2025.09.25 2025.09.25
本記事では、クマバチの巣の特徴や危険性、駆除方法について解説します。
軒下で見覚えのない大きめの穴を見つけたら、クマバチの巣である可能性があります。そのまま放置すると巣が拡大し、建物の倒壊リスクやシロアリなど二次被害を引き起こすリスクがあるので、すぐに対処しましょう。
記事後半では、業者依頼すべき状況や費用についてもまとめているので、安全な住まいを守るためにぜひ参考にしてください。
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目次
クマバチの巣が軒下に?形状・生態をチェック!
大きな体でブンブンと飛び回るクマバチは、見た目の迫力に反して性格は温厚です。しかし、木造住宅の軒下に巣をつくられてしまうと話は別です。
クマバチは強力なアゴで木を削り、内部を空洞化してしまうため、住宅の耐久性に影響を与える可能性があります。軒裏や柱などの木材部分に直径1〜2cmほどの丸い穴が開いていたら、巣の存在を疑いましょう。
ここでは、クマバチの特徴や巣の形状について整理しました。
体の特徴 | 体長は2〜3cmほど。黒く丸みを帯びた体に、胸部には黄色い毛が生えている。 |
---|---|
性格 | 温厚でめったに刺さない。攻撃性は低いが、巣を守るメスは警戒心が強くなる。 |
巣の形状 | 木材や竹に直径1〜2cmの穴を掘り、30〜40cm程度の長い通路状の巣を作る。 |
次に巣作りのサイクルや特徴を詳しく見ていきます。
巣作りのサイクル
クマバチの巣作りは春から初夏にかけて始まります。冬眠から目覚めたメスが木材に穴を掘り、内部を仕切って産卵室をつくります。
幼虫は花粉の団子を食べながら成長し、夏から秋にかけて新しい成虫が羽化。秋には巣の中で冬眠し、翌年の春に活動を再開します。
巣が再利用されるケースも多く、同じ場所に長年住みつくのもクマバチの特徴です。
巣の特徴とチェックポイント
クマバチの巣は外から見ると直径1円玉ほどの丸い穴で、周囲に細かい木屑が見られます。内部は直線的な坑道のような構造で、複数の部屋に分かれています。
放置すると巣穴がどんどん奥へ伸び、柱や梁がスカスカになってしまうことも。軒下や木部に不自然な穴を見つけたら、早めに専門業者へ相談しましょう。
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軒下で見つけたクマバチの巣を放置してはいけない理由3つ
温厚で人を襲うケースは少ないクマバチですが、軒下に巣を作られてしまうと住宅や人に深刻な影響を与える危険性があります。木造住宅にとっては耐久性を損なう要因となり、さらに二次的な被害を引き起こす場合も。
ここでは、クマバチの巣を放置してはいけない主な理由を3つに分けて解説します。
刺激を与えるとメスは刺すこともある
クマバチは基本的に穏やかな性格ですが、メスは毒針をもっており、巣を守るために攻撃的になります。とくに軒下で営巣していると、近くを通った人や作業中の動きに反応してホバリングし、威嚇や刺傷につながるケースも確認されています。
普段は安全性が高いとされるクマバチですが、巣がある状況下では思わぬ事故を招く恐れがあるため注意しましょう。
建物が倒壊するリスクがある
クマバチは強靭なアゴで木材を削り、内部に長い通路を掘って巣を作ります。軒下の柱や梁などに複数の穴をあけられると、木材が空洞化して強度が低下します。
穴の深さは最大40cmに達するケースもあり、建物全体の耐久性に悪影響を及ぼす危険性も。最悪の場合、地震や強風といった外的要因で倒壊のリスクさえあるため、早めにクマバチを駆除しましょう。
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シロアリを発生させる
クマバチが開けた巣穴や木材の空洞部分は、シロアリやカビといった他の害虫・劣化の温床になる可能性があります。湿気がこもりやすい軒下では腐食が進みやすく、シロアリが侵入して被害を拡大させてしまいます。
