2024.04.03 2024.04.03
「11月の引っ越しって安い?費用はどれくらい?」
「11月に引っ越しするメリットや注意点は?」
11月の引っ越しを検討するにあたり、上記のような疑問を抱く方も多いでしょう。
本記事では、11月に引っ越す際の費用相場や節約方法を解説していきます。記事後半では11月に引っ越しするメリットや注意点も詳しく紹介。ぜひ参考にしてください。
目次
11月は引っ越し閑散期!いつが狙い目?
11月の引っ越し費用相場は、時期や荷物の量によって以下のように変動します。
単身(荷物少なめ) | 単身(荷物多め) | 夫婦・カップル | 3人以上の家族 | |
11月上旬 | 平均3万3,000円 | 平均4万円 | 平均6万円 | 平均8〜9万6,000円 |
11月中旬 | 平均3万5,000円 | 平均4万円 | 平均6万2,000円 | 平均6万8,000〜11万1,000円 |
11月下旬 | 平均3万5,000円 | 平均4万5,000円 | 平均6万6,900円 | 平均8万〜11万円 |
参照:引っ越し侍
11月は引っ越し業界の閑散期にあたるため、一年の中で費用を安く抑えられる傾向があります。特に、11月の中旬〜下旬は、9〜10月の人事異動シーズンが落ち着くため引っ越し客が少ないでしょう。荷物量が多い引っ越しでも、10万円以下に抑えられるケースもあります。
11月の引っ越し費用相場【人数・距離別】
11月の引っ越し費用の相場を、荷物量や距離による違いで確認しましょう。
単身(1人暮らし)の場合
単身の引っ越しは、引っ越しの距離と荷物量に応じて以下のように費用が変動します。
11月上旬 | 11月中旬 | 11月下旬 | |
~15km未満
(同一市内程度) |
2万8,000〜3万3,480円 | 2万4,800〜3万1,000円 | 2万9,700〜3万5,000円 |
~50km未満
(同都道府県程度) |
3万〜3万7,000円 | 2万9,000〜3万2,400円 | 3万〜3万7,800円 |
~200km未満
(同一地方程度) |
3万7,800〜4万円 | 4万7,000〜5万円 | 3万9,000〜5万円 |
200km以上 | 4万〜10万3,000円 | 5万6,000〜9万円 | 5万2,000〜8万円 |
参照:引っ越し侍
11月の単身の引っ越しは、同一地方程度の距離であれば5万円以下に抑えられるケースが多いようです。
夫婦・カップル(2人暮らし)の場合
2人暮らしの引っ越し費用相場は、以下の通りです。
11月上旬 | 11月中旬 | 11月下旬 | |
~15km未満
(同一市内程度) |
5万5,000円 | 5万5,000円 | 5万5,000円 |
~50km未満
(同都道府県程度) |
7万1,000円 | 6万2,400円 | 7万5,000円 |
~200km未満
(同一地方程度) |
8万2,800円 | 8万700円 | 8万5,000円 |
200km以上 | 6万〜23万3,500円 | 12万4,800〜16万5,000円 | 15万〜17万円 |
参照:引っ越し侍
11月の2人暮らしの引っ越しは、同一地方程度であれば8万円前後に抑えられるでしょう。
3人以上の家族の場合
3人以上の引っ越し費用相場は、以下の通りです。
11月上旬 | 11月中旬 | 11月下旬 | |
~15km未満
(同一市内程度) |
7万5,000〜8万8,000円 | 6万〜11万2,000円 | 8万〜11万1,000円 |
~50km未満
(同都道府県程度) |
11万〜16万2,000円 | 10万〜14万7,000円 | 10万2,000〜13万1,000円 |
~200km未満
(同一地方程度) |
15万〜22万円 | 10万〜10万6,000円 | 15万〜22万円 |
200km以上 | 25万〜36万9,000円 | 17万〜33万1,000円 | 23万2,000〜58万5,000円 |
参照:引っ越し侍
3人家族以上の引っ越しでは大型家電や家具も多くなり、引っ越し業者が用意する人員も増えるため料金が高くなります。同一地方程度の引っ越しは、15万〜20万円程度の予算を考えておくと安心でしょう。
11月の引っ越し費用を抑える6つのコツ
11月の引っ越し費用を抑えるには、以下のことを意識しましょう。
- 複数業者に見積もりを依頼する
- 引っ越し費用が安い日程を選ぶ
- 見積もり前に荷物を減らしておく
- フリー便を利用する
- 混載便を利用する
- オプションをつけない
それぞれ詳しく解説します。
複数業者に見積もりを依頼する
引っ越し費用を抑えるために一番大切なのは、複数業者に見積もり依頼することです。
複数業者に見積もり依頼すると、おおよその費用が把握できる上、業者に依頼する際に費用交渉もしやすくなるでしょう。反対に、面倒だからといって一つの業者にだけに見積もりを依頼すると、比較対象がないため適正価格かどうか判断できず、費用が高くなりがちです。
引っ越し費用を少しでも抑え、余裕のある新生活を迎えるためにも、必ず複数業者に見積もり依頼しましょう。複数業者への見積もり依頼は、一括見積もりサイトの利用が便利でおすすめです。
引っ越し費用が安い日程を選ぶ
引っ越し費用を抑えるためには、複数日程の見積もりを依頼した上で、安い日程を選びましょう。11月の中でも、特に中旬〜下旬は引っ越し費用が安くなりやすいです。また、休日よりも平日の方が費用が安くなる傾向があります。
サラリーマンの方など平日に休みを取るのが難しい場合もありますが、費用重視であれば平日の引っ越しも検討するべきでしょう。
