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防犯カメラの設置費用を徹底解説【補助金などの節約ポイントも】

2024.08.05 2024.11.20

本記事では、防犯カメラの設置費用について詳しく解説します。

安全面から防犯カメラの導入を検討している方も少なくないでしょう。しかし、防犯カメラ設置にかかる費用や維持費も、頭を悩ませる点ではないでしょうか。

そこで、防犯カメラの設置費用相場や内訳、費用を抑える方法などをお伝えします。DIYのリスクや安心できる業者の選び方も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

防犯カメラ設置にはどんな費用がかかる?内訳は?【総額の求め方】

防犯カメラ設置工事の内訳

最初に、防犯カメラを設置するにあたって発生する費用の目安をお伝えしましょう。

防犯カメラの設置には、1台設置するとだいたい10万~40万円ほどかかると言われています。屋内用のカメラよりも屋外用のカメラの方が、カメラの本体価格も工事費用も高くなる傾向にあります。

費用の内訳は以下の通りです。

  • 本体購入費用
  • 周辺機器費用
  • 工事費用

本体購入と工事費用は別々に請求されるケースが多いので、例えば自分の付けたい防犯カメラは用意したけど設置だけお願いしたい、というニーズにも答えてくれる業者を探すのもひとつの方法。

次の項で、設置作業を依頼できる業者の特徴をあわせてご紹介します。

防犯カメラ設置費用の総額相場【工事+本体周辺機器】

防犯カメラ設置費用の総額相場

防犯カメラ設置費用の総額相場を、設置を依頼できる業者ごとに表にまとめました。

電気工事業者 カメラ専門店 家電量販店 警備会社
工事費用 1万~5万円程度 8万〜15万円程度(本体価格含む) 要見積もり 20万円程度(本体価格含む)
本体価格 8万〜15万円程度(自分で用意しても可) 8万〜15万円程度(工事費用含む) 2万〜8万円程度 20万円程度(工事費用含む)
メリット 安価に対応してもらえるケースが多い 専門知識がありアフターケアが充実 実物を確認しながらお得に選べる 日常の防犯対策ができる
デメリット カメラを自分で用意するケースが多い 提供サービスが決められていて費用が高め 設置工事は外注のケースが多い セキュリティ込みでのプランとなるケースが多い
おすすめのケース 施工だけ依頼したい アフターケアや専門的なアドバイスを受けたい 実物を見ながら選びたい カメラ以外にも総合的な防犯対策をしたい

上記に記載した、防犯カメラの設置工事をしてくれる業者を、それぞれ解説していきます。

電気工事事業者

電気工事事業者は、電気系の製品に詳しいため、安全で確実な工事が可能です。防犯カメラの設置の実績が多い店舗を選べば、使用方法などのアドバイスもしてくれるでしょう。

防犯カメラは自分で用意するから、施工だけ依頼したい方におすすめ。工事相場も一番安価に収まります。

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防犯カメラ専門店

防犯カメラ専門店は、カメラの取り扱いと設置に特化した業者なので、最新技術や機種の知識が豊富です。それぞれのニーズに合わせた対応が可能で、設置から設定、メンテナンスまで一貫してサポートしてくれます。

電気工事業者より高めの価格相場になりますが、専門的なアドバイスが必要な場合にはお任せしやすいでしょう。

家電量販店

家電量販店では、種類や価格帯が幅広い防犯カメラを比較検討しやすい利点があります。

ただし、設置サービスは外部委託のケースが多く、割高になる可能性もあります。ある程度カメラに知識があるなら、家電量販店で安く購入し、電気工事業者に直接設置を依頼するのがお得と言えます。

警備会社

ホームセキュリティ系の警備会社も、防犯カメラを扱っています。

ただし、基本的に防犯カメラだけの設置工事を請け負うのではなく、ホームセキュリティ契約の中に、防犯カメラの購入・設置などが含まれる場合がほとんどです。

防犯カメラだけでなく、家全体の防犯対策や日々のフォローまでトータルでお願いしたい人向けと言えます。

防犯カメラ設置時に必要な機材一覧【本体+周辺機器の費用相場】

防犯カメラ設置時に必要な機材の相場も見ていきましょう。

必要機材 費用相場
カメラ本体 5千円〜5万円
レコーダー(録画機) 1万円〜5万円
モニター 1万円〜4万円
マイク 2千円~1万円

以下、それぞれ詳しく見ていきましょう。

カメラ本体

防犯カメラ本体の相場は、機能や性能に応じて幅広く推移しますが、基本的な屋内用のカメラは約5千円から1万円で購入可能です。

屋外であれば、高解像度や夜間撮影、防水機能を備えていると良いでしょう。1台あたり2万円から5万円程度が一般的。配線不要なワイヤレスカメラも人気です。

レコーダー(録画機)

