2024.08.04 2024.08.04
引っ越しの際、大きな家具の一つであるベッドをどうするか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
ベッドを解体すべきかどうか、方法や注意点について知っておくことは、スムーズな引っ越しを実現するために大切です。
本記事では、ベッドの解体が必要になるケースや解体方法、解体・組立て時の注意点について詳しく解説します。記事後半では引っ越し業者にベッドの解体を依頼した場合の費用相場も紹介。引っ越しを予定している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
引っ越し時にベッドの解体が必要になるケース
引っ越しでは、必ずベッドを解体しなくてはいけないわけではありません。以下2つのいずれかにあてはまる場合のみ、引っ越しに伴いベッドの解体が必要です。
- 解体しないと部屋から出せない
- 解体しないとトラックに積み込めない
順番に見ていきましょう。
解体しないと部屋から出せない
ベッドのサイズが大きく、解体しないと部屋から搬出できない場合は解体する必要があります。シングルベッドなど小さなベッドでも、ベッドフレームの大きさによってはドアの枠を通り抜けられず、解体が必要になるでしょう。
自分の使っているベッドがそのまま出せるかどうか確認するには、ベッドフレームやマットレスの長さと、玄関までに通る全てのドアのサイズを計測しておきましょう。
解体しないとトラックに積み込めない
部屋からの搬出できたとしても、トラックにスペースがなく積み込めない場合は、解体する必要があるでしょう。ベッドを解体せずにそのままトラックに乗せようとすると、かなりのスペースを取ってしまいます。
軽トラック〜2トントラック程度のサイズで引っ越しを検討している場合は、ベッドを解体せずに引っ越すのは難しいです。
搬出・運搬作業を引っ越し業者に依頼する場合は、あらかじめベッドのサイズを伝えておくと、解体せずにトラックに積み込めるかどうか確認ができるでしょう。
引っ越し時にベッドを解体する方法2選
引っ越し時にベッドを解体する際は、「引っ越し業者に解体を依頼する」もしくは「自分で解体する」の2つの選択肢があります。それぞれメリットやデメリットを交えながら紹介します。
引っ越し業者に依頼する
引っ越し業者にベッドの解体を依頼するのは、多くのメリットがあります。まず、引っ越し業者は専門知識と経験を持っており、迅速かつ安全に作業してくれます。ベッド自体の破損リスクを減らせるうえ、自分で無理に解体しようとして怪我をする心配もありません。
また、業者にベッドの解体を依頼すれば、自分で解体する手間がなくなるため、引っ越し準備にかける時間も節約できるでしょう。
一方で、デメリットとしては追加の費用が発生する点が挙げられます。解体・組立サービスは通常の引っ越し費用に含まれていないケースが多く、別途オプション料金がかかる可能性が高いでしょう。
自分で解体する
自分でベッドを解体するのも一つの選択肢です。
自分でベッドを解体するメリットとしては、費用を節約できる点が挙げられます。業者に依頼する場合のオプション料金を節約できるため、引っ越し全体のコストを抑えられるでしょう。さらに、解体によってベッドの構造や組立方法を理解できるため、今後のメンテナンスや再組立が容易になります。
一方で、解体作業には時間と労力がかかります。特に大型のベッドや複雑な構造では、作業に大変な労力がかかるうえ、一人での作業は危険でしょう。工具や知識が不足している場合、ベッドを破損させてしまったり、自分が怪我を負うリスクもあります。
解体作業に不安がある場合や、時間と労力を節約したい場合は、引っ越し業者に依頼するのがおすすめです。
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引っ越し時に自分でベッドを解体する5STEP
引っ越し時に自分でベッドを解体する際は、以下5ステップで進めましょう。
- 解体に必要な工具を用意する
- マットレスを外す
- 床板・ベッドボードを外す
- 脚を外す
- ベッドフレームを外す
それぞれのポイントも合わせて解説します。
①解体に必要な工具を用意する
ベッドの解体にあたっては、まずは必要な工具を準備しましょう。解体に必要な工具はベッドによって異なるため、取扱説明書を参照してください。
取扱説明書を紛失してしまった場合は、ドライバー(プラスとマイナスの両方)、六角レンチ、ハンマーなどを用意しておけば安心です。さらに、取り外したネジや部品をまとめておくための、小さな容器や袋も用意しておきましょう。
②マットレスを外す
解体に必要な工具を用意できたら、最初にマットレスを取り外します。マットレスは重くて大きいため、作業スペースを確保したうえで、腰や背中に負担をかけないよう慎重に持ち上げましょう。
安全を考慮し、作業は二人以上で進めてください。
マットレスを運び出す際は、部屋の出口まで物を片付けておき、通路を確保しましょう。また、マットレスは運搬中に傷がつかないよう、ビニールシートや専用カバーで包んでおくとよいでしょう。
③床板・ベッドボードを外す
