的なサイクルにフィットする

ここでは、4月に引越しを行う際の主なメリットを解説していきます。

繁忙期の終わりに差し掛かる

4月上旬を過ぎると、3月からの引越しシーズンのピークが落ち着き、引越し業者の予約が取りやすくなります。また、引越し料金が3月のピーク時に比べて安価になる可能性が高まります。

さらに引越し業者のスケジュールに余裕が出てくるため、サービスの質が向上し、より柔軟な対応が期待できるでしょう。

新学期・新年度に合わせやすい

多くの学校や企業の新学期・新年度が4月に始まるため、4月上旬に引越しを行うと新しい環境にスムーズに適応しやすくなります。子供が学校に通い始める家庭や、新たな職場に就く人にとっては、4月上旬の引越しはタイミングとして適しているでしょう。

新生活グッズのセールが多い

新生活を迎える人に向けに、多くの家具や家電、日用品がセール、お得なセットで販売されます。4月に引越しをすることで、新居に必要なアイテムをお得に揃えるチャンスが増えます。

社会的なサイクルにフィットする

社会全体が新年度を迎える4月は、多くのサービスや施設が新しいスタートを切る時期です。新しい住まいでの生活を始めるにあたり、各種サービスの申し込みや地域コミュニティに参加しやすくなります。

引越しを4月にするデメリット

引越しが4月に完了したあと

一方で、4月に引越すデメリットについても理解しておく必要があります。

  • 4月上旬は依然として繁忙期
  • 準備期間が短い

これらのデメリットも考慮し、4月に引越すかどうかやデメリットを補う方法を検討しましょう。

4月上旬は依然として繁忙期

4月上旬は、3月に引き続き引越しシーズンのピークとなります。そのため、4月でも特に上旬は引越し業者のスケジュールが埋まりやすく、希望日程や時間帯での予約が難しくなるでしょう。また、引越し料金も高い状態が続きます。

準備期間が短い

4月の引越しは新年度の開始に合わせるため、準備期間が限られることがあります。新しい職場や学校が始まる前に引越しを完了させるため、短期間で準備を進める必要があります。

また、引越しと新生活のスタートが同時に重なることで、スムーズな移行が難しくなる可能性も考えられるでしょう。

4月の引越しは日取りを考えて節約を!

いかがでしたでしょうか?引越しを4月にする際の費用相場、また節約方法・注意点について、お分かりいただけたかと思います。

4月上旬は3月に続き費用が高くなる傾向がありますが、中旬になると費用を抑えられるでしょう。そのため、日取りを考慮しつつ、本記事で紹介した節約ポイントも押さえながら、計画を進めていきましょう。

セーフリーでは、引っ越し繁忙期の4月でも対応可能な業者を多数紹介しています。予約に空きがあるうちに行動することが大事ですので、まずは相談から始めてみましょう。

4月の引越し費用相場!いつが安い?節約方法も徹底解説のよくある質問

  • Q. 4月の引越しピークはいつ?

    4月の引越しピークは上旬で、費用も高くなる傾向があります。

  • Q. 4月に引越す場合の物件探しはいつから?

    4月に入居する場合、入居予定日の1ヶ月半程度前から物件を探すと良いでしょう。

  • Q. 4月の繁忙期の引越しを業者に断られる可能性はある?

    4月は繁忙期であるため、希望日の引越しを断られる場合もあるでしょう。