レコーダーは、防犯カメラの映像を保存するための機材です。一般的な相場は、1万円から5万円程度です。

ハードディスク容量や同時録画可能なカメラの数、ネットワーク接続機能などにより価格が異なります。長時間の録画が必要な場合は、容量の大きいものを選ぶと良いでしょう。

モニター

防犯カメラの映像をリアルタイムで確認するために、モニターも必要です。

相場は、1万円から4万円程度。サイズや解像度によって価格が変わるので、設置場所や映像に求める画質に応じて、適切なサイズと解像度のモニターを選んでください。

マイク

防犯カメラに音声も記録したい場合は、マイクが必要です。防犯用マイクの相場は、5千円から1万円程度です。カメラ本体に内蔵されている場合もありますが、音声を重視するなら、外付けの方が高音質な可能性が高いでしょう。

音声記録が必要な場合は、別途購入するレコーダーが音声対応かどうか、事前に確認してください。

防犯カメラの設置費用を抑える方法

防犯カメラの設置費用を抑える方法

すべての機材を揃えるとなかなか出費がかさむ防犯カメラですが、費用を安く抑えるコツをお伝えしましょう。

  • 自治体の補助金を活用する
  • 本体を自分で用意して電気工事事業者に依頼する
  • 複数の業者から見積もりを取る

それぞれ、参考にしてください。

自治体の補助金を活用する

防犯カメラの設置費用は、自治体の補助金対象になる場合があります

お住まいの自治体ウェブサイトや市役所の窓口で、補助金の情報を確認してみてください。条件をクリアしていれば、設置費用の一部を補助してもらえる場合があります。

補助金があるなら、防犯対策してみようという方も多いのではないでしょうか。

本体を自分で用意して電気工事事業者に依頼する

防犯カメラの購入から設置まですべて依頼すると、スムーズな反面、費用が高くなりがち。防犯カメラの設置費用を安く抑えるためには、カメラ一式は自分で購入し、設置のみを電気工事事業者に依頼する方法がおすすめです。

設置場所や画質のクオリティ、録画容量など、設置したい場所のニーズにあわせて自分で選べば、家電量販店やオンラインショップなどの割引やセールを利用して、お得に入手できるはず。

電気工事を伴う設置作業は電気工事士に依頼することになりますが、自分で本体を用意できると、トータルコストを抑えられます。

複数の業者から見積もりを取る

防犯カメラの設置費用を抑えるために重要なポイントとして、複数の業者から見積もりを取る点ははずせません。

業者ごとにサービス内容や価格が異なるため、複数の見積もりを比較することで、適正価格を把握し、不必要な出費を避けられます。

防犯カメラ設置費用をDIYで抑えるリスクとは?【4つのデメリット】

防犯カメラ設置費用をDIYで抑えるリスク

防犯カメラをDIYで設置すれば、費用を節約できると考える方も少なくないでしょう。しかし、DIYにはリスクも伴います。デメリットを4つ、ご紹介します。

  • 見た目が悪くなる
  • 壁に余計な傷がつく
  • 不具合の原因が分からない
  • 漏電などの事故に繋がる可能性がある

それぞれ、チェックしていきましょう。

見た目が悪くなる

配線に不慣れな場合は、ケーブルがむき出しになったり、まっすぐに這わせられなかったりと、キレイに仕上がらない可能性も多々あります

プロの業者は配線を隠す方法や技術を持っているため、DIYと比較して仕上がりが美しい点がメリットです。見た目にもこだわりたい方は、場数を踏んでいる専門業者に依頼するのが得策です。

壁に余計な傷がつく

DIYで防犯カメラを設置する際、使い慣れない工具で、壁に余計な傷をつけるリスクも起こりえます。実は開ける必要のなかった穴を開けてしまった、などの取り返しのつかないダメージが生じてしまうケースも少なくありません。

