2024.04.02 2024.11.29
本記事では、1月の引っ越しにかかる費用やメリット、注意点などを解説していきます。
「年明けの引っ越しは高い?」
「1月の引っ越しで注意すべきポイントはある?」
年の変わり目の引っ越しは、何かと不安に感じる人も多いかもしれません。1月の引っ越し費用相場に加え、費用をおさえるコツや注意点まで詳しく紹介していきます。
1月に引っ越そうと考えている人は、ぜひ読んでみてください。
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目次
1月で最も引っ越し費用が安いのは?【おすすめの時期】
1月の引っ越しにおすすめの時期は、平均費用が安い中旬です。
単身(荷物少なめ) | 単身(荷物多め) | カップル・夫婦 | 家族(3人以上) | |
1月上旬 | 46,962円 | 51,208円 | 68,687円 | 79,560〜
97,171円 |
1月中旬 | 42,262円 | 45,737円 | 66,001円 | 83,095〜85,800円 |
1月下旬 | 46,359円 | 53,770円 | 78,827円 | 87,284〜91,544円 |
参照元:価格.com
家族の引っ越しだと上旬が安い場合もありますが、変動幅もあります。相場はさまざまな条件で変動するので、あくまでも目安にしましょう。
1月の引っ越し費用相場【単身・カップル・家族】
1月の引っ越し費用相場を、前後の月と比較してみましょう。1月は年間で引っ越し料金が安い月といわれていますが、単身だと前後の月よりも平均費用が高い傾向です。
単身(荷物少なめ) | 単身(荷物多め) | カップル・夫婦 | 家蔵(3人以上) | |
12月 | 35,661円 | 46,392円 | 71,830円 | 90,010〜111,857円 |
1月 | 46,311円 | 51,058円 | 70,781円 | 82,053〜94,882円 |
2月 | 38,971円 | 47,171円 | 74,675円 | 92,968〜103,358円 |
参照元:価格.com
より詳細な1月の引っ越し費用の参考として、以下に家族形態の違いによる費用相場を紹介していきます。
1人暮らしの場合
1人暮らしの1月の引っ越し費用相場は、以下の通りです。
1月上旬 | 1月中旬 | 1月下旬 | |
同一市区町村程度
(15km未満) |
25,500〜
28,000円 |
28,040〜
29,900円 |
27,000〜
30,000円 |
同一都道府県程度
(50km未満) |
27,000〜
30,000円 |
32,200〜
35,000円 |
29,500〜
35,000円 |
同一地方程度
(200km未満) |
30,000〜
37,500円 |
41,250〜
41,400円 |
43,200〜
48,000円 |
近隣地方以上
(200km以上) |
41,600〜
93,200円 |
50,000〜
90,000円 |
58,500〜
90,000円 |
参照元:引越し侍
同一都道府県程度までの距離なら、中旬の費用が高くなります。同一地方以上は上旬から徐々に高くなるので、早めに引っ越すのが良いでしょう。
2人暮らしの場合
2人暮らしの1月の引っ越し費用相場は、以下の通りです。
1月上旬 | 1月中旬 | 1月下旬 | |
同一市区町村程度
(15km未満) |
65,000円 | 50,000円 | 58,000円 |
同一都道府県程度
(50km未満) |
57,000円 | 55,000円 | 60,000円 |
同一地方程度
(200km未満) |
100,000円 | 85,000円 | 100,000円 |
近隣地方以上
(200km以上) |
106,300〜
179,000円 |
165,000〜
173,000円 |
110,000〜
145,000円 |
参照元:引越し侍
同一地方程度までなら中旬に安く引っ越しできます。近隣地方以上の中旬の引っ越しは、最低相場が高くなる点に注意してください。
3人以上の家族の場合
3人以上の家族の、1月の引っ越し費用相場は以下の通りです。
1月上旬 | 1月中旬 | 1月下旬 | |
同一市区町村程度
(15km未満) |
82,500〜
90,000円 |
62,000〜
79,000円 |
66,000〜
80,000円 |
