2026.02.03 2026.02.03
この記事では、逃げないたぬきに遭遇したときの対処法について徹底解説します。
夜道や住宅街でたぬきを見かけ、「近づいても逃げない」「じっと動かない」と、不安に感じたことはありませんか。野生動物であるはずのたぬきが逃げないと、「病気なのでは?」「危険では?」と心配になりますよね。
そこで本記事では、たぬきが逃げない理由、近寄ってきたときの対処法、たぬきを寄せ付けない予防策について、解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
たぬきが逃げないのはなぜ?性格と考えられる主な理由

人間が近づくとすぐに逃げるたぬきもいますが、逃げないたぬきも少なくありません。逃げないたぬきに遭遇すると、「なぜ逃げないのか」と疑問に思う方が多いです。
そこでまずは、たぬきの基本的な性格と逃げない理由をご紹介します。
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たぬきの基本的な性格と習性
たぬきは、基本的に臆病で警戒心が強いです。野生で育ったたぬきはその警戒心から自分から人間に近づくケースは少なく、遭遇するとすぐに逃げてしまうのが一般的です。
たぬきは好奇心もあるため、自然の中だけでなく人間の生活圏でも生活できる柔軟な適応能力があります。夫婦や親子で生活するケースもあり、仲間意識があるのも特徴です。
逃げない理由
臆病で警戒心が強いたぬきですが、逃げない個体もいます。逃げない理由として考えられるのは、以下です。
- 人間に慣れて警戒心が薄れている
- 人間からエサをもらった経験がある
- 危険を感じて死んだふりをしている
- 隠れて様子を見ている
- ケガや病気の可能性も
どのような状況なのか、それぞれ詳しく見てみましょう。
人間に慣れて警戒心が薄れている
人間に慣れていると、警戒心が薄れて逃げない場合があります。特に小さい頃から人間との接触が多かったたぬきは、大人になっても人間を怖がらなくなるケースが多いです。
野生で育ったたぬきでも、住宅地で生活していて人間に慣れている可能性があります。
人間からエサをもらった経験がある
人間からエサをもらった経験があると、逃げなくなるケースもあります。「またエサをもらえるかもしれない」と期待するためです。
たぬきが夜行性ですが、エサのためなら昼間も行動する動物。雑食性で何でも食べるため、エサをくれる人間には警戒心が薄くなる場合があります。
危険を感じて死んだふりをしている
たぬきは、危険を感じると「擬死」と呼ばれる「死んだふり」をします。死んだふりは、敵から身を守るための戦法。突然気絶したように動かなくなって敵が油断した時に、隙をついて逃げるための生存戦略です。
人間が近づいた際も、死んだふりをして動かなくなり、逃げないケースも考えられます。死んだふりは体が硬直しているだけで、意識はしっかりしているのが特徴。人間の注意が逸れた瞬間に、逃げようと考えているからこその行動です。
隠れて様子を見ている
好奇心があるたぬきは、人間の遭遇した際にじっと観察するケースもあります。基本的には臆病なたぬきですが、バランスよく好奇心も持ち合わせていて「人間」に興味を抱くケースもあるためです。
警戒心もある一方で、好奇心も強い個体の場合、逃げずに隠れて様子を見ているかもしれません。
ケガや病気の可能性も
ケガや病気によって、逃げたくても逃げられない可能性もあります。手や足をケガしていると、思うように動けずその場に留まらざるを得ない状況になってしまいます。
また、病気によって体の動きが鈍くなり、逃げないように見える可能性も考えておきましょう。
逃げないたぬきは危険?人への影響と注意点
逃げないたぬきを見ると、「近づいても大丈夫かな?」と思う人もいるでしょう。しかし、逃げないからと言っても野生のたぬきに近付くのは危険です。どのような危険があるのか、具体的にご紹介します。
噛みつき・引っかきなど危険がある
人間に遭遇すると逃げるのが一般的ですが、人間が無理に近づいてくると噛みついたり引っかいたりする場合があります。
臆病で警戒心が強いたぬきは、身を守るために噛みついたり引っかいたりといった行動に出ます。特に人間に慣れていないたぬきの場合、近付いていなくても突然噛みついたり引っかいたりするので注意が必要です。
感染症にかかる危険がある
野生のたぬきは、さまざまな病原菌を保有している可能性が高いです。病原菌を保有しているたぬきに触れると、感染症にかかる危険があるので注意しなければなりません。
- 疥癬症(かいせんしょう)
- レプトスピラ症
上記をはじめ、寄生虫がうつる危険もあります。噛みつかれたり引っかかれたりして感染するリスクがあるため、近付かないのがベストです。
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逃げないたぬきに遭遇・近寄ってきた時の対処法