こうした二次被害は修繕費用の増加につながり、最終的に大規模な工事が必要になるケースも。被害の連鎖を防ぐために、クマバチの巣を放置してはいけません。
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軒下のクマバチの巣を駆除する方法【自力で対応も可】
軒下のクマバチの巣は、安全対策したうえで自力対応でも可能です。ただし、無理はせず作業は夕方〜夜の静かな時間に、足元と退避ルートを確保してください。
まずは用意するものから確認しましょう。
- 白系の長袖・長ズボン、帽子やフェイスガード、手袋
- 厚手の靴(長靴など)
- ハチ用殺虫スプレー(噴射距離のあるタイプ)
- ピンセット(できれば長め)/ハンディクリーナー
- 木工パテ(または充填用コーキング材)/へら
- ゴミ袋(二重にできるもの)
- 雑巾やタオル
ここからは、駆除の手順を順番に解説します。
1.巣穴に向けて殺虫スプレーを噴射する
巣穴の入り口にノズルを密着させ、約10〜20秒を目安に連続噴射します。
巣は直線だけでなく枝分かれしている場合があるため、ノズルの向きを上下左右に少しずつ変え、薬剤が奥まで届くよう満遍なく行き渡らせましょう。
噴射後は少し距離を取り、5〜10分ほど様子を見ます。飛び出してくる個体がいれば、慌てず距離を保って再度噴射してください。
強風・雨天時や足場が不安定なときは中断し、安全が確保できる条件でまた駆除作業しましょう。
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2.巣穴の中を掃除する
周囲にクマバチが見られなくなったら、巣穴付近の木くずを払い、ピンセットで幼虫・成虫の残骸を可能な限り取り除きます。届かない奥部は、ノズルを外したハンディクリーナーで吸い上げると作業がはかどります。
死骸を残したまま塞ぐと内部で腐敗し木部劣化を早めるため、無理のない範囲で清掃しておきましょう。取り出した残骸は新聞紙で包み、ゴミ袋を二重にして封をしてから処分します(自治体の区分に従ってください)。
3.巣穴を塞ぐ
内部が乾いていることを確かめ、木工パテをヘラで押し込みながら充填します。表面は周囲の木目に沿ってならし、段差が出ないよう整えましょう。
複数の穴がある場合は一つずつ同じ手順で塞ぎ、乾燥後に必要に応じて上から塗装や防虫塗料を施すと再侵入抑止につながります。
周囲の木部にスカスカ感やひび割れがある、穴が多数・深いと感じた場合は、構造部の確認と補修の要否を含め、早めに専門業者の点検を受けてください。
軒下で見つけたクマバチの巣を駆除するポイント
軒下にクマバチの巣を見つけたとき、自力で駆除するにしても安全に配慮した行動が欠かせません。駆除のタイミングや環境を誤ると、思わぬ反撃を受けて刺されてしまうこともあります。
無理をしない前提で、以下のポイントを押さえて作業に臨みましょう。
駆除作業は夜間にする
クマバチは日中に活発に飛び回りますが、日没後には巣へ戻り動きも鈍くなります。そのため、夕方から夜間にかけて作業すると、巣に戻ってきた個体をまとめて駆除しやすくなります。
暗い中での作業となるため、周囲を照らせるライトを準備し、足場や退避経路をしっかり確保しておきましょう。
4〜6月の駆除が安全
クマバチの活動が本格化するのは春から初夏にかけてです。特に4〜6月は巣作りの初期段階で、巣の規模がまだ大きくなく個体数も少ないため駆除しやすい時期といえます。
巣が成長して数が増えると、作業のリスクが高まり完全駆除も難しくなるため、早めの対応が被害を防ぐ近道です。
雨風の強い日は作業しない
風雨の強い日は視界や足場が不安定になり、作業中に転倒や誤噴射の危険が高まります。また薬剤が流されやすく、効果が十分に発揮されないこともあります。
安全性と確実性を考えると、天候の安定した日を選んで駆除を行うのが基本です。どうしても条件が悪い場合は日を改めるか、専門業者に依頼する方が安心です。
軒下にあるクマバチの巣を業者依頼すべき状況
