2024.08.05 2024.11.29
この記事では、引っ越し料金が安い時期について徹底解説します。
ただでさえ多額の費用がかかる引っ越し。タイミングを間違えると、費用に3万~6万円程度の差が出ることがあります。新生活に影響が出るため、料金が安くなる時期を見極めることが大切です。
記事後半では、単身・家族世帯別の料金相場もご紹介。引っ越し費用を抑えたい方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
引っ越し料金の費用相場【安い時期は?】
引っ越しの料金相場は、依頼する時期で変わることが多いです。
一般的に依頼者が少ない時期を「通常期」、依頼が増える時期を「繁忙期」と呼びます。繁忙期になると、同じ条件でも通常期の2倍の料金になることも。費用を抑えたいなら、繁忙期を避けることがおすすめです。
まずは、通常期・繁忙期の費用相場から確認していきましょう。
通常期(5月〜1月)
通常期は、引っ越しの依頼が少なくなる5月〜1月頃です。
引っ越し料金は、依頼時期だけでなく、移動距離と人数でも変わります。たとえば、同都道府県内での引っ越しと、遠距離の料金では費用に倍近くの差が出ることも。
通常期の料金相場は、以下のとおりです。
単身世帯 | 2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | |
---|---|---|---|---|
〜15km未満 | 4万3,146円 | 6万6,176円 | 8万1,978円 | 9万円1,039円 |
〜50km未満 | 4万4,421円 | 6万5,345円 | 9万8,300円 | 8万6,274円 |
〜200km未満 | 4万7,789円 | 7万3,644円 | 9万2,505円 | 8万6,855円 |
〜500km未満 | 7万5,620円 | 13万183円 | 17万1,600円 | 16万6,048円 |
〜500km以上 | 8万9,244円 | 17万1,632円 | 17万5,315円 | 20万7,770円 |
参照元:LIFULLサイト
引っ越しに適したタイミングについて知りたい方は、以下の記事を確認してください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
引っ越しに適したタイミングや時期はいつ?各種手続きや費用も解説
2024.06.08 2024.11.29
繁忙期(2月〜4月)
繁忙期は、引っ越しの依頼が多くなる2月〜4月頃です。
単身世帯と2人家族は、通常期とほぼ同じ料金でそこまで大きな差はありません。ただ、荷物の量が多くなる3人家族以上での引っ越しは、料金が大幅に高くなります。
繁忙期の料金相場は、以下のとおりです。
単身世帯 | 2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | |
---|---|---|---|---|
〜15km未満 | 5万974円 | 7万5,049円 | 8万4,371円 | 10万円6,934円 |
〜50km未満 | 4万7,826円 | 7万4,108円 | 11万4,093円 | 13万845円 |
〜200km未満 | 6万4,500円 | 16万3,300円 | 13万5,161円 | 15万4,844円 |
〜500km未満 | 7万7,576円 | 19万3,386円 | 22万9,321円 | 29万4,727円 |
〜500km以上 | 8万8,633円 | 15万222円 | 28万9,572円 | 30万6,708円 |
参照元:LIFULLサイト
繁忙期に引っ越し費用を抑える方法を知りたい方は、以下の記事を確認してください。
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引っ越し繁忙期はいつ?閑散期の費用相場との差・安くするコツも解説
2024.01.10 2024.11.29
引っ越しの初期費用が安い時期【高い時期との差】
引っ越し料金を抑えたいなら、初期費用が安くなる時期を狙うのも重要です。
引っ越しの初期費用とは、家賃や敷金・礼金、仲介手数料、前家賃などがあります。初期費用が安い時期(閑散期)と高い時期(繁忙期)では、引っ越し料金に倍以上の差が生まれることも。転居時期で変わるので、事前の確認が必須です。
ここからは、単身世帯・家族世帯別の初期費用について詳しく確認していきましょう。
単身世帯
初期費用がもっとも安くなるのは10月、逆に高くなるのは3月です。
とくに、引っ越しの依頼がピークになる3月は、通常期の料金より高額になることも。好条件の物件を見つけるのも大変になるので、計画的に転居先を探しましょう。