同一都道府県程度
(50km未満) |
77,000〜
166,000円 |
75,000〜
124,000円 |
77,000〜
135,000円 |
同一地方程度
(200km未満) |
110,000〜
136,000円 |
87,000〜
127,000円 |
129,000〜
190,000円 |
近隣地方以上
(200km以上) |
145,000〜
330,000円 |
225,000〜
310,000円 |
175,000〜
236,000円 |
参照元:引越し侍
3人以上になると相場の変動幅も大きいですが、料金変動の傾向としては、2人暮らしの傾向と似ています。こちらも同一地方程度までなら、中旬が狙い目といえるでしょう。
1月に引っ越しする際の費用を抑える6つのコツ【節約術】
引っ越しで費用を抑えるためのコツを紹介していきます。1月の引っ越しは、以下6つの節約術を活用すると費用を削減できます。
- 引っ越し日を早めに決めておく
- 早めに複数社から見積もりを取る
- フリー便を利用する
- 平日に依頼する
- 荷物の整理やゴミの処分を済ませておく
- 単身の人は単身パックを利用する
順番に解説していきます。
引っ越し日を早めに決めておく
引っ越しは、日程を早めに決めておくと費用を抑えやすいです。1月は、下旬から引っ越し業者の利用者が増えはじめるため、状況に応じて料金が上がる場合があります。
また、引っ越し業者は独自に割引日を設定している場合があるので、割引日に予約できるかどうかもポイント。
安く利用できる日を予約を抑えるためにも、日程は早めに決めておきましょう。
早めに複数社から見積もりを取る
複数社からの見積もりを早めに取るのも、費用を抑えるポイントです。
引っ越し業者は、1社からしか見積もりを取らないと、安くする努力をしてくれません。また、トラックやスタッフの数に限りがあるので、見積もりのタイミングが遅くなると、料金が高くなりがちです。
引っ越し希望日が決まったら、早めにいくつかの引っ越し業者に見積もりを依頼してください。
フリー便を利用する
時間に余裕がある人は、フリー便を利用すると料金を安くできます。フリー便とは、時間を指定せず、作業時間を引っ越し業者の都合に合わせるプランです。
業者にとっては、1日の仕事を効率良くするプランであるため、割安な料金で提供されています。
通常料金から5,000〜20,000円程度安くなるので、費用を少しでも抑えたい人は、フリー便を検討してみましょう。
平日に依頼する
引っ越し料金は、平日に依頼すると安くなる傾向があります。土日祝日は、依頼したい人が多いので設定料金も比較的高いです。
反対に依頼の少ない平日、特に火曜日や水曜日などは、業者も引っ越し料金を安く設定しています。
少しでも引っ越し費用を抑えたい人は、平日の引っ越しを検討してみてください。
荷物の整理やゴミの処分を済ませておく
引っ越しは、事前に荷物の整理やゴミを処分しておくと費用を抑えられます。引っ越し料金は、荷物の量によって変動するためです。
荷物が少なければ、作業員の仕事量や作業時間が減り、トラックも必要最低限のサイズになるため、料金が安くなります。
不用品がある人は、リサイクルショップや中古譲渡サイトなどを活用し、見積もり前に処分しておきましょう。
単身の人は単身パックを利用する
単身の人は、引っ越し業者の単身パックの利用がお得です。
単身パックとは、単身者向けのサービスで、決まったサイズのコンテナボックスに積み込んでパッキングします。業者や運搬距離で料金は変動しますが、おおむね20,000〜40,000円程度です。
通常の引っ越しよりお得なので、単身者の人は検討してみてください。
1月に引っ越しするメリット
1月の引っ越しには、以下3つのメリットがあります。
- 引っ越しの予約が取りやすい
- 家電や家具を安く買い替えできる
- 1月中旬までなら家賃が安い可能性が高い
それぞれ順番に解説していきます。
引っ越しの予約が取りやすい
1月は、年間で引っ越しの予約が取りやすい月です。
引っ越しする人が最も少ない月なので、希望の日程で引っ越しやすいでしょう。ただし、年始や需要が高まる下旬など、1月の中でも予約が取りにくい時期もあります。
費用相場の安い中旬は、比較的予約が取りやすいので、日程選びに気をつけましょう。
家電や家具を安く買い替えできる