クマバチは、比較的おとなしい性格であり小規模な巣なら自力で対処できる場合もあります。とは言え、状況によっては専門業者に依頼した方が安全で確実です。
ここでは、業者への依頼を検討すべきケースを見ていきましょう。
7〜9月で個体数が多いとき
夏場に入ると巣から新しい成虫が次々と羽化し、軒下に飛び回るクマバチの数が一気に増えます。この時期は駆除を試みても攻撃を受けやすく、個体数の多さから完全な駆除が難しいです。
巣を深く掘り進めているケースも多いため、業者に依頼し徹底的に処理してもらう方が安心です。
今すぐ駆除し予防まで徹底したいとき
「巣を駆除するだけでなく、再び作られないように予防もしたい」という場合は、専門業者に任せるのが最適です。
業者は巣の除去後に木部の補修や防虫処理まで対応してくれるので、再発リスクを大幅に減らせます。
軒下は気付かないうちに巣を再利用されやすいため、長期的に安心したいならプロの施工がおすすめです。
駆除作業に不安があるとき
クマバチは基本的に温厚ですが、巣を守るために攻撃してくることもあります。特に高所作業や大きな巣への対応は危険が伴うため、自力では難しいと感じたら無理をせず業者へ相談しましょう。
安全面だけでなく、確実に根絶できる点でもプロに依頼する価値があります。
軒下にあるクマバチの巣を駆除依頼!【業者選びのポイント・費用】
業者選びでは実績や口コミ、保証内容などを総合的にチェックしましょう。特に料金の明朗さやアフターフォローの有無、問い合わせ時の対応の丁寧さは重要な判断材料となります。
比較項目 | チェックポイント |
---|---|
実績・経験 | 年間の駆除件数や対応できる蜂の種類を確認 |
口コミ・評価 | GoogleレビューやSNSの評価を参考にする |
保証内容 | 駆除後の再発保証やサポート範囲を確認 |
料金表示 | 追加費用や作業内容が明朗に提示されているか |
迅速対応 | 見積もりから駆除までの対応スピード |
次に駆除料金ですが、クマバチの駆除費用は巣の大きさや場所・作業環境によって変わります。1.5万〜2.5万円前後を目安として考えましょう。
ただし、夜間や高所作業では追加料金がかかる場合があるため、必ず見積もり内容を確認しましょう。
目安料金 | 備考 | |
---|---|---|
一般的な駆除作業 | 15,000〜25,000円 | 巣の規模や場所で変動 |
再発保証付き | 無料〜5,000円 | 保証期間内の再対応 |
高所作業 | +5,000円前後 | 屋根裏や足場が必要な場合 |
信頼できる業者を選ぶためには、必ず複数社に見積もりを依頼し比較してください。
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軒下にあるクマバチの巣を駆除するならプロにお任せ!安心・安全・確実に!
本記事では、クマバチの巣が軒下にできたときの危険性や、自力で出来る駆除方法、そして業者に依頼すべき状況について解説しました。
クマバチは人への攻撃性は低いものの、住まいへ深刻な被害を及ぼすため放置は禁物です。確実・安全に駆除するならプロへ依頼しましょう。
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軒下にあるクマバチの巣に関するよくある質問
-
Q. 軒下にあるクマバチの巣を放置するとどうなる?
A.クマバチは木材に穴を掘って営巣するため、放置すると柱や梁が空洞化し住宅の強度が低下する恐れがあります。
-
Q. 軒下のクマバチの巣は自分で駆除できる?
A.小規模で浅い巣穴であれば殺虫スプレーやパテを使って自力で駆除できるケースもあります。不安がある場合や巣が大きい場合はプロの駆除業者に依頼する方が安全で確実です。
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Q. 軒下のクマバチ駆除にはどれくらい費用がかかる?
A.駆除費用は巣の数や場所、作業の難易度によって異なりますが、一般的な軒下の巣であれば1.5万円から2.5万円ほどが相場です。