初期費用の相場は、以下のとおりです。
単身世帯(閑散期) | 単身世帯(繁忙期) | |
---|---|---|
1月 | 3万8,115円 | 3万9,628円 |
2月 | 4万円 | 4万7,496円 |
3月 | 6万7,481円 | 7万8,879円 |
4月 | 4万8,817円 | 5万3,991円 |
5月 | 4万308円 | 4万2,900円 |
6月 | 3万6,218円 | 4万1,440円 |
7月 | 3万9,424円 | 4万4,686円 |
8月 | 3万8,669円 | 4万1,296円 |
9月 | 3万9,717円 | 4万5,112円 |
10月 | 3万5,431円 | 4万円 |
11月 | 3万7,874円 | 4万3,469円 |
12月 | 3万6,315円 | 4万円 |
参照元:引越し侍サイト
単身世帯の引っ越し費用を抑える方法を知りたい方は、以下の記事を確認してください。
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一人暮らし(単身)の引っ越し費用相場は?【安く抑える方法も徹底解説】
2024.01.09 2024.11.29
家族世帯
初期費用がもっとも安くなるのは12月、高くなるのは3月・4月です。
引っ越し時期によって初期費用は変わりますが、人数別に見ると料金に差はほとんどありません。初期費用を抑えたい場合は、引っ越しの費用が安くなる時期を狙いましょう。
初期費用の相場は、以下のとおりです。
2人家族 | 3人家族 | 4人家族 | |
---|---|---|---|
1月 | 7万4,508円 | 8万9,934円 | 8万5,961円 |
2月 | 8万6,685円 | 9万2,513円 | 9万7,021円 |
3月 | 12万7,907円 | 15万477円 | 16万9,613円 |
4月 | 10万1,887円 | 11万1,888円 | 12万3,647円 |
5月 | 7万9,824円 | 9万1,369円 | 9万7,906円 |
6月 | 8万0,816円 | 8万8,387円 | 8万7,059円 |
7月 | 8万4,315円 | 8万8,158円 | 10万541円 |
8月 | 7万9,951円 | 9万5,725円 | 8万6,360円 |
9月 | 7万6,229円 | 7万9,694円 | 9万6,946円 |
10月 | 7万6,579円 | 8万5,888円 | 9万1,853円 |
11月 | 7万5,627円 | 8万8,757円 | 8万7,130円 |
12月 | 7万6,050円 | 8万3,859円 | 7万9,169円 |
参照元:引越し侍
家族世帯の引っ越し費用を抑える方法を知りたい方は、以下の記事を確認してください。
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3人家族の引っ越し費用相場は?料金を抑えたおトクな転居の方法も解説!
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引っ越し料金が安い時期を狙う3つのメリット
主なメリットは、以下の3つです。
- 割引やキャンペーンが豊富
- 日程の希望を調整しやすい
- 丁寧な作業が期待できる
それぞれのメリットについて解説します。
割引やキャンペーンが豊富
引っ越し料金が安くなる時期は、割引やキャンペーンが豊富に実施されています。
引っ越し料金が安くなる時期は、引っ越しの需要が少ない閑散期です。契約を増やすために、独自の割引やキャンペーンを提供する業者が増えます。値段交渉も比較的通りやすいため、さらにお得に引っ越せることも。
各業者の割引やキャンペーンを比較し、お得に引っ越せる依頼先を選びましょう。
日程の希望を調整しやすい
引っ越し料金が安い時期は、依頼が少ない閑散期です。
依頼者が少ないことから、引っ越し業者が稼働スケジュールに余裕があります。日程の希望が通りやすく、希望通りに引っ越しを進められる場合が多いです。ただ、閑散期でも月末は依頼者が増える傾向があります。
引っ越し日は、月の初めから半ばにかけての時期を狙うと希望が通りやすいです。
丁寧な作業が期待できる
引っ越し料金が安い時期は、経験豊富な作業員が担当してくれるので丁寧な作業が期待できます。
依頼者が殺到する繁忙期は、スタッフの人手が不足しがち。人手が足りない場合、臨時のアルバイトで一時的に人員を補う引っ越し業者も存在します。その臨時の作業員が運搬作業に慣れていない場合、運搬中に壁や床にぶつけて新居に傷がつくことも。