その点、プロの業者は、それぞれの防犯カメラや家の構造に適した配置を施工してくれるでしょう。

不具合の原因が分からない

DIYで防犯カメラを設置した場合、不具合が発生した際の原因追求が難しい点もデメリットのひとつです。

カメラの映像が映らない、接続が不安定になる、などのトラブルが発生した際、電気配線やネットワークの知識が不足していると、どこに問題があるのか判断できないでしょう。実は配線ではなく、購入した防犯カメラの不良だった、などのケースに気付けない場合もあるのです。

専門業者に依頼すれば、もしなにかしらの不具合が発生しても、迅速に原因を特定し、トラブルを未然に防いでくれるはずです。

漏電などの事故に繋がる可能性がある

一番怖いリスクは、配線のミスや不適切な接続から生じる漏電などの事故。漏電は火災の原因に直結するため、非常に危険です。

特に屋外に設置する場合、配線が雨や湿気にさらされやすいので、電気的なトラブルが起こりやすくなります。安全基準をしっかり守るためにも、専門業者に依頼することをおすすめします。

防犯カメラの設置を依頼する専門業者の選び方

防犯カメラの設置を依頼する専門業者の選び方

最後に、防犯カメラの設置を依頼する業者の選び方をお伝えします。

  • 自分で購入したカメラも対応してくれるか
  • 設置実績が豊富か
  • 口コミ評価の内容を確認

安心できる電気工事業者を知っておくと、今後もいろいろ依頼できるでしょう。

自分で購入したカメラも対応してくれるか

市販で売っている防犯カメラで希望の機能がすべて網羅されているなら、自分自身で購入したほうが安価に収まる場合があります。

自分で購入した防犯カメラの設置も依頼できるかどうか、事前に確認しましょう。多くの電気工事業者は対応してくれるはず。無理に指定の防犯カメラを売りつけようとされる場合は、他業者も検討したほうが無難です。

料金やサービス内容がわかりやすいか

依頼する側にわかりやすいように、料金や作業内容の説明を細かく明記している業者は安心できます

見積もり時も、防犯カメラ設置の基本料金だけでなく、追加料金の有無やアフターフォローの詳細などまで丁寧に説明してくれる業者だとより安心です。見積もりをとってはじめてわかる情報も多いので、頼れる業者を見つけられるよう、まずは見積もりを取ってみましょう。

口コミ評価の内容を確認

口コミ評価もわかりやすい判断指標。評価の高さだけでなく内容もチェックすると、自分が求めているサービスが提供されているか否かのイメージがつきやすいはず。

どんな作業員が来るのか、問い合わせから施工完了までの流れはスムーズか、など、利用者だからこそ知っているリアルな声が確認できるでしょう。

防犯カメラの設置費用は業者選びで安くできる!

防犯カメラを設置する時の費用や節約ポイントなどをご紹介しました。

防犯カメラは、自治体の補助金や複数業者の比較検討によって、設置費用の節約がかないます。実績のある電気工事業者に、見積もりを依頼してみましょう。

多くの電気工事業者の概要や口コミを掲載しているセーフリー

では、希望条件で絞り込んで納得の業者が見つかります。防犯カメラ設置を相談してみたい業者が見つかったら、まずは問い合わせてみましょう!

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防犯カメラの設置費用を徹底解説【補助金などの節約ポイントも】のよくある質問

  • Q. 防犯カメラは1台いくらくらいしますか?

    A.

    防犯カメラの相場は、機能や品質によって大きく異なります。基本的な屋内用のカメラは約5千円から1万円程度、高解像度や夜間撮影機能、防水機能を備えた屋外用のカメラは、1台あたり2万円から5万円程度が一般的です。

  • Q. 防犯カメラをリースするか購入するか迷います。

    A.

    防犯カメラをリースする場合、初期費用が低く、最新機種へアップグレードも可能。一方、購入する場合は長期的にコストが安く、所有権が得られます。
    用途や予算に応じて選択しましょう。

  • Q. 防犯カメラ設置の補助金はどこに確認すればいいですか?

    A.

    防犯カメラ設置の補助金については、お住まいの地域の以下場所で確認してください。
    ・地方自治体のウェブサイト
    ・警察署や地域の防犯協会
    ・市役所の窓口

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