逃げないたぬきに遭遇したり、万が一たぬきが近寄ってきたりした場合には、以下の対処法を実践しましょう。
- 静かに距離を取る
- 驚かせたり刺激したりしない
- 絶対に素手で触らない
ケガや病気を防ぐための安全策なので、それぞれの対処法を詳しくご紹介します。
静かに距離を取る
まずは、静かに距離を取るのが大切です。近寄ってくるとびっくりしてパニックを起こしがちですが、人間が慌てるとたぬきもびっくりしてしまうため、冷静に対処しましょう。
離れる際は、急に走り出したり背中を向けて逃げたりせず、静かにゆっくり後ずさりするのがベストです。
驚かせたり刺激したりしない
噛みついたり引っかいたりするのを防ぐためには、たぬきを驚かせたり刺激したりしないのが重要です。
- 大声を出す
- モノを投げる
- 棒などを振り回す
- 追い払おうとする
上記の行動はたぬきにとって大きな刺激となるため、避けましょう。
目を合わせるのも威嚇とみなされる場合があるため、視線を合わせないのも大切です。
絶対に素手で触らない
たとえ近寄ってきたとしても、絶対に素手で触ってはいけません。病原菌によって感染症にかかる危険が高いためです。
どんなに愛らしい姿であっても、直接触れるのは避けましょう。
逃げないたぬきを通報・相談を検討すべきケース
逃げないたぬきを見つけたら、静かに距離を取ってその後も様子を見る対応で問題ないケースがほとんど。ですが、以下のケースでは自治体へ相談するのが安心です。
- 負傷・衰弱している
- 自宅の敷地内に侵入し被害が出ている(糞や農作物被害)
- 人やペットに危害を及ぼす
特に、毛がないたぬきは疥癬症にかかっている可能性が高いです。人にもペットにも感染する危険があるため、専門機関に相談してみましょう。
自治体なら環境課や生活課、都や県なら環境局や自然環境保全センターなどが窓口です。また、専門の害獣駆除業者に相談してみるのもおすすめです。
たぬきが逃げない!人に慣れていても寄せ付けない予防対策

人に慣れていて逃げないたぬきは、農作物を食い荒らしたり排泄物による悪臭を発生させたりと、被害が長く続きがちです。そんな逃げないたぬきの被害を防ぐには、以下の対策を試してみましょう。
- 忌避剤を使う
- 音や光で侵入対策をする
- 隠れ場所をなくす
- エサを与えない
状況に合わせて、複数の対策を併用するのがおすすめです。
忌避剤を使う
市販されている忌避剤なら、手軽に寄せ付け予防ができます。液体タイプや粉末タイプなら、庭や畑に撒くだけで手軽にたぬき対策が可能。固形タイプやシートタイプの場合は、たぬきがよく通る場所に設置すると効果的です。
忌避剤のほか、たぬきが苦手とする木酢液や唐辛子などのニオイを使うのも良いでしょう。
音や光で侵入対策をする
たぬきに強い刺激を与える音や光も、対策に有効なアイテムです。
超音波発生装置やセンサーライトを活用すれば、夜間でも効率的にたぬき対策が可能。ただし、音や光に驚かないたぬきもいるため、定期的に設置場所や音を変えるのがおすすめです。
隠れ場所をなくす
たぬきにとって快適な環境がそろっていると住み着かれてしまうため、できるだけ隠れる場所がなく見晴らしがよい状態にしておくのも大切です。
- 雑草や茂みをなくす
- 庭木は定期的に剪定する
- 不要な木材やプランターなどを片付ける
上記を継続していけば、隠れる場所がなくなりたぬきが居つきにくくなります。
エサを与えない
雑食性のたぬきは、基本的に何でも食べます。それでも、エサが少ない場所にはあまり寄り付かないため、エサを与えないように工夫しましょう。
- 生ゴミはすぐに捨てる
- 庭やベランダで飼育しているペットのエサはすぐに片づける
- 栽培している果樹や野菜はネットなどで守る
上記を徹底し、エサが手に入りにくい環境を整えましょう。
逃げないたぬきを追い払いたいときの対応方法
なかなか逃げないたぬきを追い払いたいなら、専門業者への相談がおすすめです。最後に、専門業者への相談がおすすめな理由をご紹介します。
自分での駆除・捕獲はNG
たぬきは鳥獣保護管理法の対象なので、許可なしに勝手に駆除したり捕獲したりはできません。いくら困っているからと言っても、勝手に駆除や捕獲をすると違法となるため注意しましょう。
また、自分で駆除や捕獲をするとケガをしたり病気になったりするリスクがあるため、専門家にまかせるのが基本です。
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専門業者に相談するのが安全・確実
専門業者なら、たぬきの性格を熟知したスタッフが適切な方法で対処してくれます。ケガや病気のリスクがなく、安全・確実に対処してもらえるのが大きなメリットです。
たぬきの駆除にかかる費用は、15,000~300,000円ほど。被害状況や作業の難易度などによって料金は変動するため、見積もりを取ってみるのがおすすめです。
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逃げないたぬきには近寄らない!被害があるなら専門業者に相談を!
たぬきが逃げないのは、人に慣れているだけではなく、危険を感じて体を硬直させているケースが考えられます。そのため、見かけたときは、静かに距離を取り決して近づかないことが大切です。
不用意に近寄ると、引っかかれたり、感染症にかかったりする危険があるため、接触は避けましょう。
もし、頻繁にたぬきが姿を見せて困っているなら、個人で対応せずに、専門業者に相談して対策を講じるのがオススメです。プロの力を借りて、効率的にたぬき対策を進めましょう。
- 逃げないたぬきは安全なのか知りたい
- 逃げないたぬきを追い払う方法を知りたい
- たぬきに悩まされない環境にしたい!

たぬきは感染症のリスク大!
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逃げないたぬきに関するよくある質問
-
Q. たぬきはなぜ逃げない?
A.たぬきが逃げないのは、人に慣れているか観察しているか、ケガや病気により動けなくなっている可能性が考えられます。
-
Q. 逃げないたぬきは追い払っても大丈夫?
A.逃げないたぬきは、無理に追い払おうとすると引っかいたり噛みつかれたりする危険があります。自治体や専門業者に相談して対処してもらいましょう。
-
Q. たぬきが出没するようになった場合どうしたらいい?
A.たぬきが出没するようになった場合、被害がないなら様子見でも問題ありません。ただし、疥癬症にかかっている可能性があったり農作物などに被害があるなら自治体や専門業者に相談するのがベストです。




