閑散期であれば、「人手が足りない!」といった懸念はほとんどありません。引っ越し作業に慣れた経験豊富な作業員が担当してくれるので、安心して任せられます。
引っ越し料金が安い時期を狙う注意点3つ
主な注意点は、以下の3つです。
- 魅力的な空き物件が少ない
- 曜日や時間帯で料金が変わる
- 計画的に準備を進める必要がある
それぞれの注意点について解説します。
魅力的な空き物件が少ない
引っ越し料金が安い時期は、魅力的な空き物件が少ない傾向にあります。
良い物件が少ないのは、引っ越す人が少ないためです。良い条件の物件が空いていないことが多く、お気に入りの賃貸物件を探すのに苦労するケースも。条件が悪く、売れ残っている物件が紛れている場合もあるため、焦らずしっかり比較検討することが大切です。
曜日や時間帯で料金が変わる
引っ越し料金が安い時期でも、曜日や時間帯で費用が変わります。
閑散期は、繁忙期より料金相場が安いです。ただ、依頼が増える土日や月末は料金が下がらない傾向があります。とくに、大型連休前は依頼が集中して割高になることも。引っ越し費用を抑えたいなら、平日が狙い目です。
また、作業開始時間でも費用は変わります。引っ越しの計画が立てやすいことから、作業開始時間は「午前」が人気です。ただ、作業開始時間にこだわらないのであれば、「午後」を選ぶのがおすすめ。一般的に「午前」より「午後」のほうが価格設定が安いです。
また、「午後」を選ぶ人は少ないので、希望日に予約できるメリットもあります。
計画的に準備を進める必要がある
引っ越しの閑散期を狙うなら、計画的に準備を進めましょう。
新居探しは、少なくとも引っ越し予定日の2カ月前から始めましょう。効率的に賃貸物件を探すために、以下の条件を明確にしておくことをおすすめします。
- 入居時期
- 引っ越しの予算
- 住みたい場所
- 部屋の間取り
賃貸物件は、賃貸サイトで調べたり不動産会社に依頼したりするのがおすすめ。
気になる物件を見つけたら、実際に内見して住みやすいかどうかを確認しましょう。駅までの距離や住宅付近の雰囲気など、賃貸情報だけではわからないことを確認できます。
内見は日当たりが確認できる「午前中〜昼過ぎ」がおすすめ!冬場は日が暮れるのが早いので、早い時間帯を予約しましょう!
引っ越し料金の抑え方【安い時期を狙う以外!】
引っ越し料金を抑えるには、以下の方法があります。
- 訪問見積もりを依頼する
- 不用品は事前に処分する
- 複数業者に見積もりをとる
- 荷物は自分で梱包する
それぞれの方法について解説します。
訪問見積もりを依頼する
引っ越し料金を抑えたいなら、訪問見積もりを依頼するのがおすすめ。
訪問見積もりは当日立ち合いが必要ですが、荷物の量や動線等を実際に確認しながら見積書を作成してもらえるので、正確な金額を知ることが可能です。
訪問なし見積もりは立ち合いが不要ですが、依頼者の申告を受けて見積書を作成するので料金が高めに設定される傾向があります。また、荷物の数や重さ等の申告が必要なので、引っ越し前の作業負担が増えて大変です。
訪問見積もりの当日の流れや注意点について知りたい方は、以下の記事を確認してください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
引っ越しで訪問見積もりは必要?当日の流れやメリットを徹底解説!
2024.05.08 2024.11.29
不用品は事前に処分する
不用品は、引っ越し前になるべく処分しましょう。
引っ越し料金は、トラックのサイズでも大きく変わります。新居に運ぶ荷物量が増えると、大きなトラックを用意しなければいけません。大きいサイズのトラックは料金が高いので、不用品は処分するのがおすすめ。
トラックの料金相場は、以下のとおりです。
荷物量の目安 | 費用相場 | |
---|---|---|
軽トラック | 単身世帯 | 3万4,372円 |
2tトラック | 2人家族 | 4万8,697円 |
3tトラック | 3人家族 | 8万4,074円 |
4tトラック | 4人家族 | 11万1,624円 |
大型トラック | 5人家族 | 16万2,946円 |
参照元:suumo見積もりサイト
引っ越しのトラックサイズについては、以下の記事も参考にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
引っ越し時のトラックサイズと費用相場!自分で借りる注意点も解説
2024.07.01 2024.11.29
複数業者に見積もりをとる
引っ越し料金を抑えたいなら、相見積もりを依頼しましょう。
相見積もりとは、同じ条件で同時に複数業者から見積書を作成してもらうことです。料金を比較すれば、一番安い業者を見つけられます。ただ、「見積もり料金が安い!」からといって良い業者とは限りません。