見積もり前に荷物を減らしておく
見積もりを依頼する前に、不用品などは処分してできる限り荷物を減らしましょう。引っ越し料金は荷物量が増えるほど高くなります。特に、トラックのスペースを圧迫する大型家具や電化製品などは、引っ越しを機に処分し入居先での買い替えも検討しましょう。
リサイクルショップやオークション、買取専門店などで売却するのも一つの方法です。
フリー便を利用する
引っ越し費用を少しでも抑えるには、フリー便の利用も検討しましょう。
フリー便とは、引っ越し業者の作業時間を指定しないプランです。引っ越し業者の都合に合わせ、他の引っ越し客とスケジュールを調整して作業してもらうため、その分割安で引っ越し依頼できます。
作開始時間が予測できないため、丸一日スケジュールを空けておく必要がありますが、費用を抑えるにはおすすめの手段です。
混載便を利用する
混載便とは、他の引っ越し客と同じトラックに荷物を積むことで輸送費を削減し、その分割安に引っ越しできるプランです。
家族連れの引っ越しで荷物が多い場合に利用できない可能性が高いですが、単身の引っ越しで荷物が少ない場合や、一部家電のみの運搬を引っ越し業者に依頼する場合は、大幅に費用が抑えられます。
オプションをつけないようにする
引っ越し業者に見積もりを出した段階で、費用に含まれているオプション料金も確認しておきましょう。
業者によっては、家具の設置や梱包などのオプションが、有料サービスとしてプランの中に含まれているケースもあります。費用を抑えるには、自分でできる作業は自分で行い、有料オプションを極力利用しないようにしましょう。
11月に引っ越しするメリット
11月に引っ越しするメリットは以下の通りです。
- 費用を安く抑えられる
- 希望の日程で引っ越しやすい
- 引っ越し作業がスムーズに進みやすい
- 賃貸物件の初期費用を抑えやすい
費用を安く抑えられる
11月は、9〜10月の人事異動による引っ越しが落ち着き、一年の中で引っ越し需要が少ない時期です。そのため、費用を抑えて引っ越しやすいです。
特に、東京から大阪など長距離の引っ越しは、他の時期と比較して大幅に費用を節約できるかもしれません。
希望の日程で引っ越しやすい
11月は引っ越しの閑散期であるため、他の引っ越し客と日程がかぶることが少ないです。そのため、希望の日程で引っ越しやすいのも大きなメリット。
一般的に引っ越し希望日の1ヶ月前に見積もりを済ませると良いですが、11月であれば数週間前の見積もりでも希望日に引っ越せる可能性があります。
引っ越し作業がスムーズに進みやすい
11月は引っ越しの閑散期であるため、引っ越し業者にも余裕があります。ベテランスタッフが担当である場合もあるため、引っ越し作業自体がスムーズに進みやすいでしょう。
賃貸物件の初期費用を抑えやすい
引っ越しにかかる費用は、引っ越し業者に支払う費用だけではありません。
賃貸物件に引っ越す際は、敷金礼金や仲介手数料などの初期費用がかかりますが、11月の引っ越しはこれらの初期費用を安く抑えやすいです。11月に賃貸に出されている物件は、9〜10月の繁忙期に借り手が見つからなかった物件が多く、大家さんや管理会社としてはなるべく早く入居してもらいたいはずです。
そのため、入居希望者が見つかりやすいよう敷金礼金が無料になっているなど、お得に引っ越せる物件に出会える可能性が高いのです。
11月に引っ越しするときの注意点
11月に引っ越しするときは、以下の2点に注意しましょう。
出回る物件が少ない
11月は引っ越しの閑散期であるため、そもそも出回る物件が少ないです。
先述の通り、敷金礼金が無料など好条件の物件が残っている可能性はありますが、物件そのものが多くありません。
11月の引っ越しを検討している方は、少しでも早めに物件を探し、内見まで済ませておきましょう。
土日だと費用が高くなる可能性がある
11月は引っ越しの閑散期ですが、土日や連休の引っ越しだと費用は高くなってしまいます。「11月は安いから大丈夫」と油断していると、引っ越し業者の日程が埋まってしまい、料金が高い休日に引っ越さなくてはいけない可能性もあります。
費用を節約して引っ越すためにも、少なくとも1ヶ月前には見積もり依頼して希望の日程を抑えましょう。
11月は引っ越しにおすすめの時期!セーフリーで見積もりを
本記事では、11月の引っ越し費用相場や節約方法、メリットなどについて紹介しました。
11月は引っ越しの閑散期であり、一年の中で費用を抑えやすく引っ越しにおすすめの時期です。とはいえ、土日祝日や11月下旬は、引っ越し業者の料金が高く設定されている場合もあるので、注意してください。
本記事で紹介した節約方法を参考に、お得に引っ越しましょう。セーフリーでは、家族構成に合わせてお得なプランを提示できる優良業者を多数紹介しています。気になる業者を見つけたら、まずは相談してみましょう!
11月は引っ越しの閑散期でおすすめ!費用相場や節約方法を解説!のよくある質問
-
Q. 11月の引っ越しは安いって本当?
A.本当です。11月は引っ越しの閑散期であるため、一年の中でもお得に引っ越しやすいです。
-
Q. 11月の引っ越しで節約するコツは?
A.11月は中旬〜下旬の平日が特に費用を抑えられます。また、必ず複数業者に見積もりを依頼してください。
-
Q. 11月の引っ越しはいつ頃から見積もりをとればいい?
A.少なくとも希望日の1ヶ月前には見積もりを依頼しましょう。
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