次に、床板とベッドボードを外します。床板は、ベッドフレームの上に置かれているか、ネジで固定されています。ネジで固定されている場合は、ドライバーを使って床板を取り外しましょう。
その後、ベッドボード(枕元にある板)を取り外します。ベッドボードもネジやボルトで固定されているため、対応する工具を使って丁寧に外してください。
取り外したネジや部品は、混同しないようパーツごとに分類して保管しましょう。また、床板やベッドボードは引っ越し作業の邪魔にならないように、部屋の隅に立てかけておくか、解体したらすぐにトラックに積み込むとよいです。
④脚を外す
次は、ベッドの脚を取り外します。脚は通常、ボルトやネジでベッドフレームに固定されています。ドライバーや六角レンチなど対応する工具を使い、順番に脚を取り外していきましょう。
⑤ベッドフレームを外す
最後に、ベッドフレームを分解します。フレームは複数のパーツから構成されており、ネジやボルトで接合されています。
ここまでの作業と同様に、ドライバーなど対応する工具を使って丁寧に分解していきましょう。解体する際は、各パーツの配置を写真やメモなど記録しておくと、引っ越し後の組立時に役立ちます。
ベッドの解体を引っ越し業者に依頼する場合の費用
ベッドの解体を引っ越し業者に依頼する場合は、無料で引き受けてくれるケースが多いでしょう。ベッドの解体は、ベッドの運搬のうえで必要な工程であるためです。
ただし、荷物が少なめの方が利用できる単身プランなどでは、作業員の人数が少ないために、ベッドの解体および組み立てが2,000〜10,000円程度の有料オプションとなる場合もあるので注意してください。
引っ越し依頼する前に、ベッドの解体が有料になるかどうか確認しておきましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
2024.03.08 2024.09.04
引っ越し時に自分でベッドを解体する場合の注意点
引っ越し時に自分でベッドを解体する場合は、以下5点に注意しましょう。
- 解体前に写真を撮っておく
- すべてのパーツを無理に解体しない
- 部品を一つにまとめておく
- 新居のドア幅や間取りを確認しておく
- 複数人で作業する
それぞれ簡単に紹介します。
解体前に写真を撮っておく
ベッドを解体する前は、組み立て状態の写真を撮っておきましょう。完成時の写真を撮っておけば、再度組み立てる際に、どのパーツがどこに取り付けられていたか確認できます。
特にネジの位置やパーツの方向など、細かな部分を写真に収めておくと、後で迷わずに組み立てられるでしょう。
すべてのパーツを無理に解体しない
ベッドを解体する際に、すべてのパーツを無理に取り外すのは避けましょう。特に、錆びていたり、固く締まっているネジを無理に外すと破損の原因になります。
解体が難しい部分はそのままにして、できるだけ安全に運べるように工夫しましょう。
部品を一つにまとめておく
解体したベッドの部品は、無くさないよう一つにまとめておきましょう。特に小さなネジやボルトなどは紛失しやすいため、解体したらすぐに袋や箱にまとめて入れるようにしてください。
ベッド以外にも引っ越しに伴い解体した家具がある場合は、ベッドの部品であるとわかるように、ラベルなどを貼っておくのがおすすめです。
新居のドア幅や間取りを確認しておく
ベッドを新居に運ぶ際、ドア幅や間取りは問題ないか確認しておきましょう。ベッドフレームやマットレスが通るスペースが十分か、前もって新居の寸法を測っておくと安心です。
複数人で作業する
ベッドの解体や運搬は、大きい上に重量もあるため一人では難しいでしょう。特に、ダブルサイズ以上の大きなベッドを解体する際は、複数人での作業が必須。
複数人で作業にあたれば安全に解体・運搬でき、ベッド本体の破損や怪我を防げるでしょう。
ベッドの解体は引っ越し業者に依頼がベスト!まずはお見積もりを
本記事では、引っ越し時のベッド解体方法や、解体時の注意点などを紹介しました。
ベッドの解体および組み立てを自分でするのは非常に手間がかかるうえ、古いベッドなどは取扱いに気をつけないと破損するリスクもあります。
引っ越し業者にベッドの解体を依頼すれば、通常料金内でベッドの解体・組み立ても請け負ってくれるケースが多いです。引っ越しに伴いベッドの解体が必要である場合は、まずは引っ越し業者に相談してみましょう!
セーフリーでは、ベッドの解体・組み立てに対応する業者を多数掲載しています。気になる業者が見つかったら、お気軽にお問い合わせください。
引っ越しでベッドを解体すべきケースとは?解体方法や注意点も解説のよくある質問
-
Q. ベッドの解体は引っ越し業者に頼める?
A.可能です。無料で引き受けてくれるケースが多いでしょう。
-
Q. 引っ越し業者以外にベッドの解体を頼める業者はいる?
A.便利屋など家具の解体・組み立てサービスを行っている業者への依頼も可能です。
-
Q. IKEAなどの海外メーカーは解体を依頼できないの?
A.引っ越し業者によっては断れる可能性があります。
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