料金だけでなく、サービス内容やスタッフの資格有無もしっかり確認しましょう。
相見積もりの確認項目や注意点について詳しく知りたい方は、以下の記事を確認してください。
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引っ越しで相見積もりする方法を徹底解説【方法・お得に依頼するコツも紹介】
2024.05.06 2024.11.29
荷物は自分で梱包する
新居に運ぶ荷物は自分で梱包しましょう。
梱包・荷解きサービスを提供する引っ越し業者も多く存在します。ただ、梱包・荷解きといった作業負担は減りますが、オプションの利用料が追加で発生することに。引っ越し料金を抑えたい場合は、できる限り自分で作業するのがおすすめです。
梱包・荷解きが大変な場合は、家族や友人にサポートをお願いしましょう。
引っ越しの初期費用を抑える方法【安い時期はいつ?】
引っ越しの初期費用を抑える方法は、以下の4つです。
- 敷金礼金がない物件を選ぶ
- フリーレント物件を探す
- 仲介手数料が安い業者を選ぶ
- 初期費用の値引き交渉する
それぞれの方法について解説します。
敷金礼金がない物件を選ぶ
初期費用で高い割合を占めるのは、敷金・礼金です。
一般的に、敷金は「家賃の1~2ヵ月分」、礼金は「0〜2ヵ月分」かかります。敷金・礼金がかからない物件を選べば、初期費用を抑えられることも。
狙い目は入居が減る閑散期で、入居者を獲得するために敷金・礼金ゼロにする物件が増える傾向があります。
フリーレント物件を探す
フリーレント物件を探すのも有効です。
フリーレント物件とは、一定期間家賃が無料になる賃貸物件をさします。フリーレント物件であれば、入居してから数カ月間は家賃が発生しないので費用を抑えられます。ただし、賃貸物件によって家賃の無料期間が異なるので、しっかり確認しておきましょう。
また、短期間で解約すると、違約金がかかる場合があるので契約内容の確認も必須です。
仲介手数料が安い業者を選ぶ
不動産会社を利用する場合は、仲介手数料が安い業者を選びましょう。
仲介手数料は、賃貸契約を仲介してくれた不動産会社に支払う費用のことです。仲介手数料の上限は「家賃1.1カ月分」と定められていますが、不動産会社が独自に設定できます。
引っ越しの初期費用を抑えたいのであれば、仲介手数料が安い会社を選ぶのがおすすめです。
初期費用の値引き交渉する
家賃や敷金・礼金、仲介手数料を下げられないか直接値引き交渉するのもひとつの方法です。
とくに、引っ越しの閑散期は、家賃や敷金・礼金等の値引き交渉を受け入れてくれる大家さんもいます。また、仲介手数料は不動産会社が独自で設定するため、比較的交渉しやすい項目です。
必ず応じてもらえるとは限りませんが、思い切って交渉してみましょう。
引っ越し料金が安い時期は秋から年始にかけて!
今回は、引っ越し料金が安い時期について解説してきました。
料金が安くなるのは、引っ越し業者の閑散期にあたる10月~1月です。初期費用を抑えたいなら、入居希望者が少なくなる8月がおすすめ。本記事で紹介した情報を参考に、いつ引っ越すと安くなるのか確認しましょう。
業者選定に迷う時は、業者との出会いをサポートしてくれるセーフリーを活用しましょう。数多くの引っ越し業者が掲載されているので、複数業者を比較検討できます。
無料見積もりも依頼可能なので、気になる業者を見つけたら連絡してみましょう!
引っ越し料金が安い時期はいつ?単身世帯・家族世帯の費用相場や注意点を紹介のよくある質問
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Q. 引っ越しの初期費用が安い時期を選ぶ際の注意点は?
A.初期費用が安い時期は閑散期ですが、条件の良い物件数が少なく、希望に合う賃貸物件を見つけるのが難しいといわれています。条件が悪くて売れ残った物件も紛れているので、契約前に必ず内見してください。
-
Q. 引っ越し費用が安い時期と高い時期の料金差はどれくらい?
A.引っ越し費用が安い時期と高い時期では、3~6万円程度の差が出ることがあります。また、「荷物の数が多い」「新居までの移動距離が長い」といった場合は、さらに引っ越し費用に差が生まれることが多いです。
-
Q. 引っ越し料金は「午前」「午後」で変わる?
A.引っ越しの開始時間帯は「午前」が人気ですが、「午後」より若干費用を高く設定する業者が多いです。また、「午前」は予約が埋まりやすいので早めに連絡しましょう。
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