1月は、家電や家具の買い替えに最適なタイミングです。1月に入ると販売店の多くが、新生活に向けたキャンペーンを始めます。商品価格が下げられたり、セット購入で割引されたりするので、普段よりも安い価格で家電や家具が購入可能です。
引っ越しの際は何かとお金がかかるので、家電や家具を安く購入できるのは大きなメリットといえるでしょう。
1月中旬までなら家賃が安い可能性が高い
賃貸業界は年明けから繁忙期に入りますが、1月の中旬までなら家賃が安い可能性が高いです。
1月上旬までは賃貸物件探しをする人が少なく、需要が低いため、閑散期で家賃を下げたままの物件が多い傾向。
大家さんが繁忙期にあわせて家賃の見直しをはじめるのも、だいたい1月の中旬以降です。また、ライバルが少ない1月上旬くらいまでは、家賃交渉に応じてくれる場合もあります。
そのため、遅くても1月中旬までの引っ越しなら、家賃の安い物件に入れる可能性は高いでしょう。
1月に引っ越しするデメリット
1月に引っ越しするなら、デメリットについても知っておきましょう。4つのデメリットがありますが、あらかじめ把握しておけば、対処できるものばかりです
- 年始は対応できる引っ越し業者が少ない
- 年末調整の提出書類に注意が必要
- 雪で荷物が濡れる可能性がある
- 暖房器具に使う灯油は運んでもらえない
それぞれ詳しく解説していきます。
年始は対応できる引っ越し業者が少ない
正月休みに引っ越しを考えている人は、年始は対応可能な業者が少ない点に注意してください。年始に営業している引っ越し業者もありますが、休んでいる業者も多いです。
大手は営業している場合が多いですが、支社によって休みなど、部分的に休んでいるケースもあります。
正月休みしか引っ越しの時間を取れない人は、年中無休などの条件で絞って引っ越し業者を探しましょう。
年末調整の提出書類に注意が必要
1月に引っ越しする人は、年末調整の書類の書き方に注意が必要です。
毎年11〜12月頃に職場に提出する年末調整の書類の住所欄には、翌年の1月1日時点で住んでいる住所を記載しなければなりません。年末調整を基に算出される住民税は、1月1日時点で住民票がある住所の市区町村に納付するためです。
したがって、1月2日以降に引っ越しする人は、年末調整の書類は旧住所を記入します。年末調整の時期に、翌年1月の引っ越しが決まっている人は、注意しておきましょう。
雪で荷物が濡れる可能性がある
1月に引っ越す際は、雪のリスクも考慮しなければなりません。1月は気温が低いので、雪が降って荷物が濡れる可能性があります。
引っ越し業者は荷物が濡れないように配慮してくれますが、積み込みや積み下ろしの際に、雪で濡れる可能性はゼロではありません。
引っ越し当日が雪予報の場合は、荷物をビニール袋に入れてからダンボールに詰めるなどして、対応するようにしましょう。
暖房器具に使う灯油は運んでもらえない
1月の引っ越しで、石油ストーブやファンヒーターを運んでもらう場合は、タンクに灯油を残さないように使い切ってください。
灯油は危険物のため、引っ越し業者では運搬ができません。暖房器具のタンクに残っている場合はもちろん、ボリタンクのストックも運搬不可です。
引っ越し前に使い切れなかった場合は、購入したガソリンスタンドやホームセンターに引き取ってもらいましょう。
1月にお得に引っ越しするなら早めに準備を始めよう
1月に引っ越しするなら、比較的料金が安い中旬を目指して、早めに準備していきましょう。
1月は引っ越し日程の確定や見積もりの依頼など、対応が遅くなると費用が割高になりかねません。引っ越し費用は基本的に安い時期なので、ポイントをしっかり押さえておけば節約も可能です。
引っ越し業者を探す際は、ぜひセーフリーをご利用ください。セーフリーでは優良な引っ越し業者を多数紹介しています。
1月の引っ越しに役立つ業者ばかりなので、業者探しや複数社の見積もりなどに活用してください。
1月の引っ越し費用相場は?デメリットにも注意して時期を検討しよう!のよくある質問
-
Q. 引っ越ししない方が良い月はありますか?
A.3月~4月はピークを迎えるので、避けた方が良いです。
-
Q. 引っ越しは何月が一番安いですか?
A.12月~1月にかけては各業者で安く設定している傾向があります。
-
Q. 引っ越しの狙い目シーズンはいつですか?
A.オフシーズンの5月~8月がおすすめです。
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